フィールドスタッフの椎名さんから相模湾コマセキハダレポートをいただきました!
ひとつの船で1尾釣れれば良いというこのシーズン終盤に、なんと2尾!
素晴らしいです!

(以下、椎名さんレポートです)
11月28日、小田原早川港の坂口丸さんからの出陣です。

相模湾最大クラスの坂口丸の「ジャンボ」なので、超ゆったりです。
今シーズンこれまでの私のキハダ釣果は9回目までの釣行で5ヒット・5キャッチとまずまずの打率。
しかし、10月も半ばを過ぎると釣況は厳しくなるばかりで10回目以降からの釣行では4回連続アタリすら無しの惨敗。
11月28日、14回目のキハダ釣行は小田原早川港の坂口丸さんから。
残る日数からして私にとってはこれが今シーズンのファイナル釣行となるであろう。
ピーク時には70隻以上ものキハダ船で賑わった瀬の海海域も今日浮かんでいるのは僅か6隻のみ。
一本のラインに望みを託し、5分インターバルで黙々とコマセを打ち替え続けていると11時前になんと私のバウトに待望のアタリ到来!
いつもならサメ対策として走らせるだけ走らせ、弱ってきたところで一気に巻き上げにかかるのですが、今のところサメの反応がないということなので、ファーストランが止まったところからスタンディングバウト183Sで強引に締め上げていきます。
あまりにも簡単に上がってくるので周囲からは『キハダではないのでは!?』との声も上がりましたが、5分かからずして海面下に見えてきたのは正真正銘のキハダ。

31キロサイズを無事キャッチ。
限りなく0パーセントに近い確率の釣況の中でのこの1本はまさに奇跡。ところが奇跡はまだ続きました。13時少し前に本日2発目のアタリ。先ほどのサイズのものより格段のパワーで一気に240メートルまで引き出されました。

70メートルにサメの反応があるよ、とのことでここではリングを投入。
バウトで締め上げ、頭を上に向けさせるとリングがはまり、キハダのパワーが徐々に落ちてきました。
ここからは電動ウインチで強気の一気に巻きです。
最後は船長はじめ同乗者皆さんのご協力のおかげで46.5キロサイズをキャッチ。

超絶厳しいこの時期に2本キャッチで締めくくれるなんて、まさにミラクル。
これで今シーズンの私の釣果は14回の釣行で7ヒット、7キャッチ(うち1本はサメに少し齧られちゃいましたが)。
MPG100%超厚巻ブランクのスタンディングバウト183Sはスタンディング、ウインチどちらにも対応できる1本。
今シーズンのキハダ釣行ではフルにバウト183Sを使用しましたが、海況やサメ等の状況でスタンディング・ウインチと臨機応変にバトルフォームを変え、1本もバラすことなく7ヒットのすべてをキャッチすることができました。

非力で大物釣りを得意としていない私ですが、ここまで釣果を伸ばせたのは良いロッドとの出会いといっても過言ではありません。

バウトよ、来シーズンも頼むよ!
【タックルデータ】
ロッド:MPGヘッドクォーター・スタンディングバウト 183S
リール:6000番電動リール
道糸:PE10号
天秤:遊動式
ビシ:130号
ハリス:フロロカーボン26号 12m
ハリ:16号
船宿:神奈川県 小田原早川港 坂口丸
先日掲載した、つり情報記事レポートに続いてフィールドスタッフ・椎名さんから再び相模湾キハダのレポートをいただきました。
以前と比べると釣行回数が減ってしまったという椎名さんですが、シーズン終盤戦でのキハダキャッチはさすがです!
ロッドはもちろんMPG ヘッドクォーター・スタンディングバウト183S。
(以下、椎名さんレポートです)
10月15日発売の隔週刊つり情報(11/1号)で掲載されました通り、9月27日の釣行では念願の50キロオーバーをキャッチすることができました。
しかし、その後の10月10日の釣行ではアタリも出せず…ホント、今シーズンのキハダは難しいです。
さて今シーズン8戦目となるキハダ釣行は10月12日。
釣り場は瀬の海。タナ50メートルでスタート。
潮は右舷から左舷に向かって流れており『この潮だと右舷は厳しいかもね』と中乗りさん。
その言葉通りアタリは左舷ミヨシにアタリが集中。前半のうちに3回ヒットがあり、26キロサイズが1本取り込まれました、
当日の私の釣り座は右舷胴の間ど真ん中。道糸も船下に入り込み、左舷の方と度々オマツリする完全に分が悪いポジション。だからといって手を止めてしまってはヒットの確率はさらに下がってしまいます。
中盤以降は船中沈黙の時間だけが刻々と過ぎていきますが、めげずに5分インターバルでコマセを打ち替え続けます。
そして残り時間も1時間を切ろうした12時20分、船中久々のヒットはなんと私のバウトに!

