レポート:フィールドモニター 二上あや
9月7日、釣りジェンヌさんが開催されている、『ひとつテンヤ釣り体験』に参加してきました。
釣りジェンヌさんでは、釣り経験が少ない方でも気軽に参加出来る釣り教室を開催していて、今回は「初めてだけど、船釣りをやってみたい!」と声を掛けてくれた友人との参加です。
午前船を終えた船が戻り、船宿は人々で賑わう中、午後船チームの私達は総勢38名、2隻に分かれて船に乗ります。
30度越えの灼熱の甲板は汗だくですが、出船前のレクチャーを真剣に聞いていて、参加者の皆さんの情熱を感じました。
ポイント迄は20分。この時期の大原では、3号から5号の軽いテンヤを使う事も多いようですが「今回は初めての方も多いので最初はテンヤ8号からやってみましょう」とアナウンス。
船釣りが初めての友人にも、先生が横についてくれて、真剣な面持ちで仕掛けを落としています。すると間も無く竿が曲がり、初めての真鯛を手にしました!満面の笑みで、本当に私も嬉しい瞬間でした。
さて、初挑戦の友人に釣っていただいたので、私も釣らないと…。カジメの層を避ける為、着底後すぐリールを4回巻いてからゆっくりと誘うとアタリ!しかし上手く合わず残念。。。釣れた人の誘導テンヤの色を参考に金ピンクに変更し、仕掛けを落とすと、コンコン!明確な鯛のアタリが海人テンヤマダイ230MHから伝わってくる。ビシッと合わせが決まり、小気味よい引きです!小振りながらも本命の真鯛!!嬉しすぎる!!
船内では、時折ハタやシイラが掛かったり、楽しい雰囲気でしたが、真鯛の活性は今ひとつ。それでも皆さんアタリを感じたり、釣られて楽しまれていました。
釣りの楽しい輪が広がって行けばば良いなと思いながら帰路に着きました。
【タックル】
ロッド:海人テンヤマダイ230MH
リール:テイルウォーク スピーキー3000S XGX
釣り船:長福丸(千葉県いすみ市 大原漁港)
釣りジェンヌ
釣りジェンヌは、女性も釣りを楽しみたいをお助けするボランティア団体です。「女性のための楽しい釣りイベント」を定期的に開催しています。釣りに興味がある女性の皆さん、ぜひ釣りジェンヌのWEBサイトをのぞいてみてください!
レポート:フィールドモニター 岡崎敬久
東京湾のタチウオ、通称夏タチのドラゴンサイズ狙いで行ってきました。
最近の釣果はポツポツですが、ミニゴンに混じってドラゴンもあがっているらしく、中にはF8、140㎝の神龍クラスも居るらしいです⁉
期待を込めて出船しますが、旧江戸川から東京湾に入ると台風とその大雨の影響でしょうか、ゴミと濁流で水色がカフェオレのように濁っています…前回までの好釣果が続けば良いのですが…
到着まで約1時間少々、横須賀沖付近に到着です。こちらは水色は問題なさそうです。南の微風、少し波がありますが、まだ台風のウネリも無く問題はありません。
水深は約50m、1投目から頻繁にアタリはありますが、なかなか掛かりません。今日も小さいミニゴンが優勢な予感がします…パターンはシェイク&ステイで穂先のCTSを跳ね上げるアタリが頻発しますが、掛かるサイズはF3サイズばかり…中盤を迎えた頃にやっと3㎏設定のドラグを出すサイズが掛かりました!スケールで計測すると十分に指5本の範囲を超えており、とりあえずF5のドラゴン1本確保しました、が…その後続かず、アタリも少し遠のいていきます。
ですが、近くの人はポツポツあげています。しかも良型主体で…どうやらパターンが違っていたようで、超ロングステイにして、あまりアクションを付けてはダメでなようでした。すかさずパターンを超ロングステイモードに切り替えます。するといきなりひったくる強烈なアタリでロッドがノサれて…凄い衝撃が掛かります。まさに水中根掛かり(笑)、強烈なバックスライドをかわしながらやっと浮上してきたのは、F5オーバーの太い重量級ドラゴンで、船に引き上げるのにラインが指に食い込んで切れそうでした💦
