レポート:フィールドモニター 川嶋正嗣
個人的に赤い魚が好きなもので、ちょっと良い情報が入るとムラムラ?してしまう?わたくしです。今回伺ったのは、静岡県・網代港の「ゆたか丸」さんです。
梅雨入りしたはずですが、天気は良好ベタ凪。
釣況は最近はオナガはポチポチ、そろそろカツオの準備もしてとの事でしたので「スタンディングバウト1652」を予備とし、本命には、私のお気に入りの万能ロッド?「ディープオデッセイ アカムツ220」を選択しました。
注)オナガは標準和名ハマダイです。

朝一からサバが元気が良く、サバ対策の大きく切ったサバやイカタンもサバに食われます。このサバは邪険にしないで下さい。餌になります。ただ大きく切った分、サバが沢山釣れる事はなかったので、一定の効果はあったのか? 船長も察して、ポイント移動をまめにしてくれていました。

途中、カツオの反応が出たようなので、カツオ釣りに。20m付近に巨大反応らしいのですが、コマセに反応せず。そんな中でも、何とか良型カツオを釣り上げ、お土産確保。同行の釣り仲間何名かにもカツオが取れました。

カツオ釣りも中々厳しそうなので、オナガ狙いに再度チャレンジ。サバが居なくなり、ここでオナガのアタリが出てきます。私も小さいながら、3連発。すいません。写真は撮りませんでした。当日はあまり大きなオナガは上がらず、仲間がキロオーバーを上げたに留まりました。

そしてアタリが遠のき、再度カツオチャレンジとなります。時間的にここのポイントで最後のようです。相変わらず、カツオは口を使わず、アタリも無し。そんな中、船長の棚指示が広くなり、30m〜20mと指示が出たので、下から探ってみたところ、途中でロッドが押さえ込まれ、ラインが出ます。前半のカツオとはちょっと重みが違ったので、慎重にやり取り。上がってきたのは、キメジでした。

想定はしていたものの、クーラーボックスは35ℓ。遠征には大型クーラーを用意しないとダメですねーと反省しつつ、無理やり押し込み、時間前に納竿しました。
ゆたか丸さんでの釣行は快適でした。行きや帰りはキャビンでしっかり寝れます。エアコンもつきます。釣り座にイケスもついているので、魚を仮に入れられます。長ハリスの釣りではバケツが邪魔な時もあるので、快適ですねー

この写真は同行した、御夫婦2人の釣果です。他の写真はゆたか丸さんのHPより頂きました。一生懸命釣らないとアタリも出せない状況だったので写真を撮るのをサボってしまいました。すいません。
ゆたか丸さんでは、今後、新島裏に出船もするとの事。こちらではアオダイ、ヒメダイ、ウメイロなどの魚が楽しめるので、こちらも気になるところです。
今回使用した仕掛けはオナガ用は12号6mの2本針と8号6mの2本針。カツオ用は14号2.5mの1本針。オナガのポイントはオマツリも多いので、仕掛けは多めに用意した方が良いです。私も3組用意しましたが、全て無くなり、現地で作りました。
五目釣りは色々な魚が釣れるのが楽しいです。また遠征釣りは普段あまりお目にかからない魚が釣れるのも楽しいです。興味のある方は是非チャレンジしましょう‼︎
使用ロッド:MPG ディープオデッセイアカムツ220
釣り船:ゆたか丸(静岡県熱海市 網代港)
レポート:フィールドモニター 二上あや
静岡県御前崎港・茂吉丸(しげきちまる)さんから、金洲へ行ってきました。
五目釣りと、様子次第ではカツオも。
金洲らしい魚と言えば、ハマダイ・ヒメダイ…アオダイ・ウメイロ・ムロアジ等で、私がよく通うフィールドでは見られない魚なので、どんな魚に会えるかワクワクします。
今の時期は、金洲の竿入れ時間が6時ですので、4時過ぎに出船。

金洲の計画を立てると、ことごとく時化に見舞われて中止になっていた私ですが、どうした事か、本日はベタ凪の金洲です。
竿入れ時間になり、五目スタート!

棚は40メートル。五目の仕掛けは、シマアジ用の8号仕掛け3本針にオキアミとイカタンの抱き合わせ。
「太めのハリスだし、魚がかかっても外れたり切れたりしないから、サメ避けに早巻きで上げて」と、船長より指示がありました。
船縁から海をみると、水族館で見るときよりずっと近く、リアルな大きなサメが目の前をウロウロと、船の周りに数匹待ち構えて居るのがよく見えます。これは怖すぎます。
棚で止め、仕掛けが馴染んでからコマセを振り、ピタッと止めると、ギュンギュンと強くSHIBUKI F 221が絞り込まれる。
時折叩くような引きで、姿を見せてくれたのはウメイロでした!

