レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル

たまにはこんなお題で。
アルファタックルと言えば「船の竿」というイメージが強いかと思いますが、リールもあれば便利グッズもあるのですよ。

釣ったイカを入れる袋です、ハイ。
この袋のいいところは、かなり大きなサイズのイカでもすっぽりと入れられる60センチという長さがあること。美味しいイカを美味しいまま持って帰るには、クーラーの中の氷にイカを直接触れないようにして、イカを1パイずつ袋に入れるのが理想的。そうすればクーラーも汚れないし、もし誰かにおすそ分けするときだってそのまま渡せる。袋に入れたまま冷凍すれば、冷凍ヤケも防げるし。
このイカ~す袋は、極厚ポリエチレンの袋なので、とっても破れにくいのです。だから、この袋に海水とイカを入れて、酸素を注入して輪ゴムでギュッと止めて「活きイカ」で持ち帰ることもできちゃう! イカしてるでしょ! チャック付きの「贈答用」もあります。

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船の上は、晴れている日でも濡れないことはないですよネ。そして当然、濡らしたくないものはある。
そこでこのW.T.Cシリーズ。W.T.Cってナニ? Water Tight Coating の略なのですが「熱可塑性を持つポリウレタン系の樹脂によるコーティング」で、このコーティングを施すことによって防水性・耐水性・撥水性が飛躍的に向上するのです。アルファタックルのW.T.Cシリーズは、しなやかなナイロン生地にW.T.Cコーティングを施しているので、使わないときはコンパクトに畳めちゃう。また、縫製ではなく「ウェルダー加工」という熱圧着で各所を加工しているので、そこから水が入ってくることもない。

持ち運びしやすいサイズのドライタンクとトートバッグの2アイテム。ドライタンクは30×19×24センチでレインウエアや財布、タオルなどを入れるのにちょうどいいくらいの大きさ。トートバッグは60×20×58センチとかなりの大型なので、ニーブーツやライフジャケットを入れてもまだまだ余裕。今の時期に必須のかさばる防寒着を楽々入れておける。
このW.T.Cシリーズ、かなり使えます!

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アルファタックルのリールって・・・ちょっとマイナーな存在になってしまってるんですが、もちろんイイモノあるんですよ。ぜひ紹介したいのが、この「ディーノ船」。メーカー希望小売価格は8,000円(店頭売価はもっと安い)。安い! 自分はマルイカとカワハギでのメインリールにしています。

ギア比は、7.3:1。個人的には、このくらいのギア比はマルイカとカワハギで最も使いやすいと思ってます。ベアリング数は3+1。価格が安いだけあってベアリングは少なめですが、そもそも両軸リールのベアリングは、スプールの両サイドとハンドル軸に入っていれば機能的な問題はありません。ブレーキはマグネット方式。カワハギではキャストすることもありますが、マグネットブレーキはキャストに慣れていない人でも扱いやすいのが良い点。ブレーキの強さは外側のダイヤルで調整しますが、船釣りでキャストする場合は最大にしておきます。その逆に、キャストしないマルイカでは最小にして落下スピードを上げます。マルイカとカワハギの場合はダブルハンドルモデルを使いますが、ラインキャパシティは1号300m。万が一、高切れしても釣りを続けられるキャパシティ。下巻きして1号または0.8号200mでもいいですね。
シングルハンドルモデルもあって、こちらは2号200m。1.5号なら300m。タチウオやライトヒラメ、ライトアマダイにちょうどいいです。
このリール、コンパクトな扁平ボディなのでパーミングがすごくしやすいのもいいところ。マルイカやカワハギのように、ひっきりなしに誘いを入れる釣りでは、操作性が良いという点は重要。そして、自分はこれを2シーズン使ってきましたが、トラブルレスで丈夫! 値段が安いリールでも充分以上に使えるといういい例です。

ディーノFUNE

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さて、最後はロッドのお話で締めましょう。
すっごく昔のことですが、アルファタックルの船竿で「夢人タチアマウィリー210」というモデルがありました。1つのモデルでタチウオ・アマダイ・ウィリーシャクリの釣りに使えます、という超欲張りな竿でした。ですが、実は全く無理なく使えちゃうんです。昔も今もタチウオやアマダイのロッドは先調子のロッドが使いやすい。だいたい8:2くらい。使う錘号数はどちらも60~80号。竿の長さは1.8m前後と、ロッドに求められる主要スペックはほぼ同じと言えます(注:昔は少し長め=特にアマダイはそうでした)。だから、タチウオロッドは、今でも「先調子のライトゲームロッド」を使うような釣りに流用できちゃうのです。もちろん、タチウオテンヤの40~50号にもいいです。
アルファタックルでは現在アマダイの名前を冠した専用モデルはないですが、アルファソニックやKaijinのタチウオはアマダイにもバッチリなんですよ。

錘を下げている上の写真は、アルファソニックタチウオ180MHと、Kaijinタチウオ180M。下げている錘は、どちらも80号。あまり曲がっていないほうがアルファソニックタチウオ180MH(錘負荷40~100号)で、もう1本はKaijinタチウオ180M(錘負荷30~80号)。

