レポート:フィールドモニター 川野誠

いよいよ今年もまたこの季節〜そうです東京湾(横浜沖〜川崎羽田エリア)のタコ解禁🐙

数十年ぶりの湧きからはや5年…
昨年は解禁前後の長雨の影響だったのか新子が全くと言っていいほど(泣)

ほどほどを期待して金沢八景『一ノ瀬丸』から解禁初日に行ってきました。
6月1日は剣崎イサキも解禁初日でしたがなんとタコ船4隻!それも全船満員御礼!

みなさん首を長くして解禁待ちだったんですね〜
やはり食べて美味しいの知ってますね〜。

定刻にハルト船長は川崎沖を目指し出船するも、僚船からの連絡で渋めとのこと。
本牧方面に作戦変更するもコチラもいまいち。
次に向かったのは羽田沖。焦茶色の海色だったけどようやく200〜300g前後の可愛い新子サイズが船中ポツポツとあがり活気づき流し替えの度に似たようなサイズが釣れ続け、ラスト前に沖のポイントでサイズアップ狙い700gをキャッチして沖上がり…

おチビちゃん達は成長を期待して優しくリリースして帰港するもなんか消化不良…

帰り道、仲間と反省ラーメンしながら(なんで釣りの後のラーメンって美味しいんでしょうね笑)
絶好調の茨城那珂湊に行っちゃお〜!となり、その場で予約も平日なのに自分らで満員とのこと。
みなさん釣れてるなら遠征! って感じなんでしょうか!

冬のワタリ以来で夏タコでは初めての那珂湊『つれたか丸』へ。

有名?茨城弁バリバリ船長到着で釣座抽選~会計後に乗込み、航程20分ほどの水深25mでスタート。

『オレンジいいからね〜俺言ったからね〜』船長の釣れカラーのアドバイス(笑)

中潮でずっと下げな展開でしたが60号オモリでは上手く小突けず、80号オモリに替えて安定した小突きが出来るとすぐ張り付く重さ♫

600gだったけど那珂湊あるある小石を4つも抱いてきてキロアップな疲労感(爆)

その後も同じくらいの水深を流し替えアチコチからタコ船も集まり争奪戦の展開になるとノリも渋めになり、長めの小突きをしないと底潮の重さもありバラしまくり😫

それでも誰かしらポツポツとラストまで釣れ続け昼過ぎ沖上がり。
ボウズは無しのトップ22杯だったようです。

バラし連チャンを反省し漁港入口交差点に開店したての『漁楽』でワンコインラーメン啜って(釣り人おつかれサービス?この日はナマコトッピング付き!)

釣りキチだからココに開店したとの店長さんと激アツトークに後ろ髪を引かれまたの再訪約束して帰路に着きました。

那珂湊の船タコは、その後も好調キープ。また行っちゃいますよ〜👍

竿:
アルファソニック餌木タコ180ti ltd
アルファソニック餌木タコ180
Kaijin餌木タコ

リール:
テイルウォーク・オクトパスライトプラス66
テイルウォーク・オクトパスライト54
アルファタックル・ディーノ船

仕掛け:ラインPE2号/3号+リーダー8号

レポート:フィールドモニター 川添法臣

こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ のりおみ)です。
「定量達成」「クーラー満タン早上がり」のニュースが釣果情報を賑わせ、風物詩の梅雨時を待たずに最盛期へと突入した大原沖のイサキ。今シーズンは数・型に加え味覚もゲストフィッシュも魅力満載。アルファソニックLG と乗り込んだ千葉県大原港の梅雨イサキをレポートします!

今回持ち込んだのは アルファソニックLG73-190M。錘負荷20〜80号と東京湾はもちろん、外房でも相模湾・駿河湾でもあらゆる釣りにフィットして、竿おろしから4年目で16魚種を上げている汎用性に長けたコストパフォーマンスNo.1の一振りです。

剣崎沖や相模湾のようにイサキの泳層が幅広く、速いシャクリに反応の良い釣り場では兄弟竿の アルファソニックLG82-185MH もあると心強いですが、釣れるタナがおおよそ定まっていて、“止め”や“待ち”のタイミングで口を使わせる外房のイサキには アルファソニックLG73-190M がぴったり。40cmに迫る良型や、マダイやシマアジといったハリス強度の限界に挑むゲストフィッシュも珍しくないこの海域では、魚とケンカしないこの7:3調子に助けられることがしばしばあります。

──で、この日の釣り。

本降りの雨と、高めのウネリ、速い潮と、釣り人には厳しい条件でのスタートでしたが、海中のイサキはすこぶるご機嫌で、船長からアナウンスのある指示ダナ通りに釣っていればすぐさまアタリが出る順調な釣況。しかも押し並べて型が良く、小さく見えても25cmはある食べ頃サイズで、魚桶はみるみる満たされて行きました。

また、海が凪いだタイミングで「デカいの釣りに行きます」と宣言した船長の言葉通り、アベレージ38cmというジャンボイサキだらけの流しもあり、マダイや大きなメジナも混じりながら、好釣の心地よい疲れで沖上がりの時間を迎えました。

かくして、この日の竿頭はイサキ40本と定量には達しなかったものの、ジャンボイサキや美味しいゲストフィッシュでクーラーはちょうど一杯。惜しくも獲れませんでしたがみなさんシマアジとのスリリングなファイトもあり、大満足で笑顔の帰港となりました。

イサキ釣りではやはり、釣れるタイミングでいかに手返し良く、効率的に釣っていくかが釣果の分かれ道。バランスが良く、終日手持ちでも疲れ知らずの アルファソニックLG73-190M なら、タイミングを逃さず一日を釣りきることができます。

今期のこの好機に是非、たくさん釣れるイサキ釣りの純粋な面白さと、小気味よい釣り味、そして何より塩焼きに、なめろうに、炙り刺しに、水なますにしても美味しい豊かな初夏の味覚をお楽しみください!