ウメイロは体格の割にトルクフルな引きを魅せてくるので、アタリの直後の突っ込みや、巻き上げ途中の引きをSHIBUKI F 221に託してみると、グングンと竿がしなるのが楽しくてたまらない!
そして海面にはウメイロの綺麗な黄色の斜線が見えてきます!
さあ!取り込みとなりますが、あの待ち構えて居るサメの陰がどんどん濃くなり、私の釣ったウメイロに急速で向かって来ますので、急げ急げと電動リールの巻き上げ速度はMAXで魚を引き寄せ、サメ被害はなんとか回避…。
ドキドキハラハラしながらのサメとの追いかけっこです…。
何はともあれ、このサメとの勝負には勝ち、無事取り込めましたが、どんなに早く巻いても、魚のアタリを感じ巻き上げている途中で、突然竿が海にささり、サメに仕掛けごと持っていかれる被害も続出。
魚の反応は悪くないのですが、サメとの試合に勝てるかどうかで釣果が決まってしまいます。
後半カツオ狙いに変更しましたが、私はヒラソーダのみでホンガツオには残念ながら出会えませんでした。

大物狙いで泳がせ釣りをしていた友人が大型のオオニベを釣り上げ、船内も沸き、金洲遠征釣りを楽しむ事が出来ました。




金洲の素晴らしいフィールドで、また釣りが出来たら嬉しいと思っています。
【タックル】
ロッド:MPG シブキF221
リール:500番電動リール
ライン:PE4号
釣行日:2025年6月7日
レポート:フィールドモニター 川野誠
爆釣した東京湾マダコからはや数年…
渋い年が暫く続いてましたがマダコってそんなもんだよね〜でもどうやら今年は湧いてるみたいよ!?と事前情報ながら開幕初日に一之瀬丸仕立てにお誘いをうけ行って来ました。

仕立て&乗合でなんとマダコ船4艘!!
しかも満員御礼!
さすがのエギタコ人気ですね〜。
テンタチ名船長のハルトくんの舵で定刻に出船し一路メジャーポイント川崎沖へ。
既に沢山の船がびっしり岸沿いにいらして見てるだけでもポロポロっと釣れてて期待は高まるばかり!!
ハルト船長は先端付近のテトラに切り替わるエリアに船を停めて『はいどうぞ〜根掛かり気をつけて』で着底すぐあの独特なムニュなお触り♫

HBエギタコを丁寧に小突き続けて優しく持ち上げれば300gほどのなんとかキープサイズ🐙
ベタ凪だったのもあって右舷左舷と巧みな操船でまんべんなく船中で嬉しい悲鳴が早々と飛び交ってました~明らかに昨年までより数は居ますね。

その後も転々と移動してくれドコでも誰かしらすぐ釣り上げながら定量の方々が増えてきたので保護の意味合いもあって大満足の早上がり♫
キロアップを含む19タコに出会えました〜おチビ達は優しくリリースして来月の富岡沖の解禁までに大きく育ってくれるの期待しながら帰路につき安定の〜刺身、唐揚げ、蛸飯で晩酌は賑わいましたよ。
アルファタックルは新作の竿やリール、タコエギと豊富なラインナップ!!
まだエギタコ未経験な方はチャンスな今年かと〜是非ともデビューして柔らかくて美味しい釣りたてマダコでタコパしてみてくださいね😊

【タックル】
ロッド:
HB(ハイパーブレード) エギタコ180MH
アルファソニック エギタコ180
リール:テイルウォーク バサルVT73L
仕掛け:PE4号、自作ダブルスナップ
オモリ:20〜30号
釣り船:一之瀬丸 神奈川県横浜市 金沢八景
レポート:フィールドスタッフ テル岡本


深海研究所実釣編の第4回のお題は昨年12月上旬の三重県伊勢志摩御座港「智栄丸」で実施した遠征釣行。初日はアラとアカムツをトップターゲットに据えた中深場、2日目は同宿ディープの看板ターゲット・鬼カサゴに挑むもハードな潮況と体調不良のダブルパンチに見舞われ大苦戦。予想外の厳しい結果となったが…その後同宿の鬼カサゴ釣況は順調に推移。志摩沖本来の数・型共出ている事、年間通じて狙えるターゲットである事を踏まえて最も海況が安定するこの時期に「引き続き有望な釣物&釣場」として紹介させて頂く次第。

【智栄丸 鬼カサゴ釣り概要】
優美で複雑な地形のリアス海岸が続く伊勢志摩国立公園の海エリア、志摩半島の最先端部に位置する御座港から航程1時間弱、志摩沖の水深100~180mに広がる岩礁底はオニカサゴのパラダイス。
潮具合が良ければ1時間流しっ放し、ダブルは勿論、3本鈎仕掛にトリプルもさして珍しくなく、釣果は一人で20尾以上…どれを取っても関東周辺とはレベルの異なる「鬼口密度」の濃さに驚かされる。
また同ポイントで様々なゲスト、エキストラが姿を見せるのも大きな魅力。過去2回の釣行ではフサカサゴ、ウッカリカサゴ、最も数が多いアヤメカサゴ、ヒオドシなどカサゴ類を筆頭にホウボウやチカメキントキ、ヒメダイ、アカイサキ、珍魚ホンフサアンコウ、タコetc…と百花繚乱。他にもアマダイ、キダイ、ハチビキ、キツネダイ、エビスダイ、原稿執筆時には65㎝マハタの報告もあり、高級魚五目の様相も呈する。





