レポート:二上あや
タックルの問題でこれまではなかなか手を出しにくかった、キンメダイ釣り。
去年ライトに初挑戦して楽しかったので、今年も行ってきました。
ライトと言うのは、通常のヘビータックルより小さいリール、PEも細くなり、オモリは200号。
手持ちの中深場竿・イカ竿でチャレンジ出来るのが魅力です。
私はハイパーブレード・アカムツ195を使いました。アカムツ同様に口切れを防ぎたいキンメ釣りでの200号錘では最高です。
集合は午前2時半、3時には出船です。ポイント迄走ること2時間ちょっとで片貝海溝と呼ばれるポイントへ。船長の細かなアナウンスによると、只今海底340mだけど、皆さんが着底する頃には、270m位になるとの事。仕掛けの着底迄2、3分の間に水深がそれだけ変わる絶妙なポイントを狙ってくれてます。
第1目は当たりなく空振り。2投目は当たるが、ガクガクど引きがおかしい…サバのオンパレード。3投目でやっとサバの中に1尾キンメが!

下潮が早いので、しっかりと着底を見逃さないのが鍵。ボトム着底でガクガクときました!キンメの追加です。
しかしここのポイントは着底が分かりづらく、底取り直すとPEは何処までも出てしまうので、やり辛さを感じてました。
そこで船長は、大きくポイントを変更、走る事30分。
「水温が1.5度低くなったから、先程より潮が飛んでない」と船長のアナウンス通り、仕掛けを落とすと底立ちがしっかりと取りやすくなり、良い反応が!!

ハイパーブレードアカムツの視認性に優れたオレンジカラーがキンメのアタリを伝えてます。
少しずつ巻き上げ始めると、重みが増して行くのを感じたので、電動スイッチオン!ガクガクと良い引きを見せてくれる度竿が何度もしなり、MPGの粘りでキンメ多点がけにも屈し無い引きが楽しい!

これぞキンメ釣りと言った、多点がけに成功!!
これはテンション上がります!
このポイントでは船内どこかでは当たりが出て、9時半過ぎにラスト流し。
ボトム中心にふわりフラッシャーサビキを動かしてみるとゴゴッと良いアタリ!

大事に巻き上げると40㎝に届きそうな良型を追加して納竿となりました。

【釣行データー】
釣行日:2025年4月19日
ロッド:HB(ハイパーブレード)アカムツ195
リール:500番サイズ
【釣り船】
二三丸(ふみまる) 千葉県九十九里町 片貝漁港

レポート:フィールドモニター 二上あや
今回も狙うは冬の美味しい魚。
千葉県勝浦から、オニカサゴにヤリイカのリレー船に乗りました。

ポイントに到着すると、150m海底付近にヤリイカ が居ると船長のアナウンス。
プラヅノ11cmのブランコ仕掛けを落としますが、鯖の厚い層が40〜50m、70〜80m、100m、ボトムの150mと幾重もの層になっており、どうにもこうにも鯖アタックされて何度落とせど底には到底着きません。
しかしヤリイカは底にしか居ないので、サバに負けずに落とし、やっとの思いで着底成功!
誘いを掛けると何やらイカの気配。
ショートアームGS82-165Hで、誘ってからピタっと止めると、イカのお触りが!合わせを効かせるとズン!と、乗りました。この厚い厚い鯖の層を掻い潜りやっとヤリイカが釣れました!

その後直結に変更し、着底迄はサバを避ける事は出来たのですが、ボトムでイカを乗せても巻き上げ途中に必ずサバアタック! 直結ではイカを取り込めないままオニカサゴポイントへ移動となります。
勝浦方面へ戻りオニカサゴ釣りスタート!

ロッドをHB AKAMUTSU 195に持ち替えます。
オニカサゴのようなボトムでの根確認、根歩き、ゆっくり誘いあげる等の操作がし易く軽量なので、私はオニカサゴ釣りでもHB AKAMUTSU 195を使用しています。そしてアタリを出す事が出来ました!
程なく綺麗な色のアカイサキが登場!

