レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル
今年、駿河湾と相模湾はムギイカの当たり年。沼津近郊の夜釣りでは束(100杯)超えは珍しくなく、相模湾(こちらは日中)でも竿頭60~70杯をキープしています(5月半ば現在)。
で、5月15日に私も相模湾のムギイカへ行ってきました。船は三浦半島・小網代の翔太丸さん。
あ、そうそう、ムギイカってのはスルメイカの子供で、相模湾~駿河湾あたりでの呼び方です。麦の収穫時期=初夏に獲れることからそう呼ばれます。

この日の出船は朝6時頃。濃霧なので、船はゆっくりと。

濃霧ということもあって近場(小網代沖)から釣りスタート。朝から順調。オケがだんだん茶色になっていきます。

自分の仕掛け。ムギイカ狙いなので、プラヅノ中心。この写真のツノは8センチですが、ヤリイカ用11センチでも可(注:ダブルカンナはオマツリしたときに大変なのでやめたほうがいいです&マルイカスッテ用スナップが入らない場合も多いデス。お薦めはコレかな~)。合計9本で、上の6つが直結。事前に聞いた話から、かなりブルー系に偏らせています。下はラッキーマルイカ狙いでしたが・・・あまり意味はなかったですね。ただ、下のほうにはイカが掛からないとしても、仕掛け全体を長くするためには必要です。

【仕掛け説明】・・・興味がある人は、上の図と説明をじっくり見て&読んでくださいネ。
写真では下3本が直ブラでスッテにしてますが、自分のお薦め仕掛けの詳細は上図の通り。ムギイカ狙いなら直結部分はオールプラヅノでいいです。しかし、今年少ないとはいえマルイカをちょっと期待したい人は下2本の直ブラにはスッテを付けるといいですね。幹間は1.5m。ムギイカは上に高い反応が出ることが多く、仕掛けは長いほど有利。しかし、扱いやすさを考えると上のような感じが現実的です。これなら14mカバーできるわけです。ゼロテンでは、底を切れない=仕掛けの長さが底からカバーできる範囲。宙釣りなら底を切って釣りをするので、多少仕掛けが短くても巻いて上げることでなんとかなりますが、それでも仕掛けは長めが有利。9本は、扱うのがなかなか面倒くさいので、直結6本+直ブラ1本にしてもいいと思います。それでも10mほどカバーします。それより短くなるとムギイカでは不利になってきます。逆に、慣れている人ならオール直結の10本くらいまでチャレンジしましょう。自分のお薦めで下が直ブラなのは、長い直結で自分がミスしない自信がないから(笑)
どんな仕掛けでも、オモリ部分は最低1.5m~できれば2mで仕掛けを少しでも上げたほうがいいです。
あと、幹糸は全て5号。自分はマルイカでも5号です。乗りは変わらず、仕掛けは絡みにくい。ムギイカの時は、仕掛けが絡みにくいことはとても重要。5号の仕掛けが売ってなければ自作しましょう。
この日は、この長い仕掛けでもムギイカが付いたのは上から4本目までが一番多かったです(8割くらい)。前半はやはりブルー系が強く「濃いブルー」「薄いブルー」の2色が大活躍。今回の状態ならブルー系を上の7本のうち最低3本は入れるといいですね。
仕掛けが長くてツノやスッテの数が増え、イカが多点で掛かると仕掛けがヨレやすくなります。それを防ぐために、直結のスナップはスイベル付きがいいです。また、自分の直ブラ仕掛けはビーズを使い、直ブラ部はラインが1本なのですが、途中に小さなスイベルを結んで入れてヨレ対策。各所にスイベルがあることでかなりヨレ防止となります。
それと、オマツリ防止のためにオモリ号数は船長指示を必ず守ること。長い仕掛けでオモリを軽くすると落下時に仕掛けが流されやすくなり、オマツリだらけになります!

そうそう。ムギイカ釣りは、多点掛けも多く忙しい釣り。3つ4つ掛かっていたら、いちいちイカをオケに入れずに足元に落としておきます。次の一投で仕掛けを落下させているときに足元に落っことしたイカをオケに入れるのですが、何もないとイカが流れていってしまったりします。なので、自分は水が流れていく方向にタオルなどを置いて「堰き止め」とします。たったこれだけの、大したことないことでも効果大。釣りの効率アップには重要です。人によっては、立派な自作堰き止めグッズを持ってきてますネ。

出船してから3時間くらいは濃霧でしたが、9時半過ぎから晴れてきました。実はこの時点で40パイほど釣っていて「今日はかなりイケそう!」と思っていましたが・・・

途中から探索時間が長くなり、こんな写真を撮ってもらう余裕も・・・朝の状態だと、写真撮るヒマなんて無かったです。

この日の最終釣果は45杯。つまり後半は・・・。反応があっても乗らなくなり、群れの移動も早く・・・。まぁ、イカあるあるですよ。でも、ここのところあまりイカ釣りに行けていなかったので、船中3番目は自分的には「なかなか頑張りました」。
希望的観測も入れると、ムギイカはまだまだ楽しめそう。ムギイカは、やはりマルイカ釣りとは違う楽しさ・難しさがあります。アワセにしても、触り(アタリ)が出た時に瞬発的に合わせるのではなく、ちょっとゆっくりめに竿を上げるほうがいいです。また、チョコチョコピコピコとした触りが多い時、自分はそれで合わせずにタタキを入れて、一瞬止めてからロッドを上げます。多点掛けになりやすい。