「棚は仕掛分上げて」智栄丸推奨のオニカサゴ釣法
オニカサゴ釣法は海底地形や地域、船長により異なる指示が出るケースも珍しくない。100%それでなければ釣れない訳ではないが、やはり郷に入らば郷に従え、が釣果への最短コース。ここでは「智栄丸」小川船長お勧めの釣法を紹介。
1.オモリ着底後は素早く仕掛け分を巻き上げる。
2.誘いは上から下。竿を立てた状態から棚取りの位置に降ろす、の繰り返し。
3.オモリが底を叩いたら素早く仕掛け分を巻き上げる。
4.棚の取り直しは10m程巻き上げてから行う。
5.手持ちの誘いが断然有利。
6.アタリが有ったら竿をリフトし、しっかりとハリに掛ける。
以上が鬼を食わせるまでの大まかな流れ。
智栄丸は船宿HPで志摩沖鬼カサゴ釣りを画像入りで丁寧に解説しているので、釣行前にはそちらも是非チェックして欲しい。
【志摩沖鬼カサゴタックル】

ロッドは専用、若しくは中深場対応先調子気味の2m前後。錘負荷150~200号程度。リールは電動リール3000or500番リールにPE4号をフルキャパシティ。仕掛は片天2(~3)本鈎のハリス6号。鈎は藤井商会「フジッシャーフカセネムリ15号、又はKINRYU柄長鈎15号(漁業鈎)+ヤマシタ「パニックベイト オニカサゴS2号」にニッコー化成「激臭匂い玉7φ」のコンビネーション。チモト周辺にバケorタコベイトカラーとリンクするヤマシタ「マシュマロボールL」を配す。


【24年12月5~6日の釣行より】
5日 中深場五目

前回釣行では2日間鬼カサゴを攻めたが、今回は初日水深250~300mラインの中深場五目、2日目鬼カサゴの2本立て。直近の中深場出船ではグッドサイズのアラが複数上がり、こちらも期待は充分。
8時半、250mでスタート。当日は海況、自身の体調(目眩・頭痛)共に今ひとつの厳しい状況に加え、いきなり電動リールがモーター不良のアクシデントに見舞われ、一投目から戦意喪失。
船中35㎝前後のムツやユメカサゴがポツポツと喰い続くが、正直釣況は今ひとつ。小川船長も「今日のムツは型が小振り」と顔をしかめる。
ムツとユメカサゴ各4尾で迎えた13時、スマッシュヒットがHBアカムツ235を襲う。スワ、大本命と一瞬目眩が吹き飛んだが…まさかの鈎掛りせず。これでテンションも体調も急降下し実質リタイア。直後に舳先の磯氏が船中唯一のアラを仕留めて何とか形にしてくれる。

この流し、飯島氏がメダイらしきをバラし、ラストはややサイズアップのムツ。連戦初日は惜しくも低空飛行のまま納竿の声を聞く。
6日 鬼カサゴ
二日目はメインの鬼カサゴ。前述の通り「手持ちで誘い続ける」が智栄丸お勧めのスタイルだが、先ずは自身の体調等諸々考慮して「仕掛全長1,8m(ここが重要)で置き竿、ウネリの上下動で錘が常に海底をトントンと叩く状態をキープ」をセレクト。前アタリを見逃さぬように竿先を注視し僅かでも違和感が有れば即座にロッドを手に取り、深呼吸の速さで竿先をゆっくり「聞く」イメージで深呼吸のスピードでリフトアップ、本アタリに繋げる「省エネタイプ」のディープマスターベーシック。「省エネ」とは言うものの根掛りを回避すべくウネリのピッチに合わせた棚設定と頻繁な底の取り直し、一刻も竿先から目を逸らさず、あらゆる情報を見逃さない集中力は必須。その意味では全く手抜きでも楽チンでも無いが。
7時15分、水深150mでスタート。イイ感じに潮が効き、小振りながら一投目に本命キャッチ、2流し目にはキープサイズ0,8kgの2連発。早々に土産を確保し一安心。


3流し目には「目の覚める様なアタリ」にスワ大鬼!?と期待したが、海面に現れたのは35㎝アカイサキとウッカリカサゴのダブルで微苦笑。テンポの良い釣りに前回釣行時並みの数釣りも夢ではない、と思えたが。

直後、それまで素直だった潮方が一転しあらぬ方向にラインが走りだす。小川船長が渾身の操船で対応するも、かなり釣り難い状況に。時を同じく今朝は何とか治まっていた目眩・頭痛が発症し一気にトーンダウン。
10時半過ぎ、鬼カサゴ初体験の飯島氏が船中最大含むダブル、磯氏もやや小振りながらダブルを披露し気を吐く。直後、こちらも今日イチのアタリを捉えたが…1kgチョイのウッカリカサゴで残念!

チャンスタイムと思われたが、この後潮が更に早くなり左右舷のオマツリ頻発する事態に。
自身の目眩も一際強まり、仕掛操作が疎かになると根掛りが多発し満足な釣りにならず。終盤はセミリタイア状態となり12時半、納竿の合図を聞く。
自身の体調に起因する部分が少なからず、でピリッとしない2日間となった今回の伊勢志摩遠征だが、釣行後も(潮次第ながら)鬼カサゴは順調な釣れっ振りをキープ。トップ十数尾の報告も少なくない。
釣期はほぼ周年ゆえ、自身の体調を踏まえ、気候の良い時期に是非再挑戦したい志摩沖の鬼カサゴだ。
【ディープマスターのワンポイント】
鈎は細軸軽量、バケカラーは鉄板3色で