次にゴンゴンと良いアタリ!
魚がかかりロッドがしなやかに曲がり、引きを楽しみながら上がって来たのは・・・

赤い魚体ではありましたがカサゴ違いのウッカリカサゴ。
本命は残念でしたが、ユメカサゴも釣れて、ゲストフィッシュに恵まれた釣行となりました。

【釣行データー】
釣行日:2025年2月22日
タックル:
ヤリイカ用/ショートアームGS82-165H+1000番台電動リール
オニカサゴ用/HBアカムツ195+500番台電動リール
釣り船:千葉県 勝浦川津港 基吉丸(もときちまる)

レポート:フィールドモニター 川嶋正嗣
久しぶりにマハタ狙いに行ってきました。

徐々にですが、春の到来を感じるようになってきましたが、当日は寒波の影響で寒く、やはりまだまだ防寒対策はしっかりとやらなければなりません。
今回お世話になったのは、洲崎港「第二美吉丸」さんです。房総半島では、マハタ狙いの船もぼちぼちありますが、当店のお客様の常宿という事もあり、のんびり出来るのと、あわよくば、大型のマハタが狙えるので、ここ数年利用させていただいています。
今回は釣り仲間4名、その他のお客様2名の計7名でのチャレンジです。当日は風も弱まり、ベタ凪。南房辺りは前日は出れたけどシケ気味、翌日は出船中止が既に決定済みとの事。
釣り回数が減っている私にとって、運が良いです。そんな運も味方して、釣果も、、、
3kgオーバーを釣り上げ、ゲストも色々楽しめました。


良型カンコやキントキ、マトウやほぼ本命のホウキハタなども船中上がっていました。

今回も使用タックルはシブキR231。
他社にも似たロッドはあると思いますが、しなやかな穂先、穂持ち、良型の引きをしっかりと受け止めてくれるところが気に入っています。カーボンロッドやグラスソリッドロッドですと、どこかは良いが、どこかがイマイチと思い、このロッドが気に入っている理由です。
マハタ釣りは一か八かという面もありますが、根魚五目的な要素もあり、お土産は確保出来ると思います。もうすぐ終盤になりますので、お早めの釣行を計画して下さい。
レポート:フィールドスタッフ テル岡本


2010年9月の初釣行以来、TVロケやビデオ撮影で度々お世話になっている神奈川県剣崎間口港「一郎丸」。現在2隻の仕立船を鈴木俊哉・元貴の親子船長が操業し浅場~超深海迄、東京湾口~相模湾の季節の釣物を楽しませてくれる宿だが、自身の釣行は専ら「究極の深海釣り」ベニアコウとなる。
一郎丸の遊漁でのポイントは「城ヶ島西沖」と称される相模湾の1,000mライン。同地ではベニアコウの釣期に厳密な取り決めはないが、潮流など状況を踏まえると11月開幕~5月一杯でクローズ、が通常と言えよう。
一郎丸はそれまで職漁として行っていたベニアコウをいち早く遊漁にも開放、某局地上波ロケでご縁が繋がり、複数TV番組のロケを経て今日に至る。更に特筆すべきは鈴木船長がここ迄プライベートを含む全釣行で自身に「型を見れば御の字」のベニアコウを釣らせてくれた“ミスターパーフェクト”である事だ。


【一郎丸ベニアコウ釣り概要】

アルファタックル ディープオデッセイBGX モデルRにミヤエポック コマンドZ-15キンメSP
ロッドは深海専用の2mクラス、錘負荷500~600号程度。リールは大型電動9~15番リールに高強度PE10号をフルキャパシティ。キーパーはミヤエポック「マキシマムM」使用なら船体に脚部が4基固定されており、上部のみ持参すればOKだ。
仕掛は胴突6本でハリス24号1,5m、幹糸40号4m、捨て糸16号2m。深海バケは藤井商会「フジッシャー毛鈎ムツ」28号、空鈎ならKINRYU「鋼タルメ」28号。空鈎仕掛にはヤマシタ「パニックベイトL」やNIKKO「スーパータコベイト6inch」の半割を1~2本置きに配しても良い。チモト周辺にバケorタコベイトカラーとリンクするヤマシタ「マシュマロボールL」をダブルで配す。仕掛上端にはミヤエポック「ヨリトリWベアリング」等の大型ヨリトリ器具と水中灯「フラッシュカプセルLED-S」を配す。錘は海底に残っても環境への負担が少ない鉄製のフジワラ「ワンダーⅠ」2kg。