その後もなかなかアタリは連発しませんが、ミニゴンが時折混ざりながらも良型主体&F5を2本追加することができて終わりまで続いてくれました。もう少し早くパターンに気付いていれば釣果は伸びたかもしれません…東京湾の夏タチはミニゴン多めながらもドラゴンが混じっていますので、まだしばらく楽しめそうです、
最近の東京湾の場合、パターンが日によってあるいは時間帯や潮、天気によってかなり変わってくるようです。つい先日はシェイクからのステイ、さらに超微速巻き上げで食い込むアタリを待たないと掛からないパターンだったり(こういう場合はGZ180を使ってじっくり焦らせて待つのが有効です)、今回のようにシェイク多めでステイだったり、超ロングステイだったり(GZ160でテンヤをしっかり動かしたり止めたりメリハリつけてテンヤをコントロールしましょう)その都度パターンによって使い分けるのが大切です。どちらのロッドでも極細超柔軟チタントップCTS(形状記憶チタン合金コンポジットチタニウムソリッドトップ)が搭載されていますので、どんな状況でもアタリをしっかり見せて伝えてくれますので、テンヤタチウオが更に楽しくなること間違いなしですw
ロッド:アルファソニック タチウオテンヤ GZ 160MH
アルファソニック タチウオテンヤ GZ 180MH
リール:tailwalk ヴィレイヤーDG 100HG-PH/R
ライン:tailwalk PowerEye WX8 1号+フロロカーボン8号
レポート:フィールドモニター 二上あや
前々から予定していました金洲釣行が時化予報のため、予定を変更し福島県の一歩手前の平潟港まで遊びに行ってきました。
金洲は時化なのに、平潟はベタ凪。
船長からドラグはゆるゆるにしといてと、アドバイス頂き出船。45分程走り、ポイントへ到着。
早速小さなアタリがあり、合わせるとベラ。
その後もしばらくベラに遊んでもらってましたが、やはり本命マダイが欲しいところ。
ベラを避け、マダイのアタリを探すべく上棚を探ろうかと考えていると、竿に怪しい動きがあり、すかさず合わせると何かが乗りました!!
しかしマダイの様な三段引きもベラの暴れも無いものの重く、途中グイグイとよく引きます。
海人テンヤマダイで魚の引きを吸収しながら慎重にやりとりして上がって来たのは、ヒラメ!!
本命で無くとも、しっかり違和感を感じてからの合わせが決められて、無事に上げられた魚なのて、とても嬉しかったです。
潮が動かないので反応は薄いものの、忘れた頃に誰かが竿を曲げ、本命マダイや北の魚のイメージがあるソイ等、様々な魚が船中に取り込まれます。
しかし私はベラに弄ばれ、ショウサイフグにかじられ、カサゴや黒メバルに癒して貰ったものの鯛は今回は縁が無く残念‥。
急きょ振替となった釣りでしたが、普段とは違う景色も、テンヤタックルで良型ヒラメも釣ることが出来て楽しめた釣行となりました。
【釣行データ】
釣行日:2024年7月6日
釣り船:大栄丸 (茨城県 平潟港)
ロッド:海人テンヤマダイ230MH
リール:テイルウォーク SPEAKY 3000S XGX
レポート:フィールドモニター 川添法臣
こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ のりおみ)です。
2019年、東京湾で爆発的に釣れて一世を風靡したエギによるマダコ釣り。あれからもう5年も経つんですね。すっかり市民権を得たエギタコが、今年は大洗沖で湧いているとのことで取材の依頼が。その模様をレポートします!