志摩沖に限らず全てのオニカサゴ釣場で本命のアプローチを最優先するならフジッシャー毛鈎フカセネムリ15号の様な身餌の泳ぎをよりナチュラルに演出する「小振りで軽量の細軸バリ」が大正解。
(但し千葉県勝浦沖、静岡県石花海など、大アラが高確率で混在するポイントでは鬼カサゴの食いを極力落とさず、ビッグボーナスを高確率で手中に収めるべく藤井商会の「改造延縄真鯛12号」とKINRYUの漁業用「柄長鈎15号」の選択を奨めるが。)
根掛りした際も鈎が折れる事でスムーズかつ最小限のロスで仕掛回収が出来るのもポイントだ。
バケカラーは青紫、橙、濃緑の鉄板3色を持参すれば殆どの場合対応可能だが、時に白(蛍光紫)、黒、茶などのイレギュラーなカラーが効果を発揮する場合も有る。故に出来る限り各色持参し、状況に応じたフレックスな対応が望ましい。
付け餌はサバ短冊が基本で疑似餌もOK

サバ短冊は筆者鬼カサゴ釣りのベーシックベイト。3枚に下して身肉を削ぎ、表皮+3mm程度のペラペラ状態に。これに塩少々とタップリの旨味調味料を塗して2~3日冷蔵、味付け&余分な水分を絞り冷凍ストック、釣行時に幅1,5cm・長さ15~18㎝程度の大振り短冊にカットする。入手できればソウダガツオも効果大。このサイズはアピールと同時に小型の鈎掛りを幾何かでも回避したい(リリースサイズの鈎掛りを完全に避ける事は不可能だが)意図も併せ持つ設定だ。
潮況にもよるが魚影が抜群に濃い志摩沖では当然ながらエサの消費量も多くなる。初釣行時は2日分のつもりで持参したサバ短冊が1日で底を突きかけ帰港後スーパーに走りサバを購入、急遽ホテルで身餌を仕込む羽目に。こんな事にならぬ様、付け餌は充分に持参したい。
またニッコー化成「ロールイカタン」などのワーム類も実績あり。ゲーム性のアップと身餌の節約!?を兼ねて使ってみるのも一興だ。

【ディープマスタータックルデータ 志摩沖 鬼カサゴ】
ロッド:アルファタックル HBオニカサゴ200 詳しくはこちら→
リール:3000番
ライン:ゴーセン ダイバーX8 4号 詳しくはこちら→ https://www.gosen-f.jp/special/diverx/
ヨリトリ器具:フジワラ 5連ボールベアリングサルカン5×5 詳しくはこちら→
http://fishing-fujiwara.com/product/5ballbearing-swivel/
天秤:ヤマシタ 船天秤K型 2,3mm50㎝ 詳しくはこちら→
https://www.yamaria.co.jp/yamashita/product/detail/47
水中灯
ルミカ 輝泡レッド 詳しくはこちら→ https://lumica-shop.com/products/kihou
鈎:KINRYU 柄長針15号(漁業用鈎)
深海バケ:藤井商会 フジッシャー毛鈎 フカセネムリ15号
集魚ギミック:ニッコー化成 激臭匂い玉7φ 詳しくはこちら→
ヤマシタ
マシュマロボールL 詳しくはこちら→
https://www.yamaria.co.jp/yamashita/product/detail/138
錘:フジワラ スカリー150号 詳しくはこちら→
http://fishing-fujiwara.com/product/scurry/
バッテリー:ハピソン リチウムイオンバッテリーYQ-105 詳しくはこちら→
https://hapyson.com/products/battery/461
【船宿紹介】


智栄丸 三重県志摩御座港
℡ 090-2345-9325
オニカサゴ乗合8時間…¥15,000 6時間…¥13,000(最初の申込者希望で決定)
第1・第3週の土日と月曜に出船。仕立は随時。
アクセスはこちら→https://zekkouchou.com/chieimaru/
レポート:フィールドモニター 二上あや
東京湾でシーズンインした、エビで狙うマゴチに挑戦してきました。

エサのサイマキは、車海老のことで海老の王様と呼ばれる美味しいエビを餌にして、マゴチを釣ります。

出船前に船長が丁寧なレクチャーをしてくださいました。
・棚どりはリールを巻いて調整するより、着底後に竿先を下げて、水面から目線の高さ迄、竿を上げるとボトムから1mの棚になる
・アタリが出たら、少しづつ竿先を下げて送り込む
・合わせは待ちすぎない。あくまでイメージですが、1分待つより5秒待つ方の方が釣果をあげるケースが多い
・サイマキは口から針を入れて、脳天を避けて硬いところに刺す
・エサのサイマキは、足が動いても、横に倒れたら交換
船が走っている間、大事な要点を頭にインプット。
波風強くびしょ濡れになりながらポイント到着。
常連さんにサイマキの付け方を教わり、さあ第一投です!
張り切って投入しますが、暫しアタリもなく静かな船内…。

SHIBUKI F 221が、海況悪くうねりや波風を吸収してくれているので、ごちゃごちゃした海でもアタリに集中出来ます!やり辛い状況下でも分があると感じました。
ポイントを幾つか移動すると、コンコン!
やっとアタリが来た!
ビシッと合わせが決まり、マゴチの硬い口に針が喰い込み竿がしなったこの瞬間、テンションMAX!

取り込みを慎重にやり取りしていると、船長が操舵室からダッシュでタモ入れしに来てくれ、本命マゴチが無事に取り込まれました!