また本命を確信、若しくは予想されるアタリをキャッチした際には宙層~海面下での奪い喰い禍を回避すべく、巻上時にサメ被害軽減装置「海園Ver.3」の使用を推奨する。

付餌は大型スルメイカ(規格最大サイズが望ましい)を開き、胴を縦方向5枚程度幅1,5cm、長さ20~25㎝程度)にカットした短冊を使用。
【24年4月25日 YouTubeチャンネル動画撮影(昨シーズン最終釣行)】
「信頼度100%、いや200%の船長の船で、深紅の紅花が海面に弾ける瞬間をご覧ください。」秋にリリースのニューロッドプロモーションを兼ね、アルファタックルYouTubeチャンネルのオープニングで声高らかに宣言した「シーズン最終戦」のこの日は6時20分にスタート。2kgのワンダーⅠを使用しても着底迄15分近くを要する千尋の底。スカイツリーと東京タワーを重ねた高さから地上の的を狙うに等しい、否、それ以上にハードな条件の下で「釣れれば御の字」の究極ターゲットに挑むハイリスクにしてハイリターンのビッグギャンブルに挑むこの日のメンバーは4名。
全員の仕掛が無事投入され、第一関門はクリア。待つ事暫し、仕掛が順次着底し、ラスト投入のチームメンバーの鈴木さんが底取りを終えた直後に響く「凄いアタリ!!」の声に色めき立つ船上。正に出会い頭のスマッシュヒットにやや拍子抜けの感すらあったが…実は鈴木さん、ベニアコウ歴5年にしてここ迄本命型見ずの黒星街道。いい加減に嫌気がさしたものの、一度は筆者と同行してそれでも釣れなければベニは諦めるつもりだったと後から聞かされるが。そんな背水の陣が奏功か、いきなりのビッグヒット。途中の抵抗が派手で本人はサメ疑惑も脳裏を掠めたと言うが、最後は大量の泡に続き海面下に揺らいだ白い魚影が見る間に橙~紅色へと変わり、歓声と共に深紅の大輪が海面に弾ける。
6本鈎の天辺に飛び付いた6.8kgの見事な魚体に満面の笑みの鈴木さん、congratulation!!

「初めてベニアコウが釣れました! テルさんと来て良かったです!!」の弾んだ声に自分が釣るより嬉しくなってしまう!?
いきなりの本命登場にやや拍子抜け!?感が有りつつも、さあ次は自分だと気合を入れるが…2投目迄底潮が殆ど動かず、件の一本以外は全員エキストラのアタリすらない。
3投目も中盤まで同様の状況に流石に焦りを感じ始めたが、ここで僅かに底潮が流れた途端にソコダラらしき第一信。そのまま待つと根掛りも張り伸ばしで上手く外した直後、然程大きくはないがキレのある第2信に期待が膨らむ。
船長の合図で巻上。負荷と抵抗からサイズ的には知れているが、巻上終盤のムーブに高まる期待感。
果たして海面下に現れたのは4kgには届かぬ物の、橙フジッシャーをガッチリ咥えた紛う事なきベニアコウ。「ちょっと小さいけど、本物だから勘弁して」と微苦笑しつつカメラに収まる。下鈎には第一信の主、小型のキタノクロダラ。