今回お世話になった翔太丸と小菅哲也船長(通称てっちゃん船長)。いつも陽気で、的確なアドバイスをくれます。
翔太丸ホームページ

おまけ。小網代からすぐのところにある「松原農園」の直売所では、美味しい野菜を売ってます。もうちょっと後になると美味しい枝豆「はねっ娘」が出てきます。

で、晩ご飯のおつまみは松原農園で買ったそら豆とサラダ玉ねぎ。そしてもちろんムギイカ。ムギイカは沖漬けにしておいたものを、ただホイルにくるんだだけの「ホイル焼き」。これが美味いんです。自分の沖漬けタレは「ダシつゆ2:酒1:ミリン1」の割合で混ぜたものを500mlペットボトルに入れ、その中に擦ったショウガを加えたもの。500mlで今回のような小さいムギイカなら50杯くらいは漬けられます。
ムギイカの沖漬けを1杯ずつラップにくるんで冷凍し、それを輪切りにしたルイベもお薦め。小さなムギイカは、たいして解凍しなくても輪切りに出来ます(逆に、解凍しすぎると輪切りにしにくい)。自分の場合は既にショウガも入っているので、何もつけずにそのまま食べちゃいます。
沖漬けのタレを作るのに良く言われるのは醤油:酒:ミリン=1:1:1。ですが、沖漬けのタレには、みんなけっこう自分なりのレシピがあって、色いろ工夫するのが楽しいです。友人はショウガではなく鷹の爪(唐辛子)を入れたりしてますね。
ムギイカは、難しいところがあるとはいえ基本的には釣りやすく、イカ釣りをほとんどやったことがないという人にもお薦めです。マルイカ釣りをやってみたかったけど、難しそう・・・などと思ってこれまでにチャレンジしてこなかった方。今年は初チャレンジにうってつけ!ぜひぜひ行ってみてください!
最後に、アルファタックルお薦めのマルイカ(ムギイカ)タックルをご紹介します。
【ロッド】
●Kaijinマルイカ160L
●アルファソニックマルイカGZ160UL
ご予算が厳し~、という人にはスタンダードグレードのKaijin。しかし、上級モデルのアルファソニックは穂先部にトルザイトガイドを搭載していることもあって感度が高いです。このどちらもゼロテン&宙釣りのどちらもこなすオールラウンドモデル。なので、例えば上の図の仕掛けほどではなく直結5本+直ブラ2本でも、ムギイカが上ずっているときは底をきればいいのです。その意味で、この2つはゼロテン専用モデルのアルファソニックマルイカGZ167XULより、慣れていない人のムギイカ向きと言えるのです。自分はゼロテンオンリー、と言う人にはもちろん167XULです!
【リール】
アルファソニックから出している、かなり買いやすく性能も良いリールが「ディーノ船150」です。定価は税抜1万円。このダブルハンドルモデルがお薦め。ラインキャパシティは1号300m。下巻きをして0.8号200mくらいがマルイカとしてはちょうどいいくらいです。不精せずに下巻きをして、糸を全て巻いた状態でスプールにほぼいっぱいくらいにしましょう。0.8号の場合は、リーダー3号を1.5~2mくらいFGノットやPRノットで接続します。1号ならスイベル直結でもいいのですが、結び目が切れてしまう可能性があることと、一番上のツノの上からPEラインだとイカにとても見えやすくて良くない、という面があります。
レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル
最初に・・・今回は前半は釣りのお話しで、タイトルにあるように後半は釣りじゃないお話しですww
今シーズン初のマルイカへ行ってきました。昨年はワケあってあまり行けなかったこともあり、とっても久しぶりのマルイカです。行先は、千葉県の小湊。寿々木丸(すずきまる)さんにお世話になりました。

朝、港を出てすぐに船長からアナウンス。
「朝のうちはサバが多いかもしれないので、直結にしておいたほうがいいと思います~」
それを聞いて、5本のうち一番下だけ直ブラにしていた自分は、一番下も直結に変更。
小湊のマルイカ釣りのいいところは、港を出て10分程度の場所で投入することもある点。この日も、さほど走らないうちにイカの気配があったようです。しかし、水面でサバらしき魚のハネが・・・。鳥もかなり増えてきて、ヤバイ感じ。しかし、イカもいるようなので投入の合図。水深は60m弱で、意外と浅め。
で、幸先よく1杯めを掛け、巻いてくるとガタガタガクガクとやっぱりサバもちょっかいを出してくる。案の定、イカは外れてしまいました・・・。そしてその後もしばらくはサバの猛攻! 5回掛けて、1杯取れればマシという状況。