今回持ち込んだのは「アルファソニック ディープシーカー」82-180MH。本来はライトな中深場用の竿で、今年の春にはオニカサゴ(標準和名:イズカサゴ)で大活躍してくれました。この竿の特長と言えば、感度豊かな金属製の穂先「形状記憶チタンソリッドトップ」と、中深場用の竿(死語気味ですが“胴突竿”)とは思えない軽量な仕上がり。激流の中のアジビシ釣りやアマダイのテクニカルな釣りでもそのスキルを発揮する非常に汎用性の高い一振りです。
アルファタックルには「ハイパーブレード EGI TACO 170H/180MH」や「アルファソニック エギタコ」、「kaijin エギタコ」「エギタコFT」と優秀な専用竿が数多くリリースされていて、どれも素晴らしい仕上がりなのですが、そのどれもが我が家には無く、急に決まった取材で困った挙げ句「軽くて感度があってパワフルな竿と言えば……」で登板となった今回、「ディープシーカー」がまたもやまさかのドハマりを見せてくれたのでご報告します!
今期、マダコの湧きで話題集中の大洗沖ですが、神奈川県在住の私にとってアクセスの良い鹿島港からの出船となりました。エギタコの撮影と取材が一段落して8時過ぎからの竿出し。水深25〜30mの釣り場でした。
周囲では新子サイズが上がる中、「ディープシーカー」の竿先は“初期アタリ”とでも言うべき“触り”を感知していました。
取材日に同船した方々の殆どは東京湾でポピュラーな“硬めで張りのある先調子の竿”を、竿先を下げて使っていました。この竿で海底を小突いていると、この“触り”を見逃す(或いは初期の根掛かりに感じられる)らしいのです。
目線の高さに構えた竿先に少し重みを感じる“初期アタリ”があったら、小突きを小さくして、時折竿先でエギの頭を持ち上げるようにして様子を見る、竿先に“聴く”間を与えたところ、これがビンゴ。やがてずっしり重みが乗ってからアワセれば、胴部がリンゴ大の一回り大きなサイズがハリ掛かりするようになりました。
また「kaijin エギタコ」を愛用されている方とも同船しました。
感想を伺うと「柔らかい」とのこと。確かに、一般的なエギタコ専用竿は張りがあって小突きやすい印象があります。が、この“張り”によって乗せられないアタリがあることもまた事実なのです。柔軟な穂先は「柔らかい」と言うより「乗せやすいクッション性がある」と思って頂いて、小突いている最中に少しでも異変を感じたら、竿先に聴いてみることをお薦めしました。
またアワセも竿先を煽って掛けるのではなく、バット(竿元)部を持ち上げるようにしてしっかり重みを乗せてハリ掛かりさせることも、この手の竿の大切な作法なのでお含み置きを。
この説明でピンと来ない方はアルファタックルのYouTubeで「【エギタコ】東京湾エギタコ~船でのハウツー大公開!」をご覧ください。実はこの動画、私が編集したんですが、エギタコブームの火付け役・和田勝也さんが8分30秒で相当実戦的な解説をしています。何度見ても発見があるので是非ご高覧を!
さて、この日の釣り。アタリが見えるようになってからはエギの色を交換しながら配色を詰めていき、沖上がりまでに2kgを頭に7杯を獲りました。ちなみにこの日、同船の竿頭は10杯。取材の片手間に竿を出してこれだけ釣ることができたのは「ディープシーカー」の持つ“軽さ”や穂先の“感知能力の高さ”に因るものであることはご理解頂けたかと思います。
エギタコ釣りには是非、多彩なアルファタックルのエギタコ専用竿からお気に入りを見つけて頂いて、また「ディープシーカー」をお持ちの方は、こんな使い方も出来る最新中深竿のマルチな実力をご体感ください!
