レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル
既に12月から始まっている相模湾・東京湾マルイカ。自分も12月に一度行きましたが、横浜や大阪のショーが終わって、ようやく落ち着いてきたので2か月ぶりに出撃してきました。
12月と違い、既に多くの釣り船がマルイカに出船しています。フィールドモニターの川野誠さんもバンバン行ってますね。

この日は、三浦半島先端に近い小網代・大和丸さんから。大和丸常連のYさんSさんと一緒。この写真は沖上がりして帰港途中のものですが、昼過ぎにはご覧のとおりベッタベッタの凪日和。お日柄は最高でした。お日柄はネ・・・

ロッドは間もなく発売するアルファソニックマルイカGZ 154XXUL/GSL-L。この画像の竿は昨年もずっと使っていたプロトモデルなので、穂先以外は無塗装のものです。
ちなみに、自分は一番先端のスッテは写真のように垂らしておき、2番目はマットに引っ掛け、3番目以降を投入器に入れるスタイルです。

この日はスッテ5本。左が一番下で、右が上。一番下のみ直ブラで、あとは直結。最初は明るいグリーンのスッテは上から2番目のみにしてましたが、それに時々乗ったので後半は下から2番目にも似たような色を入れました。今のようにまだ早い時期ではケイムラもしくはブルー系がテッパンで、通常なら下から2番目にもそういう色を入れますが(最初はそうしてました)、この日はそこのケイムラにはあまり乗らなかったので変えました。幹間は100センチで、自分はフロロ5号と太いです。5号でも乗りには影響がないと思っていて(実際、太いことによる影響はほとんど感じたことが無い)、幹糸が太ければトラブルが少ないため、そのようにしています。
※この時期(早期=3月下旬くらいまで)の自分的レギュラー配色は、一番上がブルーまたはケイムラ、2番目ピンク、3番目イエロー系、4番目もブルーまたはケイムラ、5番目(直ブラ)が写真のような濃いめのグリーンです。同じ色を続けなければ配置を変えても良し。ピンクは様子次第で替えることもあります。スッテのサイズまたは形は、隣同士が全く同じにならないようにしています。

途中経過。オケが寂しい・・・。実は朝にちょっとだけですがチャンスタイムあり。しかし、なんとそんな時に4回連続で巻き上げ途中に「抜けて」しまい出足最悪・・・最近、手がむちゃむちゃかじかむ(特にリールを巻く左手)ようになってしまい、朝の早い時間はリールを巻くのがギクシャクギクシャク。そりゃ抜けますわ・・・
この日は仕事ではなくプライベート。ですが、ひとつの目的は「水深が深い早期に、新製品アルファソニックマルイカGZ 155XXUL/GSLがどれくらい活躍できるか」を再確認することです。昨季も水深が深い時に試していますが、あらためてやってみました。
ちなみにこの日は6:30am小網代出船⇒朝から一気にカメギ根へ(水深80~85m)⇒小網代沖(水深100~105m)⇒城ヶ島周り(たま~に投入)⇒剣崎沖まで探索クルーズタイム⇒剣崎沖(80~85m)⇒1:30pm沖上がり という感じ。80mより浅い時はほぼ無し・・・深いッス。イカ付いてない回収でもツラいッス・・・。掛けてから60mくらい巻いた時に外れたりすると・・・ホント最悪・・・
結論から言うと、水深100mでもアルファソニックマルイカGZ 155XXUL/GSLはバッチリ活躍してくれますよ。ただし、穂先がかなり軟らかいモデルなので、潮が速い時は穂先が曲がり過ぎてしまうのでアタリが出にくくなる時があり、極端に曲がってしまう時は同じアルファソニックマルイカGZでも160ULや167XULのほうがやりやすい場合があります。急潮になるほど穂先が軟らかすぎない160ULが使いやすくなります。