後半は、水深70~80mとやや深い水深を中心に攻めましたが、イカの触りは少なく、かなり渋い感じ。実はこの日、ワケあって小湊向きとはいえない、かなり軟らかめの穂先のゼロテンロッドを使いました。外房である小湊は太平洋に直接面した釣り場なので、穏やかな日でも波長が長いウネリは入ってきます。その点が相模湾や東京湾とは異なる、小湊という場所の特徴です。
そんな小湊で使いやすいのは、ゼロテンモデルでもあまり軟らかすぎず、短すぎないロッド。現行品で言えば、アルファソニックマルイカGZの「160UL」がお薦めです。「167XUL」は、長さはあるものの、穂先の軟らかい部分が長いため、小湊のような釣り場では穂先が震えてしまいやすく、結局イカの触りが分かりにくくなります。
せっかくなので、小湊マルイカでの注意点というか、コツを少々。ゼロテン釣法前提のお話しです。
①穏やかな日でも、波長が長いウネリによる船の上下動がある=船が上がっているときはゼロテンを取りにくい⇒このタイミング(船が上がっているとき)では、無理にゼロテンを取らずに誘う。誘っているうちに、船が下がってきてゼロテンになった時に、誘いを止めてアタリを見る。また、釣りをしているときもウネリを見て、船が上がる前に誘いを止めてアタリを見るなどウネリに合わせた誘いと止めをする。
②仕掛けを落として着底する少し前からロッドを水平にしてすぐゼロテン状態を取れるようにするのは他の釣り場でも同じですが、自分は小湊の場合はロッドを水平より少しだけ上向きにします。そうすることで、着底時のゼロテン調整幅が少し大きくなるからです。ロッドがやや下向きになっていると、着底時に船が上がっているタイミングだとすぐにゼロテンがキープできなくなります。
③ロッドによっては、通常よりも穂先を少しだけ曲げた状態でゼロテンにするのも有効。ウネリによって船が下がった時に、ゼロテンよりもマイナス(つまり糸が弛む状態)になりやすく、その時に穂先が震えてアタリが出なくなる、またはラインが弛んでアタリが分からなくなってしまうのですが、それを防ぐためにほんのわずかですがいつもより穂先に掛かるテンションを強くしておく。穂先が最適な状態より曲がってしまうことも出てきますが、穂先が震えて分からないよりマシという考えです。それで意識しておくといいのは、その状態のときには「穂先が戻る」アタリが出やすいこと。実はこの日、軟らかめの竿を使っていた自分は途中からこの作戦に切り替えて、戻るアタリで掛けていきました。戻るアタリの場合は、イカが乗っているかすぐには分かりにくい時もあるので、アワセた後に乗っているかどうか判別するための巻きを長めにします。
久々のマルイカに四苦八苦しましたが、やっぱりマルイカ釣りは面白い!
なにがって、状況に合わせて工夫していき、それがうまくいったときが最高。
いよいよ4月。今シーズンのマルイカはどんな感じになるのか楽しみですね!

釣り船:寿々木丸(千葉県 小湊港)
寿々木丸ホームページ
寿々木丸キャプテンのブログ
とここまでは釣りのことでしたが、たまにはオマケのお話しも。
実は、自分は完全にたった一人で釣りに行くことは多くはないんです。誰か一緒のほうが楽しいですから。この日は平日に突然行くことにしたので、「釣りに行かない?」と前日の午後に声をかけてOKな人もそうそういないワケです。で、今回は単独で行動が自由なので、たまには釣りの帰りも楽しんでみました。

小湊から勝浦までは、そう遠くない。そして千葉の勝浦と言えば「タンタンメン」ですよ。
勝浦のタンタンメンは一般的なものと異なり「醤油ベースにラー油」「タマネギと挽肉」などといった特徴があります(もちろん店によってちょっと違ったりもしますが)。
詳しくは「勝浦タンタンメン企業組合」のページをご覧ください。
今回、帰りに立ち寄ったのは「はらだ」というお店。人気店の一つです。

はらだのタンタンメンは、柔らかなブツ切りタマネギ。自分がこの店を好きな理由です。見た目どおり、もちろん辛い! ただし「薄め」にしてもらうこともできます。麺もスープも、ちょっとずつ食べないと辛くてムセますよ~。あと、自分のように汗かきの人は、ハンカチやタオルを持って行くといいです。辛くても、自分はスープを全部飲みます。
はらだ(勝浦タンタンメン企業組合のお店紹介ページ)
※勝浦タンタンメンのお店は火曜定休が多いです。「はらだ」も火曜定休。
美味しくタンタンメンをいただいて帰り道。最初はそのまま帰るつもりでしたが、圏央道へと向かう途中の道端には菜の花がチラホラ。場所によっては見事に群生していました。そこでふと思い出したのは、昔見た、菜の花畑の中をローカル線の電車が走る風景。たしか、それを見たのはこれから乗る圏央道の市原鶴舞インターチェンジの近くだったような・・・。