取り敢えず目標は達成し安堵の溜息。同行のアルファタックルスタッフにはムネダラ&イバラヒゲの定番エキストラ。
ラスト4投目は全員にアタリが出るも「本命然」はナシ。皆がソコダラ類に苦笑しつつ納竿の声を聞く。
帰港後には「だからオープニングで必ず釣れる、って言ったでしょう。」等と軽口も出て大団円と相成った。
【24年11月14日 シーズン初釣行】
冒頭で述べた通り相模湾のベニアコウには南房総や東伊豆海域と異なり厳密な釣期の取り決めは無いが、黒潮の影響などを踏まえて現状は多くの船宿が11月スタート、5月末辺りクローズのローテーションで臨む。筆者の24冬~25春シーズン初戦のこの日は一郎丸にとっても今季初出船。「仕掛を下ろしてみないと判らない」状況。船長共々期待と不安が交錯する出船前だ。
私事だが、23年春に大病を患い頸部に大きな手術痕が残っており、冬季は防寒を十二分に施しても強風時など首肩の凝りと痛み、強い頭痛目眩に辟易する昨今であり、この日も強めの北風予報を踏まえ、(舳先有利と判断しつつ)風除けのある大艫に逃げ込む始末。この時点で自ずと結果は出ていたのだろう。
この日は夏からチームOKAMOTOに加わった三浦夫妻との3人でチャーター。6時10分の一投目、着底後程なく舳先側の三浦夫妻が立て続けにアタリを捉えるが、首肩痛で今ひとつ集中できない自身はチャンスを逸したかノーヒット。
舳先のご主人が3,5kgの本命、胴の千歳夫人は惜しくもキタノクロダラとイバラヒゲ。

今回もいきなりの本命に残り3投にもうワンチャン位有るだろう、と体調不良ながら期待も少なからず…だったが。
2投目以降は底潮ビタ止りで全員ノーヒットの憂き目。帰港後に「テルさんのパーフェクト記録を止めてしまい申し訳ない」と船長に謝られたが、ここ迄毎回釣れていた方が奇跡に近い事だし、TEAMの仕立としては連釣記録を伸ばせたのだから御の字と言えよう。
この後の釣行では京都から遠路遥々の釣友藤川氏が一人で2本、都内某釣具店主が50kg超のアブラボウズと、今期も順調な釣果を叩き出している一郎丸。シーズン後半でのリベンジを検討中なのだ。
【ディープマスターのワンポイント】
本命青紫、対抗橙、大穴濃緑!? 相模湾ベニアコウの深海バケカラーセレクト

関東圏のベニアコウ仕掛には自身のリクエストで商品化された藤井商会「フジッシャー毛鈎 ムツ28号」をメインで使用する筆者。カラーには紫系、橙、緑系、赤、ピンク、水色、白(蛍ムラ)などのバリエーションが有るが、相模湾(~駿河湾)のベニアコウに限って言えば「本命◎青紫、対抗〇橙」の傾向であり、過去20年以上の実績は青紫と橙が数では五分五分、サイズで青紫優位の傾向でTEAMには「青紫と橙だけで十分」と豪語!?するメンバーもいる程だ。
自身は青紫3本、橙2本、青緑1本の6本鈎が現在の基本パターン。大した実績がない青緑を1本だけ配すのは以前テレビロケの際に80kgアブラボウズを仕留めたラッキーカラーだから、に他ならないのだが。
余談ながら相模湾を筆頭とした各地のアブラボウズ釣りでも実績は圧倒的に「青紫」である事を付記しておく。
付け餌はスルメイカ縦割り短冊一択が◎

他のターゲットでは複数種の付けエサを持参する事が多い筆者だが、関東周辺のベニアコウでは基本「スルメイカの短冊一択」。着底に10数分を要する1,000m前後の水深に於ける「エサ持ち」も然ることながら、ソコダラ類、ホラアナゴ類、深海ザメなどエキストラが多数存在する関東周辺では、所謂「魚皮エサ」、サバやソウダガツオ、サンマ等匂いが強い物はスルメイカ短冊に比べてエキストラ達のアプローチが極めて早い傾向があるから、だ。
筆者は16~20サイズと呼ばれる16杯~20杯一箱の最大規格のスルメイカを用意、開いた胴を縦方向に5~6枚にカットし、旨味調味料をタップリ塗して2~3日冷蔵して味付け&余分な水分を絞った状態に加工してストック、釣行時に必要量を持参し確実に実績を上げて来た。
そんな訳でベニには専らスルメ短冊の筆者だが問題が一つ。ここ数年の不漁続きでスルメイカの価格が高騰し、以前は一箱¥3,000程度だった16~20サイズが今や¥20,000に迫ろうか、の勢いは正直船宿共々頭の痛い問題だ。因みに一郎丸では25年2月の時点で一人分¥3,000にてこのサイズのスルメ短冊を用意してくれる。
【ディープマスター タックルデータ 城ヶ島西沖ベニアコウ】
※タックル詳細は品名をクリック!
ロッド:アルファタックル ディープオデッセイBGX モデルR
ロッドキーパー:ミヤエポック マキシマムM 強化タイプ
アダプター:マキシマムM専用アダプター MB24
ライン:ゴーセン ダイバーX8 10号
仕掛:
サメ被害軽減装置: 海園Ver.3
ヨリトリ器具:ミヤエポック ヨリトリダブルベアリング
水中灯:ミヤエポック フラッシュカプセルLED/S
深海バケ:藤井商会 フジッシャー毛鈎 ムツ28号
空鈎:KINRYU 鋼タルメ28号
サルカン:フジワラ ステンレス親子サルカン3/0*2/0
集魚ギミック:ヤマシタ マシュマロボールL
錘:フジワラ ワンダーⅠ 2kg
【船宿紹介】