▼タックルデータ

竿:アルファタックル/アルファソニックLG 73 190M

リール:中型両軸リール

道糸:PE2号

コマセビシカゴ:FL60号

テンビン:腕長30cm

クッション:直径1.5mm×長さ30cm

船宿仕掛け:ハリス1.75号/ムツ9号 3本針

付けエサ:なし

▼船宿:つる丸

レポート:二上あや

朝イチのシマアジから、イサキあわよくばマダイ を狙い、ロックへリレーする盛り沢山なリレー釣りに出掛けてきました。

シマアジポイントの指示棚は上から10メートル。乗船している皆で棚を合わせて、コマセを巻き指示棚でアタリを待ちますが反応無く、近くでシマアジを狙って居る船も模様が無いようでしたので、早々にシマアジに見切りをつけ撤退。

イサキ狙いで真鯛も混じると言うポイントへ移動します。指示棚25メートル。2号ウイリー仕掛けにチェンジ。

ロッドはアルファソニックLG73-190MH

アルファソニックLG73 190MHの竿先がチョンチョンと僅かに動き、本日初の生命反応を確認。

ファーストフィッシュはウマヅラ

コマセを入れ替え投入すると、本日初のイサキ! ほっとしました。

ポツリとたまに喰うのですが、食い込みが浅いのか、巻き上げバレてしまい中々取り込めない状況…。

次は気を取り直してロックフィッシュ場へ。

今期初のテンヤで狙うロックフィッシュですが、模様はどうでしょうか?
海人テンヤ真鯛240MHに持ち替え、投入し様子を見ますが、なんだかアタリ遠く苦戦気味。水温16度とまだまだ低いようですが、同船の方がカサゴや真鯛を釣りチャンス到来か⁈

アタリが遠い中でカサゴ登場

着底後の小さなツンツンと言うアタリをKaijinテンヤ真鯛240MHの竿先が捉えて透かさず合わせも決った!! そして綺麗なマダイが!!

マダイ釣れた! ロッドはKaijinテンヤマダイ240MH

アタリを捉えて、何の魚が掛かったのかなと、引きを楽しみながら巻くテンヤ釣りの楽しさを改めて感じました。

お友達のキジハタ!

ロック場も反応は少なめですが、忘れた頃に誰かが竿を曲げるような形で、キジハタに良型のアカハタも上がり船内が沸きました。

良型のアカハタが出ました!!

まだ水温低く口を使い辛い状況でしたが、次期に好適期になりと思いますので、ロックフィッシュ釣りにまた行きたいと思います。

【釣行データー】
釣行日:2024年5月11日
釣り船:乙浜漁港 有希丸(千葉県南房総市)

ーーータックルーーー
【コマセ】
ロッド:アルファソニックLG73 190MH
リール:1000番電動リール
ライン: PE3号

【ロック】
ロッド:Kaijinテンヤマダイ240MH
リール:tailwalk SPEAKY3000S XGX

レポート:フィールドモニター 岡崎敬久

アルファソニック・タチウオテンヤGZシリーズに、待望の究極のテクニカルモデル「アルファソニック タチウオテンヤ GZ 160MH」がついに4月に追加発売となりました。
さっそくこのロッドを使うべく、時期外れで日立方面に入ってきたタチウオ狙いで船に予約を入れましたが、生憎の強風予報により中止に…致し方なく、最近釣果が芳しくない東京湾に、急きょ行くことにしました。

予報では北風少々、凪ですが終日雨とのことで覚悟していましたが、当日の風はほぼ無くベタ凪。曇り時々雨で、雨はそれほど降ることもなく、船の上では暖かく快適に釣りができました。

ポイントは観音崎沖から航路までに反応があり、あまり濃い反応では無いものの広範囲に在り、船団も少し散っている感じでした。タチウオの反応の棚も5m前後と狭く相変わらずテクニカルで難しい感じです。

テンヤを船長の指示棚に合わせて落としてシェイクしていくと、さっそく魚から答えが返ってきました。GZのCTS(チタントップ)を僅かに1.5cm程上げ戻す微かなアタリ…ですが、掛かりません。魚が小さいのでしょうか…続いてシェイク後に少しステイさせるとトップを抑え込むアタリ…フッキングで見事に掛かりました。抵抗が強く、なかなかのバックスライドです。ですが、GZのパワーで魚は難なく寄ってきます。魚を掛けるとバットの20㎝くらいから曲がってロッド全体でバランス良く魚の引きをいなしてくれるので、カチカチのロッドと違ってバラしてしまうリスクも少なく、やり取りを楽しみながらあがって来たのはF4サイズの良型でしたw

まだモーニングサービスは続くようで、東京湾タチでは珍しく頻繁にアタリがでます。しかし魚が小さいようで今度はトップが僅かにユラユラと5mm程度揺れて魚が触った感じがしました。従来のロッドではまず感じられない微かなアタリです。合わせを入れると掛かりました!あがって来たのはF3の小さめでしたが、極軟調チタントップCTSでなければ絶対取れなかった魚と感じました。さらに続いて今度は反り返らんばかりに激しく下から食いあげるアタリ!ロッドだけの合わせで追いつけずにリールを超高速巻きして少し重みが乗った瞬間に合わせてやっと乗りました!すると今度は反転して強烈なバックスライドでロッドが水面近くまで絞り込まれます。それでもしっかり魚をコントロールしながら無理せず引き寄せ、あがって来たのはもう少しでドラゴンというF4.5の良型でしたw

そしてここでアタリが無くなり、サービス終了となりました。その後も船長が反応を探しながら乗せてくれるものの、魚は口を使ってくれずアタリが出ない時間が続きます。少し時間が開きましたが、またCTSに微細な、啄むようなアタリ…合わせますが掛かりません…またすぐアタリ…でも掛かりません。絶対これはタチウオじゃないと話をしているとまた啄んでいる…いい加減掛かれと鬼合わせすると重みが乗り掛かりました!ですがバックスライドするわけでもなく、水風船でも引っ掛けたような感触で上がってきます。まさかの最近まで釣れているトラフグかも…などと半分冗談交じりに話しをしていると…丸く膨れたものが見えてきて、見たことのある日の丸模様…可愛い800gほどのトラフグでしたw 数カ月前に同じタチウオ釣行でまさかのスミイカを釣りましたが、また今回も嬉しいゲストでした。

