レポート:フィールドモニター 二上あや

秋から予定していた南房の夜キンメが、南からの風が強く、残念ながら出船中止になった為、急きょテンヤマダイに変更し、外房の飯岡・梅花丸さんへ行って来ました。日の入り前の暗いうちから船に乗り込み、満員御礼の2隻出し。私は15号船のミヨシに席を構えて出船です。ポイントまでいつもより遠く、片貝方面へ向かっているようです。

船長の合図で一斉に投入します。「漁礁の上なので根掛かり注意、遠投が有利、水深30メーター、糸を出し過ぎ注意」等々、細かなアナウンスを聞き、船内は一同真剣モードに。

日が登る頃、パタパタと本命が上がりはじめました。

そんな中で私は、ファーストフィッシュはキタマクラ、

からのカサゴラッシュ…。

根魚は好きですが、今は真鯛が釣りたい!周りが本命の真鯛を釣る中での、一人ゲスト三昧の蚊帳の外…

どうしても真鯛釣りたいので、真鯛ラッシュしてたお隣さんの釣り方を参考に真似てみる。

着底後に、ゆったりと誘い上げから誘い下げ、ボトム着底後ゼロテンで胸の高さでキープ。

すると、海人テンヤ真鯛の竿先がチョンチョンと動く小さなアタリ!すかさずバシッと合わせが決まり、9時過ぎにやっとの思いで本命1枚!

周りは釣れてる中での本命坊主の苦しい展開でしたが、やっと光が見えてきました。

遠投有利の言葉を思い出し、イメージ通りに遠投出来る海人テンヤマダイで着底させてから底立ちをとる。誘ってからステイで、数枚追加!!!

正直、ほっとしました…。

アタリを取って乗せても、巻き上げ途中でのスッポ抜けも多く、悔しい事も多かったですが、終わってみればつ抜けの好釣果でした。

かけ損じや誘い、テンヤの色や号数に悩みながら、アタリを出してからの、合わせの一連が上手く行った時の喜び。テンヤマダイはとても面白い釣りだと思います。是非チャレンジして楽しまれて下さい。

【ロッド】海人テンヤマダイ230MH
【釣り船】千葉県飯岡港 梅花丸

レポート:アルファタックルスタッフ・丸橋

スタッフTが言い出しっぺとなって、外房・飯岡の夏ビラメに行ってきました!
今回は総勢5名ですが、実はヒラメ未経験者がほとんどなので少々不安・・・しかし「あまりやったことがなくても梅花丸さんだったら大丈夫」と聞き「なんとかなるだろ~」てなノリで。

当日は南西の風が強い予報でしたが、なんとか出船できました。
自分(丸橋)のメインタックルは、ロッド:MPGシブキF190に、リールはサイバード船PG200PH。
今回の言い出しっぺ・スタッフT。2.8kgの良型キャッチ。実はこれが初めてのヒラメ釣り。最初はしっかり喰い込むまで待てず、2回ほどバラシ(というか掛けられなかった・・・)。しかし、その反省を活かし、シブキFのしなやかさもあって、なんと4枚キャッチ!

当日、自分たちの中で6枚釣って竿頭となったのはスタッフK。ロッドはミッドアームGS73-190M。リールはディーノ船150DH-Rというライトタックルセッティング。ミッドアームGSを使った感想は「グラスソリッドなのに軽快で取り回しが良く、値段のことを考えるとかなり実戦的なロッド」だとのこと。
私も2.8kgのグッドサイズを釣ることが出来ました! シブキFは、事前に聞いていたとおりグーッと気持ちよく曲がっていきますが、バット部分が残って不安なくファイト出来ました。
スタッフTANはヒラメ釣り3回目。ロッドはKaijinライトヒラメ215/FSL。この3kgヒラメは、いきなり「ドン!」と当たってそのまま掛かったそうです。Kaijinライトヒラメは操作性が良く、バットパワーも充分。底の感じやイワシの動きが分かりやすく感度もバッチリ、というインプレッション。
我々の中で当日最大の4.8kgを釣ったのは、スタッフN。このときのロッドはKaijinライトヒラメ215/FSL。Nくんいわく「このロッドはしっかりしていて操作しやすく感度も良かったです」とのこと。つまり、船釣りに慣れていない人でも扱いやすいロッドだということですね。
お世話になったのは飯岡・梅花丸さん。事前に聞いていたとおり、とても親切にしていただきました。おかげでほぼ初心者の自分たちも安心して釣りをすることができました。ありがとうございました!

梅花丸(ばいかまる)
千葉県旭市・飯岡港 HPは上の梅花丸の文字をクリック!

