レポート:フィールドモニター 川添法臣

こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ のりおみ)です。

2019年、東京湾で爆発的に釣れて一世を風靡したエギによるマダコ釣り。あれからもう5年も経つんですね。すっかり市民権を得たエギタコが、今年は大洗沖で湧いているとのことで取材の依頼が。その模様をレポートします!

今回持ち込んだのは「アルファソニック ディープシーカー」82-180MH。本来はライトな中深場用の竿で、今年の春にはオニカサゴ(標準和名:イズカサゴ)で大活躍してくれました。この竿の特長と言えば、感度豊かな金属製の穂先「形状記憶チタンソリッドトップ」と、中深場用の竿(死語気味ですが“胴突竿”)とは思えない軽量な仕上がり。激流の中のアジビシ釣りやアマダイのテクニカルな釣りでもそのスキルを発揮する非常に汎用性の高い一振りです。

アルファタックルには「ハイパーブレード EGI TACO 170H/180MH」や「アルファソニック エギタコ」、「kaijin エギタコ」「エギタコFT」と優秀な専用竿が数多くリリースされていて、どれも素晴らしい仕上がりなのですが、そのどれもが我が家には無く、急に決まった取材で困った挙げ句「軽くて感度があってパワフルな竿と言えば……」で登板となった今回、「ディープシーカー」がまたもやまさかのドハマりを見せてくれたのでご報告します!

今期、マダコの湧きで話題集中の大洗沖ですが、神奈川県在住の私にとってアクセスの良い鹿島港からの出船となりました。エギタコの撮影と取材が一段落して8時過ぎからの竿出し。水深25〜30mの釣り場でした。

周囲では新子サイズが上がる中、「ディープシーカー」の竿先は“初期アタリ”とでも言うべき“触り”を感知していました。

取材日に同船した方々の殆どは東京湾でポピュラーな“硬めで張りのある先調子の竿”を、竿先を下げて使っていました。この竿で海底を小突いていると、この“触り”を見逃す(或いは初期の根掛かりに感じられる)らしいのです。

目線の高さに構えた竿先に少し重みを感じる“初期アタリ”があったら、小突きを小さくして、時折竿先でエギの頭を持ち上げるようにして様子を見る、竿先に“聴く”間を与えたところ、これがビンゴ。やがてずっしり重みが乗ってからアワセれば、胴部がリンゴ大の一回り大きなサイズがハリ掛かりするようになりました。

また「kaijin エギタコ」を愛用されている方とも同船しました。

感想を伺うと「柔らかい」とのこと。確かに、一般的なエギタコ専用竿は張りがあって小突きやすい印象があります。が、この“張り”によって乗せられないアタリがあることもまた事実なのです。柔軟な穂先は「柔らかい」と言うより「乗せやすいクッション性がある」と思って頂いて、小突いている最中に少しでも異変を感じたら、竿先に聴いてみることをお薦めしました。

またアワセも竿先を煽って掛けるのではなく、バット(竿元)部を持ち上げるようにしてしっかり重みを乗せてハリ掛かりさせることも、この手の竿の大切な作法なのでお含み置きを。

この説明でピンと来ない方はアルファタックルのYouTubeで「【エギタコ】東京湾エギタコ~船でのハウツー大公開!」をご覧ください。実はこの動画、私が編集したんですが、エギタコブームの火付け役・和田勝也さんが8分30秒で相当実戦的な解説をしています。何度見ても発見があるので是非ご高覧を!

さて、この日の釣り。アタリが見えるようになってからはエギの色を交換しながら配色を詰めていき、沖上がりまでに2kgを頭に7杯を獲りました。ちなみにこの日、同船の竿頭は10杯。取材の片手間に竿を出してこれだけ釣ることができたのは「ディープシーカー」の持つ“軽さ”や穂先の“感知能力の高さ”に因るものであることはご理解頂けたかと思います。

エギタコ釣りには是非、多彩なアルファタックルのエギタコ専用竿からお気に入りを見つけて頂いて、また「ディープシーカー」をお持ちの方は、こんな使い方も出来る最新中深竿のマルチな実力をご体感ください!

▼タックルデータ

タックル:アルファソニック ディープシーカー 180MH

リール:tailwalk ELAN SW DENDO 150

替えスプール:D2-200

道糸:PE2号(200m)

リーダー:フロロカーボン8号

オモリ:60号

ハリ:タコエギ3.5号/コウイカ用スッテ

▼船宿:幸栄丸

https://koueimaru-f.jp

レポート:フィールドモニター 川野誠

6月に入っても絶好調な今期のマルイカ!!
昨年は不発だった浅場もアチコチで爆ったりして一束越えの声もチラホラ。
釣っても釣っても食べても食べても飽きが来ないマルイカに連チャンしてきましたよ〜。