その後もポツポツと釣れ続け、正午を回り、ツ抜けまであと1本というところまできました。ただここまで良型は出ているものの、まだ満足できるサイズは釣れていません。

今度はやや深めの水深80mほどの反応で、指示棚を丁寧にビシッと小刻みにテンヤを躍らせているとトンッと軽く食いあげるアタリ!即合わせを入れると重みがぐっと乗り止まった後、今日一の強さで抵抗し始めます。そして本日初のフルロックのドラグが滑ってラインを何度も出されます。大物の予感ですw…残り約60mをロッド操作しながら巻いて寄せて、抵抗があれば止めて慎重にやり取りします。そして水面に現れたのは間違いなく今日イチの銀色に輝く巨躯ドラゴンでした!!私の太い指でも優に5本を超えて腹パンパンの状態で、スケールで計測したところF6に僅かに届かないもののF5.8、120㎝オーバーのドラゴンでした!ついに終了近くになりましたが、満足できる1本でツ抜け達成ですww

その後、時間いっぱいまで船長が頑張って流してくれて、F4を1本追加して、更にもう1本良さげなサイズを掛けましたが、本日初めて巻き上げ中の残り30mといったところでフックオフとなり釣行終了となりました。タチウオテンヤロッドGZを存分に楽しませて頂きました。東京湾と船長に感謝ですw

最後に、このアルファソニックタチウオGZ160MHの特徴と個人的感想ですが、極細&極軟調のCTSは目感度に関しては最高まさに究極でした。ハッキリ言ってこれ以上はありえません。このロッドの注意点をひとつ言うとしたら、穂先を跳ね上げるアタリは手元に伝わってこないのでヨソ見をしないように! 自分は今回それで三回ほど掛け損じてしまいました・・・
またグリップエンドがメタル製でバランサーの役割を果たし、重量バランスをとってくれているおかげでテンヤを1日動かし続けても疲れにくい設計になっています。シェイクの時にはラインを一瞬緩めてテンヤの重みを一瞬感じるときにビシッとロッドを合わせて、また緩めて合わせてと繰り返すことでタチウオのバイトを誘発できると思います。

タチウオテンヤ釣りには究極のうちの1本と思わせてくれるロッドでした。

【タックルデーター】

ロッド:アルファソニック タチウオテンヤ GZ 160MH
リール:ベイトリール150HG
ライン:PE 1号+フロロカーボン8号
テンヤ:40号 カラー:赤金、ブラック、夜光

船宿:吉野屋(千葉県浦安市)

レポート:フィールドモニター 川添法臣

こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ のりおみ)です。1月の『釣りフェスティバル』で初めて手に取って「コレいつ店に並ぶんですか?」と尋ねるほど一目惚れだった竿があります。あれから早や3ヶ月。桜も散って辛抱溜まらん状況で、ようやく釣り場に連れ出せた アルファソニック「ヤリイカ」 が、難しい日並みの釣りをアシストして釣果に繋げてくれたので、その模様をお届けします!

今回持ち込んだのは アルファソニック「ヤリイカ」172H 。錘負荷100号〜150号の9:1調子。パッと見、ワンハーフに見えますがセンターカット2ピースで携帯性抜群。荷物の多いイカ釣りにセダンで行けちゃうコンパクト設計です。この竿の特徴と言えば「CTS」と呼ばれる形状記憶チタンソリッド穂先。この鋭敏なセンサーを受け止める高弾性かつパワフルなカーボンブランクスに172cmという“いわく”ありげなレングス。詳しくは後述しますが、持った瞬間に「これは開発陣に相当やり込んで余程こじらせたイカ師がいらっしゃるな……」と直感する一振りです。ちなみに画像は昨今ヤリイカ釣りの標準となりつつある150錘での曲がり具合。実にアタリが見え易い佇まいです。

コチラは150錘の7本ヅノ仕掛けを全速でカラ巻きしているところ。ベリー部分の余裕が見て取れると思います。実はこの日、掛けたイカが巻き上げ中にバレるケースが散見されるノリの浅い日並みだったのですが、我が アルファソニック「ヤリイカ」 はハモノに獲られる以外はバラシ0。身切れも不意なテンション抜けもなく、掛けたイカを逃さない吸い付くような追従性を見せてくれました。

また、イカ釣りに付きもののサバの猛攻にもめっぽう強く、最高5点掛けの大サバを電動リール全速力のウインチファイトで巻き上げてもオマツリさせずにスイスイ浮かせるバットパワーが光りました。しかも、カエシの無いカンナにもかかわらず一尾たりとも落とさず取り込んでしまう執念のような粘りには驚きを通り越してちょっと肌寒く感じるほどでした。

先にも書きましたがイカの反応はあるのに活性が低くノリがイマイチだったこの日。取材の片手間だったにも関わらず釣果に恵まれたのはチタントップの恩恵でした。“ぬっ…”と重みが増したり、“フワフワ”と竿先が浮遊したり、イカの見せる魚信が驚くほど大きく竿先に出るので、そんなに力まずとも見落とすことがありません。また竿全体のバランスが良いので、構えた途端、戻りの速い金属製の竿先がスッと視界に入る気持ち良さも特筆です。

これまで“シャクって掛ける”釣りをしていたアングラーも、この竿を手にしたら“誘ってノセる”イカ釣りの面白さにシビれて頂けると思います。今回の釣行で、直結仕掛け仕様と思しき アルファソニック「ヤリイカ」155H への興味も急上昇。夏まで手に入れられたら、またその使用感をレポート致します。この記事をご覧のあなたも、感度と操作性にこだわった新作 アルファソニック「ヤリイカ」 で、目くるめくイカの沼に浸かってみませんか?