▼タックルデータ
リール:tailwalk ELAN SW DENDO 150
替えスプール:D2-200
道糸:PE2号(200m)
リーダー:フロロカーボン8号
オモリ:60号
ハリ:タコエギ3.5号/コウイカ用スッテ
▼船宿:幸栄丸
レポート:フィールドモニター 二上あや
友達のイサキ~ロックフィッシュリレーの仕立てに参加してきました。
船は南房・乙浜港の有希丸(ゆうきまる)さんです。
4時半集合、皆んなの顔が揃い「さあ行こう!」との船長の声がけで出船です。
ポイントは15分程ですぐ近く。今回はオキアミコマセ組とバチコン組に分かれてイサキを釣ります。
コマセは20メートルとアナウンスあり、棚少し下からコマセを振り、指示棚ピッタリあわせると程なくクンクンと竿先に反応有り!開始間も無く本命イサキが登場!!しかしイマイチ反応薄く続きません。
ポツポツの拾い釣りでしたが、ポイント移動を繰り返すたび、段々と活性が上がって来て、サイズアップしたりダブル・トリプルと釣れ出し、船内賑やかになって来ました。
指示棚15m付近では、仕掛け2mなので16mからコマセを振り15〜14mで待つと、コンスタントに釣ることが出来ました。
ミヨシにはコマセ組、少し後ろにバチコン組。
バチコンでも、オキアミコマセで魚を集めるのは有効。
コマセ組の自分は、竿を大きくあおり船全体にコマセが行き届くイメージでコマセを撒きます。
反応がない時には、ウイリー釣りの様なキビキビとした動きで、強弱変化をつけてみます。
アルファソニックL G73 190MHなら、色々な誘いが思いのまま。
とりあえず、お土産は充分に確保完了です。
8時半、ロックフィッシュへリレーします。
海人テンヤマダイで遠投し、ボトムをとりますが、なかなかアタリが遠い・・・
しかし、時々竿先に出る小さなアタリをビシっと竿に乗せたときは、たとえ小さなカサゴでも嬉しいものです。
みんながコマセやバチコン、ロックをやる中で、終始タイラバとジグをやり通すなおちんこと井上直美さんが強力な引きの青物を掛けて大賑わいでした!!
イサキは充分お土産が出来たのですが、ロックはまだまだこれから最盛期という感じでしたので、また行きたいと思います。
【コマセタックル】
ロッド:アルファソニック LG73 190MH
リール:小型電動リール
【ロックフィッシュ】
ロッド:海人テンヤマダイ230MH
リール:テイルウォーク スピーキー3000S XGX
釣行日:2024年6月22日
釣り船:有希丸 (千葉県南房総市 乙浜港)
レポート:フィールドモニター 川野誠
いよいよ今年もまたこの季節〜そうです東京湾(横浜沖〜川崎羽田エリア)のタコ解禁🐙
数十年ぶりの湧きからはや5年…
昨年は解禁前後の長雨の影響だったのか新子が全くと言っていいほど(泣)
ほどほどを期待して金沢八景『一ノ瀬丸』から解禁初日に行ってきました。
6月1日は剣崎イサキも解禁初日でしたがなんとタコ船4隻!それも全船満員御礼!
みなさん首を長くして解禁待ちだったんですね〜
やはり食べて美味しいの知ってますね〜。
定刻にハルト船長は川崎沖を目指し出船するも、僚船からの連絡で渋めとのこと。
本牧方面に作戦変更するもコチラもいまいち。
次に向かったのは羽田沖。焦茶色の海色だったけどようやく200〜300g前後の可愛い新子サイズが船中ポツポツとあがり活気づき流し替えの度に似たようなサイズが釣れ続け、ラスト前に沖のポイントでサイズアップ狙い700gをキャッチして沖上がり…
おチビちゃん達は成長を期待して優しくリリースして帰港するもなんか消化不良…
帰り道、仲間と反省ラーメンしながら(なんで釣りの後のラーメンって美味しいんでしょうね笑)
絶好調の茨城那珂湊に行っちゃお〜!となり、その場で予約も平日なのに自分らで満員とのこと。
みなさん釣れてるなら遠征! って感じなんでしょうか!