初日は金沢八景『一之瀬丸
沖のイカが不調なので今月からマルイカ出船してるとのこと。都内から電車アクセス可能でマルイカができるなんて嬉しいですよね~

7時定刻に竜也船長の舵で出船。久里浜沖かなと思ってましたが一路剣崎沖へとフルスロットル〜ベタナギ快適で滑るように40分ほどで到着。

丁寧にスラスターを使った流しで期待の一投目『はい水深45m』アルファソニックマルイカGZ 167XULに50号で着底してすぐに穂先がブワブワ~~~これがたまらない~~~

いきなりの良型ダブルスタート!!しかもこの流しが6回転〜最高すぎました。

その後はホント丁寧な当て方で獲れなかった流しはない程に釣らせて頂き終わってみたら49杯
すべて良型ばかりと言う大満足な釣果。船長にお褒めの言葉も頂きました~
剣崎からの帰りも快適! ゆっくり片付けしても転た寝できるほど時間に余裕があるし。
オススメな船宿さんであります。

翌日は快調な浅場の爆ノリを期待して葉山芝崎『五エム丸』から🦑

この日はシーズン初な釣友にバリバリやってもらおう企画。
ミヨシ2番に座ってもらい隣で色々と面倒見てあげるつもり。

前日は葉山沖で一束越えたとのことで期待が膨らみますが…イカあるある〜そうそう連日イケイケにならないんですよね(笑)

じっくりと南下しながら、たかし船長ようやく秋谷沖20mで巨大反応発見
この日はアルファソニックマルイカGZ160UL。オモリ25号の捨て糸あり、チョン宙『なおちん』釣法で開始。
タタキからジワ〜っと持ち上げ穂先の違和感を、ちびまる子ちゃんの身切れを防ぐよう優しくすくうようにアワセていきます。

ヤクルトサイズから少しサイズアップした子達が巻き落とす度に釣れ続く快感は堪りません!

最初はビックリアワセばっかりだった釣友も次第に慣れてきて遅ればせながら連チャンモードにニコニコ〜墨がついた顔も拭かずにやり続けてましたよ(笑)

終わってみればミヨシの常連さんが余裕の一束越え!!
自分も81杯獲らせてもらって、その夜は船上干しのちびまる子ちゃんで祝杯🍻

柔らかく甘く美味しいマルイカ
まだまだやれそうな今シーズン。皆様も是非とも行ってみてくださいね😊

竿:アルファソニックマルイカGZ167XUL/160UL
リール:テイルウォーク バサル73L

仕掛け:
自作5本スッテ幹糸5号オモリ50号
自作4本スッテ幹糸4号オモリ25号 捨て糸2号50cm

釣り船:
一之瀬丸(神奈川県横浜市 金沢八景)
五エム丸(神奈川県葉山町 葉山芝崎港)

レポート:フィールドモニター 二上あや

友達のイサキ~ロックフィッシュリレーの仕立てに参加してきました。
船は南房・乙浜港の有希丸(ゆうきまる)さんです。
4時半集合、皆んなの顔が揃い「さあ行こう!」との船長の声がけで出船です。

ポイントは15分程ですぐ近く。今回はオキアミコマセ組とバチコン組に分かれてイサキを釣ります。

コマセは20メートルとアナウンスあり、棚少し下からコマセを振り、指示棚ピッタリあわせると程なくクンクンと竿先に反応有り!開始間も無く本命イサキが登場!!しかしイマイチ反応薄く続きません。

ポツポツの拾い釣りでしたが、ポイント移動を繰り返すたび、段々と活性が上がって来て、サイズアップしたりダブル・トリプルと釣れ出し、船内賑やかになって来ました。

指示棚15m付近では、仕掛け2mなので16mからコマセを振り15〜14mで待つと、コンスタントに釣ることが出来ました。

ミヨシにはコマセ組、少し後ろにバチコン組。
バチコンでも、オキアミコマセで魚を集めるのは有効。
コマセ組の自分は、竿を大きくあおり船全体にコマセが行き届くイメージでコマセを撒きます。
反応がない時には、ウイリー釣りの様なキビキビとした動きで、強弱変化をつけてみます。
アルファソニックL G73 190MHなら、色々な誘いが思いのまま。
とりあえず、お土産は充分に確保完了です。

8時半、ロックフィッシュへリレーします。

海人テンヤマダイで遠投し、ボトムをとりますが、なかなかアタリが遠い・・・

しかし、時々竿先に出る小さなアタリをビシっと竿に乗せたときは、たとえ小さなカサゴでも嬉しいものです。

みんながコマセやバチコン、ロックをやる中で、終始タイラバとジグをやり通すなおちんこと井上直美さんが強力な引きの青物を掛けて大賑わいでした!!