▼タックルデータ

タックル:24 アルファソニック ヤリイカ 172H
リール:小型電動リール
道糸:PE3号(300m)
イカヅノ:11cm×5〜7本(スッテも有効)
オモリ: 150号

▼船宿:明進丸 (茨城県日立市 日立久慈港)

レポート:フィールドモニター 岡崎敬久

いつもなら1~2月に日立沖に現れる良型タチウオたちですが、今年は群れが来ず諦めていましたが、やや北目だけれど出現情報がきました。早速、予約をいれますが、日に日に釣果が悪くなり…何日か前までは爆釣状態だったのですが、巻き網船が入ったらしく、時すでに遅し…群れが散ってしまい反応はかなり小さめとのこと…それでも釣れれば平均サイズはF4以上ということでしたが…

今回は茨城県日立久慈漁港の大貫丸さんから。

5時に港を出て北に走ること約1.5時間、やっと遠くにタチウオ船団らしきものが見えてきました。船団は二手に分かれているようで、一つ目は漁船の船団でスルー、二つ目の浅場の水深30m前後の船団に合流します。魚探には前情報通り、薄く小さな群れの反応が底に少し映っています。釣り方は勿論、大型タチウオ狙いですので、テンヤ釣法です。満船の船中を見渡す限り、同行者を除けば殆どの方はジグでした。

早速イワシを付けて釣り開始しますが、テンヤは勿論の事、ジグにもアタリが無いようです。どうやら聞いていた情報よりも更に厳しい感じです。何度か場所替えをして反応に乗せるとやっとジグにアタリが出たようで、船中で数本F3~4サイズがあがりました。しかし、その後が続きません。流しかえるたびに最初だけあたることがありますが単発です。ジグでは巻き上げて追ってくる時にアタリが出る様で、今日のパターンはアクションを付けながら微速巻き上げが有効なようです。

するとここでやっと同行者にアタリが出たようでテンヤで1本あがりました。サイズはF4のナイスサイズです。パターンを切り替えて底から約3m上までを狙います。テンヤを揺らしながら微速で少し上げてきたところでコツっとトップにアタリが出て無事1本目のF4サイズをあげることができました。しかし、あとが続きません…それでもなんとか4本まで釣りあげました。ジグでも苦戦しているようで船内は勿論、他の船を見ていても殆どロッドは曲がることなく、稀にポツッと釣れるような状況で激渋の様相です。

今回はKaijinタチウオテンヤも持ち込みました。

残り時間が約2時間を切ったあたりで、船長から「移動します」とのアナウンスが。
すると周りの船も一斉にポイント目指して爆走開始です(笑)
どうやら漁船が居なくなったので、最初の漁師船団ポイントに向かっているようでした。水深は約50mとやや深く、魚探を見るも漁が終わった跡らしい残りカスの寂しい反応です…

同じパターンで底から5m上まで探ります。しかしアタリはありません。魚はとても敏感で距離があっても網が入ると極端に神経質になり、捕食行動を一切しなくなることが殆どです。生命の危機が迫っている状況で捕食する魚はいませんから…漁がまだ終わってからさほど時間が経っていないからでしょう。

それでも何度かの流し替えになると、やっとテンヤ釣法らしくトップを跳ね上げるアタリが出ました!アルファソニック・タチウオテンヤ190のCTS(チタントップ)が上に反り返る激しいアタリで通常のロッドの合わせだけではフッキングせず、イワシを加えたまま上に泳いでいるタチウオに追いつくためにリールを超高速で巻きながらの追いフッキングをしてようやくロッドに重みが掛かりました。するとタチウオの強烈なバックスライドで、ロッドが抑え込まれてリールが巻けませんwフルドラグの状態でもラインが少し出るのでもしや…と思いながら上げてくるとF5サイズのドラゴンをなんとかゲットできましたww

するとここからテンヤチームにはボーナスステージが待ってました!! 同行者のテンヤチームだけが時合いになり、同時トリプルヒットもアリで、僅か20分無いくらいの時間でしたが入れ食いフィーバタイムとなりました。フィーバー中はテンヤを投下すると着ドンでアタリがあり、何をやっても活性が高いタチウオらしく激しくアタックしてきました。お陰でF5ドラゴンを1本追加して何とか数も9本(この日の竿頭)まで伸ばすことができました。最後に僅かですが、少しだけテンヤらしいアタリも出て楽しむことができました。この日はジグでも5~6本が最多だったようで、激渋の状況でテンヤで9本、サイズはF3.5が1本入りましたが、F5ドラゴンも2本混じり、残りはF4サイズと上々でした。

日によってスレて敏感になっていたり、群れの反応が小さいと簡単に釣れる状況では無い場合もありますが、良い群れにあたれば、また好釣果が狙えるかもしれません。完全に群れが居なくなる前に行かれることをおススメ致します。タチウオはゴーストフィッシュですから、いつ消えてしまうか分かりませんのであしからず…

【タックルデーター】
ロッド
① アルファソニック タチウオテンヤ 190
② Kaijin タチウオテンヤ 91 175H

リール:カウンター付きベイトリール 150番サイズ
ライン:PE 1号+フロロカーボン10号
テンヤ:40号 夜光、ゴールド

レポート:フィールドモニター 川添法臣

こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ のりおみ)です。時化続きで沖に出られず、うずうずしている方も多いのではないでしょうか? わたしもディープマスターことテル岡本さんの仕立てに乗せて頂くことになったものの天候に恵まれず、何度目かの仕切り直しでようやく沼津「舵丸」さんから出船することが出来ました。この春、マイタックルに加わった アルファソニック「ディープシーカー」が本領のオニカサゴ(標準和名:イズカサゴ)で実力を発揮してくれたので、その模様をお届けします!

今回持ち込んだのはアルファソニック「ディープシーカー」82-180MH。錘負荷80号〜200号の8:2調子。これまでシロアマダイにビシアジにと「実はこれにも好適」という釣り物で大活躍してきましたが、ようやく本領のライト深海。

この竿の特徴と言えば、形状記憶チタンソリッドの竿先(CTS)と、一日手持ちで釣り切れるバランスの良い“軽さ”。置き竿でも楽しめる西湘エリアや石花海ならともかく、気を抜くと根掛かりしてしまう大原や南房の岩礁帯を釣る場面では、軽さがもたらす“手持ちで疲れない”という一事が大切な要素となります。また、良型のオニカサゴほどアタリが小さいという傾向にも、目感度の高い穂先とモタレを感知しやすい軽量なタックルは大きな優位性を与えてくれます。これらの特性がどうオニカサゴ釣りに貢献するのか、実釣での使用感をレポートします。