錘負荷のMAXが20号違うので、そのせいもありますが、Kaijinのほうがやや曲がります。どちらにするかは好みですが、タチオウテンヤにも使う人はより先調子であるアルファソニックのほうがいいかもですね。また、アルファソニックはチタントップCTSなので、やはり感度面では上です。アマダイで考えた場合は、小突き誘い重視の人はアルファソニックで、ゆったりとした誘いはKaijinのほうがやりやすいといった感じではないかと思います。また、東京湾では60号でのコマセ五目の釣りがありますが、その目的ではアジの口切れを防ぎやすいKaijinのほうがいいです。
そうそう「タチウオテンヤの竿も色いろ使えるの?」と思った人もいるでしょう。アルファソニックタチウオテンヤの175や190、アルファソニックタチウオテンヤGZなどのように穂先が極端に曲がるモデルは、汎用性が高いとは言えません。アルファソニックタチウオテンヤ190Mのように、あまり極端な曲がりではないモデルは同じように汎用性が高いです。

自分は、毎年初釣りは友人が仕立ててくれる三浦半島・剣崎のイシダイ五目に行くのですが、今度はアルファソニックタチウオ180MHを使ってみようと思ってます。この釣りも、ウィリーシャクリと一緒でガンガン誘うし、イシダイの口にしっかり針を掛けるには、これくらい先調子がいいんですよ。

皆さんも、いろいろ使ってみてください。あ、もちろん無理がない範囲でお願いしま~す。

レポート:フィールドモニター 川野誠

灼熱すぎた今年の夏もさすがにここに来て気持ち涼しくなり海水温もピークより着々と下がってきたらいよいよ秋の人気ターゲットなカワハギですね。

東京湾の大貫、竹岡あたりもサバフグに邪魔されながらもコッパも湧いてきて佐島では先日に一束越えとの情報も!!

連チャン釣行で剣崎の定宿・瀬戸丸さんに行ってきました。今シーズンはワラサの襲来がなくて港の熱気も落ち着いてますが本命カワハギはサイズ大きめなのが狙えるのでパワフルな引きが楽しみ。

9月は出船が6時半ですが10月からは7時になるので都内からの始発での電車釣行も可能(駅まで船宿から送迎もあり)になるので魅力的ですね。

極上なアサリ剥き身を下ごしらえて定刻に出船、朝イチのポイントは港からすぐの20mライン剣崎特有のガチャガチャ根回りなので根掛かり注意です。

この日は乗船人数も少なめだったので、その昔は乗合でも出船していたとの今期好調なアオリイカを船長の許可を得ましてトモで和田式アオリ仕掛けでシャクったら即ズドン!!

朝から嬉しいお土産が出来ちゃいました🎶

北風が強めで沖のポイントへは行けなかったので城ヶ島エリアへ移動。水深30m前後でこちらは比較的根掛かり少なめもゲストを含め魚っ気ムンムン。

浮いた反応もあるとの船長アナウンスなので底狙いのアルファソニック166Lからハリのある170MHに持ち替えチョン宙でユラユラ誘うとカチっと良型っぽい噛みアタリで最大な31.5cmゲット!!パワフルな引き込みを楽しめました〜。

その後かっとび潮で釣りづらいながらも船中ポツポツと本命の顔を見れながら沖上がりで今シーズン初のツ抜けな11枚でした。

今後ますます水温が下がってくれば群れもかたまり数釣りも楽しめキモパンに期待もパンパンに膨らむばかり〜🎶

好調期待したいですね!!

ロッド: 
アルファソニックカワハギ 166L
アルファソニックカワハギ 170MH

リール・テイルウォーク バサルCA73L

仕掛け・自作仕掛け3.5号
オモリ・30号

釣り船:瀬戸丸(神奈川県三浦市 松輪江奈港)

レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル

千葉県いすみ市の大原港と言えば、外房の船釣りを代表する港のひとつ。
代表的な釣り物をざっと挙げるだけでも、ヒラメ、ハタ、イサキ、シマアジ、フグ、ハナダイ、ルアーキャスティングなどなど非常に多彩。そして、大原での人気釣り物として忘れてはいけないのが「一つテンヤ」での真鯛釣り。今から15年以上前に専用ロッドが出て、あっという間に外房での人気釣り物になりました。

そんな大原港では、毎年「一つテンヤ真鯛釣大会」が開催されます。毎年、と言ってもコロナ禍の影響のため、最後に開催されたのが2019年で、今回は5年ぶりの開催となりました。今回、自分も大会に参加してきました。当日の釣りだけでなく、この大会の楽しさ・素晴らしさに重点を置いてレポートしたいと思います。

大会ポスター。前回優勝者はアルファタックル・フィールドスタッフの入稲福佳寿巳さん(通称イリちゃん)。ポスターには、イリちゃんがデカデカと載っていました。釣りが上手いのはもちろんですが、この規模の大会で優勝するって、もうスゴイとしかいいようがない。そして今回、ゲストアングラーとして我らがなおちんこと井上直美さんも。