【使用タックル】
ロッド:
MPG シブキF190
人気のMPGライトゲームロッド・シブキは0アクションでも横流し80号まで対応できる。曲がっていくときの気持ち良さはMPG100%ならでは。気持ちく良く曲がるがバットパワーがあり、かなりの大物でも安心してやり取りできる。ヒラメに限らずライトタックルにイチオシで、外房のコマセハナダイ五目にも良いが、コマセマダイ80号錘でも無理なくこなす汎用性の高さがある。

Kaijinライトヒラメ215/FSL
カーボンフルソリッドを長尺で使っているバットジョイントモデル。カーボンフルソリッドならではの粘りと、軽快さと感度、喰い込みの良さも持っている。一味違うライトヒラメロッドをお探しの方にお薦め。同シリーズでラインナップしている2.4mモデルの「240/FSL」は波が高いときに対応しやすく、置き竿派の人にも良い。

ミッドアームGS 73-190M
GS=グラスソリッドブランクのバットジョイントモデル。持ち重りしやすいグラスソリッドだが、190というショートレングスであることもあって軽快な操作感で扱える。錘負荷30~80号の190MLもあるが、ヒラメでの横流し時の負荷を想定した場合は40~100号の「190M」がお薦め。定価19000円という買いやすさも大きな魅力。

リール:
サイバード船PG200PH
PE3号200mキャパシティの中型ベイトリール。MAXドラグ7kg、力を入れやすい丸型アルミノブ装備で、船タコにも適している。定価14,500円という価格帯を超えるスペックとデザイン。

ディーノ船150PH
ライトヒラメをさらに軽快に楽しめる小型ベイトリールだが、PH=パワーハンドルモデルは力強い巻き取りができる。定価8,000円と買いやすい価格帯だが、必要十分以上の性能を持つ。

テイルウォーク エランワイドパワープラス
テイルウォークブランドの中型ベイトリール。上の写真で、言い出しっぺ・スタッフTが使ったもの。MAX12kgという非常に強いドラグ力を持ち、ベアリング数も10+1とハイスペック。

【最後に・・・ヒラメのお薦めレシピ】

釣ったヒラメは、刺身の他に「香草パン粉焼き」で。
捌いたヒラメの身に小麦粉・溶き卵・香草パン粉の順で付けてバターで焼くだけ。お好みでハーブを入れても良い。粉チーズを入れると美味しいよ!

レポート:フィールドモニター 二上あや

活きエビで狙うテンヤ真鯛に出かけました。

今回は千葉県飯岡港の梅花丸さんにお世話になりました。

出船後3〜40分走り、ポイントへ到着。
横流しで、投入開始。
昨日は、朝のうちが真鯛の確率が高かったとのこと。この日も釣り開始後、何本か真鯛も上がり、私たちも頑張ります。
海人テンヤ真鯛を持っていた子供の竿先に変化有り!!

子供が良型のホウボウとやり取りしてます

合わせて、竿を立てると、良い引きをみせてます!
本日のファーストフィッシュは、良型ホウボウでした。

ホウボウ釣ったよ~

子供は休憩タイムに入ったので、私も海人テンヤ真鯛で釣り始めます。

仕掛けを落とし、誘い上げてからゆっくり見せるように下ろすと、視認性の高いオレンジの竿先がピクピク!ビシッと合わせが決まり、竿が曲がると、マハタの子供が水面に現れた。小型ながら食べて美味しい嬉しいゲストに喜びます。

私のファーストフィッシュはマハタの子供でした

その後もガンゾウヒラメやウマヅラ、ハナダイを追加しますが、本命に会えません。

ウマヅラハギ
ガンゾウビラメ
ハナダイ

そんな時に、船長からアドバイスを頂きました。エビを踊らせるようなイメージで、カワハギ釣りのようなタタキや、エビが跳ねるようなイメージで、アクションを付けてやると、それを見ている真鯛に効果大との事。船長の的確なアドバイスが有難いです。

早速実践すると、真鯛かなと思うアタリが増えたが掛けてもバレ多く難しい。

続けていると、海人テンヤマダイの竿先が小さく振れている。合わせも効き、竿が曲がり喜んでいるが、真鯛の3段引きでは無いようです…

で、良型ホウボウ追加しました。

五目釣りになりました
翌日のお花見でホウボウとハナダイ刺身をいただきました

操作性の良い海人マダイは、船長の言うリアクションの誘いも使いやすかったです。 活きエビでの釣行は、5月迄でその後3ヶ月は禁漁になるそうです。海人テンヤマダイを持ってお出かけしてみては如何でしょうか?

【釣行データー】
釣行日:2023年4月1日
釣り船:千葉県 飯岡港 梅花丸(ばいかまる)
ロッド:海人 テンヤマダイ230MH
※新製品Kaijinテンヤマダイは4月下旬頃に発売予定です。ロッドのフィーリングは前モデル海人と同様。ブランクカラー、グリップ部分のアルミフードなどデザイン一新。

リール:スピニング3000番