イサキは充分お土産が出来たのですが、ロックはまだまだこれから最盛期という感じでしたので、また行きたいと思います。

【コマセタックル】
ロッド:アルファソニック LG73 190MH
リール:小型電動リール 

【ロックフィッシュ】
ロッド:海人テンヤマダイ230MH
リール:テイルウォーク スピーキー3000S XGX

釣行日:2024年6月22日
釣り船:有希丸 (千葉県南房総市 乙浜港)

レポート:フィールドモニター 川野誠

いよいよ今年もまたこの季節〜そうです東京湾(横浜沖〜川崎羽田エリア)のタコ解禁🐙

数十年ぶりの湧きからはや5年…
昨年は解禁前後の長雨の影響だったのか新子が全くと言っていいほど(泣)

ほどほどを期待して金沢八景『一ノ瀬丸』から解禁初日に行ってきました。
6月1日は剣崎イサキも解禁初日でしたがなんとタコ船4隻!それも全船満員御礼!

みなさん首を長くして解禁待ちだったんですね〜
やはり食べて美味しいの知ってますね〜。

定刻にハルト船長は川崎沖を目指し出船するも、僚船からの連絡で渋めとのこと。
本牧方面に作戦変更するもコチラもいまいち。
次に向かったのは羽田沖。焦茶色の海色だったけどようやく200〜300g前後の可愛い新子サイズが船中ポツポツとあがり活気づき流し替えの度に似たようなサイズが釣れ続け、ラスト前に沖のポイントでサイズアップ狙い700gをキャッチして沖上がり…

おチビちゃん達は成長を期待して優しくリリースして帰港するもなんか消化不良…

帰り道、仲間と反省ラーメンしながら(なんで釣りの後のラーメンって美味しいんでしょうね笑)
絶好調の茨城那珂湊に行っちゃお〜!となり、その場で予約も平日なのに自分らで満員とのこと。
みなさん釣れてるなら遠征! って感じなんでしょうか!

冬のワタリ以来で夏タコでは初めての那珂湊『つれたか丸』へ。

有名?茨城弁バリバリ船長到着で釣座抽選~会計後に乗込み、航程20分ほどの水深25mでスタート。

『オレンジいいからね〜俺言ったからね〜』船長の釣れカラーのアドバイス(笑)

中潮でずっと下げな展開でしたが60号オモリでは上手く小突けず、80号オモリに替えて安定した小突きが出来るとすぐ張り付く重さ♫

600gだったけど那珂湊あるある小石を4つも抱いてきてキロアップな疲労感(爆)

その後も同じくらいの水深を流し替えアチコチからタコ船も集まり争奪戦の展開になるとノリも渋めになり、長めの小突きをしないと底潮の重さもありバラしまくり😫

それでも誰かしらポツポツとラストまで釣れ続け昼過ぎ沖上がり。
ボウズは無しのトップ22杯だったようです。

バラし連チャンを反省し漁港入口交差点に開店したての『漁楽』でワンコインラーメン啜って(釣り人おつかれサービス?この日はナマコトッピング付き!)

釣りキチだからココに開店したとの店長さんと激アツトークに後ろ髪を引かれまたの再訪約束して帰路に着きました。

那珂湊の船タコは、その後も好調キープ。また行っちゃいますよ〜👍

竿:
アルファソニック餌木タコ180ti ltd
アルファソニック餌木タコ180
Kaijin餌木タコ

リール:
テイルウォーク・オクトパスライトプラス66
テイルウォーク・オクトパスライト54
アルファタックル・ディーノ船

仕掛け:ラインPE2号/3号+リーダー8号

レポート:フィールドモニター 川添法臣

こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ のりおみ)です。
「定量達成」「クーラー満タン早上がり」のニュースが釣果情報を賑わせ、風物詩の梅雨時を待たずに最盛期へと突入した大原沖のイサキ。今シーズンは数・型に加え味覚もゲストフィッシュも魅力満載。アルファソニックLG と乗り込んだ千葉県大原港の梅雨イサキをレポートします!

今回持ち込んだのは アルファソニックLG73-190M。錘負荷20〜80号と東京湾はもちろん、外房でも相模湾・駿河湾でもあらゆる釣りにフィットして、竿おろしから4年目で16魚種を上げている汎用性に長けたコストパフォーマンスNo.1の一振りです。

剣崎沖や相模湾のようにイサキの泳層が幅広く、速いシャクリに反応の良い釣り場では兄弟竿の アルファソニックLG82-185MH もあると心強いですが、釣れるタナがおおよそ定まっていて、“止め”や“待ち”のタイミングで口を使わせる外房のイサキには アルファソニックLG73-190M がぴったり。40cmに迫る良型や、マダイやシマアジといったハリス強度の限界に挑むゲストフィッシュも珍しくないこの海域では、魚とケンカしないこの7:3調子に助けられることがしばしばあります。

──で、この日の釣り。

本降りの雨と、高めのウネリ、速い潮と、釣り人には厳しい条件でのスタートでしたが、海中のイサキはすこぶるご機嫌で、船長からアナウンスのある指示ダナ通りに釣っていればすぐさまアタリが出る順調な釣況。しかも押し並べて型が良く、小さく見えても25cmはある食べ頃サイズで、魚桶はみるみる満たされて行きました。

また、海が凪いだタイミングで「デカいの釣りに行きます」と宣言した船長の言葉通り、アベレージ38cmというジャンボイサキだらけの流しもあり、マダイや大きなメジナも混じりながら、好釣の心地よい疲れで沖上がりの時間を迎えました。