大会受付は午前4時スタート。参加者約400名!という大規模な大会です。船の数は25隻超! 単日の船釣り大会としては日本でも有数、というか最大規模です。

自分となおちんが乗船したのは「つる丸」さん。つる丸若船長の岩瀬正尚(まさなお)さんから「テルさんも遊びに来てよ~」というお誘いがあり、仕事抜きの一般参加としてエントリー。たまたまなおちんもつる丸さんだというので、一緒に並んで釣りしました。

なおちん、自分ともメインロッドはアルファソニック・テンヤゲーム。自分は220MH、なおちんは220H。リールは二人ともテイルウォーク・スピーキー3000番クラスをセット。少し大きめサイズのリールにすることで、ロッドを立てて操作することが多い一つテンヤでのバランスが良くなるからです。

テンヤ大好きななおちんは、着々と釣っていく。大会前の一週間で、大原ではつる丸さんの他に、長福丸さんにも乗ってテンヤの練習していたとか。

イリちゃんは、大原の人気船宿のひとつ長福丸さんに乗船。

なんと、なおちんに良型のトラフグ! 大原の船宿さんは、ほとんど全てのところがフグの調理師免許を持っているのでトラフグもさばいてくれます。

3キロオーバーのワラサも。色々なゲストフィッシュが釣れるのも、大原での一つテンヤの楽しさ。

最近の実績ポイントには、数多くの大原の釣り船が。ここでは大会の前半に4kg後半のマダイがキャッチされていた(船長同士の無線で情報が入ってくる)。大会時間の中盤頃、つる丸さんも実績ポイントに入るが釣れるサイズがどうしても小さい。そこで正尚船長は大移動を決意!

やってきたのは、20分近く西へと走った水深40mほどのポイント。既に大会終了時間まで1時間ちょっと。36mくらいから少しずつ深くなっていく落ち際で喰ったらデカイです、という正尚船長のアナウンスどおりに掛かった魚がデカそう! ちなみに、この写真はファイト中に他の人のテンヤがラインに引っかかってしまったので正尚船長がほどいているところ。バレないかとドキドキしましたが、さすがの捌きで大丈夫でした。

そしてなんと、上の写真でファイト中の真鯛は5kgオーバー!そして総合優勝! 素晴らしい! 実は、優勝した方が使っていたロッドはアルファタックル・テンヤマダイFT240MHでした! それにしても、正尚船長の移動判断がバッチリ当たったのがスゴイ。サイズがちょっと小さくても飽きない程度に釣れていたので普段の日だったら移動しない状況でしたが、この日は一発大物勝負。最後のポイントに移動する前の、正尚船長の「一発狙いのバクチに行きましょう!」というアナウンスに、みんな「ウンウン!バクチいこーぜ」と頷いていたと思いますね。

こちらは第一長福丸さんの船中最大を釣った松田さん。この日は、どの船でも1kgオーバーのサイズを釣るのが大変。600gくらいが多く、ちょっと大きいと思っても800g。それくらいのサイズはいいポイントに入ると連発するんですけどねぇ・・・。この真鯛は1.3kgほどのサイズ。

船中最大魚を釣った人には、美味しいものがたくさん入った発泡スチロール箱が渡されました。中には伊勢海老や大型サザエが! 25隻以上ある船の最大魚を釣った人=つまり25人以上の人にこんな豪華賞品が渡されるなんて、大盤振る舞いですよね~~~
そして、ジャンケン大会や抽選会など、釣果に関わらずたくさんの賞品が用意されているのもこの大会の楽しみの一つ。かなり多くの人に、大はクーラーボックスから、地元いすみ市の美味しい特産品まで当たります。だから、全てが終わるまで参加者の皆さんは帰ることなく楽しんでいました。

なおちんと壇上に上がって、商品紹介をさせていただきました。自分が説明しているのは、大原のヒラメやシマアジ、イサキなど色々な釣りで大活躍できるMPGロッド「シブキ」。なおちんが手に持っているのは、大会賞品として協賛させていただいたテイルウォーク・スピーキー3000XGX

せっかくなので、大原の色々な釣りに対応する各種アルファタックルロッド(タイラバやSLJはテイルウォーク)を展示。多くの方が見にきてくださって、なおちんとイリちゃん、そして自分で説明させていただきました。

さてさて、ちょっとは釣りとかタックルの解説をしておきましょう。

大原では、ここのところ釣れていた水深は20m程度の場所と、10m前後(時には5~6mも)のかなり浅い場所の2通りだったようです。20m程度なら、よほど潮が早くなければテンヤ6~8号、10mともなれば3号でも平気。そのいっぽうで、つる丸さんが最後に行った水深40mという場所もある。40mでは、潮が早くなければ8号でもいいものの、潮が速ければ12号以上を使う可能性もある。また、20mくらいでも潮が速いと10号でも底が取りにくい時があります。自分の場合、何があるか分からないのでテンヤは4号から15号まで用意していきます。中心になる8号と、6号/10号は多めにかつ各色を準備。いずれにしろ、一つテンヤでの基本「確実に底を取れる重さのテンヤを使う」ことは重要です。