その後パクパクタイムの時合いがあるかなと期待しましたが、終始拾い釣りで皆さんポツポツ釣られてました。
今回は釣り辛い状況下で活性低めでしたが、マゴチ釣りを楽しめるシーズンはまだまだこれからですので、海の良い日に出掛けてみたいと思っています。
【タックル】
ロッド:MPG シブキF221
リール:ディーノ船 150PH/R
ライン:PE2号
釣り船:新明丸 (神奈川県横浜市 鶴見)
レポート:二上あや
タックルの問題でこれまではなかなか手を出しにくかった、キンメダイ釣り。
去年ライトに初挑戦して楽しかったので、今年も行ってきました。
ライトと言うのは、通常のヘビータックルより小さいリール、PEも細くなり、オモリは200号。
手持ちの中深場竿・イカ竿でチャレンジ出来るのが魅力です。
私はハイパーブレード・アカムツ195を使いました。アカムツ同様に口切れを防ぎたいキンメ釣りでの200号錘では最高です。
集合は午前2時半、3時には出船です。ポイント迄走ること2時間ちょっとで片貝海溝と呼ばれるポイントへ。船長の細かなアナウンスによると、只今海底340mだけど、皆さんが着底する頃には、270m位になるとの事。仕掛けの着底迄2、3分の間に水深がそれだけ変わる絶妙なポイントを狙ってくれてます。
第1目は当たりなく空振り。2投目は当たるが、ガクガクど引きがおかしい…サバのオンパレード。3投目でやっとサバの中に1尾キンメが!

下潮が早いので、しっかりと着底を見逃さないのが鍵。ボトム着底でガクガクときました!キンメの追加です。
しかしここのポイントは着底が分かりづらく、底取り直すとPEは何処までも出てしまうので、やり辛さを感じてました。
そこで船長は、大きくポイントを変更、走る事30分。
「水温が1.5度低くなったから、先程より潮が飛んでない」と船長のアナウンス通り、仕掛けを落とすと底立ちがしっかりと取りやすくなり、良い反応が!!

ハイパーブレードアカムツの視認性に優れたオレンジカラーがキンメのアタリを伝えてます。
少しずつ巻き上げ始めると、重みが増して行くのを感じたので、電動スイッチオン!ガクガクと良い引きを見せてくれる度竿が何度もしなり、MPGの粘りでキンメ多点がけにも屈し無い引きが楽しい!

これぞキンメ釣りと言った、多点がけに成功!!
これはテンション上がります!
このポイントでは船内どこかでは当たりが出て、9時半過ぎにラスト流し。
ボトム中心にふわりフラッシャーサビキを動かしてみるとゴゴッと良いアタリ!

大事に巻き上げると40㎝に届きそうな良型を追加して納竿となりました。

【釣行データー】
釣行日:2025年4月19日
ロッド:HB(ハイパーブレード)アカムツ195
リール:500番サイズ
【釣り船】
二三丸(ふみまる) 千葉県九十九里町 片貝漁港

レポート:フィールドモニター 二上あや
今回も狙うは冬の美味しい魚。
千葉県勝浦から、オニカサゴにヤリイカのリレー船に乗りました。

ポイントに到着すると、150m海底付近にヤリイカ が居ると船長のアナウンス。
プラヅノ11cmのブランコ仕掛けを落としますが、鯖の厚い層が40〜50m、70〜80m、100m、ボトムの150mと幾重もの層になっており、どうにもこうにも鯖アタックされて何度落とせど底には到底着きません。
しかしヤリイカは底にしか居ないので、サバに負けずに落とし、やっとの思いで着底成功!
誘いを掛けると何やらイカの気配。
ショートアームGS82-165Hで、誘ってからピタっと止めると、イカのお触りが!合わせを効かせるとズン!と、乗りました。この厚い厚い鯖の層を掻い潜りやっとヤリイカが釣れました!

その後直結に変更し、着底迄はサバを避ける事は出来たのですが、ボトムでイカを乗せても巻き上げ途中に必ずサバアタック! 直結ではイカを取り込めないままオニカサゴポイントへ移動となります。
勝浦方面へ戻りオニカサゴ釣りスタート!

ロッドをHB AKAMUTSU 195に持ち替えます。
オニカサゴのようなボトムでの根確認、根歩き、ゆっくり誘いあげる等の操作がし易く軽量なので、私はオニカサゴ釣りでもHB AKAMUTSU 195を使用しています。そしてアタリを出す事が出来ました!
程なく綺麗な色のアカイサキが登場!

次にゴンゴンと良いアタリ!
魚がかかりロッドがしなやかに曲がり、引きを楽しみながら上がって来たのは・・・

赤い魚体ではありましたがカサゴ違いのウッカリカサゴ。
本命は残念でしたが、ユメカサゴも釣れて、ゲストフィッシュに恵まれた釣行となりました。

【釣行データー】
釣行日:2025年2月22日
タックル:
ヤリイカ用/ショートアームGS82-165H+1000番台電動リール
オニカサゴ用/HBアカムツ195+500番台電動リール
釣り船:千葉県 勝浦川津港 基吉丸(もときちまる)