かくして、この日の竿頭はイサキ40本と定量には達しなかったものの、ジャンボイサキや美味しいゲストフィッシュでクーラーはちょうど一杯。惜しくも獲れませんでしたがみなさんシマアジとのスリリングなファイトもあり、大満足で笑顔の帰港となりました。

イサキ釣りではやはり、釣れるタイミングでいかに手返し良く、効率的に釣っていくかが釣果の分かれ道。バランスが良く、終日手持ちでも疲れ知らずの アルファソニックLG73-190M なら、タイミングを逃さず一日を釣りきることができます。

今期のこの好機に是非、たくさん釣れるイサキ釣りの純粋な面白さと、小気味よい釣り味、そして何より塩焼きに、なめろうに、炙り刺しに、水なますにしても美味しい豊かな初夏の味覚をお楽しみください!

▼タックルデータ

竿:アルファタックル/アルファソニックLG 73 190M

リール:中型両軸リール

道糸:PE2号

コマセビシカゴ:FL60号

テンビン:腕長30cm

クッション:直径1.5mm×長さ30cm

船宿仕掛け:ハリス1.75号/ムツ9号 3本針

付けエサ:なし

▼船宿:つる丸

レポート:二上あや

朝イチのシマアジから、イサキあわよくばマダイ を狙い、ロックへリレーする盛り沢山なリレー釣りに出掛けてきました。

シマアジポイントの指示棚は上から10メートル。乗船している皆で棚を合わせて、コマセを巻き指示棚でアタリを待ちますが反応無く、近くでシマアジを狙って居る船も模様が無いようでしたので、早々にシマアジに見切りをつけ撤退。

イサキ狙いで真鯛も混じると言うポイントへ移動します。指示棚25メートル。2号ウイリー仕掛けにチェンジ。

ロッドはアルファソニックLG73-190MH

アルファソニックLG73 190MHの竿先がチョンチョンと僅かに動き、本日初の生命反応を確認。

ファーストフィッシュはウマヅラ

コマセを入れ替え投入すると、本日初のイサキ! ほっとしました。

ポツリとたまに喰うのですが、食い込みが浅いのか、巻き上げバレてしまい中々取り込めない状況…。

次は気を取り直してロックフィッシュ場へ。

今期初のテンヤで狙うロックフィッシュですが、模様はどうでしょうか?
海人テンヤ真鯛240MHに持ち替え、投入し様子を見ますが、なんだかアタリ遠く苦戦気味。水温16度とまだまだ低いようですが、同船の方がカサゴや真鯛を釣りチャンス到来か⁈

アタリが遠い中でカサゴ登場

着底後の小さなツンツンと言うアタリをKaijinテンヤ真鯛240MHの竿先が捉えて透かさず合わせも決った!! そして綺麗なマダイが!!

マダイ釣れた! ロッドはKaijinテンヤマダイ240MH

アタリを捉えて、何の魚が掛かったのかなと、引きを楽しみながら巻くテンヤ釣りの楽しさを改めて感じました。

お友達のキジハタ!

ロック場も反応は少なめですが、忘れた頃に誰かが竿を曲げるような形で、キジハタに良型のアカハタも上がり船内が沸きました。

良型のアカハタが出ました!!

まだ水温低く口を使い辛い状況でしたが、次期に好適期になりと思いますので、ロックフィッシュ釣りにまた行きたいと思います。

【釣行データー】
釣行日:2024年5月11日
釣り船:乙浜漁港 有希丸(千葉県南房総市)

ーーータックルーーー
【コマセ】
ロッド:アルファソニックLG73 190MH
リール:1000番電動リール
ライン: PE3号

【ロック】
ロッド:Kaijinテンヤマダイ240MH
リール:tailwalk SPEAKY3000S XGX

レポート:フィールドモニター 岡崎敬久

アルファソニック・タチウオテンヤGZシリーズに、待望の究極のテクニカルモデル「アルファソニック タチウオテンヤ GZ 160MH」がついに4月に追加発売となりました。
さっそくこのロッドを使うべく、時期外れで日立方面に入ってきたタチウオ狙いで船に予約を入れましたが、生憎の強風予報により中止に…致し方なく、最近釣果が芳しくない東京湾に、急きょ行くことにしました。

予報では北風少々、凪ですが終日雨とのことで覚悟していましたが、当日の風はほぼ無くベタ凪。曇り時々雨で、雨はそれほど降ることもなく、船の上では暖かく快適に釣りができました。

ポイントは観音崎沖から航路までに反応があり、あまり濃い反応では無いものの広範囲に在り、船団も少し散っている感じでした。タチウオの反応の棚も5m前後と狭く相変わらずテクニカルで難しい感じです。