アルファタックルの一つテンヤロッドの場合、MH表示で3~15号、Hなら4~20号となっています。ここで注意して欲しいのは、3~15号と書いてあってもMAX15号で潮が速いとシャッキリ操作することはできなくなってくるということです。一つテンヤをある程度やってくると何本かのロッドを使いたくなりますが、2本持つならMHを2本ではなくMHとHを1本ずつのほうが正解です。注意したほうがいいのは、メーカーが違うと同じMHでもパワーが同じではないこと(もちろんアクションその他の面でも変わりますが)。ちなみに、慣れれば強い竿を弱く(繊細に)使うことはできますが、弱い竿を強く使うことは基本的には(物理的には、と言いますか)できません。

ロッドについて、もう一つ。アルファタックルのテンヤロッドは、チタントップCTSを持つアルファソニックと、カーボンソリッドトップのKaijin、買いやすい価格帯のFTという3つのグレードがあります。しかし、グレードよりも、特に穂先の素材による特性の違いを気にしてください。チタントップは、感度は非常に高い。そして、とてもしなやかです。この「高感度」「しなやか」という点で多くのメリットがあり、特にボトムでテンヤをステイさせているときに出るアタリは手感度・目感度ともにとても良く、他の素材だと分からないアタリがはっきり出ます。しかし、穂先まである程度の張りがあり、潮が速い、もしくは水深が深いときに操作性がいいのはKaijinです。例えば、水深がさほど深くないときはアルファソニックのMH、深場・急潮・重いテンヤの場合にKaijinのHという2本を持っていると対応できる状況の幅が相当広くなります。この大会当日は、なおちんと自分ともにアルファソニックをメインで使いましたが、Kaijinも用意していました。それは、必要を感じたときに使い分けるためです。上に書いてあるのは考え方・使い分けの一例ですが、一つテンヤをもっと頑張ろう! という人は竿の特性を踏まえたうえで実際の攻め方を考えてみるともっと面白くなると思います。誘い方・シャクリ方も、竿の特性によって多少変えてみると良いです。具体的には、アルファソニックなら小さくシャクって止める時間を長くする、Kaijinなら大きめのシャクリで、240という長さも活かしてフォールも意識する、という感じですね。

つる丸の岩瀬正尚若船長となおちん。見ての通り(ww)、陽気な正尚船長です。しかし、今回の大会で優勝を出したことで分かるように腕前はバッチリ! 自分的には、正尚船長の見切りが速いポイント移動も好きです。

いや~それにしても、とても楽しい大会でした。じゃんけん大会、表彰式、抽選会といった流れもとてもスムーズ。これだけ大きな大会だと、時々何かの準備をして間が空いてしまったりしがちですが、そういったこともなく、大原の船長さんや関係者の皆さんのチームワークの良さを感じました。

皆さんも、機会があればそんな楽しい大原の釣り大会に参加してみたらいかがでしょう。
一つテンヤの他にも、ヒラメ釣り大会もありますよ(今年3月に行われたヒラメ釣り大会は、なんと参加者600名超!)。

最後に、大原の船長の皆様、関係者の皆様、大変お世話になり、ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。

あ、この日の模様は、同じつる丸さんで同船取材をされていた隔週刊つり情報さんに掲載されます。ぜひそちらもご覧ください。

レポート:フィールドモニター 川添法臣

こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ のりおみ)です。

今期のシロギス釣り、みなさんはもう行かれましたか? パールピンクに透き通る流線型の魚体。「ブルルンッ!」と派手で明確なアタリ。天ぷらダネとしては最高級のシロギスはビギナーにも釣り易く、ベテランには奥深い釣趣溢れるターゲット。10m以浅の浅場で釣れる乗っ込みのこの時期、今年はアカクラゲが少なくて快適なうえに、平均20cm前後と型がイイんです!

今回持ち込んだのは アルファソニックLG73-190M。錘負荷20〜80号で、アジやイサキのコマセ釣りからコチやヒラメ、タチウオの釣りまで汎用性に長けたコストパフォーマンスNo.1の一振りです。

これまでシロギス釣りと言えば、スピニングリールを付けて投げてはさびいてアタリを出すチョイ投げの釣りがメインでしたが、このところ胴突き仕掛けで船下を釣ったり、潮が緩んでアタリが少ない時間帯だけ軽く振り込んで広範囲を探る釣り、というスタイルに移行しつつあります。

この釣りにフィットするのが アルファソニックLG73-190Mで、積極的に投げてリフト&フォールをする釣り師には兄弟竿のアルファソニックLG82-185MHが手に合うかと思われます。今回乗船した15号オモリで統一の長崎屋さんでは、ちょっと本気を出してアンダースローで投げても安心な丈夫さも特筆です。

──で、この日の釣り。

一投目からアタリのある高活性で、上がる魚は20cm前後とサイズも文句ナシ。ただ唯一、仕掛けを10秒ほどピタッと動かさずにステイさせる「食わせの間」が絶対に必要で、船が流されて8秒でオモリの位置が動いてしまうと途端にアタリが出なくなるというシビアな一面も。この「停め」と、仕掛けを跳ね上げて、沈降する動きでシロギスの気を引く「誘い」のリズムさえ掴んでいれば、エサがハリに付いている限り釣れ続けるという好展開。キス竿としてはちょっと余る竿の長さが、道糸を張らず緩めずで潮の動きに合わせられる“送りしろ”の確保にも役立ちました。

かくして、この日の竿頭は130本と余裕の束釣り達成。わたしは取材の片手間でもLサイズのジッパー付きポリ袋がちょうどいっぱいになる50本と大満足の釣果。中小サイズは定番の“天ぷら”に。22cmを超える大きなサイズは塩水で洗って“刺身”にしたり、冷蔵庫で“酒干し”にすると他魚種では味わえない豊かな風味を楽しめます。

アタリ年を感じさせるこの好機に、東京湾の小物釣りの奥深い釣趣をお楽しみください!