思い出して行ってみたのは、小湊鐡道(こみなとてつどう)の高滝駅近く。タイミング悪く、電車は走ってきませんでしたが、こんな風景をしばし楽しみました。
興味がある人は千葉観光ナビのこのページをご覧ください。
千葉県では、日本の道100選にも選ばれている道沿いの花を楽しめる「房総フラワーライン」とか、牛や馬、羊がいる「マザー牧場」、今回も小湊へ行く途中でその前を通った「鴨川シーワールド」などなど、釣りの帰りにちょっと立ち寄って楽しめるような場所がけっこうあります。時間と気持ちに余裕があったら、たまにはそんなのもいいと思いますよ~。
レポート:フィールドモニター 川野誠
7月上旬までは浅場でも数釣りが出来てた好調な今シーズンの東京湾マルイカも下旬を迎える頃から次第に渋くなり、城ヶ島や剣崎沖のやや深場での拾い釣りになってきていた7月末。
松輪江奈港『瀬戸丸』さんから平日釣行してきました。

前週末にはかなり釣果も下がってしまい、このまま終わりかな〜という仲間たちの声も聞こえ、1号船マサシ船長からも反応は少なくなってきたね…とさみしいお言葉も。
真っ青な澄み潮との情報を聞いていたけれど出船してみたらばやや濁り潮にニヤリと期待に胸を膨らませてしまうのは釣り人の性ですよね(笑)

アルファソニックマルイカGZ167XULに50号オモリで開始すると船長も驚く反応の多さで朝イチから連チャン連チャンスタート!!しかもサイズ良さげなのダブルだったりも〜

これだからイカ釣りはやめられませんね〜。
10時半すぎに城ヶ島まわりの潮も緩んだとのことで、アルファソニックマルイカGZ160ULに60号セットし直行。
水深70mハモノも高活性だけれどイカも絶好調で最高6回転10杯もやれてジャスト50杯の竿頭!!

初心者の方々も余裕でツ抜け出来てたので『これは明日もイケるんでは?』
8月1日の剣崎沖カワハギ開幕のための有給を船宿に戻って予約マルイカに書き替え(笑)
翌朝カワハギ開幕に期待ワクワクの仲間に茶化されながらお先に出船すれば昨日よりさらに濁り強めな海面で潮も緩いじゃないですか
剣崎沖40mから21号船シンゴ船長『ハイどうぞ〜かなりイイ反応ですよ』のアナウンスどおり着底でGZ167XULの穂先ぶわぶわ!!
朝イチからダブルダブルシングル〜と前日を超える7回転11杯!
その後もほぼ連チャンやダブルがやれちゃうまるで全盛期のバク乗り加減で11時過ぎに夢の50杯に到達〜しかも深くても54mでずっと剣崎沖だから移動の時間ロスもなく今日はハモノ被害もゼロと嬉しすぎる〜。

『この流しで終わりますね』でもちゃっかり営業マルイカを手に出来て今シーズン最高の62杯!!
8月だよ〜と嬉しく竿頭写真もパチリしてもらい船宿でドヤ顔したのはご想像どおりです(笑)
アタリ年でもお盆休みの頃でだいたい終わりを迎えるマルイカですが、終わる日まで通えるだけ通い詰めたいですね。
リール.テイルウォーク バサル73L
オモリ.50号、60号
仕掛け.自作5本スッテ(幹糸5号枝間1m)
レポート:フィールドモニター 川野誠
6月に入っても絶好調な今期のマルイカ!!
昨年は不発だった浅場もアチコチで爆ったりして一束越えの声もチラホラ。
釣っても釣っても食べても食べても飽きが来ないマルイカに連チャンしてきましたよ〜。

初日は金沢八景『一之瀬丸』
沖のイカが不調なので今月からマルイカ出船してるとのこと。都内から電車アクセス可能でマルイカができるなんて嬉しいですよね~

7時定刻に竜也船長の舵で出船。久里浜沖かなと思ってましたが一路剣崎沖へとフルスロットル〜ベタナギ快適で滑るように40分ほどで到着。
丁寧にスラスターを使った流しで期待の一投目『はい水深45m』アルファソニックマルイカGZ 167XULに50号で着底してすぐに穂先がブワブワ~~~これがたまらない~~~

いきなりの良型ダブルスタート!!しかもこの流しが6回転〜最高すぎました。

その後はホント丁寧な当て方で獲れなかった流しはない程に釣らせて頂き終わってみたら49杯
すべて良型ばかりと言う大満足な釣果。船長にお褒めの言葉も頂きました~
剣崎からの帰りも快適! ゆっくり片付けしても転た寝できるほど時間に余裕があるし。
オススメな船宿さんであります。
翌日は快調な浅場の爆ノリを期待して葉山芝崎『五エム丸』から🦑

この日はシーズン初な釣友にバリバリやってもらおう企画。
ミヨシ2番に座ってもらい隣で色々と面倒見てあげるつもり。
前日は葉山沖で一束越えたとのことで期待が膨らみますが…イカあるある〜そうそう連日イケイケにならないんですよね(笑)
じっくりと南下しながら、たかし船長ようやく秋谷沖20mで巨大反応発見
この日はアルファソニックマルイカGZ160UL。オモリ25号の捨て糸あり、チョン宙『なおちん』釣法で開始。
タタキからジワ〜っと持ち上げ穂先の違和感を、ちびまる子ちゃんの身切れを防ぐよう優しくすくうようにアワセていきます。

ヤクルトサイズから少しサイズアップした子達が巻き落とす度に釣れ続く快感は堪りません!