テンヤを船長の指示棚に合わせて落としてシェイクしていくと、さっそく魚から答えが返ってきました。GZのCTS(チタントップ)を僅かに1.5cm程上げ戻す微かなアタリ…ですが、掛かりません。魚が小さいのでしょうか…続いてシェイク後に少しステイさせるとトップを抑え込むアタリ…フッキングで見事に掛かりました。抵抗が強く、なかなかのバックスライドです。ですが、GZのパワーで魚は難なく寄ってきます。魚を掛けるとバットの20㎝くらいから曲がってロッド全体でバランス良く魚の引きをいなしてくれるので、カチカチのロッドと違ってバラしてしまうリスクも少なく、やり取りを楽しみながらあがって来たのはF4サイズの良型でしたw

まだモーニングサービスは続くようで、東京湾タチでは珍しく頻繁にアタリがでます。しかし魚が小さいようで今度はトップが僅かにユラユラと5mm程度揺れて魚が触った感じがしました。従来のロッドではまず感じられない微かなアタリです。合わせを入れると掛かりました!あがって来たのはF3の小さめでしたが、極軟調チタントップCTSでなければ絶対取れなかった魚と感じました。さらに続いて今度は反り返らんばかりに激しく下から食いあげるアタリ!ロッドだけの合わせで追いつけずにリールを超高速巻きして少し重みが乗った瞬間に合わせてやっと乗りました!すると今度は反転して強烈なバックスライドでロッドが水面近くまで絞り込まれます。それでもしっかり魚をコントロールしながら無理せず引き寄せ、あがって来たのはもう少しでドラゴンというF4.5の良型でしたw

そしてここでアタリが無くなり、サービス終了となりました。その後も船長が反応を探しながら乗せてくれるものの、魚は口を使ってくれずアタリが出ない時間が続きます。少し時間が開きましたが、またCTSに微細な、啄むようなアタリ…合わせますが掛かりません…またすぐアタリ…でも掛かりません。絶対これはタチウオじゃないと話をしているとまた啄んでいる…いい加減掛かれと鬼合わせすると重みが乗り掛かりました!ですがバックスライドするわけでもなく、水風船でも引っ掛けたような感触で上がってきます。まさかの最近まで釣れているトラフグかも…などと半分冗談交じりに話しをしていると…丸く膨れたものが見えてきて、見たことのある日の丸模様…可愛い800gほどのトラフグでしたw 数カ月前に同じタチウオ釣行でまさかのスミイカを釣りましたが、また今回も嬉しいゲストでした。

その後もポツポツと釣れ続け、正午を回り、ツ抜けまであと1本というところまできました。ただここまで良型は出ているものの、まだ満足できるサイズは釣れていません。

今度はやや深めの水深80mほどの反応で、指示棚を丁寧にビシッと小刻みにテンヤを躍らせているとトンッと軽く食いあげるアタリ!即合わせを入れると重みがぐっと乗り止まった後、今日一の強さで抵抗し始めます。そして本日初のフルロックのドラグが滑ってラインを何度も出されます。大物の予感ですw…残り約60mをロッド操作しながら巻いて寄せて、抵抗があれば止めて慎重にやり取りします。そして水面に現れたのは間違いなく今日イチの銀色に輝く巨躯ドラゴンでした!!私の太い指でも優に5本を超えて腹パンパンの状態で、スケールで計測したところF6に僅かに届かないもののF5.8、120㎝オーバーのドラゴンでした!ついに終了近くになりましたが、満足できる1本でツ抜け達成ですww

その後、時間いっぱいまで船長が頑張って流してくれて、F4を1本追加して、更にもう1本良さげなサイズを掛けましたが、本日初めて巻き上げ中の残り30mといったところでフックオフとなり釣行終了となりました。タチウオテンヤロッドGZを存分に楽しませて頂きました。東京湾と船長に感謝ですw

最後に、このアルファソニックタチウオGZ160MHの特徴と個人的感想ですが、極細&極軟調のCTSは目感度に関しては最高まさに究極でした。ハッキリ言ってこれ以上はありえません。このロッドの注意点をひとつ言うとしたら、穂先を跳ね上げるアタリは手元に伝わってこないのでヨソ見をしないように! 自分は今回それで三回ほど掛け損じてしまいました・・・
またグリップエンドがメタル製でバランサーの役割を果たし、重量バランスをとってくれているおかげでテンヤを1日動かし続けても疲れにくい設計になっています。シェイクの時にはラインを一瞬緩めてテンヤの重みを一瞬感じるときにビシッとロッドを合わせて、また緩めて合わせてと繰り返すことでタチウオのバイトを誘発できると思います。

タチウオテンヤ釣りには究極のうちの1本と思わせてくれるロッドでした。

【タックルデーター】

ロッド:アルファソニック タチウオテンヤ GZ 160MH
リール:ベイトリール150HG
ライン:PE 1号+フロロカーボン8号
テンヤ:40号 カラー:赤金、ブラック、夜光

船宿:吉野屋(千葉県浦安市)

レポート:フィールドモニター 川添法臣

こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ のりおみ)です。1月の『釣りフェスティバル』で初めて手に取って「コレいつ店に並ぶんですか?」と尋ねるほど一目惚れだった竿があります。あれから早や3ヶ月。桜も散って辛抱溜まらん状況で、ようやく釣り場に連れ出せた アルファソニック「ヤリイカ」 が、難しい日並みの釣りをアシストして釣果に繋げてくれたので、その模様をお届けします!