MPGパワーで浮かすことも簡単ですが、魚探にはサメの反応が複数出ている状況。
ここは急がず、時間をかけてキハダを十分弱らせてから一気に巻き上げる戦法で。
最後は中乗りさんがハリスをだぐり、1本目のギャフを船長が打ち、2本目のギャフを私が打ち込み、船内へ。

無事取り込んだのはキハダはジャスト30キロ。無傷の完全体でキャッチできました。
絶対不利な条件下で食わせただけに、正直まさか!?といった感じで、前回の50キロサイズを釣り上げた時より嬉しい1本です。

これで今シーズンのキハダは8戦で4本の釣果。
勝率5割。これもスタンディングバウト183Sのご加護です(笑)
タックルデータ
ロッド:アルファタックル MPG ヘッドクォーター・スタンディングバウト183S
リール:6000番電動リール
道糸:PE10号 500m
遊動テンビン+プラビシ130号Lサイズ
ハリス:フロロカーボン26号 10m
ハリ:16号
アルファタックル・フィールドスタッフの椎名義徳さん。シーズンになると相模湾のキハダマグロに通い込む。今季、このブログにも何回かレポートをいただきました。

そしてとうとう・・・52.8kgをキャッチ。例年に比べて大型サイズの釣果が非常に少なかった今季、50kgオーバーはまさに値千金!

使用したロッドは、MPG ヘッドクォーター・スタンディングバウト183S。
名前の通り、スタンディングファイトのロッドだが、ウインチファイトにも対応できる。

スタンディングバウト183Sは、ドラグMAX20kg、ハリス30~60号というスペック。ドラグMAX15kg、ハリス20~50号のスペックの182Sというモデルもある。

せっかくなので、椎名さんからいただいた今回のファイトシーン画像を集めてみました。
50kgオーバーの強烈な引きでも、バット部分はしっかり残っていることが分かりますね。また、魚にプレッシャーをかけるロッド角度をできる限り保っていることも分かる。長年大物と対峙してきた椎名さんの経験によって、MPGブランクのパフォーマンスが存分に発揮されているファイトシーンだと言えますね。

今回の模様は、現在発売中のつり情報(11/1号)に掲載され、しかも表紙は椎名さんのこのモンスター。巻頭カラーだけでなく、38ページにも詳しい記事が掲載されています。キハダ釣りの天敵・サメへの対策も記事の中で書かれています。
サメにやられないよう、要所では電動ウインチで巻き上げる必要もあり、そのために椎名さんはスタンディングだけでなくウインチもできるスタンディングバウト183Sをチョイスしているのです。今回掲載の記事では、文章だけでなく写真も椎名さん。取材釣行でこれを仕留めたのも凄いですね!ぜひ本誌記事をご覧ください。
(今回のタックルデーター詳細も本誌記事でご確認ください)

それにしてもデカイ!相模湾のキハダはいよいよ終盤戦。しかし、サイズは大型が多くなってきています。皆さんもラストチャレンジしてみてください!
ロッド:MPG ヘッドクォーター・スタンディングバウト183S
釣り船:神奈川県茅ヶ崎港 ちがさき丸