船宿推奨の錘150号での曲がり具合がコチラ。まだまだ竿に余裕があるので、早潮の際には180〜200号にしても全く問題ないのが見て取れるかと思います。しかもこの竿、「軽い軽い」と言っているとパキパキの高弾性ロッドをイメージさせてしまうかも知れませんが、実際は繊細で柔らかい穂先に、負荷を掛けるとジワジワ曲がり込む粘り強い調子の一振りです。掛けた直後から取り込みまで、200m近い巻き上げの間、絶えず頭を振って抵抗するオニカサゴのファイトにも、やりとりを楽しみながら安心感を持って対峙できます。

また、このテの竿は全長が210〜190cmと言うものが多いのですが、この竿は180cmとやや短めで、それが持ち重りの解消や捌きやすさにも繋がっているのですが、何より特筆なのは“視点から近い”という点が挙げられます。いかに目感度の高い穂先でも、視点から離れていては微細なシグナルを見落としてしまいます。詳しくは後述しますが、竿先から得られる情報はアタリの他にも様々あるので、これは意外と釣果に影響するメリットをもたらしてくれます。

──で、この日の釣り。

竿入れ当初は水深より40mほど多く道糸が出るくらいに潮も効いていて、内心180号錘に付け換えた方が釣り易いかな……とすら感じる程でしたが、潮下の釣り座だったので指定の150号で頑張ることしばらく。積極的に仕掛けを動かすと本命のオニカサゴながら小さな個体が掛かってしまう反面、動かさないとアタリが出ないというジレンマに苦しむものの、よくよく考えてみればタナさえ合わせられれば魚が釣れる大変恵まれた釣況。ポツリポツリと釣果を重ねるうちに、水深170mを超える釣り場にあっても、ハリとエサが底を這っていると穂先に顕れる一定の挙動があることに気付きました。

これまでオニカサゴは勿論、コマセマダイでもアマダイでも生き餌のマゴチでも、テンビンから先にある「仕掛けの状態」については“想像で思い描くもの”でした。ですから、餌盗りに付けエサを食われて無くなってないか、エサが砂底を引き摺ってないか、こまめに底ダチを取り直したり、何分か毎に仕掛けを回収してエサの状態を目視で確認するのが当たり前の作業でした。

ところが、海中にある仕掛けの様子が竿先の挙動から読み取れる、というこの場合。それがどれ程の手間と上げ下げの時間を省くことができるか、ご理解頂けるでしょうか。

この後、潮が弛む時間が来て、ドンコ(チゴダラ)やサメたちがハリ掛かりするようになり、やがて魚信も無くタコベイトを噛み千切られたりハリを奪われたりするようになりました。犯人はヨリトフグ。これを避けて釣ることは結局最後まで出来ませんでしたが、感度アップと潮弛み対策として短めに詰めた仕掛けをわざと引き摺るタナまで降ろして、竿先にエサが底を引き摺っている時の挙動が出なかったらエサかハリが無くなっていると判断して仕掛けを回収する、という苦肉の策で乗り切りました。これも目感度の高いチタンソリッド穂先を持つ アルファソニック「ディープシーカー」 ならではの小技。みなさんの釣りのヒントになりましたら幸いです。

修行のような時間に試行錯誤を繰り返した11時近く。道糸が再び斜めに流され始め、ユメカサゴがハリ掛かりして来ました。これが今日最後のチャンスかも知れないと、全長1.8mの仕掛けに結び換え、エサもより大きめのものを選んで付けたところこれがビンゴ。まず魚信があって、この頃には竿先を聞き上げて魚の重みからサイズも想像できるようになっていました。この釣り場にはまだ他にも本命が居るような気がしたので、とりあえず10秒待ってみることに。結果、特に変化は無く、手巻きでリールを巻き始めた途端にググン! と更に強い引き込みが。ずっしりとした手応えを感じながら竿先を上げ、ゆっくり5m程巻いて電動巻き上げのスイッチをオン。ゴンゴンと首を振るファイトと重量感を楽しみながらの200m、海面を割ったのは1.2kgと1kg弱の一荷。テル岡本さんがタモ入れしてくださいました。

かくしてこの日のわたしの釣果は1.2kgを頭にリリース含め7匹。苦しい時間帯こそあったものの、小振りな個体を海へ返しても船中のみなさんのクーラーは賑やかで笑顔の沖上がりとなりました。

魚影が濃く、魚が素直な石花海のオニカサゴ。根こそぎ釣り帰ってしまったら、たちまち失われてしまう貴重な根魚たちの楽園であることは言うに及びません。「足るを知る」釣り師として、学びと食べる分だけの魚を持ち帰る心を大切したい、そう感じ入る釣行となりました。

この記事をご覧のみなさんも是非、ライト深海釣りのニーズをカタチにした アルファソニック「ディープシーカー」 で、これまで“やってみたかったこと”が“出来ること”になる瞬間をご体感ください!

<IMG_009.JPG>

▼タックルデータ

タックル:アルファソニック ディープシーカー 180MH

リール:小型電動リール

道糸:PE3号(300m)

天秤:腕長45cm

オモリ: 150号

ハリス:フロロカーボン8号

ハリ:ムツ20号

エサ:サバ/カツオハラモ/ヒラメ腹皮/ニジマス皮/イイダコ

<IMG_010.JPG>

▼船宿:舵丸 < https://kazimaru.net/>

レポート:フィールドモニター 川野誠

皆さま、こんにちは。
今月はマルイカ強調月間の予定がほんとシケまくりで半分も出れず😢
とりあえず連チャンで行けた先々週のレポ送ります。

そういえばテイルウォーク『セイレンスBM』発売になってるそうですね。なおちんがトラフグでハンドル交換して使ってるのを見て使用してみたいなと思っております。釣りフェスで触った感じスゴい良さげでしたから。

さて。
3月に入り好調をキープしてる東京湾マルイカ🦑

連チャン釣行記です。

初日は釣友がマルイカ初心者ご夫婦を誘って来てくれて列びで座り自分がやってるアレコレを教えてあげ一杯でも多くアタリを見て掛けて欲しいなぁ〜企画。

ちょっと北風強めで海は悪いわイカ様のゴキゲン悪いわで初心者には難しい展開も、ご夫婦とも穂先に全集中を切らさず開始2時間で2杯づつ掛けてくれてホッと自分の釣り開始。

この日は剣崎沖の80m後半前後の流しが多めで反応は良さげも着ノリも少なく一流し一回しか出来ないどうもイマイチな展開がずっと続きました…

それでも昼前にはかなりナギてきてポカポカ陽気になり防寒着が暑すぎるほどになりマルイカも陽気になったのか(笑) ダブルを混じえてポツポツと上向いてきてドラマはラスト流し直前!!