今回持ち込んだのは アルファソニック「ヤリイカ」172H 。錘負荷100号〜150号の9:1調子。パッと見、ワンハーフに見えますがセンターカット2ピースで携帯性抜群。荷物の多いイカ釣りにセダンで行けちゃうコンパクト設計です。この竿の特徴と言えば「CTS」と呼ばれる形状記憶チタンソリッド穂先。この鋭敏なセンサーを受け止める高弾性かつパワフルなカーボンブランクスに172cmという“いわく”ありげなレングス。詳しくは後述しますが、持った瞬間に「これは開発陣に相当やり込んで余程こじらせたイカ師がいらっしゃるな……」と直感する一振りです。ちなみに画像は昨今ヤリイカ釣りの標準となりつつある150錘での曲がり具合。実にアタリが見え易い佇まいです。

コチラは150錘の7本ヅノ仕掛けを全速でカラ巻きしているところ。ベリー部分の余裕が見て取れると思います。実はこの日、掛けたイカが巻き上げ中にバレるケースが散見されるノリの浅い日並みだったのですが、我が アルファソニック「ヤリイカ」 はハモノに獲られる以外はバラシ0。身切れも不意なテンション抜けもなく、掛けたイカを逃さない吸い付くような追従性を見せてくれました。

また、イカ釣りに付きもののサバの猛攻にもめっぽう強く、最高5点掛けの大サバを電動リール全速力のウインチファイトで巻き上げてもオマツリさせずにスイスイ浮かせるバットパワーが光りました。しかも、カエシの無いカンナにもかかわらず一尾たりとも落とさず取り込んでしまう執念のような粘りには驚きを通り越してちょっと肌寒く感じるほどでした。

先にも書きましたがイカの反応はあるのに活性が低くノリがイマイチだったこの日。取材の片手間だったにも関わらず釣果に恵まれたのはチタントップの恩恵でした。“ぬっ…”と重みが増したり、“フワフワ”と竿先が浮遊したり、イカの見せる魚信が驚くほど大きく竿先に出るので、そんなに力まずとも見落とすことがありません。また竿全体のバランスが良いので、構えた途端、戻りの速い金属製の竿先がスッと視界に入る気持ち良さも特筆です。

これまで“シャクって掛ける”釣りをしていたアングラーも、この竿を手にしたら“誘ってノセる”イカ釣りの面白さにシビれて頂けると思います。今回の釣行で、直結仕掛け仕様と思しき アルファソニック「ヤリイカ」155H への興味も急上昇。夏まで手に入れられたら、またその使用感をレポート致します。この記事をご覧のあなたも、感度と操作性にこだわった新作 アルファソニック「ヤリイカ」 で、目くるめくイカの沼に浸かってみませんか?

▼タックルデータ

タックル:24 アルファソニック ヤリイカ 172H
リール:小型電動リール
道糸:PE3号(300m)
イカヅノ:11cm×5〜7本(スッテも有効)
オモリ: 150号

▼船宿:明進丸 (茨城県日立市 日立久慈港)

レポート:フィールドモニター 岡崎敬久

いつもなら1~2月に日立沖に現れる良型タチウオたちですが、今年は群れが来ず諦めていましたが、やや北目だけれど出現情報がきました。早速、予約をいれますが、日に日に釣果が悪くなり…何日か前までは爆釣状態だったのですが、巻き網船が入ったらしく、時すでに遅し…群れが散ってしまい反応はかなり小さめとのこと…それでも釣れれば平均サイズはF4以上ということでしたが…

今回は茨城県日立久慈漁港の大貫丸さんから。

5時に港を出て北に走ること約1.5時間、やっと遠くにタチウオ船団らしきものが見えてきました。船団は二手に分かれているようで、一つ目は漁船の船団でスルー、二つ目の浅場の水深30m前後の船団に合流します。魚探には前情報通り、薄く小さな群れの反応が底に少し映っています。釣り方は勿論、大型タチウオ狙いですので、テンヤ釣法です。満船の船中を見渡す限り、同行者を除けば殆どの方はジグでした。

早速イワシを付けて釣り開始しますが、テンヤは勿論の事、ジグにもアタリが無いようです。どうやら聞いていた情報よりも更に厳しい感じです。何度か場所替えをして反応に乗せるとやっとジグにアタリが出たようで、船中で数本F3~4サイズがあがりました。しかし、その後が続きません。流しかえるたびに最初だけあたることがありますが単発です。ジグでは巻き上げて追ってくる時にアタリが出る様で、今日のパターンはアクションを付けながら微速巻き上げが有効なようです。