話しは変わりますが、マルイカのゼロテンション専用モデルは色々ある船竿の中で最も破損しやすいロッドです。これはアルファタックルだけでなく、どこのメーカーのロッドでも同じ。ゼロテンロッドを折ってしまう典型的パターンとして、巻き上げ時の「巻き込み」があります。自分は、それを防ぐために一番上のスッテの上、つまりリーダー部の下端に写真のようなソフトビーズを3個入れます。自分が良く使うのは東邦産業さんの「発光玉ソフト」の3号。これはクッション的な役割ではなく、仕掛けが上がってくるときの目印です。浮力があるので、時には仕掛けよりだいぶ先に上がって来たりすることもあります。
そして、目印ビーズ以上に重要なのは「ちゃんと糸を見ていること」です。船釣りの場合、色分けされたPEラインを使うわけですが、例えばテイルウォークのパワーアイWX8では「ピンク」「ブルー」「レッド」「ホワイト」「グリーン」と10mごとにラインカラーが変わります。時々ラインを切ったりするので、先端にあるラインカラーが変わることはあっても順番は変わりません。レッドから始まっている状態なら次はホワイトになるわけです。巻き上げてくるとき、例えばレッドになったら残りが20m、ということをしっかり覚えて意識しておき、残り10mになったら巻くスピードを少し遅くして、最後にリーダーが来たらとにかく気を付ける(その時に目印ビーズが役に立つ)。自分的には、この「20m」を意識することが大事。20mから気にすることで巻き込みを最大限に防止できます。
今回のアルファソニックマルイカGZ 155XXUL/GSLは「アルファソニック史上で最も軟らかい穂先」を持つモデルですが、折れにくいグラスソリッドトップにしているので、巻き込みや糸絡みなどのトラブルが無ければ、ほぼ折れませんヨ。

この日は、朝のチャンスタイムの超出遅れが響き、結局ツ抜けするのが精一杯。数が少ないからザルの下にイカが固まってさびし~感じ・・・次はもっと頑張らないとネ。

夜は、家族は皆不在でひとりぼっち。なので飾り付けは一切無しの「オトコのイカ料理」。
どれも超カンタンなものばかり。でも美味い!
【この日のイカ料理】
①左上の皿 マルイカ寿司&湯掻いただけのゲソ
マルイカ寿司は、白飯に「紅ショウガ」「小ネギ」「白ゴマ」を混ぜ合わせて、イカの胴体にそれを詰め込んで輪切り。昔、三崎漁港近くにあった釣具屋さんで教えてもらったレシピ。これがウマイ。
ゲソは、湯掻いただけのものを塩を入れたゴマ油にチョイ着けするだけ。簡単だけど最高のアテ。
②右上の皿 ただの短冊切り
ただの細切り短冊。自分は上記のゴマ油でも食べますが、大好きなのが「まぐろユッケ丼のタレ(モランボン)」にコチュジャンを少し混ぜてゴマを振りかける食べ方。食べた人はみんな「これは美味いネ!」と言ってくれます。時々、船上でも作って食べるくらい大好き!
③左下の皿 ニンニクの芽とイカをゴマ油とバター、醤油で炒めたもの。この日、友達がくれたヤリイカを使いました。こういうジャンクな料理はビールに最高ですヨネ!
1パイだけ釣れたムギイカも食べようと思いましたが、おなかがいっぱいになっちゃったので、出し汁に漬けこんでおきました。それは丸ごとホイル焼きにするつもりです。これも美味いんですよね~~
さて、そんなこんなで今年の初戦は不満足な結果でしたが、この日はどの船もキツかったようです。しかし、今年に入ってからどの船も竿頭20~30杯となかなかいい感じで継続中(もっと釣れてる日も)。なんか、今シーズンは良さそう(期待を込めて)!
相模湾・東京湾では剣崎の「瀬戸丸」「喜平治丸」「一義丸」、小網代では「大和丸」「翔太丸」、葉山では「たいぞう丸」「長三朗丸」「五エム丸」、茅ヶ崎の「一俊丸」、平塚の「庄治郎丸」などマルイカの人気船が出船中。
千葉の小湊でも「寿々木丸」「小沢丸」さんが出ていて、こちらもいい感じ。
↑↑↑ 上の船名をクリックすると各船のホームページに行けます ↑↑↑
さあ、皆さんもマルイカに行ってみてください。
もし自分を見かけたら、気軽にお声がけくださいネ。
【タックル】
ロッド:アルファソニックマルイカGZ 154XXUL/GSL-L
※このモデルの実釣動画ありますよ
歴代アルファソニックマルイカ・ゼロテンション史上で最も軟らかい穂先を備えた「極軟調」モデルを実釣解説
リール:エランSWライト73L
今回はワケあり久々にこのリールを使いました。いや~早くアルファソニックCP使いたい~~~サンプルはあるんですが、釣具店の展示会とかがあって、まだ使っちゃダメなんス・・・4月下旬に初回入荷予定! もっと早く入らないかな・・・
ライン:テイルウォーク パワーアイWX8 0.8号マークド+リーダーフロロ3号(1ヒロ)
※アルファソニックGZシリーズは、穂先部ガイドは小さめなのでリーダーは3号推奨。
仕掛け:5本(下だけ直ブラ 上4本直結) オモリ50号
【釣行データー】
釣行日:2026/2/18
釣船:神奈川県三浦市 小網代港 大和丸
レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル
始まっちゃいました!相模湾マルイカ。
ちょっと試したいこともあり、行ってきました。