一郎丸 神奈川県三浦市 剣崎間口港 ℡ 046-886-1684
ベニアコウ仕立/4名迄 ¥64,000、追加1名当たり¥16,000 エサ別・氷付
アクセスはこちら→ https://ichiroumaru.net/access.html
【アルファタックルYoutubeで、2024年5月撮影のベニアコウ動画がご覧になれます。下記タイトルをクリック!】
【ベニアコウ】ベニアコウの仕掛け~竿~リールをディープマスター・テル岡本が実釣解説!新製品ロッドに大注目!!【テル岡本】
レポート:フィールドモニター 二上あや
冬になると美味しいお魚がいる中深場釣りが気になる私ですが、今回はクロムツオニカサゴのリレー釣りに行きました。今回の釣り船は二宮丸さんです。
3:30分に港へ集合し、用意出来次第出船となります。

暗いうちが勝負のクロムツから始めます。
用意して来た 5本針に、サバの短冊を付け仕掛けを落とします。

約100mで止まり、喰い棚を探りながらステイすると3m付近で早速アタリ!
巻き上げスイッチオン!
しかし、よく引き過ぎるし、暴れ過ぎてる…。上がって来たのはやはりサバ…。
釣れたマサバのお腹は光っていて体高もあり美味しそうなのでキープ!
アタリあってもサバばかりで本命に会えずにいましたが、ふと辺りを見回すと、空が白み始めクロムツタイムも終わりへ向かいます。段々と深場へと船長が流してくれ、やっと本命らしきアタリ!

その直後に激しめのアタリもあり、サバも付いた模様。
サバパラダイスに陥っていた私は、さっきの本命らしきアタリはクロムツかどうかも自信が持てずに巻いていたのですが、サバとクロムツのダブル!やっとの本命に喜びです!良かった〜!
しかしその後もサバ5点掛けと、元気なサバに苦戦…。
そんな時に仕掛けふわふわ作戦が良いと聞いたので、PEラインを張らずにオモリを底に付けたまま、仕掛けをふわっと弛ませる誘いにしてみました。
HBアカムツ195は扱いが良く操作しやすいので海中をイメージしてアタリを出す事が出来ました!
これは本命だよね⁈と自分に言い聞かせながら巻き上げると、クロムツダブルが上がってきました!
ふわふわ作戦成功です!!
空が明るくなり、流しが200mを過ぎた頃、オニカサゴを狙いに向かいました。

オモリを120号へ付け替えて投入し、130m付近で着底。
先程釣れた、ゴマ鯖を生エサの切り身にしてエサにします。
手持ちで底を切り、誘いを入れ待ちますが、アタリありません。
そこで底ダチを取り直し、誘いを入れてから、置竿にしてみました。
船の揺れにあわせて、底に着くとオモリが跳ねるので、オモリの跳ねないギリギリを意識して、細かく棚を調整してると、ゴンゴン!!
合わせを入れて巻き上げると、水面に上がって来たのは、期待通り赤い魚体の本命オニカサゴでした!!

釣って楽しく、食べて美味しいお魚のお土産が出来ました!
クロムツ狙いのゲストで釣れたマサバですが、40cm以上の豚サバと言われるジャンボサイズ程はありませんでしたが、とても美味しく頂きました!