最初はビックリアワセばっかりだった釣友も次第に慣れてきて遅ればせながら連チャンモードにニコニコ〜墨がついた顔も拭かずにやり続けてましたよ(笑)

終わってみればミヨシの常連さんが余裕の一束越え!!
自分も81杯獲らせてもらって、その夜は船上干しのちびまる子ちゃんで祝杯🍻

柔らかく甘く美味しいマルイカ
まだまだやれそうな今シーズン。皆様も是非とも行ってみてくださいね😊
竿:アルファソニックマルイカGZ167XUL/160UL
リール:テイルウォーク バサル73L
仕掛け:
自作5本スッテ幹糸5号オモリ50号
自作4本スッテ幹糸4号オモリ25号 捨て糸2号50cm
釣り船:
一之瀬丸(神奈川県横浜市 金沢八景)
五エム丸(神奈川県葉山町 葉山芝崎港)
レポート:フィールドモニター 川野誠
皆さま、こんにちは。
今月はマルイカ強調月間の予定がほんとシケまくりで半分も出れず😢
とりあえず連チャンで行けた先々週のレポ送ります。
そういえばテイルウォーク『セイレンスBM』発売になってるそうですね。なおちんがトラフグでハンドル交換して使ってるのを見て使用してみたいなと思っております。釣りフェスで触った感じスゴい良さげでしたから。
さて。
3月に入り好調をキープしてる東京湾マルイカ🦑
連チャン釣行記です。
初日は釣友がマルイカ初心者ご夫婦を誘って来てくれて列びで座り自分がやってるアレコレを教えてあげ一杯でも多くアタリを見て掛けて欲しいなぁ〜企画。
ちょっと北風強めで海は悪いわイカ様のゴキゲン悪いわで初心者には難しい展開も、ご夫婦とも穂先に全集中を切らさず開始2時間で2杯づつ掛けてくれてホッと自分の釣り開始。

この日は剣崎沖の80m後半前後の流しが多めで反応は良さげも着ノリも少なく一流し一回しか出来ないどうもイマイチな展開がずっと続きました…
それでも昼前にはかなりナギてきてポカポカ陽気になり防寒着が暑すぎるほどになりマルイカも陽気になったのか(笑) ダブルを混じえてポツポツと上向いてきてドラマはラスト流し直前!!
『ふわっ』っと跳ね上がるようなアタリで合わせるとズドン!!と底に張り付くような重さでグイングインのツッコミ!!魚かスルメかとハンパねえ〜重さを水面下まで巻き上げたら巨大なマルイカ触腕ビヨ〜ん😳

上乗りさんに慌ててタモ入れしてもらって無事にネットイン🦑
測ってみると同長40cmもある余裕のキロアップの大迫力ボディ〜まるでアオリのようなボリュームに仲間から拍手喝采👏
もう腕パンパンだったけど嬉しい疲労感でしたね〜。
釣友がご夫婦にお裾分けしてくれて大満足でイカ三昧料理したよ〜。
またすぐにでも行きたいと嬉しいお言葉もいただき、初日は帰宅バタンキュー😴
2日目は朝から湖のようなベタナギでスタート。

こんな日にはいろんな穂先のアタリを模索するために持ち込んでる
アルファソニック マルイカGZ 167XULそして160UL
さらにKaijinマルイカ160Lもマメに持ち替えて使っていきます。
前日とは変わって朝からイカ様チョ〜ゴキゲンで触るわアタルわノルわ🤩
とくにオールマイティーな使い方が出来るKaijinマルイカ160Lのやや張り感のある穂先で軽めなゼロテンションを保つと、アタリが明確に分かります。穂持ちのパワーもありノリ感もよく分かってお値段的にも使い勝手的にもこれからマルイカやってみたい方にオススメしたいなぁと思う竿ですよ。

潮変わりも後もダブルトリプル〜2回転3回転〜と1日でこうも違うか!!な嬉しいほうのイカあるあるを堪能し48杯の竿頭でフィニッシュ。

今シーズンはこのまま好調ロングランお願いしたいですね!
【タックル】
ロッド:
アルファソニックマルイカGZ 167XUL/160UL
Kaijinマルイカ 160L
リール:テイルウォーク バサルVT73L
仕掛け:PE0.8号 幹糸4号 枝間1m 6本スッテ
オモリ:60号
船宿:瀬戸丸(神奈川県三浦市 松輪江奈港)
レポート:フィールドモニター 川野誠
昨年かなり好調でロングランだったマルイカ。
釣行記を振り返るとちょうど今週から始まってたなぁ〜とネット検索するとアチコチの船宿さんも週末からいよいよ開始とのこと。
(注:レポート掲載が遅れてしまいました。川野さん釣行は1月下旬です。スミマセン!)
剣崎の定宿『瀬戸丸』さんに乗ってきました。

