レポート:フィールドモニター 岡崎敬久

時化続きで少し間が開きましたが、前回ドラゴンに届かなかったので再びドラゴンを求めて東京湾のタチウオです。船宿はいつもの浦安の吉野屋さんから定刻の7時に出船です。平日でしたが、お盆休みということで2隻ともに満船での出船です💦

釣法はいつものテンヤ釣法でドラゴンを狙い撃ちします。前回はF2ミニゴンの活性が高く、掛からない事も多かったので今回はどうでしょうかw

ポイントの猿島周辺まで約1時間南下します。北風の微風で海は凪でしたが、海上では少し肌寒いくらいでした。

現場近くでは既にタチウオ狙いの大船団ができています。最近ではミニゴン入れ食いになる時期は過ぎてしまい、朝方はタチウオが高活性みたいですが、その時間を逃すとしばらく間が空いてしまい、後半また運が良ければ盛り返すという傾向らしいですが…

現着し1投目、テンヤを船長の指示棚に落とし(当日は35~50m前後で水深はおよそ50~60mでした)アルファソニック・タチウオテンヤGZ180MHを10回ほどジャーク&ステイすると、まだ油断している時にいきなりロッドを跳ね上げる食い上げのアタリ!体が無意識に反応して合わせると、重さのある良い引きをします!魚が強く引いた時にはヴィレイヤーDGのドラグが少し滑るくらいに調整しつつ、慎重にロッドで突っ込みを交わしながら上げてくると、良いサイズのタチウオが浮上しましたwスケールで量るとF4.9…惜しくもドラゴンには届きませんでしたが、前回と違いなかなか良いスタートです(笑)

引き続きテンヤを落としますが…アタリません。棚を上げながらジャーク&ステイを暫く繰り返してみますが、やっと46m付近でミニゴンのお触りがGZのCTS(コンポジットチタニウムソリッドトップ)に出ます!微細なアタリでテンヤの周りでタチウオが様子を見ているようです。ここから様々なパターンで強弱、速度を変え、時に複合にしたり完全に止めたりして確認しますが、パターンは定まらず…いずれもアタリは出るものの、軽い引き込む感じの掛からないアタリばかりで(合わせると魚が散ってしまい追い食いは無くなります)、何とか試行錯誤しながら掛けますが、あがってくるのはF3以下ばかりで、食べられるところも少ないのでF4未満のミニゴンはすべて海にお帰り頂きましたw

移動も少なく暫くタチウオは遊んでくれましたが、11時頃になると状況が一変します。タチウオが一切反応しなくなってしまい、ごくごくまれにお触り程度のアタリはありますが、追い食いも無く、すぐにタチウオが離れてしまう感じです。そしてこの釣れないアタリの無い修行の時間が2時間ほど続き、ついに残り時間が10分となってしまいました。

船内はほぼ諦めモードで好転の兆しも無く、天秤仕掛の人にはまれにF2クラスが釣れる状況でテンヤ組は全滅です。気を取り直し、水深50m付近で丁寧にスロージャーク気味にしてからステイしていると、一瞬CTSが数㎝戻った気がしました…反射的に合わせるとロッドが上げ止まり魚が乗りました!!2時間ぶりのタチウオです!しかも重量感たっぷりで、ロッドを引き込みながらドラグを出して勢いよく泳ぎます!! これは⁉ 恐らくラストチャンスなので慎重にドラグを駆使し、ロッドを操作して距離を縮めてくると……見えました!太い!今日一のF5.3ドラゴンでした!

最後の最後に奇跡が起きました!隣の仲間もほぼ同じサイズのドラゴンをものにして、ここで納竿となりました。かなりテクニカルで渋い釣行で痺れましたが、何とかやり切りました。これからもう暫くはドラゴンを狙えると思いますので、チャンスがあれば更に上のクラスを狙っていきたいと思います。

ロッド:アルファソニック タチウオテンヤ GZ 180MH /160MH

リール:tailwalk ヴィレイヤーDG 100HG-PH/R

ライン:tailwalk PowerEye WX8 1号 + リーダー/フロロカーボン8号

テンヤ:40号 

カラー:マッドブラック、フルグロー

レポート:フィールドモニター 川添法臣

こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ・のりおみ)です。

2025年・秋の新作タックルが発表されたばかりですが、今回は春のニュータックルの中でもひときわ存在感を放っていた一本「アルファソニック 別誂(べっちょう)きす」で、真夏の東京湾シロギスを楽しんで来ました。そのインプレッションをお届けします。

今回ご紹介するのはアルファソニック別誂きす165H

近代的な「高感度CTSチタントップ」と「チタンフレームKガイド」「TVSリールシート」を搭載しながらも、節目まで再現した枯れ竹色のブランクに、漆の削り出し調コスメをまとった渋い和竿風の佇まい。

これまで休日のお気楽釣行で愛用してきた和竿と並べてみると、その擬態ぶりに思わず笑みがこぼれるほどです。

展示会で初めて現物を触ったときには正直「竿先がちょっと柔らかいのでは…?」という印象を受けていた「別誂きす」ですが、実際ガイドに糸を通して釣りをしてみると、穂先からベリーへ向けての力の分散が心地よく、見た目より遙かに強いバットがそれを受け止める形で、お店で振ったり天井に当てただけでは解らない絶妙の調子であることに気付かされます。

テンビン仕掛けでの繊細な小突きはもちろん、15号前後のオモリを使った胴突き仕掛けでリズミカルにボトムをパンピングする際も好感触。極端な先調子のチタントップより格段に扱いやすく、竿先自体もこの調子によって金属疲労から護られているんだろうな、とお察しいたしました。