冬のワタリ以来で夏タコでは初めての那珂湊『つれたか丸』へ。
有名?茨城弁バリバリ船長到着で釣座抽選~会計後に乗込み、航程20分ほどの水深25mでスタート。
『オレンジいいからね〜俺言ったからね〜』船長の釣れカラーのアドバイス(笑)
中潮でずっと下げな展開でしたが60号オモリでは上手く小突けず、80号オモリに替えて安定した小突きが出来るとすぐ張り付く重さ♫
600gだったけど那珂湊あるある小石を4つも抱いてきてキロアップな疲労感(爆)
その後も同じくらいの水深を流し替えアチコチからタコ船も集まり争奪戦の展開になるとノリも渋めになり、長めの小突きをしないと底潮の重さもありバラしまくり😫
それでも誰かしらポツポツとラストまで釣れ続け昼過ぎ沖上がり。
ボウズは無しのトップ22杯だったようです。
バラし連チャンを反省し漁港入口交差点に開店したての『漁楽』でワンコインラーメン啜って(釣り人おつかれサービス?この日はナマコトッピング付き!)
釣りキチだからココに開店したとの店長さんと激アツトークに後ろ髪を引かれまたの再訪約束して帰路に着きました。
那珂湊の船タコは、その後も好調キープ。また行っちゃいますよ〜👍
竿:
アルファソニック餌木タコ180ti ltd
アルファソニック餌木タコ180
Kaijin餌木タコ
リール:
テイルウォーク・オクトパスライトプラス66
テイルウォーク・オクトパスライト54
アルファタックル・ディーノ船
仕掛け:ラインPE2号/3号+リーダー8号
レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル
皆さま、新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、年は明けましたが、昨年の釣り納めレポートです。
毎年12月30日、自分は仲間たちと船を仕立てて釣り納めをします。
昨年は、葉山あぶずりの秀吉丸さんで「ヒラメ~アマダイリレー」を楽しんできました。
最初はヒラメから。今回使用したのはKaijinライトヒラメ210/FSL。錘は60号(PE1.5号)。
リールはテイルウォーク・エランワイドパワー71BR。水深は30m台がメインなので手巻きにしました。
この葉山近辺では、外房同様に船で用意してくれる活きイワシを使えます。
最初は出船してわりとすぐの近場から。
なかなか根がきついところもあるので、孫針はシングルフックとして背中側にセット。根がきついところで、孫針をトリプルフックにして腹側にセットすると根掛かりが増えてやりにくいのです。
※エランワイドパワーの現行モデルは「エランワイドパワーⅡ」です
前半のヒラメ釣りの部では、船中でヒラメ10枚くらい、他にコチ、ハタとなかなかの好成績。
そして後半はアマダイへ。
リレーの後半はアマダイ。自分もちゃんと釣りましたよ! 47センチ!
アマダイタックルはアルファソニックLG82-185MHとエランSWデンドー、PE1.5号で錘60号。自分の場合、アマダイ・テンビンタチウオ・タチウオテンヤ・イシダイ五目でアルファソニックLGを使っています。軽量のうえ短めのモデルなので操作性が良く、チタントップによる感度が最高。82調子ですが魚がかかると程よく曲がる。手前ミソですが非常に良いロッドです。大のお気に入り。
上の図が今回使用したアマダイ仕掛け。自分が作った図なのでヘタクソですみません・・・。
よ~く見ていただくと、ハリスの全長が250センチになっていることが分かると思います。
そして、テンビンと錘の間に50センチのラインがあります。
通常、相模湾アマダイの一般的な仕掛けは200センチです。その仕掛けで底を小突き、錘を1メートルほど上げるというのがセオリー。錘を上げる高さは、潮が早ければ50センチ(仕掛けが横にたなびくから)、緩ければ1.5m(仕掛けが垂れ下がるから)と高めにすることもある、といった感じで、特に潮の状況を意識して変えていきます。
今回、自分が上のような仕掛けにしたのは、ハリスが長い=自然な感じで餌が漂う=喰い渋りに効く、という考えです。しかし、長くした分、仕掛けが底に着いてしまいやすくなるため、錘の上に50センチのラインを付けて、通常の200センチ仕掛けと同じように扱えるようにしているわけです。
通常の200センチの仕掛けで、この仕組みを用いて錘の上のラインを100センチとすると、底を小突きつつ仕掛けは底よりも上のタナにしておくこともできます。ちなみに、自分はこの仕組みのことを「オモリに下駄を履かせる」と言っています。
理論的にはここのラインをもっと長くして「下駄を履かす」ことが可能ですが(=仕掛けを長くすることができる)、この仕組みは投入・取り込み時に多少の慣れが必要で「下駄」が高くなるほど扱いにくくなります。
自分はここ2年ほどこの仕組みを試してきていますが、アマダイの喰いがいい時は「下駄無し」で通常の200センチ仕掛けのほうが良いと思います。
今回、自分たちはヒラメ~アマダイリレーでしたが、今回お世話になった秀吉丸さんでは、乗合で「タイ五目&アマダイ」リレー船もやっています。タイ五目も、美味しい魚が色いろ釣れるので楽しいですよ。機会があれば、ぜひ行ってみてください。
【タックル】
ロッド① Kaijin ライトヒラメ210/FSL
ロッド② アルファソニックLG 82-185MH
ロッド③ Kaijin 落し込み 73-205 Light
※Kaijin 落し込み 73-205 Lightは、友人に使ってもらうために用意していきました。ヒラメとアマダイともに無理なくこなせていて、今回のリレーにとても良かったですよ!