『ふわっ』っと跳ね上がるようなアタリで合わせるとズドン!!と底に張り付くような重さでグイングインのツッコミ!!魚かスルメかとハンパねえ〜重さを水面下まで巻き上げたら巨大なマルイカ触腕ビヨ〜ん😳

上乗りさんに慌ててタモ入れしてもらって無事にネットイン🦑
測ってみると同長40cmもある余裕のキロアップの大迫力ボディ〜まるでアオリのようなボリュームに仲間から拍手喝采👏
もう腕パンパンだったけど嬉しい疲労感でしたね〜。

釣友がご夫婦にお裾分けしてくれて大満足でイカ三昧料理したよ〜。
またすぐにでも行きたいと嬉しいお言葉もいただき、初日は帰宅バタンキュー😴

2日目は朝から湖のようなベタナギでスタート。


こんな日にはいろんな穂先のアタリを模索するために持ち込んでる

アルファソニック マルイカGZ 167XULそして160UL
さらにKaijinマルイカ160Lもマメに持ち替えて使っていきます。

前日とは変わって朝からイカ様チョ〜ゴキゲンで触るわアタルわノルわ🤩

とくにオールマイティーな使い方が出来るKaijinマルイカ160Lのやや張り感のある穂先で軽めなゼロテンションを保つと、アタリが明確に分かります。穂持ちのパワーもありノリ感もよく分かってお値段的にも使い勝手的にもこれからマルイカやってみたい方にオススメしたいなぁと思う竿ですよ。

潮変わりも後もダブルトリプル〜2回転3回転〜と1日でこうも違うか!!な嬉しいほうのイカあるあるを堪能し48杯の竿頭でフィニッシュ。

今シーズンはこのまま好調ロングランお願いしたいですね!

【タックル】
ロッド:
アルファソニックマルイカGZ 167XUL/160UL
Kaijinマルイカ 160L

リール:テイルウォーク バサルVT73L
仕掛け:PE0.8号 幹糸4号 枝間1m  6本スッテ
オモリ:60号

船宿:瀬戸丸(神奈川県三浦市 松輪江奈港)

レポート:フィールドモニター 川添法臣

こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ のりおみ)です。
横浜・大阪・新潟に名古屋と、展示会で出逢ったニュータックルたちが店頭に並び始めましたね。前回、サンプルをお借りしたアルファソニック「ディープシーカー」の製品版が手に入り、ちょっと様子見のつもりで船に持ち込んだところ、思いのほか大活躍したので緊急インプレをお届けします。釣り物は早春のマアジ、走水沖の本格ビシアジでの実釣レポートです。

今回レポートするのはアルファソニック「ディープシーカー」82-180MH(画像右)。錘負荷80号〜200号の8:2調子。オニカサゴやクロムツなどのライト深海は勿論、アマダイやビシアジ釣りにも流用できる中深場の基本的な一振りです。

私が普段ビシアジで愛用しているのは「HB(ハイパーブレード)AJI 180」(画像左)というMPG(マグナムパワーグラス)と中弾性カーボンのコンポジット竿で、今年で7年目になる相棒。波気があっても思わぬ大型の個体が来ても、MPGならではの柳腰で無駄に魚を暴れさせず、ハリスを護りながらハリ穴を広げないビシアジ専用竿の傑作です。

──なんですが、「ディープシーカー」にとって本領のオニカサゴ釣りは来月の予定だし、手に入ったら早く使いたいのが釣り人の性。そこで「ちょっと試しに」くらいの気持ちで持ち込んだ今回の釣り。結果から申しあげると大潮周りの激流に臨んで大活躍でした。その模様をお届けします!

釣行日の3月9日は大潮で北西の風9mの予報。文字通り潮流の早い走水では難しいコンディションになることを予想していましたが、朝イチの投入が上の画像。相当気を付けて糸の出し入れをしても、道糸が怖いくらい斜めに入り込む激流の中での釣りです。

130号ビシを使っているみなさんには船長から15号のオモリが配られ、ビシの中に入れるよう指示がありました。私は150号のアンドンビシも持ち込んでいたのでこれを使っています。図をご覧頂くと分かるとおり、右側(船首側)の釣座の方の道糸がこの角度で入ってきていますので、気を抜くとオマツリしてしまいます。このような状況では、仕掛けの投入時になるべく船縁から遠くへビシを振り込むことによって、潮下の釣師との仕掛けの接触を避けることが出来ます。大袈裟に言えば、150号のビシを潮上へキャスト出来なければ、高確率で周囲の釣師とオマツリしてしまう難しい海況でした。

そこで活躍したのが「ディープシーカー」の“軽さ”と絶妙な“アクション(ここでは“調子”の意味)”でした。

仕掛けの振り込みは軽さと調子で対応し、激流で難しくなる底取りはアルファソニックの売りであるCTS(コンポジック・チタン・ソリッド)穂先の感度の良さがアシストしてくれました。しかも魚が掛かるとベリーが柔軟に曲がり込み、硬いだけの先調子竿とは釣趣もマアジの脆い口吻を護る追従性も段違い。安心してファイトすることが出来ました。

ここで、今回「ディープシーカー」が気付かせてくれたTipsをひとつ。

さっきまで入れ掛かりでアタリがあったのに、急に沈黙するような場面。特に春先に見られる現象なのですが、このような場面に遭遇したら、一旦底を取り直してからジギングのように竿をシャクリ上げ、リールを巻きながら、最初のタナ取りより3m上までを探ってみてください。さっきまで釣れていたタナの1m上か2m上で、シャクリを止めるようなアタリがあったらビンゴ。次の投入も同じ釣り方で釣れ続ける筈です。