▼タックルデータ

竿:アルファタックル/アルファソニックLG 73 190M
リール:小型両軸リール
道糸:PE 0.8号
船宿仕掛け:幹糸1.5号/ハリス1号/競技用キス9号 胴突き仕掛け
オモリ:15号
付けエサ:アオイソメ

▼船宿:つり船 長崎屋 (神奈川県横浜市 横浜本牧漁港)

レポート:フィールドモニター 岡崎敬久

東京湾のタチウオ、通称夏タチのドラゴンサイズ狙いで行ってきました。

最近の釣果はポツポツですが、ミニゴンに混じってドラゴンもあがっているらしく、中にはF8、140㎝の神龍クラスも居るらしいです⁉

期待を込めて出船しますが、旧江戸川から東京湾に入ると台風とその大雨の影響でしょうか、ゴミと濁流で水色がカフェオレのように濁っています…前回までの好釣果が続けば良いのですが…

到着まで約1時間少々、横須賀沖付近に到着です。こちらは水色は問題なさそうです。南の微風、少し波がありますが、まだ台風のウネリも無く問題はありません。

タックルは、アルファソニック タチウオテンヤGZにリールは大液晶画面&スプール交換可能などの点で人気のテイルウォーク・ヴィレイヤー。

水深は約50m、1投目から頻繁にアタリはありますが、なかなか掛かりません。今日も小さいミニゴンが優勢な予感がします…パターンはシェイク&ステイで穂先のCTSを跳ね上げるアタリが頻発しますが、掛かるサイズはF3サイズばかり…中盤を迎えた頃にやっと3㎏設定のドラグを出すサイズが掛かりました!スケールで計測すると十分に指5本の範囲を超えており、とりあえずF5のドラゴン1本確保しました、が…その後続かず、アタリも少し遠のいていきます。

ですが、近くの人はポツポツあげています。しかも良型主体で…どうやらパターンが違っていたようで、超ロングステイにして、あまりアクションを付けてはダメでなようでした。すかさずパターンを超ロングステイモードに切り替えます。するといきなりひったくる強烈なアタリでロッドがノサれて…凄い衝撃が掛かります。まさに水中根掛かり(笑)、強烈なバックスライドをかわしながらやっと浮上してきたのは、F5オーバーの太い重量級ドラゴンで、船に引き上げるのにラインが指に食い込んで切れそうでした💦

その後もなかなかアタリは連発しませんが、ミニゴンが時折混ざりながらも良型主体&F5を2本追加することができて終わりまで続いてくれました。もう少し早くパターンに気付いていれば釣果は伸びたかもしれません…東京湾の夏タチはミニゴン多めながらもドラゴンが混じっていますので、まだしばらく楽しめそうです、

最近の東京湾の場合、パターンが日によってあるいは時間帯や潮、天気によってかなり変わってくるようです。つい先日はシェイクからのステイ、さらに超微速巻き上げで食い込むアタリを待たないと掛からないパターンだったり(こういう場合はGZ180を使ってじっくり焦らせて待つのが有効です)、今回のようにシェイク多めでステイだったり、超ロングステイだったり(GZ160でテンヤをしっかり動かしたり止めたりメリハリつけてテンヤをコントロールしましょう)その都度パターンによって使い分けるのが大切です。どちらのロッドでも極細超柔軟チタントップCTS(形状記憶チタン合金コンポジットチタニウムソリッドトップ)が搭載されていますので、どんな状況でもアタリをしっかり見せて伝えてくれますので、テンヤタチウオが更に楽しくなること間違いなしですw

ロッド:アルファソニック タチウオテンヤ GZ 160MH
      アルファソニック タチウオテンヤ GZ 180MH

リール:tailwalk ヴィレイヤーDG 100HG-PH/R

ライン:tailwalk PowerEye WX8 1号+フロロカーボン8号

レポート:フィールドモニター 川野誠

7月上旬までは浅場でも数釣りが出来てた好調な今シーズンの東京湾マルイカも下旬を迎える頃から次第に渋くなり、城ヶ島や剣崎沖のやや深場での拾い釣りになってきていた7月末。
松輪江奈港『瀬戸丸』さんから平日釣行してきました。

前週末にはかなり釣果も下がってしまい、このまま終わりかな〜という仲間たちの声も聞こえ、1号船マサシ船長からも反応は少なくなってきたね…とさみしいお言葉も。

真っ青な澄み潮との情報を聞いていたけれど出船してみたらばやや濁り潮にニヤリと期待に胸を膨らませてしまうのは釣り人の性ですよね(笑)

アルファソニックマルイカGZ167XULに50号オモリで開始すると船長も驚く反応の多さで朝イチから連チャン連チャンスタート!!しかもサイズ良さげなのダブルだったりも〜

これだからイカ釣りはやめられませんね〜。

10時半すぎに城ヶ島まわりの潮も緩んだとのことで、アルファソニックマルイカGZ160ULに60号セットし直行。
水深70mハモノも高活性だけれどイカも絶好調で最高6回転10杯もやれてジャスト50杯の竿頭!!