釣り船:秀吉丸 (ひできちまる) 神奈川県 葉山あぶずり港
レポート:フィールドモニター 二上あや
アルファソニック・テンヤゲームで、ロックフィッシュを狙う動画撮影に同行させて頂きました。
なおちんさんこと井上直美さんが一緒です。
撮影当日は、良い凪にそよそよと涼しい風。ロックフィッシュ日和です。出船し、少し走るとすぐポイント。直リグにエビの尻尾を一節カットして付けます。
早速キャストし、リフトandフォールで誘います。アルファソニック・テンヤゲームの繊細な竿先の感覚で、根の位置を把握。駆け上がる根を見つけて、ネチネチと魚を探すとアタリが!! 針がかりしないので、もう一度落とすと再びアタリがあったので、間髪入れずに即合わせ。
竿がしなり、グングンと良い引きは、本命アカハタでした!!
隣で釣ってるなおちんさんは、アカハタテンヤゲームは初めてとのこと。なおちんさんは幅を大きくとったリフトandフォールで誘いますが、アタリがあまりなかったので、ボトム中心のネチネチ探りに変えると、すぐにアタリ! ビシっと合わせて竿がしなっています。さすが百戦錬磨のなおちんさん、開始まもなくアカハタを釣り上げてました。
私もコンコンと言うアタリを取って、合わせが決まった! 激しくグングンとする強い引きを、アルファソニック・テンヤゲームのバットの強さで受け止めて上げてくると、強面でカラフルなイラ!! 初めて見る姿に驚きです。
その後も数匹追加し、沖上がりとなりました。
ロックフィッシュは、成長も遅く、年間で10センチ程度しか成長しないそうです。食べきれない程釣れた時には、エア抜きしてから海に帰して大事に資源を守りたいと思います。
あ、みなさん、動画をお楽しみに!
【タックルデーター】
ロッド:アルファソニックテンヤゲーム220MH
リール:テイルウォーク スピーキー3500XGX
【釣り船】
有希丸(ゆうきまる) (千葉県南房総市 乙浜港)
レポート:フィールドモニター 川野誠
9月に入ってもまだまだ日中は夏の灼熱が続いてますが、着実に海の中は秋モードに移行しているようで、連日トップ50越えの寄りフグらしき数釣りが盛り上がってきたとの話を聞いて行ってきたのは金沢八景『野毛屋』。
名物健太郎船長の朝イチレクチャーに平日なのに満員の26名がウンウン頷きながら定刻に出船。
『朝イチから胴付きでやりますから準備しといてくださいね』
と自作の4本針仕掛けに配られたアルゼンチン赤海老を小さめにカットしてオモリ20号で投入開始を待ちます。
大貫沖の水深10mほど中潮まわりもかなり下げが強めで右舷胴の間だとかなりカッコミますが一投目からなかなかサイズの本命ショウサイフグがダブルで〜♫
実はこの日はトラブルで、いつも使うアルファソニック・フグゲームの代わりにサブで持ってきた今年の新製品『アルファソニックカワハギ166L』での実釣。
カットウではなく胴付きだし、まるでコッパのカワハギを釣るイメージでフワフワ誘い上げからのユックリとした下げでサワリ連発〜そのまま底まで連れてきて着底ゼロテンション〜気持ちマイナステンションでスイープに聞きアワセるとまたダブルと魚影は濃厚!!
