レポート:フィールドスタッフ 岡崎 敬久
今年は例年以上に時化が多いですが、2週連続で釣りに行くことが出来ました。今回は茨城県鹿嶋市の鹿島港から義心丸さんでお世話になりました。
最近の状況は連日、漁船の網には大型の鯛が大漁で、魚は居るものの釣りの餌やジグにはかなり反応が渋く難しい釣りとのことでした。
もともと鯛は食べムラが多く、1日の中でも口を使う明暗差がとても大きいですが、更にそれが砂地の浅場ポイントともなると外道もアタリも少なくなり、魚の警戒心はより高いものかもしれません。
風は微風、若干のウネリ程度で凪でした。4月ともなると時には陸ではトレーナーを着ると汗ばむような陽気もありますが、海の上は風が吹くと極寒の寒さなのでまだまだ防寒対策は必要です。ポイントまでは航程約20分程度、水深が22~26mで砂地でした。そのため、根などの障害物が無いのでアタリは少なく、魚は真鯛、ハナダイ、ホウボウ、カナガシラ、フグ類、サメとかなり絞られます。
午前中は巻物にしか真鯛は反応しなかったとのことで、ヤミージグ TG タイゲームチューンド60g(#02 CH RED GOLD WITH GLOW)で開始です。キャストを繰り返しますが、アタリは稀にあるショートバイト程度で掛かりません。そのうち同行していた人がテンヤで800gくらいの真鯛を釣りあげました。午前中にはエビに全く反応しなかったとの事でしたが、潮が少し変わったのでしょうか。続いても真鯛が上がりましたが、こちらもテンヤで釣れたようです。それでも我慢してキャストを続けますが、アタリは貰えず…テンヤに切り替えました。
船は横流しで払い出し側になりました。風で船は流れますが、8号のテンヤでも十分底取りができます。テンヤを2m前後浮かせて誘いを掛けますが、まったくアタリが出ません。そこで誘い幅を狭くややスローにしてなるべく底から離れないようにテンヤを転がす感じでエビを見せるようにします。その状態をキープすると魚が見つけてくれて、やっとアタリました!が、ラインが50m近く出ていて合わせが利かず掛かりませんでした。すぐにテンヤを元の位置に戻すと、少し良いアタリが出ました!今度は掛かりました!首をやや小さめに小気味よく振ってまずまずのサイズです。本日1枚目の1㎏弱の真鯛でした。魚が白っぽくあまり元気が無いのか食い気が無く、アタリの間隔は空きますが、再現するとまた鯛らしいコツっとした硬いアタリで1.2㎏の真鯛でした。サイズは悪くないですが、狙っている大型ではありません。船内を見回すと、時どき誰かが釣っていますが、サメとホウボウ、希にハナダイという感じで厳しい状況が続きます。
後半で日が傾いてきたところで、ミヨシの人が掛けました。と同時に一気に走ってロッドを叩きます。振り幅と勢いからして大型の真鯛です!が、次に叩かれた時にロッドが跳ね上がり…痛恨のバラシ。どうやら大型の真鯛が少しやる気になってきた様です。大型真鯛は通常番い、もしくは小集団で行動することが多いのでまだ近くに居ればチャンスです。するとまたミヨシで2㎏後半の良い真鯛が上がりました。どうやらチャンスタイムが巡ってきた様です。
次の流しはテンヤが戻ってくる、くいこみ側になりました。なるべくテンションが抜けないように且つ引っ張り過ぎてテンヤが浮かないようにゆっくりと誘ってくると、船下近くになって小気味良い鯛らしいアタリが出ました。合わせを入れるとぐっと重みが乗り、間髪入れずにドラグを鳴らして走りました!サメではないようです(笑)浅いこともあって力強く、思うように主導権が取れませんが、船下に入り気味なので無理にやり取りをすると簡単に切られてしまいます。ロッドをなるべく船の外側から下に寝かせて船底に触れないように魚との角度を90度に保ちながら慎重にやり取りをし魚を少しでも船下から外側に出します。最後まで元気に泳いで抵抗してましたが、無事に浮上させて船長のタモに入りました!67㎝、3.64㎏のとても分厚い真鯛でしたw 魚体後半がややスリムで長さの割に重量はありませんでしたが、その分力強く泳いで真鯛の引きを堪能させてくれました。

その後も船中では大物チャンスが4回ほどありましたが、フックオフやラインブレイクで魚はあがりませんでした。数少ない希少なチャンスなのでタックルシステムは万全にして挑みましょう。すかさず次の鯛を狙いますが、ここでスプールでトラブルがあり、ラインを30m捨ててノットを組み直す羽目に…チャンスタイムを逸しました(笑)最初からだと30分前後ありましたが、その後はサメしかかからず、納竿間際に反対の右舷で大鯛が上がりましたが、そのまま終了となりました。

大鯛狙いは、かなり厳しく難しい釣りで、アタリすら貰えない事もありますが、それでも大鯛を取れれば苦労も報わると思います。数は期待できませんが、大物には夢がありますので、是非挑戦されてみては如何でしょうか。状況により巻物、テンヤどっちが良いか分かりませんので、両方のタックルを準備することをおススメいたします。巻物は最近ではジグよりもタイラバの方が反応が良いようです。
・ROD
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