レポート:フィールドモニター 川嶋正嗣
久しぶりにマハタ狙いに行ってきました。

徐々にですが、春の到来を感じるようになってきましたが、当日は寒波の影響で寒く、やはりまだまだ防寒対策はしっかりとやらなければなりません。
今回お世話になったのは、洲崎港「第二美吉丸」さんです。房総半島では、マハタ狙いの船もぼちぼちありますが、当店のお客様の常宿という事もあり、のんびり出来るのと、あわよくば、大型のマハタが狙えるので、ここ数年利用させていただいています。
今回は釣り仲間4名、その他のお客様2名の計7名でのチャレンジです。当日は風も弱まり、ベタ凪。南房辺りは前日は出れたけどシケ気味、翌日は出船中止が既に決定済みとの事。
釣り回数が減っている私にとって、運が良いです。そんな運も味方して、釣果も、、、
3kgオーバーを釣り上げ、ゲストも色々楽しめました。


良型カンコやキントキ、マトウやほぼ本命のホウキハタなども船中上がっていました。

今回も使用タックルはシブキR231。
他社にも似たロッドはあると思いますが、しなやかな穂先、穂持ち、良型の引きをしっかりと受け止めてくれるところが気に入っています。カーボンロッドやグラスソリッドロッドですと、どこかは良いが、どこかがイマイチと思い、このロッドが気に入っている理由です。
マハタ釣りは一か八かという面もありますが、根魚五目的な要素もあり、お土産は確保出来ると思います。もうすぐ終盤になりますので、お早めの釣行を計画して下さい。
レポート:フィールドスタッフ テル岡本


2010年9月の初釣行以来、TVロケやビデオ撮影で度々お世話になっている神奈川県剣崎間口港「一郎丸」。現在2隻の仕立船を鈴木俊哉・元貴の親子船長が操業し浅場~超深海迄、東京湾口~相模湾の季節の釣物を楽しませてくれる宿だが、自身の釣行は専ら「究極の深海釣り」ベニアコウとなる。
一郎丸の遊漁でのポイントは「城ヶ島西沖」と称される相模湾の1,000mライン。同地ではベニアコウの釣期に厳密な取り決めはないが、潮流など状況を踏まえると11月開幕~5月一杯でクローズ、が通常と言えよう。
一郎丸はそれまで職漁として行っていたベニアコウをいち早く遊漁にも開放、某局地上波ロケでご縁が繋がり、複数TV番組のロケを経て今日に至る。更に特筆すべきは鈴木船長がここ迄プライベートを含む全釣行で自身に「型を見れば御の字」のベニアコウを釣らせてくれた“ミスターパーフェクト”である事だ。


【一郎丸ベニアコウ釣り概要】

アルファタックル ディープオデッセイBGX モデルRにミヤエポック コマンドZ-15キンメSP
ロッドは深海専用の2mクラス、錘負荷500~600号程度。リールは大型電動9~15番リールに高強度PE10号をフルキャパシティ。キーパーはミヤエポック「マキシマムM」使用なら船体に脚部が4基固定されており、上部のみ持参すればOKだ。
仕掛は胴突6本でハリス24号1,5m、幹糸40号4m、捨て糸16号2m。深海バケは藤井商会「フジッシャー毛鈎ムツ」28号、空鈎ならKINRYU「鋼タルメ」28号。空鈎仕掛にはヤマシタ「パニックベイトL」やNIKKO「スーパータコベイト6inch」の半割を1~2本置きに配しても良い。チモト周辺にバケorタコベイトカラーとリンクするヤマシタ「マシュマロボールL」をダブルで配す。仕掛上端にはミヤエポック「ヨリトリWベアリング」等の大型ヨリトリ器具と水中灯「フラッシュカプセルLED-S」を配す。錘は海底に残っても環境への負担が少ない鉄製のフジワラ「ワンダーⅠ」2kg。

また本命を確信、若しくは予想されるアタリをキャッチした際には宙層~海面下での奪い喰い禍を回避すべく、巻上時にサメ被害軽減装置「海園Ver.3」の使用を推奨する。

付餌は大型スルメイカ(規格最大サイズが望ましい)を開き、胴を縦方向5枚程度幅1,5cm、長さ20~25㎝程度)にカットした短冊を使用。
【24年4月25日 YouTubeチャンネル動画撮影(昨シーズン最終釣行)】
「信頼度100%、いや200%の船長の船で、深紅の紅花が海面に弾ける瞬間をご覧ください。」秋にリリースのニューロッドプロモーションを兼ね、アルファタックルYouTubeチャンネルのオープニングで声高らかに宣言した「シーズン最終戦」のこの日は6時20分にスタート。2kgのワンダーⅠを使用しても着底迄15分近くを要する千尋の底。スカイツリーと東京タワーを重ねた高さから地上の的を狙うに等しい、否、それ以上にハードな条件の下で「釣れれば御の字」の究極ターゲットに挑むハイリスクにしてハイリターンのビッグギャンブルに挑むこの日のメンバーは4名。
全員の仕掛が無事投入され、第一関門はクリア。待つ事暫し、仕掛が順次着底し、ラスト投入のチームメンバーの鈴木さんが底取りを終えた直後に響く「凄いアタリ!!」の声に色めき立つ船上。正に出会い頭のスマッシュヒットにやや拍子抜けの感すらあったが…実は鈴木さん、ベニアコウ歴5年にしてここ迄本命型見ずの黒星街道。いい加減に嫌気がさしたものの、一度は筆者と同行してそれでも釣れなければベニは諦めるつもりだったと後から聞かされるが。そんな背水の陣が奏功か、いきなりのビッグヒット。途中の抵抗が派手で本人はサメ疑惑も脳裏を掠めたと言うが、最後は大量の泡に続き海面下に揺らいだ白い魚影が見る間に橙~紅色へと変わり、歓声と共に深紅の大輪が海面に弾ける。
6本鈎の天辺に飛び付いた6.8kgの見事な魚体に満面の笑みの鈴木さん、congratulation!!