船長も『船中だれかしら釣れ続いてるから手返し良くやってね』
と皆さんお代わりエサをじゃんじゃん買い付けてポンポン連チャンは続くも、潮が下げきった頃にチャンスタイム終了。さらにサバフグの襲来でハリス切れ多発&本命のアタリ遠退き・・・その後は移動を繰り返して、ようやく上げ潮が効いてきてまた確変キタ〜と思ったらば
『かなりの数が出たので捌くのも時間掛かりますから早上がりしていきます』
とアナウンスでタイムアップ。
オニギリも食べずに釣りまくったカウンターは余裕の歳越え!
湾フグマニア垂涎の野毛屋竿頭ステッカーいただいちゃいました!!
帰港後に捌いてもらえるので、やはり帰宅してから楽チン〜これもフグの魅力ですよね。
唐揚げにしたらばアッとの間に子供達に食べ尽くされちゃったのでまた近々行かなきゃ。
皆さんも胴付きで数釣りが楽しめるうちに是非ともであります。
【タックル】
●ロッド:アルファソニックフグゲーム155/170 ←いつもはこっちですが・・
アルファソニックカワハギ166L ← 今回はコチラです。
●リール:テイルウォーク バサル73L
●仕掛け 自作4本針(丸海津13、14号) オモリ20号
【釣り船】
野毛屋釣船店 (神奈川県横浜市 金沢八景)
レポート:フィールドスタッフ 山崎裕
フィールドスタッフの山崎です。
相変わらずタイラバ漬けの釣行で、メインとして通ってるのが静岡県は御前崎。
ここは外海でちょっと走れば金洲や八方という有名なポイントにアプローチできます。
釣れる魚は、タイは勿論のこと、タイラバで釣れるフィッシュイーターは何でも釣れちゃう魅惑のエリアです。で、釣れる魚のアベレージが大きい!!
過去に何度もフックアウトやラインブレイクをして悔しい思いをしてきた場所でもあります。
どうにかならんかなー?? と、悩みに悩んでタックルの見直しを思い付きます。
そうだ!! グラスソリッドのロッドならこの悩み解消できるかも?!と、MID ARM GS73-190Mをチョイス。これがタイラバ用として、あつらえたようにしっくりと手になじみます。リールシートからロッドエンドまでが420mmと長く脇ばさみも苦になりません。
グラスソリッド特有の柔らかさもあってファーストタッチの時、魚に違和感を与えないような造りです。また無限に曲がるパラボリックなアクションもただ曲がるだけで無くトルク感がある力強さを持ち合わせています。
実釣1日目はカンパチでその成果を発揮してくれました。
青物のパワーファイトでもMID ARM GS73-190Mは暴れること無く力強く魚をリフトしてくれました。
実釣2日目はハタラバ便。
この日も50cmのキジハタ(アコウ)を釣り上げました。
ハタ類を釣る時には当たったら即ゴリ巻きが基本。根に潜られてしまうと、魚は踏ん張って出て来てくれません。MID ARM GS73-190Mはフルベンドしながら魚を根から引き剥がすようにリフトし続けます。
根を切ればあとはバラさないよう揚げるだけ。MID ARM GS73-190Mは途中魚が暴れても往なす柔らかさも持ってます。
グラスソリッドロッドは御前崎のようなフィールドに適してるかもしれません。MID ARM GS73-190Mは強力な私の相棒になりそうです。
【タックル】
ロッド:MID ARM GS 73-190M
リール:テイルウォーク エランワイドパワープラス
釣り船:伊達丸 (静岡県御前崎市)