前日の探索船の名目で出船もかなり反応が見られて開幕を待ちわびてた変態(笑)マルイカフリークさん達が大勢駆けつけ、シケで昼前に早上がりするも多数良型ツ抜けしたとの連絡を受け、居ても立っても居られず期待に胸を膨らまし翌日のナギ予報にも後押しされ有給釣行です!!
マサシ船長に様子を伺うと『水深80〜100m辺りに確かな反応はあるね。昨日はシケで行けなかったけど今日は城ヶ島も見て行こうかな〜』
さすがの開幕の水深は深いけど手巻きスパルタで『ゴクハヤ』回収やったりますよ〜(笑)
先ずは剣崎沖から様子見とのことで出船して15分ほどの90mでいきなりの激アツ反応!!
今季一投めアルファソニックマルイカGZ167XULに6本スッテ60号オモリで着底から長めのタタキを止めた穂先の『ブワっブワっ』で巻き始めると鬼重み~巻き替えしてきたPE0.6号が軋み最初はマルイカじゃないのかと疑って上げてみたらトリプル♫

しかも良型が3つで感激ですよ。さらにこの流し次がダブル、ダブル、シングルの4連チャンでいきなりバケツが癒やしのマルイカちゃんなのに真っ黒で見えないほど。
こんな出来過ぎでイイのかと既にパンパンの震える指先でスッテの墨を落としてると『ハイどうぞ〜この反応のアツいよ!!』
でまたダブル、ダブル、ダブルの3連チャンで早々にツ抜けで汗だくです。
この後ポツポツと数を伸ばしながら城ヶ島にもチェックに向かうも、カッ飛び下げ潮で反応はかなりあるようなのですが思うほど数を稼げず11時過ぎにまた剣崎方面に戻りながら水深80m前後をチェック。
しばらく反応探してくれてる間に先ほど移動時から作ったテルさん直伝『船上マルイカユッケ』に舌鼓み〜コリコリたまりません♫

潮が気に入らないのかな〜の船長アナウンスも上げが効き始めたラスト一時間にまたドラマ来ちゃいました♫
『ハイ83m〜これはイイ反応だよ〜』
のアナウンス通りブッコミのトリプルからダブル4連チャンにシングル4連チャンやれて15杯!!

もう腕も手首も嬉しい悲鳴上げまくり、最後の流しでちゃっかり営業マルイカも獲れて大満足の36杯の次頭で終了。朝方は派手めカラーのスッテが良くて午前中はケイムラ、昼からはギョクロ系がノリ良かったですね~♫
大中小のゴマサバにもかなり引っ掛かったので直ブラの使い分けがポイントになる1日な感想でした。
息子が大のマルイカ好きなので丼どっさりをペロリと食べてから、毎週ずっと釣っててね〜とアツいリクエスト言われちゃいました(笑)
【タックルデーター】
竿:アルファソニックマルイカGZ 167XUL(メイン)
同 160UL(サブ)
リール:テイルウォーク バサルVT73
仕掛け:自作5、6本スッテ
オモリ:60号
レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル
すっかり間が空いてしまい、スミマセン。
先の韓国レポート第三弾。釣りのことではなくもろもろオマケ編です。









上は、今回の釣り大会のオープニングセレモニーの際に、日本のマルイカ釣りについて話して欲しいということで、なおちんと二人でセミナー的なことをやっているときの写真。自分が実演、なおちんがそれを見ながら解説、右にいる朴(パク)さんが通訳して韓国の皆さんに説明。
韓国では、イカの釣りは夜のみなので、日中のマルイカ釣りってどんなものなのか興味を持っている人が多いそうなのです。また、夜はイカが浮くので当然宙の釣りとなり「ゼロテンション」釣法はない。しかし、ゼロテンをやっている動画を見ている人が少なくなく、どんなものなのか知りたいとのことでご説明。ただし、夜はゼロテンの出番はほぼない、とも説明しました。





まだまだ山ほど写真はありますが、ここまでにしておきましょう。
海辺の町、麗水(ヨス)は、韓国の観光地としては日本ではメジャーとは言えないかもですが、とても良いところ。ヨスは釜山からは130㎞ほど西になりますが、高速バスで2時間半程度(バスが一番楽な移動手段らしいです)。
機会があったらぜひ訪れてみてください。
レポート:フィールドモニター 川野 誠
皆さんこんにちは。
早上がりとなってしまいましたが6月下旬のマルイカ釣行いよいよ浅場か!な展開からのスタートでした。今月からはエギタコもでどの釣りに行くか悩みまくりです(笑)
好調ロングランとなっているマルイカ。
この日も剣崎の定宿『瀬戸丸』さんから8名の方々と出船。
親方の舵で『ちょっとね浅場から見て行こうと思いますから〜』と毘沙門前を探索。
それっぽい反応もところどころあった模様ですが投入するまでには至らず(残念っ)