サバが邪魔! と釣りをしてるときは思うかも知れませんが!
ゲストのお魚を含めて、釣りの後も楽しんで頂けたら嬉しいと思いました。
【釣行データー】
●ロッド HB(ハイパーブレード) アカムツ195
●リール 500番台電動リール
釣行日:2025年2月11日
釣り船:二宮丸(ふたみやまる) 神奈川県三浦市宮川港
レポート:フィールドモニター 二上あや
2025年初釣りは、南房へ。
美味しそうなお魚を釣りに行ってきました。
釣り船は鴨川・太海港の聡丸さん。
ここではフラッシャーサビキでクロムツ本命&他にも美味しいゲストフィッシュも狙える五目釣りをさせてくれて、さらにアマダイまでリレーする魅力的な釣りです。

深夜なのか早朝なのか・・・、AM2時には受付・出船となります。
ポイントまでは30分程度、船宿特製フラッシャーサビキ仕掛けに200号の錘を付け、指示棚160〜180mの中で、魚が喰うタナを探ります。今回使用したロッドはHB(ハイパーブレード)アカムツ195。
早々に、170メートル付近で当たり出てるよ!とアナウンス。私も175mでガグガクと竿先が震えてます!しかし巻き上げ途中で、オマツリトラブル多発、何投目かでどうにかゲストフィッシュが上がってきました!
東の空が白み始め、クロムツ狙いの150号に変更。
水深120m前後,ボトムから5mまで探ります。根掛かりもあるとの事なので、底立ちをとったらすぐオモリを海底から離し、1mずつ食い棚を探ります。底から2mのところでガガガッと竿をたたくようなアタリが!

HBアカムツ195がしなやかに曲がり、確かな魚の引きにワクワクしながら巻き上げると、本命クロムツとご対面!
やがて日も昇り切り、クロムツタイム終了。アマダイへ移動。

SHIBUKI F 221に持ち替え、オモリ80号でアマダイを狙います。
水深120m、着底後にオモリをトントン1m巻いてからゆったり誘い上げると、アタリ!
めちゃくちゃ元気に引くので、本命じゃないかな?と上がって来たのは良型キダイ!嬉しいゲストです。

船内ではアマダイがポツポツ上がりますが、小1時間でタイムアップ。
アマダイは残念でしたが、食べて美味しい魚の釣果となりました。
【タックル】
●ムツ
ロッド:HB アカムツ 195
リール:D社電動リール 500番
ライン:PE4号
仕掛け:フラッシャーサビキ
●アマダイ
ロッド:MPG SHIBUKI F221
リール:S社電動リール 400番
ライン:PE2号
釣り船:千葉県鴨川市 太海港 聡丸
レポート:フィールドスタッフ 椎名義徳
12月30日、茅ヶ崎港 ちがさき丸よりコマセキハダ狙いで釣行してきました。
水温の低下とともにキハダもほとんど旅立ってしまい、11月一杯でほとんどのコマセキハダ船が撤収。12月も半ばを過ぎると連日アタリすらないといった厳しい釣況が続き、唯一出船を続けたちがさき丸もこれが最終日。
99%はアタリすらないだろうと予想される中、それでもマグロ狂が16人も集まり、最後の一発を夢見て6時30分に出船。
時折ソナーにはチラチラとマグロの反応が映るようですが、コマセには興味がないのか、スルーされるばかり。
それでも黙々とコマセを撒き続けていると、昼近くになってトモ側でヒット!の雄叫び。サメもいないので大事にやりとりし、キャッチ成功! 奇跡の1本は42キロでした。おめでとうございます!
年内最終日ということもあり、早めの13時に揚がるよと告げられていましたが、沖揚がり間際にチラッとソナーに反応が出たということでもう少しやってみよう!となり…。
そして13時10分、またもや奇跡!なんと私のスタンディングバウト183Sが突き刺さりました!!

手応え的にアベレージサイズと判断。このくらいのサイズならとファーストラン後は遊ばせることなく強気でグイグイと巻き上げていきます。
『えっ?もう上がっちゃったの!?』とのギャラリー達の声。
僅か5分ほどで勝負がつきました。このサイズであればもはやスタンディングバウト183Sの敵ではありません。

釣れ上がった魚をよく見ると、これがまたなんとビンチョウマグロ(27キロ)でした。

キハダではありませんでしたが本当に最後の最後にやりました!