この際気を付けたいのは、コマセで上気した魚が浮いている状況なので、コマセを撒き過ぎないよう、アンドンビシへのコマセの追加は取り込み2〜3回につき1回程度に絞るのがお薦めです。

この釣り方の魚探反応を捉えたのが上の画像です。さっきまで釣れていた底付近の魚群と、5m浮いた食い気のある魚群。そして右上がりに斜めに入ったラインは、魚が掛かって電動リールで巻き上げ、45mで空っぽになったビシの軌跡です──ご理解いただけましたでしょうか。

マアジにおける春先の「探る釣り」。これは東京湾内のLTアジでやっていた釣り方でしたが、まさか走水の150号ビシでも出来るとは何とも意外な発見でした。この釣りを可能にしたのは「ディープシーカー」の軽さと操作性がもたらした賜物。
ちなみにこの釣りではテンビンと仕掛けの間に“何となく”付けているクッションゴムを外してみてください。シャクリの途中でハリ掛かりせずともアタックがあったことや、2本針のどちらに掛かっているかが分かるようになると、攻略中のワクワクが止まりませんよ♪ 2024年の早春、アルファソニック「ディープシーカー」で一歩進んだビシアジ釣りの深淵をご体験ください。

▼タックルデータ

タックル:アルファソニック ディープシーカー 180MH
リール:小型電動リール
道糸:PE3号(300m)
天秤:腕長30cm
オモリ:アンドンビシ150号
ハリス:フロロカーボン2号
ハリ:ムツ10号
エサ:イカ赤短冊(赤タン)

▼船宿:関義丸 (神奈川県横須賀市 走水港)

レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル

アマダイ。漢字で書くと甘鯛。名前の通り、ほんのりと甘みがある食味。
地味な印象があるものの船釣りでは安定した人気がある。
自分は、友人たちと行く年末の釣り納めは、昔からアマダイだ(リレー船にするけど)。
2021年の年末に、釣ったアマダイとアジを釣りの後輩がやっている居酒屋へ持ち込んだときのこと。
「テルさん、最近静岡でシロアマダイがすげ~釣れてるらしいんだけど知ってる?」
と後輩に言われて「え!ホント?」と調べ、2022年1~2月でシロアマダイ釣りに静岡へ3回出かけた。
その時のことは旧アルファタックルブログに掲載しています。

「3度目の正直! シロアマダイチャレンジ@静岡」
http://alphatackle.blog27.fc2.com/blog-entry-508.html

上の記事内で書いていますが、この時は全長4.5m3本針というアマダイ仕掛けとしてはかなり特殊な仕様のものを使っていました。そんな仕掛けを使ったこともきっかけで、その後のアマダイ釣りでも仕掛けや餌のことをずいぶん色いろと考え、様々なことを試してみました。今回は、そんなイロイロについて書いてみましょう。今回のブログは、ちと長いですよ~~~。

【ロッド】
アマダイ用ロッドは、82くらいのアクションで小突き誘いがしやすいものが良い、と言われることが多いですよね。結論からいうと、やはりそれはそのとおり。アルファタックルロッドの中でイチオシと言えるのはズバリ「アルファソニックLG 82-185MH」です。

自分のベーシックタックルは、アルファソニックLG82-185MH。40号から80号までのオモリに対応できる。リールはテイルウォークのエランSW DENDO150PHに、ラインはPE1.5~2号。
アルファソニックLG82-185MHで60号オモリ使用時の曲がり方。この状態ではロッドのバット側2/3くらいはあまり曲がらず、それが小突きやすさにつながる。80号オモリでも、これより少し曲がる程度。

アルファソニックLGでは、73-190Mや73-190MHもアマダイで使いやすい。73モデルは幅広く使いやすいので、アマダイはごくたまにしかやらない、という人には73モデルのほうがいいと思います。

また、MPGではシブキFシリーズも良い。グラスマテリアルのロッドとしてはかなり感度が高い。MPGのように中空構造のグラスではなく、普通のグラスソリッドだと感度は悪くなり、いわゆる「エサ取り」のアタリが分かりにくくなってしまう。
シブキFシリーズの良さは、魚が掛かった時の曲がり(見た目が美しい)や、大型が掛かったときの安心感という点もある。操作性は非常に良く、軽量なカーボン素材のロッドと比べても遜色ない。
シブキFは、190、191、220、221の4モデルありますが、どれでも問題ありません。積極的に誘っていくなら190か191。191のほうが小突きやすくなりますが、掛かったときの引きを楽しむなら190。誘い下げの幅を大きくとりたいなら220か221。2.2mなので、置き竿的に使うのにもいいですが手持ちでも疲れることはありません。

MPGシブキ F190で60号オモリ使用時の曲がり方はこんな感じ。

と、ここまでは相模湾・東京湾の60~80号オモリを使ったアマダイ釣りの場合のこと。
静岡県の駿河湾や遠州灘では、100~120号オモリ指定の釣り船が多く、そうなるとロッド選択が異なってくる。

遠州灘では120号オモリ指定の船宿が多い。色々試した中では、写真のMPGデッキスティック82-202が非常に良かったです。MPGにカーボンを少量コンポジットしているのでMPG100%のモデルと比較するとブランクに張りがあり、メリハリのある小突きができる。ただし、80号オモリだと強すぎる。
なおちんが持っているのは、MPG「HBアジ180」。アマダイロッドとしてはやや曲がる感じになるが、120号オモリでちょうどいい感じのロッドというのは、実は多くない(イカ用の竿は短すぎる)。このモデルは軽量で短いロッドなので、なおちんのような小柄な女性でも誘いやすいという利点がある。

最初の話しに戻ると、60~80号オモリではアルファソニックLG 82-185MHがイチオシ。最大の理由はチタントップによる高感度。アマダイ釣りでは、本命以外のエサ取りの魚が多く、それらにエサのオキアミを取られてしまったことに気づかないと、エサがないのに釣りを続けることになるため、かなり小さなアタリでも明確に分かる高感度はとても重要。このモデルはチタントップCTSならではの高感度を持ち、アマダイ釣りでも大きなメリットになる。唯一の欠点らしきものを言うとしたら、185センチという長さはアマダイ釣りの場合、わずかに短いと感じることがあること。特に、誘い下げの場合で大きく下げたいときはロッドをかなり立ててから下げていくことになるので、それが少し面倒だな・・・と思う時があるかもしれません。