イサキ船団の見える50mでスタート。

アルファソニックマルイカGZ 160ULの一投目からダブルでの快調なノリで8時半の下げ止まりまでは『このままなら50杯いけるかも〜』と期待するもそこは甘くなく澄んだ上げ潮がカッ飛んできてしまい底潮も重くなり釣り辛くペースダウン…
しかも予報どおりの南西も次第に爆風になりつつあり、アルファソニックマルイカGZの「167XUL」に持ち替えてウネリを長さでカバーしながら少しずつ数を稼いで行きますが『南風これからもっと吹くから残念だけど早上がりしましょ~』と11時にタイムアップ…

ドッタンバッタンのずぶ濡れ帰港となりましたが、ダントツの竿頭だったようで新作ステッカーを頂けました!

いよいよ7月からはエギタコ富岡沖開幕もで軟体強化月間のスタート。家族に大人気のイカ・タコ、冷凍庫ストックどっさりしたいですね〜
【タックル】
ロッド:アルファソニックマルイカGZ 160UL 167XUL
リール:テイルウォーク バサルVT73L
仕掛け:自作6本スッテ(直結5 直ブラ1)
オモリ:50号
釣り船:神奈川県三浦市 松輪江奈港 瀬戸丸
レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル
さて、韓国レポート第二回。今回はしっかりと釣りのことを書いてみましょう。
ところで、自分として知りたかったのは「アルファソニックマルイカ158XUL」がなぜ韓国でのイカメタルで好まれているのか、という点。大人気になったきっかけは、韓国のフィールドスタッフの方が「158XUL」を使って飛び抜けた釣果を出したことだと聞いていました。それはあくまでもきっかけなのですが、周囲が平均20杯くらいで158XULを使った人がその10倍つまり200杯!も釣ったというのは尋常ではありません。その要因はロッドだけではなかったかもしれませんが、少なくともロッドもあっていなければそうはならないでしょう。そんな話もあって、韓国イカメタルの釣りにおける「158XUL」のポテンシャルを確認してみたい、と思ったのでした。

なので、特に釣りの前半はアルファソニックマルイカ158XULを使用しました。

ちなみに、韓国の夜マルイカではロッド2本出しスタイルが主流。上の写真のように、釣り座には二つのロッドキーパーがセットされています。1本は置き竿でイカメタル、もう1本はオモリグというのがここ数年のメインスタイルになっているそうです。置き竿イカメタルではベイトロッドで、アルファソニックマルイカ158XUL。オモリグは日本と同じようにスピニングロッドでキャストする人が多いようです。



韓国へ行く前から、自分となおちんは、状況を見ながら日本のマルイカ仕掛けも試してみようと話していました。自分は日本のマルイカ仕掛けを少しアレンジしたものを用意していきました。投入器はないと思っていたので、仕掛けの捌きを良くするために幹糸5号。ただ、自分は日中のマルイカでも5号です。太いと思う人がいるかもしれませんが、これまでに悪い影響を感じたことはないです。リーダー(先糸)部はガイドの通りを良くするために3号です。

自分が用意していった仕掛けの図が上のものです。基本はマルイカ直結仕掛けと同じで、スッテの数は好きなだけ増やせる。投入器無しでも、図より1本スッテを増やして全長3.6m程度までなら扱える(スッテを増やしたときに全長を短く抑えるためスッテ間の幹糸は90センチ)。中間部は直ブラ。直ブラ部は、2センチ、5センチ、10センチとブランコ部の長さを調整できるようにしました。一番上は直結。これはリーダーと仕掛けをつなげるためで、普通ならスナップスイベルで仕掛けとつなぐ人が多いと思いますが、そこをスッテでつなげてちょっとでもチャンスを増やす、という狙い。これなら全長2.7mでも4個のスッテをセットできる。イカメタル以外のスッテ3個を、それぞれ違う色合いのものにすればアタリカラーも探しやすい。中間部のスッテは、イカメタルのドロッパー用と大きめのマルイカスッテ(6~7センチ)を用意していきました。
行く前、韓国でイカメタルをやったことがある知人に話しを色々聞いたのですが、大きいサイズが3バイ掛かると巻き上げが大変なので、スッテの数は状況によって加減したほうがいいよ、とのことでした。そんな状況になればいいな・・・と思いましたが・・・

イカのサイズが期待していたより小さかったので(残念ながら・・・)、なおちんは日本で普通に使っているマルイカスッテの直結仕掛けも試していました。ただし、日本のマルイカスッテはカンナが0.5mmと細いものが多く、イカが大型の場合は身切れが多発するためNG。カンナは線径0.7mm以上のものを使ったほうがいいです。