今シーズンは82.6キロのモンスターキハダも釣り上げましたが、最後の奇跡の1本にテンションはその時以上。

まるで年末ジャンボ宝くじを当てた気分です。
愛竿スタンデングバウト183S、来シーズンも頼みますよ!
【タックルデータ】
ロッド:MPGヘッドクォーター スタンディングバウト183S
リール 6000番電動リール
道糸 PE10号500m
遊動式テンビン+Lサイズプラビシ130号
ハリス フロロカーボン26号 18m
ハリ キハダ用16号
船宿:神奈川県茅ヶ崎港 ちがさき丸
レポート:フィールドスタッフ 椎名義徳
相模湾のコマセキハダもそろそろファイナル。

11/12の釣行では14.5キロのメボウと47.2キロのプチモンスターの2本を釣獲できたが、今日は如何に。平日にもかかわらず夢追い釣り人17名が乗船。

6時半の出港。およそ30分ほどのクルージングでソナーが魚影をキャッチ。
指示ダナ40メートル。コマセの振り出しは45メートルから。それより下にはビシを下ろさないようにとの指示でスタートフィッシング。
開始から20分。『船に着いたよ』のアナウンス直後に右舷側でヒット。
およそ20分ほどのファイトで30キロサイズが無事キャッチ。
船を立て直し、リスタート後の続くヒットは私のスタンディングバウト183Sに。
勢いよく100メートルほど疾走されたところで手ごたえ確認。
リフトアップしたバウトの復元が比較的早いのでレギュラーサイズ以下と判断。
10分弱のファイトで17.4キロをキャッチ。
その30分後、再び私のバウトにヒット。
一気に200メートルほど引き出され、止まってからの手ごたえもかなりの重量感。

20分ほどのファイトで浮上してきたキハダは堂々とモンスターと呼べるサイズ、61.7キロ!


その後も船中2本のキハダサイズが上がり、最後に私も33.4キロを追釣!

12月とは思えない盛り上がりで沖揚がりを迎えた。
当日の私の釣果は17.4キロ、33.4キロ、61.7キロの計3本!

水温も21度を下回ってきており、キハダも旅立ち目前。
次回釣行までチャンスが残っているかなぁ……
【タックルデータ】
ロッド MPGヘッドクォーター・スタンディングバウト183S
リール 6000番電動リール
道糸 PE10号500m
遊動式テンビン+Lサイズプラビシ130号
ハリス フロロカーボン26号 12m
ハリ キハダ用16号
船宿 茅ヶ崎港 ちがさき丸
レポート:フィールドスタッフ 椎名義徳
今シーズンのキハダは凄いですね。
25~30キロのレギュラーサイズが主体ですが、特に10月中旬頃はトップで3本、4本といった釣果も珍しくなく、キハダ初チャレンジでいきなりゲット!なんて人も多かったのでは。
朝晩の冷え込みも増してきたこの頃は、さすがにアタリも少なくなってきましたが、その代わりに50~60キロのモンスターサイズのヒットが目立つようになってきました。
その分、難易度が高まってきますが、それが本来の相模湾のコマセキハダ。
0か1、難攻不落のモンスターキハダを如何に落とすことがこの釣りの醍醐味でもあると私は思っております。 そして10月28日、茅ヶ崎港一俊丸に乗船。念願叶って82キロのモンスターキハダを釣り上げることができました。
【10月28日】コマセキハダ、船宿記録82.6キロ浮上。土曜はライト泳がせ船に出船、来週はライブベイトも! | 釣船 湘南 茅ヶ崎 一俊丸 (kazutoshimaru.net)
しかし、その後は3回釣行し、釣行毎にヒットはさせたものの、全てキャッチには至らず。運を使い果たしてしまったのか…
11月12日、小田原早川港の坂口丸に乗船。6時の出船で東方向へ進みます。

1時間半ほどのクルージングで城ケ島沖の船団に合流。

指示ダナ30メートルでスタートとなります。
開始から2時間ほど経ったところでコマセが効きだし、船のまわり、そして船下にも反応が入るようになってきました。
ここで私のスタンディングバウト183Sにヒット。
走りが止まったところでしばしの駆け引き。
手ごたえからさほど大きくはないと判断。ロッドを起こし、魚の頭をこっちに向けたところで一気に巻き上げ、まずは14.5キロのキメジをゲット。