【仕掛け】

標準的と言えるアマダイ仕掛けは上図のような感じ。幹糸の上部が120センチで、下が80センチという市販品もあるが、いずれにしろ全長2mの2本針が標準と言える。
※自分が書いた図のため、拙いものでスミマセン。
以前に紹介したことがある仕掛け。全長2.5mと長め。下針のハリスも150センチにしてエサを漂わせることを目的にしたもの。仕掛けが長いとエサが本来狙いたいタナより下になりやすく、それを防ぐため
オモリとテンビンの間に「下駄」を履かせているのが特徴。

以前のブログで紹介した仕掛けは、上図をもっと極端にしたもので全長4.5m3本針で「下駄」は1.5m。遠州灘のシロアマダイ釣りに行ったときに竿頭になった人から教わった仕掛けです。非常に効果を発揮する状況がある反面、潮の流れがあまりない時(もしくは船が流れないのも同義)は「下駄」を履かせても仕掛けが垂れ下がりやすくなるのが欠点です。相模湾など潮が緩めの場合が多い釣り場では効果を発揮しません。

そして、全く逆に全長を非常に短くする「短仕掛け」も面白い。全長は1m。小突くような誘いを重視する場合に良いと言えます。潮が緩く仕掛けが垂れ下がりやすい状況で、アマダイの基本と言われる水底から1m前後上のタナを意識しやすいというメリットがあります。この短仕掛けについては、自分的にはまだまだ試さないとしっかりしたことが言えないのですが、明らかに効果が高い場面があるのは間違いなく、ショートロッド・40号オモリ・PE0.8~1号といった組み合わせで使うと非常に面白い仕掛けです。これから、特に潮が緩い時にもっと試してみます。

ここ2年ほど、仕掛けについても色々試した結果・・・結局はベーシックとされる2m2本針というのがやはり基本なのだなとあらためて思いました。状況によって長仕掛け・短仕掛けがそれぞれ効果が出る場面がありますが、どんな時でも2mのノーマル仕掛けからスタートするべきですね。先人が長い間で培ってきた仕掛けや釣法は、様々な試行錯誤の積み重ねのうえに出来上がっているということを再認識したこの2年でした。
ただ、アマダイ仕掛けは幹糸・ハリスともに3~4号が標準的ですが、もう少し太くてもアマダイの喰いには差がなさそう。大きなアマダイを狙う人は、少なくとも4号にしておいたほうがいいと思います。自分は、シロアマダイ狙いではハリスを5~6号にして針は太めの軸のものにします。

【エサについて】
相模湾・東京湾のアマダイ釣りでは、エサはオキアミが一般的です。いっぽう、遠州灘ではホタルイカを使うことも多い(遠州灘の船宿で準備してくれるエサはホタルイカの場合がけっこうあって、オキアミを使いたい人は持参してくださいというのも珍しくない)。そして、自分が遠州灘で仕掛けとともに教えていただいたエサは「イカの短冊」。

実はアマダイでも効果があるイカの短冊。上の写真では欲張ってオキアミも一緒に付けていますが、これはあまり意味を感じませんでしたwww

自分は、この2年ほど、相模湾のアマダイ(アカアマダイ)でもイカの短冊(イカタン)をメインで使い続けてみました。アカアマダイもイカタンで釣れます。ただ、良く「ポニョ」と呼ばれる25センチ以下のサイズはイカタンを喰いきれないようです。イカタンを使っているときはアタリがあっても乗らないというケースがかなり増えました。小さいアマダイを釣るとちょっと可哀そうな気持ちになるので、それは別にかまわないのですが・・・。
イカタンのメリットはエサ持ちが非常にいいことですが、アタリの数はオキアミのほうがかなり多くなります。ホタルイカもオキアミに比べればエサ持ちがいいですが、イカタンのほうが圧倒的にエサ持ちがいいです。ホタルイカとイカタンでは、アタリの数は変わらないように思います。
イカタンは釣具店でも売っていますが、自分は長めのイカタンを使いたいので自作しています。気分の問題かもですが、ケイムラ加工します。
あと、アマダイでも「特エサ」として使う人がいるのは「イソメ」。しかし、自分はまだ試していないので語れません。

静岡に限らず、全国各地で脚光を浴びつつあるシロアマダイ。温暖化の影響なのか、それとも狙うポイントが開拓されてきたからなのか・・・。「超」高級魚だけに、シロアマダイ人気はまだまだこれから上がっていきそうですね。

さて。色々な試行錯誤の結果、現時点で自分が得た結論は2mの標準仕掛けを中心にして、状況によっては仕掛けを長く、または短くして楽しんでみる、というものになりました(たいした結論ではないですねww)。状況によって・・・というのは主に潮の流れの緩急。流れが強ければ長めにして、緩ければ短め。しかし、小突き誘いが明らかに効くとき、誘い下げがいいとき、ほぼ置き竿的に誘いは少なめのほうがいいときなど、仕掛けだけでなく、その時に合わせた誘い方ももちろん重要。いろいろやってみたからこそ、今後はもう少し確信をもってアマダイ釣りに臨めそうです。
とりとめのない内容になっちゃった気がしますが、多少なりとも見て下さった方のためになれば幸いです。

最後に、入稲福さんや二上さんと一緒に行った静岡県・大井川漁港の藤丸さんのご紹介。
とても親切にしていただきました。自分たちのように仕立てれば、乗合のときの100号オモリではなくもっとライトでやらせてもらえます。仕立ては8人。自分たちはPE1.5~2号、オモリ60号。
トイレが広くてとてもきれいなので、女性も安心ですよ。

【藤丸】
TEL 090-7435-4965
静岡県焼津市 大井川漁港
乗船料:11,000円(エサ・氷付き)
ブログ:https://ameblo.jp/junpei03051226/

ありがとうございました!