レポート:フィールドモニター 二上あや
毎年参加している、ディギングアマダイ大会に参加して来ました。

参加者は3隻の船に分乗して、アマダイの全長を競います。私は2号船。ディギングでのアマダイの釣り方をレクチャーして頂き、出船です。

最初のポイントは、浅く60m。仕掛けを落とすと、針がかりしない小さいアタリ。回収して確認すると針が切られてしまってます。フグが多く苦戦…。
少し深いポイントへ移動すると、周りでカイワリやトラギスなどゲストがポチポチとゲストが入ってきました。私もアタリがあり、グングン良く引くファーストフィッシュは、ソコイトヨリでした。

その後もポイントを何度か移動しますが、魚の活性はかなり低く、かなり控えめ…

どうにか魚に振り向いてもらう為、特餌として持ち込んでた牡蠣エサを下針に。
生憎の雨風と波しぶきに負けずに、アルファソニックLG73 190MHの竿のしなやかささを使い、ディギングのフィンがしっかり海底をささるように砂煙を起こす事に集中。
海底を掘れたら、素早く30センチ巻取ってから、じわじわじわと誘いあげると、チョンチョンと竿先にアタリが!!!
しっかり合わせて巻き始めると、グングンと良い引き!!これはあるかもと、ドキドキしながら巻いてると中層でまた良く引いたので、本命と確信。無事に牡蠣エサでアマダイを釣る事が出来ました。

大会の結果は、3号船で50センチの大アマダイを釣った方が優勝されました。
私は32センチと賞に絡む事も出来ず、残念。また来年チャレンジして頑張りたいと思います。
レポート:フィールドモニター 二上あや
幻の高級魚と言われる『シロアマダイ』を釣って&食べてみたくて、初挑戦してきました。シロアマダイを専門に狙う船が焼津にあるとの事で、興栄丸さんにお邪魔しました。
5時半集合6時過ぎに出船。

興栄丸さんでは、テンヤ•タイラバと天秤吹き流しが同船する事が出来、途中で釣り方を変えてもOKとの事。私は天秤吹き流し用に、アルファソニックPG73-210MHを用意しました。
凪の快晴に加え、富士山も綺麗に見えるナイスビューに癒されます。
日により深場も狙う様ですが、当日の流しの水深は浅く30メーター前後。アカアマダイの様に大きな誘いは不要で『自分の棚を決めて、棚に合わせて食い付くのを静かに待つ。』が、基本の釣り方だと船長に伺いました。
船で用意していただいているエサはオキアミ。私はその他に特餌としてアオイソメ、牡蠣、サバたんを持参しました。
今回用意した仕掛けは4.5m。潮は殆ど流れていないので、下から4mでまずはやってみます。アタリが無ければ、どんどん下を探ると良いそうなので、下から2mで待つと穂先に僅かなアタリが!!じわりと合わせを入れ、無事シロアマダイを取り込めました。

ポニョと呼ばれる可愛いサイズでしたが、念願のシロアマダイに感激です!!

徐々に活性が上がり、トモでは、特大イトヨリが釣れ、お隣は立派なシロアマダイ、タイラバで挑戦しているミヨシのお友達も本命が釣れました。


朝は棚が高めでも時折アタリがあったのですが、アタリが遠のいた為、後半は棚を下げて底から50㎝から1m。仕掛けが底を引きずっているイメージで待っていると、アルファソニックPG73-210MHの繊細な穂先が小さなアタリを捉え、無事シロアマダイを追加出来ました。数少ないチャンスがとても大切なので、竿からの情報が頼りになります。

当日は、テンヤではアタリが無く、天秤仕掛けが有利でしたが、テンヤが優勢の日もある様です。 お好きな釣り方で、超高級魚を狙える釣りも面白いと思います。是非チャレンジしていただけると嬉しいです
【釣行データー】
ロッド:アルファソニックPG73-210MH
釣行日:2023年11月23日
釣り船:興栄丸(静岡県焼津港)
レポート:フィールドモニター 二上あや
美味しそうな魚のリレー釣りに惹かれて、千葉県外房・鴨川太海の聡丸(さとしまる)さんへ行ってきました。
集合は、とても早く午前2時15分。お客さんが揃い次第出船。最初のフラッシャー釣りのポイントまでは30分程度で到着し、午前3時には竿を出してました。

ここではフラッシャー仕掛けで本命クロムツを狙いますが、7本針の長い仕掛け。私は船のヘリヘ巻かれたウレタンに一針ずつ、刺して準備オッケーです。
船長の合図で投入。聡丸スタイルは、マグネットを使わずに、オモリから一針ずつ糸を張りながら落とします。
水深130メートルくらいで着底。糸ふけを取り大きく誘い上げていきます。ショートアームはネーミングの通り短いので取り回しがとても良く、お気に入りです。
100メーターくらいまで反応出ているから、幅広く誘ってと、船長アナウンス。デッドスローで巻き上げてみると、110メートルで竿がガクガク言ってます。追い食いを狙いながら100メートル付近まできたら、中速にして巻き上げると、嬉しいゲストフィッシュの多点掛けでした!

