レポート:フィールドスタッフ 椎名義徳
12月30日、茅ヶ崎港 ちがさき丸よりコマセキハダ狙いで釣行してきました。
水温の低下とともにキハダもほとんど旅立ってしまい、11月一杯でほとんどのコマセキハダ船が撤収。12月も半ばを過ぎると連日アタリすらないといった厳しい釣況が続き、唯一出船を続けたちがさき丸もこれが最終日。
99%はアタリすらないだろうと予想される中、それでもマグロ狂が16人も集まり、最後の一発を夢見て6時30分に出船。
時折ソナーにはチラチラとマグロの反応が映るようですが、コマセには興味がないのか、スルーされるばかり。
それでも黙々とコマセを撒き続けていると、昼近くになってトモ側でヒット!の雄叫び。サメもいないので大事にやりとりし、キャッチ成功! 奇跡の1本は42キロでした。おめでとうございます!
年内最終日ということもあり、早めの13時に揚がるよと告げられていましたが、沖揚がり間際にチラッとソナーに反応が出たということでもう少しやってみよう!となり…。
そして13時10分、またもや奇跡!なんと私のスタンディングバウト183Sが突き刺さりました!!

手応え的にアベレージサイズと判断。このくらいのサイズならとファーストラン後は遊ばせることなく強気でグイグイと巻き上げていきます。
『えっ?もう上がっちゃったの!?』とのギャラリー達の声。
僅か5分ほどで勝負がつきました。このサイズであればもはやスタンディングバウト183Sの敵ではありません。

釣れ上がった魚をよく見ると、これがまたなんとビンチョウマグロ(27キロ)でした。

キハダではありませんでしたが本当に最後の最後にやりました!

今シーズンは82.6キロのモンスターキハダも釣り上げましたが、最後の奇跡の1本にテンションはその時以上。

まるで年末ジャンボ宝くじを当てた気分です。
愛竿スタンデングバウト183S、来シーズンも頼みますよ!
【タックルデータ】
ロッド:MPGヘッドクォーター スタンディングバウト183S
リール 6000番電動リール
道糸 PE10号500m
遊動式テンビン+Lサイズプラビシ130号
ハリス フロロカーボン26号 18m
ハリ キハダ用16号
船宿:神奈川県茅ヶ崎港 ちがさき丸