するとここでやっと同行者にアタリが出たようでテンヤで1本あがりました。サイズはF4のナイスサイズです。パターンを切り替えて底から約3m上までを狙います。テンヤを揺らしながら微速で少し上げてきたところでコツっとトップにアタリが出て無事1本目のF4サイズをあげることができました。しかし、あとが続きません…それでもなんとか4本まで釣りあげました。ジグでも苦戦しているようで船内は勿論、他の船を見ていても殆どロッドは曲がることなく、稀にポツッと釣れるような状況で激渋の様相です。

今回はKaijinタチウオテンヤも持ち込みました。

残り時間が約2時間を切ったあたりで、船長から「移動します」とのアナウンスが。
すると周りの船も一斉にポイント目指して爆走開始です(笑)
どうやら漁船が居なくなったので、最初の漁師船団ポイントに向かっているようでした。水深は約50mとやや深く、魚探を見るも漁が終わった跡らしい残りカスの寂しい反応です…

同じパターンで底から5m上まで探ります。しかしアタリはありません。魚はとても敏感で距離があっても網が入ると極端に神経質になり、捕食行動を一切しなくなることが殆どです。生命の危機が迫っている状況で捕食する魚はいませんから…漁がまだ終わってからさほど時間が経っていないからでしょう。

それでも何度かの流し替えになると、やっとテンヤ釣法らしくトップを跳ね上げるアタリが出ました!アルファソニック・タチウオテンヤ190のCTS(チタントップ)が上に反り返る激しいアタリで通常のロッドの合わせだけではフッキングせず、イワシを加えたまま上に泳いでいるタチウオに追いつくためにリールを超高速で巻きながらの追いフッキングをしてようやくロッドに重みが掛かりました。するとタチウオの強烈なバックスライドで、ロッドが抑え込まれてリールが巻けませんwフルドラグの状態でもラインが少し出るのでもしや…と思いながら上げてくるとF5サイズのドラゴンをなんとかゲットできましたww

するとここからテンヤチームにはボーナスステージが待ってました!! 同行者のテンヤチームだけが時合いになり、同時トリプルヒットもアリで、僅か20分無いくらいの時間でしたが入れ食いフィーバタイムとなりました。フィーバー中はテンヤを投下すると着ドンでアタリがあり、何をやっても活性が高いタチウオらしく激しくアタックしてきました。お陰でF5ドラゴンを1本追加して何とか数も9本(この日の竿頭)まで伸ばすことができました。最後に僅かですが、少しだけテンヤらしいアタリも出て楽しむことができました。この日はジグでも5~6本が最多だったようで、激渋の状況でテンヤで9本、サイズはF3.5が1本入りましたが、F5ドラゴンも2本混じり、残りはF4サイズと上々でした。

日によってスレて敏感になっていたり、群れの反応が小さいと簡単に釣れる状況では無い場合もありますが、良い群れにあたれば、また好釣果が狙えるかもしれません。完全に群れが居なくなる前に行かれることをおススメ致します。タチウオはゴーストフィッシュですから、いつ消えてしまうか分かりませんのであしからず…

【タックルデーター】
ロッド
① アルファソニック タチウオテンヤ 190
② Kaijin タチウオテンヤ 91 175H

リール:カウンター付きベイトリール 150番サイズ
ライン:PE 1号+フロロカーボン10号
テンヤ:40号 夜光、ゴールド

レポート:フィールドモニター 川添法臣

こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ のりおみ)です。時化続きで沖に出られず、うずうずしている方も多いのではないでしょうか? わたしもディープマスターことテル岡本さんの仕立てに乗せて頂くことになったものの天候に恵まれず、何度目かの仕切り直しでようやく沼津「舵丸」さんから出船することが出来ました。この春、マイタックルに加わった アルファソニック「ディープシーカー」が本領のオニカサゴ(標準和名:イズカサゴ)で実力を発揮してくれたので、その模様をお届けします!

今回持ち込んだのはアルファソニック「ディープシーカー」82-180MH。錘負荷80号〜200号の8:2調子。これまでシロアマダイにビシアジにと「実はこれにも好適」という釣り物で大活躍してきましたが、ようやく本領のライト深海。

この竿の特徴と言えば、形状記憶チタンソリッドの竿先(CTS)と、一日手持ちで釣り切れるバランスの良い“軽さ”。置き竿でも楽しめる西湘エリアや石花海ならともかく、気を抜くと根掛かりしてしまう大原や南房の岩礁帯を釣る場面では、軽さがもたらす“手持ちで疲れない”という一事が大切な要素となります。また、良型のオニカサゴほどアタリが小さいという傾向にも、目感度の高い穂先とモタレを感知しやすい軽量なタックルは大きな優位性を与えてくれます。これらの特性がどうオニカサゴ釣りに貢献するのか、実釣での使用感をレポートします。

船宿推奨の錘150号での曲がり具合がコチラ。まだまだ竿に余裕があるので、早潮の際には180〜200号にしても全く問題ないのが見て取れるかと思います。しかもこの竿、「軽い軽い」と言っているとパキパキの高弾性ロッドをイメージさせてしまうかも知れませんが、実際は繊細で柔らかい穂先に、負荷を掛けるとジワジワ曲がり込む粘り強い調子の一振りです。掛けた直後から取り込みまで、200m近い巻き上げの間、絶えず頭を振って抵抗するオニカサゴのファイトにも、やりとりを楽しみながら安心感を持って対峙できます。