「初めてベニアコウが釣れました! テルさんと来て良かったです!!」の弾んだ声に自分が釣るより嬉しくなってしまう!?
いきなりの本命登場にやや拍子抜け!?感が有りつつも、さあ次は自分だと気合を入れるが…2投目迄底潮が殆ど動かず、件の一本以外は全員エキストラのアタリすらない。
3投目も中盤まで同様の状況に流石に焦りを感じ始めたが、ここで僅かに底潮が流れた途端にソコダラらしき第一信。そのまま待つと根掛りも張り伸ばしで上手く外した直後、然程大きくはないがキレのある第2信に期待が膨らむ。
船長の合図で巻上。負荷と抵抗からサイズ的には知れているが、巻上終盤のムーブに高まる期待感。
果たして海面下に現れたのは4kgには届かぬ物の、橙フジッシャーをガッチリ咥えた紛う事なきベニアコウ。「ちょっと小さいけど、本物だから勘弁して」と微苦笑しつつカメラに収まる。下鈎には第一信の主、小型のキタノクロダラ。

取り敢えず目標は達成し安堵の溜息。同行のアルファタックルスタッフにはムネダラ&イバラヒゲの定番エキストラ。
ラスト4投目は全員にアタリが出るも「本命然」はナシ。皆がソコダラ類に苦笑しつつ納竿の声を聞く。
帰港後には「だからオープニングで必ず釣れる、って言ったでしょう。」等と軽口も出て大団円と相成った。
【24年11月14日 シーズン初釣行】
冒頭で述べた通り相模湾のベニアコウには南房総や東伊豆海域と異なり厳密な釣期の取り決めは無いが、黒潮の影響などを踏まえて現状は多くの船宿が11月スタート、5月末辺りクローズのローテーションで臨む。筆者の24冬~25春シーズン初戦のこの日は一郎丸にとっても今季初出船。「仕掛を下ろしてみないと判らない」状況。船長共々期待と不安が交錯する出船前だ。
私事だが、23年春に大病を患い頸部に大きな手術痕が残っており、冬季は防寒を十二分に施しても強風時など首肩の凝りと痛み、強い頭痛目眩に辟易する昨今であり、この日も強めの北風予報を踏まえ、(舳先有利と判断しつつ)風除けのある大艫に逃げ込む始末。この時点で自ずと結果は出ていたのだろう。
この日は夏からチームOKAMOTOに加わった三浦夫妻との3人でチャーター。6時10分の一投目、着底後程なく舳先側の三浦夫妻が立て続けにアタリを捉えるが、首肩痛で今ひとつ集中できない自身はチャンスを逸したかノーヒット。
舳先のご主人が3,5kgの本命、胴の千歳夫人は惜しくもキタノクロダラとイバラヒゲ。

今回もいきなりの本命に残り3投にもうワンチャン位有るだろう、と体調不良ながら期待も少なからず…だったが。
2投目以降は底潮ビタ止りで全員ノーヒットの憂き目。帰港後に「テルさんのパーフェクト記録を止めてしまい申し訳ない」と船長に謝られたが、ここ迄毎回釣れていた方が奇跡に近い事だし、TEAMの仕立としては連釣記録を伸ばせたのだから御の字と言えよう。
この後の釣行では京都から遠路遥々の釣友藤川氏が一人で2本、都内某釣具店主が50kg超のアブラボウズと、今期も順調な釣果を叩き出している一郎丸。シーズン後半でのリベンジを検討中なのだ。
【ディープマスターのワンポイント】
本命青紫、対抗橙、大穴濃緑!? 相模湾ベニアコウの深海バケカラーセレクト

関東圏のベニアコウ仕掛には自身のリクエストで商品化された藤井商会「フジッシャー毛鈎 ムツ28号」をメインで使用する筆者。カラーには紫系、橙、緑系、赤、ピンク、水色、白(蛍ムラ)などのバリエーションが有るが、相模湾(~駿河湾)のベニアコウに限って言えば「本命◎青紫、対抗〇橙」の傾向であり、過去20年以上の実績は青紫と橙が数では五分五分、サイズで青紫優位の傾向でTEAMには「青紫と橙だけで十分」と豪語!?するメンバーもいる程だ。
自身は青紫3本、橙2本、青緑1本の6本鈎が現在の基本パターン。大した実績がない青緑を1本だけ配すのは以前テレビロケの際に80kgアブラボウズを仕留めたラッキーカラーだから、に他ならないのだが。
余談ながら相模湾を筆頭とした各地のアブラボウズ釣りでも実績は圧倒的に「青紫」である事を付記しておく。
付け餌はスルメイカ縦割り短冊一択が◎