自分も、大きめのマルイカスッテ(マルイカとしては大きめの68サイズ)を使ってみたりしました。68サイズのケイムラに良く反応した時間帯がありました。
自分たちは置き竿スタイルではなく、日本でマルイカを釣る時と同じ手持ちで誘っていくスタイル。従って、使用する竿も1本のみ。自分は直ブラをメインとしたので、直結でやるようなタタキだけでなく、穂先部分をゆっくりめに上下する誘いも多用しました。その誘いのときは、158XULの軟らかい穂先部分だけを曲げる感覚で「ポヨンポヨン」と上下させる感じで。158XULは30号の重さだと穂先が曲がり切らないため、イカの触りがかなり良く分かりました。穂先が曲がり切ってしまうと極端に触りが分からなくなってしまいます。その誘いをしつつ、時々強く叩くと本アタリを出せることがありました。158XULは「ポヨンポヨン誘い」「強めの叩き」ともにやりやすく、触りの分かりやすさともにこの釣り方(30号までのイカメタル)にかなり合っていると感じました。ゼロテンロッドとしては穂先を極端に軟らかくせずブレを抑えた158XULの特徴が宙釣りのイカメタルでもプラスに作用したというわけですね。


さて、ここで頭の中で「マルイカロッド」と「イカメタルロッド」の違いは???と思った人もいると思います。両者では、ロッドの違い云々の前に異なる点がある。それは何か。シンプルに言えば、マルイカではゼロテン釣法があるのに対して、イカメタルでは宙釣りが基本となること。日中のマルイカは底付近を狙うことが多く、イカメタルは基本的には夜の釣りであり、船の灯りによって浮いてきたイカを狙う。こういったことから、それぞれのロッドの違いが生まれるわけです。そして、下記のような点が「マルイカ」と「イカメタル」のロッドの違う点だと言えます。
〇マルイカロッドでは、非常に細かく激しいタタキの誘いをする為、穂持ちから下は強めに張りを持たせている。
〇マルイカでは誘いが細かい=リアグリップが長いとやりにくい=リアグリップ短め。また、ロッド自体の全長も長すぎると細かい誘いがしにくくなる。
〇イカメタルでは、リアグリップは脇挟みができる長さ。脇挟みできると大きなサイズのイカが掛かった時でも楽に巻き上げてこれる。
〇イカメタルでは、マルイカロッドと比べるとロッドの全長は長め。マルイカほど細かく叩いたりしないし、やや長めである程度以上曲がるアクションの方が大きなイカに対応しやすい。
〇日中のマルイカのほうが、イカの触りが小さい。そのためゼロテンモデルでなくとも非常に繊細な穂先としているモデルが多い。




釣果が伸び悩んだ大きな理由はタチウオ。タナによっては毎回タチウオ。掛からないようにしても掛かっちゃう。派手な誘いをするとさらに掛かる。

右は韓国のテイルウォークフィールドスタッフで人気Youtuberのナンユルさん。この日は、恥ずかしながらナンユルさんのYoutubeライブに自分も出演しました。ちなみに、ナンユルさんはこの写真で持っている黄色ボディに赤玉模様のスッテがお気に入り。実際、このカラーは良く釣れた。
今までに、日本でもイカメタルはもちろんやったことがあるし、マルイカ釣りのノウハウを試したこともありました。しかし、今回あらためて色々なことを考えたり試したりして、それがとても面白かったですね。今回試してみて、日本のマルイカ釣法をベースにしたイカメタルは有効な場面がありそうだと感じました。投入器がなくても扱える長さの中でスッテの数を増やすのは、タナを広く探りやすいことと、アタリカラーを探しやすいというメリットがあります。特に西日本の皆さんは、イカメタルをやる方も多いのではと思いますが、今回自分が色々書いたことが多少なりとも参考になれば幸いです。

最後の写真は同船した皆さんと。皆さんありがとうございました!
PS レポート第3弾(オマケ編)は来週書きますね~~~
안녕하세요. 야나기자와 텔입니다.
といきなり韓国語で始めてみました。
アルファタックル・フィールドスタッフの柳沢テルです。
今回、韓国へマルイカを釣りに行ってきました。
そのときの様子を3回に分けてレポートします!

なぜ今回ヨスへ行ったのかと言いますと、当地で開催されるマルイカ釣り大会に招かれたからです。なぜ自分が?? それは、実は韓国でアルファソニックマルイカが大人気で、自分がアルファソニックマルイカの企画開発者だからなのです。韓国では、アルファソニックマルイカをイカメタル用として使用していて、船上でも多くの人がアルファソニックマルイカ158XULを使用してくれていました。








一番上にある韓国の地図をもう一度ご覧ください。今回釣りをしたのは、ヨスから約90㎞ほどの場所。有名な観光地・済州島とヨスの中間あたりになります。天気はとても良く、外海なのにこのベタ凪!



釣りが始まるまでにこんなにたくさん書いちゃいました~~~ということで前編はここまで、
さて、次は釣りについてしっかり書きます!