初心者の方々も余裕でツ抜け出来てたので『これは明日もイケるんでは?』

8月1日の剣崎沖カワハギ開幕のための有給を船宿に戻って予約マルイカに書き替え(笑)

翌朝カワハギ開幕に期待ワクワクの仲間に茶化されながらお先に出船すれば昨日よりさらに濁り強めな海面で潮も緩いじゃないですか

剣崎沖40mから21号船シンゴ船長『ハイどうぞ〜かなりイイ反応ですよ』のアナウンスどおり着底でGZ167XULの穂先ぶわぶわ!!

朝イチからダブルダブルシングル〜と前日を超える7回転11杯!

その後もほぼ連チャンやダブルがやれちゃうまるで全盛期のバク乗り加減で11時過ぎに夢の50杯に到達〜しかも深くても54mでずっと剣崎沖だから移動の時間ロスもなく今日はハモノ被害もゼロと嬉しすぎる〜。

『この流しで終わりますね』でもちゃっかり営業マルイカを手に出来て今シーズン最高の62杯!!

8月だよ〜と嬉しく竿頭写真もパチリしてもらい船宿でドヤ顔したのはご想像どおりです(笑)

アタリ年でもお盆休みの頃でだいたい終わりを迎えるマルイカですが、終わる日まで通えるだけ通い詰めたいですね。

竿.アルファソニックマルイカGZ167XUL

        アルファソニックマルイカGZ160UL

リール.テイルウォーク バサル73L

オモリ.50号、60号

仕掛け.自作5本スッテ(幹糸5号枝間1m)

レポート:フィールドモニター 川添法臣

こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ のりおみ)です。

2019年、東京湾で爆発的に釣れて一世を風靡したエギによるマダコ釣り。あれからもう5年も経つんですね。すっかり市民権を得たエギタコが、今年は大洗沖で湧いているとのことで取材の依頼が。その模様をレポートします!

今回持ち込んだのは「アルファソニック ディープシーカー」82-180MH。本来はライトな中深場用の竿で、今年の春にはオニカサゴ(標準和名:イズカサゴ)で大活躍してくれました。この竿の特長と言えば、感度豊かな金属製の穂先「形状記憶チタンソリッドトップ」と、中深場用の竿(死語気味ですが“胴突竿”)とは思えない軽量な仕上がり。激流の中のアジビシ釣りやアマダイのテクニカルな釣りでもそのスキルを発揮する非常に汎用性の高い一振りです。

アルファタックルには「ハイパーブレード EGI TACO 170H/180MH」や「アルファソニック エギタコ」、「kaijin エギタコ」「エギタコFT」と優秀な専用竿が数多くリリースされていて、どれも素晴らしい仕上がりなのですが、そのどれもが我が家には無く、急に決まった取材で困った挙げ句「軽くて感度があってパワフルな竿と言えば……」で登板となった今回、「ディープシーカー」がまたもやまさかのドハマりを見せてくれたのでご報告します!

今期、マダコの湧きで話題集中の大洗沖ですが、神奈川県在住の私にとってアクセスの良い鹿島港からの出船となりました。エギタコの撮影と取材が一段落して8時過ぎからの竿出し。水深25〜30mの釣り場でした。

周囲では新子サイズが上がる中、「ディープシーカー」の竿先は“初期アタリ”とでも言うべき“触り”を感知していました。

取材日に同船した方々の殆どは東京湾でポピュラーな“硬めで張りのある先調子の竿”を、竿先を下げて使っていました。この竿で海底を小突いていると、この“触り”を見逃す(或いは初期の根掛かりに感じられる)らしいのです。

目線の高さに構えた竿先に少し重みを感じる“初期アタリ”があったら、小突きを小さくして、時折竿先でエギの頭を持ち上げるようにして様子を見る、竿先に“聴く”間を与えたところ、これがビンゴ。やがてずっしり重みが乗ってからアワセれば、胴部がリンゴ大の一回り大きなサイズがハリ掛かりするようになりました。

また「kaijin エギタコ」を愛用されている方とも同船しました。

感想を伺うと「柔らかい」とのこと。確かに、一般的なエギタコ専用竿は張りがあって小突きやすい印象があります。が、この“張り”によって乗せられないアタリがあることもまた事実なのです。柔軟な穂先は「柔らかい」と言うより「乗せやすいクッション性がある」と思って頂いて、小突いている最中に少しでも異変を感じたら、竿先に聴いてみることをお薦めしました。

またアワセも竿先を煽って掛けるのではなく、バット(竿元)部を持ち上げるようにしてしっかり重みを乗せてハリ掛かりさせることも、この手の竿の大切な作法なのでお含み置きを。

この説明でピンと来ない方はアルファタックルのYouTubeで「【エギタコ】東京湾エギタコ~船でのハウツー大公開!」をご覧ください。実はこの動画、私が編集したんですが、エギタコブームの火付け役・和田勝也さんが8分30秒で相当実戦的な解説をしています。何度見ても発見があるので是非ご高覧を!