また、このテの竿は全長が210〜190cmと言うものが多いのですが、この竿は180cmとやや短めで、それが持ち重りの解消や捌きやすさにも繋がっているのですが、何より特筆なのは“視点から近い”という点が挙げられます。いかに目感度の高い穂先でも、視点から離れていては微細なシグナルを見落としてしまいます。詳しくは後述しますが、竿先から得られる情報はアタリの他にも様々あるので、これは意外と釣果に影響するメリットをもたらしてくれます。

──で、この日の釣り。

竿入れ当初は水深より40mほど多く道糸が出るくらいに潮も効いていて、内心180号錘に付け換えた方が釣り易いかな……とすら感じる程でしたが、潮下の釣り座だったので指定の150号で頑張ることしばらく。積極的に仕掛けを動かすと本命のオニカサゴながら小さな個体が掛かってしまう反面、動かさないとアタリが出ないというジレンマに苦しむものの、よくよく考えてみればタナさえ合わせられれば魚が釣れる大変恵まれた釣況。ポツリポツリと釣果を重ねるうちに、水深170mを超える釣り場にあっても、ハリとエサが底を這っていると穂先に顕れる一定の挙動があることに気付きました。

これまでオニカサゴは勿論、コマセマダイでもアマダイでも生き餌のマゴチでも、テンビンから先にある「仕掛けの状態」については“想像で思い描くもの”でした。ですから、餌盗りに付けエサを食われて無くなってないか、エサが砂底を引き摺ってないか、こまめに底ダチを取り直したり、何分か毎に仕掛けを回収してエサの状態を目視で確認するのが当たり前の作業でした。

ところが、海中にある仕掛けの様子が竿先の挙動から読み取れる、というこの場合。それがどれ程の手間と上げ下げの時間を省くことができるか、ご理解頂けるでしょうか。

この後、潮が弛む時間が来て、ドンコ(チゴダラ)やサメたちがハリ掛かりするようになり、やがて魚信も無くタコベイトを噛み千切られたりハリを奪われたりするようになりました。犯人はヨリトフグ。これを避けて釣ることは結局最後まで出来ませんでしたが、感度アップと潮弛み対策として短めに詰めた仕掛けをわざと引き摺るタナまで降ろして、竿先にエサが底を引き摺っている時の挙動が出なかったらエサかハリが無くなっていると判断して仕掛けを回収する、という苦肉の策で乗り切りました。これも目感度の高いチタンソリッド穂先を持つ アルファソニック「ディープシーカー」 ならではの小技。みなさんの釣りのヒントになりましたら幸いです。

修行のような時間に試行錯誤を繰り返した11時近く。道糸が再び斜めに流され始め、ユメカサゴがハリ掛かりして来ました。これが今日最後のチャンスかも知れないと、全長1.8mの仕掛けに結び換え、エサもより大きめのものを選んで付けたところこれがビンゴ。まず魚信があって、この頃には竿先を聞き上げて魚の重みからサイズも想像できるようになっていました。この釣り場にはまだ他にも本命が居るような気がしたので、とりあえず10秒待ってみることに。結果、特に変化は無く、手巻きでリールを巻き始めた途端にググン! と更に強い引き込みが。ずっしりとした手応えを感じながら竿先を上げ、ゆっくり5m程巻いて電動巻き上げのスイッチをオン。ゴンゴンと首を振るファイトと重量感を楽しみながらの200m、海面を割ったのは1.2kgと1kg弱の一荷。テル岡本さんがタモ入れしてくださいました。

かくしてこの日のわたしの釣果は1.2kgを頭にリリース含め7匹。苦しい時間帯こそあったものの、小振りな個体を海へ返しても船中のみなさんのクーラーは賑やかで笑顔の沖上がりとなりました。

魚影が濃く、魚が素直な石花海のオニカサゴ。根こそぎ釣り帰ってしまったら、たちまち失われてしまう貴重な根魚たちの楽園であることは言うに及びません。「足るを知る」釣り師として、学びと食べる分だけの魚を持ち帰る心を大切したい、そう感じ入る釣行となりました。

この記事をご覧のみなさんも是非、ライト深海釣りのニーズをカタチにした アルファソニック「ディープシーカー」 で、これまで“やってみたかったこと”が“出来ること”になる瞬間をご体感ください!

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▼タックルデータ

タックル:アルファソニック ディープシーカー 180MH

リール:小型電動リール

道糸:PE3号(300m)

天秤:腕長45cm

オモリ: 150号

ハリス:フロロカーボン8号

ハリ:ムツ20号

エサ:サバ/カツオハラモ/ヒラメ腹皮/ニジマス皮/イイダコ

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▼船宿:舵丸 < https://kazimaru.net/>