他のターゲットでは複数種の付けエサを持参する事が多い筆者だが、関東周辺のベニアコウでは基本「スルメイカの短冊一択」。着底に10数分を要する1,000m前後の水深に於ける「エサ持ち」も然ることながら、ソコダラ類、ホラアナゴ類、深海ザメなどエキストラが多数存在する関東周辺では、所謂「魚皮エサ」、サバやソウダガツオ、サンマ等匂いが強い物はスルメイカ短冊に比べてエキストラ達のアプローチが極めて早い傾向があるから、だ。
筆者は16~20サイズと呼ばれる16杯~20杯一箱の最大規格のスルメイカを用意、開いた胴を縦方向に5~6枚にカットし、旨味調味料をタップリ塗して2~3日冷蔵して味付け&余分な水分を絞った状態に加工してストック、釣行時に必要量を持参し確実に実績を上げて来た。
そんな訳でベニには専らスルメ短冊の筆者だが問題が一つ。ここ数年の不漁続きでスルメイカの価格が高騰し、以前は一箱¥3,000程度だった16~20サイズが今や¥20,000に迫ろうか、の勢いは正直船宿共々頭の痛い問題だ。因みに一郎丸では25年2月の時点で一人分¥3,000にてこのサイズのスルメ短冊を用意してくれる。
【ディープマスター タックルデータ 城ヶ島西沖ベニアコウ】
※タックル詳細は品名をクリック!
ロッド:アルファタックル ディープオデッセイBGX モデルR
ロッドキーパー:ミヤエポック マキシマムM 強化タイプ
アダプター:マキシマムM専用アダプター MB24
ライン:ゴーセン ダイバーX8 10号
仕掛:
サメ被害軽減装置: 海園Ver.3
ヨリトリ器具:ミヤエポック ヨリトリダブルベアリング
水中灯:ミヤエポック フラッシュカプセルLED/S
深海バケ:藤井商会 フジッシャー毛鈎 ムツ28号
空鈎:KINRYU 鋼タルメ28号
サルカン:フジワラ ステンレス親子サルカン3/0*2/0
集魚ギミック:ヤマシタ マシュマロボールL
錘:フジワラ ワンダーⅠ 2kg
【船宿紹介】


一郎丸 神奈川県三浦市 剣崎間口港 ℡ 046-886-1684
ベニアコウ仕立/4名迄 ¥64,000、追加1名当たり¥16,000 エサ別・氷付
アクセスはこちら→ https://ichiroumaru.net/access.html
【アルファタックルYoutubeで、2024年5月撮影のベニアコウ動画がご覧になれます。下記タイトルをクリック!】
【ベニアコウ】ベニアコウの仕掛け~竿~リールをディープマスター・テル岡本が実釣解説!新製品ロッドに大注目!!【テル岡本】
レポート:フィールドモニター 二上あや
冬になると美味しいお魚がいる中深場釣りが気になる私ですが、今回はクロムツオニカサゴのリレー釣りに行きました。今回の釣り船は二宮丸さんです。
3:30分に港へ集合し、用意出来次第出船となります。

暗いうちが勝負のクロムツから始めます。
用意して来た 5本針に、サバの短冊を付け仕掛けを落とします。

約100mで止まり、喰い棚を探りながらステイすると3m付近で早速アタリ!
巻き上げスイッチオン!
しかし、よく引き過ぎるし、暴れ過ぎてる…。上がって来たのはやはりサバ…。
釣れたマサバのお腹は光っていて体高もあり美味しそうなのでキープ!
アタリあってもサバばかりで本命に会えずにいましたが、ふと辺りを見回すと、空が白み始めクロムツタイムも終わりへ向かいます。段々と深場へと船長が流してくれ、やっと本命らしきアタリ!

その直後に激しめのアタリもあり、サバも付いた模様。
サバパラダイスに陥っていた私は、さっきの本命らしきアタリはクロムツかどうかも自信が持てずに巻いていたのですが、サバとクロムツのダブル!やっとの本命に喜びです!良かった〜!
しかしその後もサバ5点掛けと、元気なサバに苦戦…。
そんな時に仕掛けふわふわ作戦が良いと聞いたので、PEラインを張らずにオモリを底に付けたまま、仕掛けをふわっと弛ませる誘いにしてみました。
HBアカムツ195は扱いが良く操作しやすいので海中をイメージしてアタリを出す事が出来ました!
これは本命だよね⁈と自分に言い聞かせながら巻き上げると、クロムツダブルが上がってきました!
ふわふわ作戦成功です!!
空が明るくなり、流しが200mを過ぎた頃、オニカサゴを狙いに向かいました。

オモリを120号へ付け替えて投入し、130m付近で着底。
先程釣れた、ゴマ鯖を生エサの切り身にしてエサにします。
手持ちで底を切り、誘いを入れ待ちますが、アタリありません。
そこで底ダチを取り直し、誘いを入れてから、置竿にしてみました。
船の揺れにあわせて、底に着くとオモリが跳ねるので、オモリの跳ねないギリギリを意識して、細かく棚を調整してると、ゴンゴン!!
合わせを入れて巻き上げると、水面に上がって来たのは、期待通り赤い魚体の本命オニカサゴでした!!

釣って楽しく、食べて美味しいお魚のお土産が出来ました!
クロムツ狙いのゲストで釣れたマサバですが、40cm以上の豚サバと言われるジャンボサイズ程はありませんでしたが、とても美味しく頂きました!

サバが邪魔! と釣りをしてるときは思うかも知れませんが!
ゲストのお魚を含めて、釣りの後も楽しんで頂けたら嬉しいと思いました。
【釣行データー】
●ロッド HB(ハイパーブレード) アカムツ195
●リール 500番台電動リール
釣行日:2025年2月11日
釣り船:二宮丸(ふたみやまる) 神奈川県三浦市宮川港