さて、この日の釣り。アタリが見えるようになってからはエギの色を交換しながら配色を詰めていき、沖上がりまでに2kgを頭に7杯を獲りました。ちなみにこの日、同船の竿頭は10杯。取材の片手間に竿を出してこれだけ釣ることができたのは「ディープシーカー」の持つ“軽さ”や穂先の“感知能力の高さ”に因るものであることはご理解頂けたかと思います。

エギタコ釣りには是非、多彩なアルファタックルのエギタコ専用竿からお気に入りを見つけて頂いて、また「ディープシーカー」をお持ちの方は、こんな使い方も出来る最新中深竿のマルチな実力をご体感ください!

▼タックルデータ

タックル:アルファソニック ディープシーカー 180MH

リール:tailwalk ELAN SW DENDO 150

替えスプール:D2-200

道糸:PE2号(200m)

リーダー:フロロカーボン8号

オモリ:60号

ハリ:タコエギ3.5号/コウイカ用スッテ

▼船宿:幸栄丸

https://koueimaru-f.jp

レポート:フィールドモニター 川野誠

6月に入っても絶好調な今期のマルイカ!!
昨年は不発だった浅場もアチコチで爆ったりして一束越えの声もチラホラ。
釣っても釣っても食べても食べても飽きが来ないマルイカに連チャンしてきましたよ〜。

初日は金沢八景『一之瀬丸
沖のイカが不調なので今月からマルイカ出船してるとのこと。都内から電車アクセス可能でマルイカができるなんて嬉しいですよね~

7時定刻に竜也船長の舵で出船。久里浜沖かなと思ってましたが一路剣崎沖へとフルスロットル〜ベタナギ快適で滑るように40分ほどで到着。

丁寧にスラスターを使った流しで期待の一投目『はい水深45m』アルファソニックマルイカGZ 167XULに50号で着底してすぐに穂先がブワブワ~~~これがたまらない~~~

いきなりの良型ダブルスタート!!しかもこの流しが6回転〜最高すぎました。

その後はホント丁寧な当て方で獲れなかった流しはない程に釣らせて頂き終わってみたら49杯
すべて良型ばかりと言う大満足な釣果。船長にお褒めの言葉も頂きました~
剣崎からの帰りも快適! ゆっくり片付けしても転た寝できるほど時間に余裕があるし。
オススメな船宿さんであります。

翌日は快調な浅場の爆ノリを期待して葉山芝崎『五エム丸』から🦑

この日はシーズン初な釣友にバリバリやってもらおう企画。
ミヨシ2番に座ってもらい隣で色々と面倒見てあげるつもり。

前日は葉山沖で一束越えたとのことで期待が膨らみますが…イカあるある〜そうそう連日イケイケにならないんですよね(笑)

じっくりと南下しながら、たかし船長ようやく秋谷沖20mで巨大反応発見
この日はアルファソニックマルイカGZ160UL。オモリ25号の捨て糸あり、チョン宙『なおちん』釣法で開始。
タタキからジワ〜っと持ち上げ穂先の違和感を、ちびまる子ちゃんの身切れを防ぐよう優しくすくうようにアワセていきます。

ヤクルトサイズから少しサイズアップした子達が巻き落とす度に釣れ続く快感は堪りません!

最初はビックリアワセばっかりだった釣友も次第に慣れてきて遅ればせながら連チャンモードにニコニコ〜墨がついた顔も拭かずにやり続けてましたよ(笑)

終わってみればミヨシの常連さんが余裕の一束越え!!
自分も81杯獲らせてもらって、その夜は船上干しのちびまる子ちゃんで祝杯🍻

柔らかく甘く美味しいマルイカ
まだまだやれそうな今シーズン。皆様も是非とも行ってみてくださいね😊

竿:アルファソニックマルイカGZ167XUL/160UL
リール:テイルウォーク バサル73L

仕掛け:
自作5本スッテ幹糸5号オモリ50号
自作4本スッテ幹糸4号オモリ25号 捨て糸2号50cm

釣り船:
一之瀬丸(神奈川県横浜市 金沢八景)
五エム丸(神奈川県葉山町 葉山芝崎港)

レポート:フィールドモニター 二上あや

友達のイサキ~ロックフィッシュリレーの仕立てに参加してきました。
船は南房・乙浜港の有希丸(ゆうきまる)さんです。
4時半集合、皆んなの顔が揃い「さあ行こう!」との船長の声がけで出船です。