しかしその後は投入してもサバで、ウルメが混じった程度で、クロムツはお留守でした。日が上りフラッシャー終了にて、根魚に移動します。

根魚ポイントでは、胴付きタックルか、テンヤタックルどちらでもオッケーとの事ですが、私はテンヤて狙う事にしました。エサは、先程フラッシャーで釣れたサバの切り身か、持ち込みのエビエサになります。
海人テンヤマダイで、根の周りを探り続けると、違和感があり合わせますが、あれ??根がかり…
根を外すと、魚の引きを感じます。魚が掛かって根に潜ってました。顔をフリフリしている感じの引き方が、カサゴではないな!と確信。本命のアカハタでした!!


足元の根周りはどのようになっているのか、遠投し広範囲に魚の居そうな根を探したり。
海人テンヤマダイはとても扱いやすいのでロックフィッシュにも愛用しています。
丁寧に根周りを探って良型アカハタも追加して、終了。

港に戻ったのは朝の8時半。こんなに早く戻るといつもとは違う感覚。
楽しくて美味しいこのリレー釣りに、来年もまた挑戦したいと思います。

【釣行データー】
フラッシャー ロッド:ショートアームGS 82-165H(電動リール3000番)
テンヤ ロッド:海人テンヤマダイ230MH(スピニングリール3000番)
釣り船:聡丸 千葉県鴨川市太海(ふとみ)港
レポート:フィールドモニター 川嶋正嗣
遠征釣りというと、ゴツいロッドとリールで大物をコアに狙う、敷居がものすごく高い釣りのイメージはないですか?
今回ご紹介したいのは、「旅行+釣り」プランです。滞在日数の中で1日だけ釣りをさせて頂き、残りの日程を家族サービスとします。そうすると、美味しい魚も食べれるし、一挙両得だと勝手に思っています^ ^
いよいよ出発‼︎ 今回の行き先は石垣島です、、、と言っても私の旅行は常に石垣島ばかりなんです(^^;;
30代、独身の頃から通っています。

2日目以降は船宿に泊まるのでゆったり出来ます。
いつもお世話になっている船宿&民宿は「たましろマリンサービス」「ムイのヤド」さんです。

今回4泊5日の予定の中、釣りは3日目に決めました。初日、2日目、島内観光。4日目にお土産探し、5日目は早目に帰り、羽田空港でブラブラするというのが今回の大雑把なプラン。今回の自分のような旅行&釣りに興味がある方はお店でお声掛け下さい。
注)川嶋さんは神奈川県相模原市の釣具店「フィッシング相模屋」の店員さんです。
本題の釣りですが、今回の狙いは【沖縄No.1高級魚】「アカジン」です。こちらでいう「スジアラ」。グルクンなどを釣って、それを活き餌で使って狙います。ムスコと妻に餌を釣らせて、自分が本命狙いに集中する作戦です。
しかし、そうは上手くいきません。予想以上にムスコと妻は釣りが出来ません。根掛かり対策やコマセワーク、魚の取り込み、魚を針から外すなどの作業を全てフォローする事に(TT) それでも我慢です。家族の為、また来年も来る為に、黒子に徹します。

ムスコに「グルクン」が釣れました。

妻は「ヒラーグルクン」(ウメイロモドキ)が釣れました。
その後もムスコや妻はグルクンがポツポツ釣れ続きました。
しばらくしてムスコが眠くなり、寝た隙にグルクンを針に掛けて、私の釣りが始まりました。
今回用意したタックルはロッドは活き餌用に「シブキR231」を選択。 ムスコと妻に用意したのは、同じシブキのF190と191です。グルクン狙いのロッドは、慣れないムスコと妻にはもう少し、硬いロッドが良かったかな?と思います。
話を戻します。棚トリ後、すぐにグルクンが暴れたと思った瞬間に竿が一気に絞り込まれ、ドラグが滑りだします。根に潜られないよう、強引にリールのハンドルを巻きます。

アカジンと思ったのですが、、、「オオマチ」(アオチビキ)でした。
その後は餌が抜かれたり、ハリス切れなどがあったりしましたが、本命のアカジンはとうとう来なかったです・・・。そして妻やムスコのグルクンのアタリも遠のいていきました。後半は船長の判断により、アカジン、グルクン狙いを諦め、五目釣りに変更です。仕掛けは胴付き3本針、魚の切り身餌で、シルイユー(シロダイ、メイチダイの仲間)やタマン、ムルー(フエフキダイの仲間)、中小型のミーバイ(ハタ)、切り身でもアカジンは食ってきます。

ムスコが眠いのから復活し、ナガジューミーバイとムルーの一荷。五目はとにかくアタリも多く、初心者も楽しめます。ただ、根掛かりが多いので気をつけて下さい。ここの船宿さんは、環境面に配慮して鉄オモリを使っています。
さて、そんなこんなで、民宿での家族の食事のおかずが確保でき、夕方に帰港しました。
釣った魚を1日寝かせて、お寿司が好きと息子からリクエスト。
オオマチやヒラーグルクンのお寿司にナガジューミーバイの唐揚げ^ ^

船宿に泊まると釣った魚が食べれるのも魅力です。 私はロッドやリール、バッテリーは持っていきますが、レンタルも勿論あります。また釣りのプランも「パヤオでのキハダ釣り」や初心者向けの短時間の「体験フィッシング」プランなどあります。HPもありますので、見てみてください。