2発目のヒットは12時近くになってのこと。
ファーストラン、セカンドランで引き出されたラインは300メートル。

レギュラーサイズとは明らかに違う重量感。
ドラグを締め、スタンディングバウトを立てしばらく耐えていると、バット部分から深く曲がり込んでいたブランクスが徐々に戻ってきます。
ロッドにかかるテンションが常に一定になるようブランクスの曲がり込みが戻った分ラインを巻き取っていくと、徐々に魚の引きも弱まり、それまで巻き取りができなかった電動リールも巻き上げができるようになってきました。
300~100メートルの間は魚をさらに弱らせる目的でゆっくりと時間をかけながら巻き上げ、100メートルを切ったところから巻き上げ速度を上げ、サメゾーンを逃げ切るべく、ガンガン巻き上げます。
ビシが見えたところでラインを船長に託し、ハリスをたぐってもらうとグッドサイズのキハダが浮上!
2本のギャフが打たれ、取り込まれたキハダは47.2キロ!



【タックルデータ】
ロッド MPGヘッドクォーター・スタンディングバウト183S
リール 6000番電動リール
道糸 PE10号500m
遊動式テンビン+Lサイズプラビシ130号
ハリス フロロカーボン26号 12m
ハリ キハダ用16号
船宿 小田原早川港 坂口丸
レポート:フィールドモニター 二上あや
度重なる時化で何度もリスケし、今年は金洲はお預けかと思って居ましたが、金洲が禁漁になる11月末前ギリギリで、出船することが出来ました。
朝、御前崎港へ着くと風が強く、沖は更に海悪いよ、と船長。荷物を積み込み、いざ出船です。
約1時間半掛けて金洲に到着。

朝一番は五目から、まずは泳がせ用のエサにするムロアジを釣ります。仕掛けを落とし、指示棚で止めコマセを振るとすぐにプルプルプルと魚がかかる。

無事泳がせのエサを確保出来ました!
3尾エサが釣れたので、金洲の大型魚を釣るべくヘッドクォーター・スタンディングバウト182Sへ持ち替え、ハリス50号仕掛けにムロアジをセット。

ボトムまで落として、ムロアジが暴れる棚を探して待つ。反応無ければ、底を取り直すが、イマイチ反応が無い。

ポイント移動すると船長から「ここはヒメダイが居るポイントだよ!」とのアナウンス。釣ってみたかった金洲ならではの魚の名前にワクワクしてしまい、再び五目へチェンジ。

先程より深い棚でアタリ!初めましてのヒメダイとムロアジダブル、イサキや特大ムロアジを追加しましたが、魚の活性はちょっと低め‥。


そんな時にカンパチが魚探に出ていると船長のアナウンスに、今度はまたまた泳がせに。
スタンディングバウト182Sから伝わるムロアジの震えがもの凄いのでチャンスか!と思ったら、しっかりと根にハマってしまった。どうにか船長の手を借り根から抜けたと巻き始めたら、魚の引きがあるぞ!?
と思った瞬間、スタンディングバウト182Sが海に刺さった!!
初めての大型魚の力強さに愕然としたが、強力な引きをスタンディングバウト182Sがしなやかな屈強さを発揮した。

船長や友人にお手伝い頂きなんとか上げて来るが、6000番台のリールが熱を持ち、悲鳴寸前。長引くファイトでリール電源も電池切れ。ここから手巻きでやり取りし、魚が船の周りを回り出す。マグロなのか?マグロだったらオダモン超えサイズと期待に満ち溢れたが、やっと水面に見えたのは、大き過ぎたサメでした。。。

大物とのファイトは貴重な体験となり、金洲らしい魚に会えた、成果のある1日となりました。
【釣行データー】
釣行日:2024年11月4日
五目用ロッド:デッキスティックフルアームド 73-232
泳がせ用ロッド:ヘッドクォーター スタンディングバウト182S
釣り船:茂吉丸(しげよしまる 静岡県御前崎港)