釣り船は、神奈川県の三浦半島先端近くの小網代港・大和丸さん。
相模湾の向こうには白い富士山が見えました。

風景写真続きですが・・・東にはきれいな朝日。
天気は良いのですが、風はかなり強く、波高し。

しかし、イカのご機嫌は悪くない。
この写真では、1杯オケの中に落っこちてしまいましたが3杯掛けでした。

この日、自分の最終釣果は15杯。
試したかったこと(ヒミツですww)が、まったくうまくいかなかったので15杯で終わっちゃいましたが、普通に釣りをしていればかなり数が伸びたでしょう。
ちなみに、この日はいくつかのロッドを使いましたが、2026年に発売するゼロテンションモデルも使用しました。かなり!攻めたモデルです! 今はまだ詳しく言えませんが、乞うご期待。とっても軽量です! くらいは言っておきましょう。
そして、この写真に写っているリールも2026年の新製品(画像はロゴ無しのプロト)。NEWゼロテンロッドと合わせたときのバランスは素晴らしく良いです!
ロッド、リールともに横浜釣りフェスティバルでお披露目です(詳しくはその時に)。
あ、それにとうとう井上直美さんモデルも2026年に発売です!
つまり2026年は、ゼロテンモデルと井上直美さんモデルが出ちゃうわけです。
ぜひ!アルファタックルブースに見に来てください!!!
さて、当日の釣りのことを少しお話ししておきましょう。
この日の水深は80~90m。オモリは50号を使いました。
スッテは5本。自分の場合、一番下を直ブラで上の4本を直結にすることが多いです(特に水深が深い時には)。
ただ、この日は下のスッテばかりに付いたので後半は4本(下1本直ブラ)にしました。
この日のように上に全く付かないのならスッテを減らすことは有効です。
落下が速くなること、そしてスッテの本数が減るとアタリは分かりやすくなります。
例えばスッテ4本と6本では、「アタリの分かりやすさ」という点でけっこう差が出ます。
マルイカに限らず、船のイカ釣りでは数を釣りたいし、タナも広くカバーしたいので慣れてくるとスッテの本数を増やしたくなりますが、時にはスッテの数を減らすほうがいい時もあることは意識しておくといいですよ~~
カラーはブルー系が一番良く、直ブラに付けていた濃いグリーンが次に良かったです。
上の写真でも、その2つにイカが付いています。
やっぱり早い時期のマルイカではブルー系は定番ですね。
自分は、早い時期はスッテ5本の中にブルー系(もしくはケイムラ系)を2本入れることは珍しくないです。ただ、この日、他の人はピンク系にも乗るよ~と言ってました。
周りの人と仲良くなって、どの色に乗っているか、何番目のスッテに乗っているかを聞くといいです。特に、自分が今一つ釣れていないときは、他の人の情報を参考にしてみるのもいいですね。
さあ、今季のマルイカはいかに!? 期待しましょう!