ポイントは15分程ですぐ近く。今回はオキアミコマセ組とバチコン組に分かれてイサキを釣ります。

コマセは20メートルとアナウンスあり、棚少し下からコマセを振り、指示棚ピッタリあわせると程なくクンクンと竿先に反応有り!開始間も無く本命イサキが登場!!しかしイマイチ反応薄く続きません。

ポツポツの拾い釣りでしたが、ポイント移動を繰り返すたび、段々と活性が上がって来て、サイズアップしたりダブル・トリプルと釣れ出し、船内賑やかになって来ました。

指示棚15m付近では、仕掛け2mなので16mからコマセを振り15〜14mで待つと、コンスタントに釣ることが出来ました。

ミヨシにはコマセ組、少し後ろにバチコン組。
バチコンでも、オキアミコマセで魚を集めるのは有効。
コマセ組の自分は、竿を大きくあおり船全体にコマセが行き届くイメージでコマセを撒きます。
反応がない時には、ウイリー釣りの様なキビキビとした動きで、強弱変化をつけてみます。
アルファソニックL G73 190MHなら、色々な誘いが思いのまま。
とりあえず、お土産は充分に確保完了です。

8時半、ロックフィッシュへリレーします。

海人テンヤマダイで遠投し、ボトムをとりますが、なかなかアタリが遠い・・・

しかし、時々竿先に出る小さなアタリをビシっと竿に乗せたときは、たとえ小さなカサゴでも嬉しいものです。

みんながコマセやバチコン、ロックをやる中で、終始タイラバとジグをやり通すなおちんこと井上直美さんが強力な引きの青物を掛けて大賑わいでした!!

イサキは充分お土産が出来たのですが、ロックはまだまだこれから最盛期という感じでしたので、また行きたいと思います。

【コマセタックル】
ロッド:アルファソニック LG73 190MH
リール:小型電動リール 

【ロックフィッシュ】
ロッド:海人テンヤマダイ230MH
リール:テイルウォーク スピーキー3000S XGX

釣行日:2024年6月22日
釣り船:有希丸 (千葉県南房総市 乙浜港)

レポート:フィールドモニター 川野誠

いよいよ今年もまたこの季節〜そうです東京湾(横浜沖〜川崎羽田エリア)のタコ解禁🐙

数十年ぶりの湧きからはや5年…
昨年は解禁前後の長雨の影響だったのか新子が全くと言っていいほど(泣)

ほどほどを期待して金沢八景『一ノ瀬丸』から解禁初日に行ってきました。
6月1日は剣崎イサキも解禁初日でしたがなんとタコ船4隻!それも全船満員御礼!

みなさん首を長くして解禁待ちだったんですね〜
やはり食べて美味しいの知ってますね〜。

定刻にハルト船長は川崎沖を目指し出船するも、僚船からの連絡で渋めとのこと。
本牧方面に作戦変更するもコチラもいまいち。
次に向かったのは羽田沖。焦茶色の海色だったけどようやく200〜300g前後の可愛い新子サイズが船中ポツポツとあがり活気づき流し替えの度に似たようなサイズが釣れ続け、ラスト前に沖のポイントでサイズアップ狙い700gをキャッチして沖上がり…

おチビちゃん達は成長を期待して優しくリリースして帰港するもなんか消化不良…

帰り道、仲間と反省ラーメンしながら(なんで釣りの後のラーメンって美味しいんでしょうね笑)
絶好調の茨城那珂湊に行っちゃお〜!となり、その場で予約も平日なのに自分らで満員とのこと。
みなさん釣れてるなら遠征! って感じなんでしょうか!

冬のワタリ以来で夏タコでは初めての那珂湊『つれたか丸』へ。

有名?茨城弁バリバリ船長到着で釣座抽選~会計後に乗込み、航程20分ほどの水深25mでスタート。

『オレンジいいからね〜俺言ったからね〜』船長の釣れカラーのアドバイス(笑)

中潮でずっと下げな展開でしたが60号オモリでは上手く小突けず、80号オモリに替えて安定した小突きが出来るとすぐ張り付く重さ♫

600gだったけど那珂湊あるある小石を4つも抱いてきてキロアップな疲労感(爆)

その後も同じくらいの水深を流し替えアチコチからタコ船も集まり争奪戦の展開になるとノリも渋めになり、長めの小突きをしないと底潮の重さもありバラしまくり😫

それでも誰かしらポツポツとラストまで釣れ続け昼過ぎ沖上がり。
ボウズは無しのトップ22杯だったようです。

バラし連チャンを反省し漁港入口交差点に開店したての『漁楽』でワンコインラーメン啜って(釣り人おつかれサービス?この日はナマコトッピング付き!)

釣りキチだからココに開店したとの店長さんと激アツトークに後ろ髪を引かれまたの再訪約束して帰路に着きました。

那珂湊の船タコは、その後も好調キープ。また行っちゃいますよ〜👍

竿:
アルファソニック餌木タコ180ti ltd
アルファソニック餌木タコ180
Kaijin餌木タコ

リール:
テイルウォーク・オクトパスライトプラス66
テイルウォーク・オクトパスライト54
アルファタックル・ディーノ船

仕掛け:ラインPE2号/3号+リーダー8号