特徴的な「TVSリールシート」は、往年の小突き釣り愛好家が好む「ペンシル持ち」はもちろん、

ズル引きなどで微細なアタリを逃さない手のひらにリールフットを載せる「ブランデーグラス持ち」(※個人的な呼び名です)や、

リズミカルに仕掛けを跳ね上げてフォールで誘う「渓流竿持ち」(※これも個人的呼称です)にも自然にフィット。

しっかり握れる安心感と、手のひらに吸い付くような馴染みやすさは、実際に持てばすぐに分かっていただけるはずです。

英語に「ヘリテイジ(heritage)」という言葉があります。直訳すれば「伝統」「継承」なのですが、その奥には「品格」や「温もり」といった趣きが宿っています。

「別誂」という響きから私が受けたのは、まさにその“ヘリテイジ”な風情。同じ温故知新でも、業績を誇る「レガシー(legacy)」とは異なり、江戸前調子へのリスペクトが漂う古典への回帰──カセットテープやアナログ盤に安らぎを感じる今の時代にこそ手に取って欲しい、最先端でありながら情緒を忘れない、唯一無二の一振りでした。

▼タックルデータ

竿:アルファソニック別誂きす165H

リール:3000番台スピニングリール

道糸:PE 0.8号

オモリ:15号

仕掛け:船宿仕掛け(胴突き/ハリス1号/全長85cm)

▼船宿:長崎屋 (神奈川県横浜市 本牧)

レポート:フィールドモニター 岡崎敬久 

東京湾の夏タチウオが開幕したとの情報を聞き、久しぶりに浦安の吉野屋さんから東京湾のタチウオ釣りにテンヤ釣法で行ってきました。

ポイントは走水~猿島沖で棚は35~50m付近を探る感じでした。予報に反して南風が強く吹いてしまっていて、海は結構濁っている感じでした。

走水沖に到着後、仕掛けを投入するとガンガンとF3以下のミニゴンが当たってきて入れ食いになり、あっという間に10本到達しましたが、どうにもこうにもサイズが伸びず…中盤ごろになってようやくF4サイズが混じるようになり、ドラゴン…までは一歩届かずもF4.8も混じりました。ややアタリが遠のく時間もありましたが、最後までポツポツとアタリが取れて数だけは20本を超えましたが…ドラゴンには巡り合えず、サイズは夏タチなので致し方ないですが、次回に向けて課題が残る釣果となりました(笑)

棚は船長の指示棚にしっかり合わせることは大前提ですが、誘いはその時の状況により色々と変えていくことが必要みたいです。バイブレーション、ステイ、デッドスロー巻き、更にはその複合や誘い続ける長さやタイミング、速度も色々と試しましたが、なかなかこれといったパターンが無いような状況でした。

これから東京湾の夏タチはハイシーズンになりますので、今後さらに上向いて良いサイズの群れに当たれば好釣果が期待できると思います。間違いなく神龍クラスのF8タチウオも小さい中に混じってますので是非挑戦してみてください。

ロッド:

アルファソニック タチウオテンヤ GZ 180MH

アルファソニック タチウオテンヤ GZ 160MH

リール:tailwalk ヴィレイヤーDG 100HG-PH/R

ライン:tailwalk PowerEye WX8 1号+ フロロ8号

テンヤ:40号 

カラー:マッドブラック、フルグロー、パープルゼブラ等

#タチウオ #タチウオテンヤ #アルファソニック #アルファタックル #船釣り #tailwalk #吉野屋 #GZ #ドラゴン #東京湾

レポート:フィールドモニター 二上あや

船宿釣果が賑わってきて、夏のタチウオが始まったかな?と思っていたところに、お友達のリクエストもあり、タチウオ釣りに行ってきました!

タチウオ釣りは、時期によっては、なかなかテクニカルな釣り。この釣りが暫くぶりの私には、夏の比較的釣りやすい時期がやり易いと思い出陣。

浅い棚で出来る夏タチウオは、いつもイサキやライトヒラメで使っている、アルフソニックL G73 190MHを使用しました。

出船前に、船長から丁寧なレクチャーをして頂きました。

・エサは身から刺して皮側から抜き、身をもう一度刺してケンの部分まで上げる。

・1メートル毎のPEマーカーで、正確な棚取りをする。

・この時期の誘いは、キビキビ早く誘うのが良い。

船長に教わった事を頭に入れ、スタートフィッシング!

早速指示棚で止めて、キビキビとした動きで誘ってみます。

やがて船の何処かでポツポツアタリが出始めました。釣座は初のお立ち台で、そろそろ私も釣りたいと思っていると、アルフソニックL G73 190MHから魚信が!

ここで誘い続けると引き込むはず…。

シュッシュッと竿を動かしていると乗った!

時折ギュンギュンと強く食い込む引きが、とても楽しい!

ピカピカ輝くタチウオが水面に上がって来ました。本命に出会えて本当に嬉しかったです!

猛暑予報の通り、暑すぎる気候にヘロヘロになりながらポツポツ追加していきますが、前日に比べたら難易度が高いそうで、本日はちょっと冬タチの様なテクニカルな釣りとの事。

アタリがあっても追って来ない、アタリそのものも小さめ、誘いも色々変えてみましたが、なかなか難しかったです。

それを攻略出きたら、タチウオ釣りの沼にハマるのかなとムズオモを感じつつ終了となりました。

家に帰ってからは、タチウオの炙りと、なめろうを美味しく頂きました!

【釣行データー】
釣行日:2025年7月6日
ロッド:アルファソニックLG 73-190MH
リール:電動リール 400番

釣り船:千葉県 富津港 ひらの丸

レポート:フィールドモニター 川添法臣

こんにちは。フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ・のりおみ)です。

2025年の新製品が続々と店頭に並び始めましたね。今回、待望のLTアジ専用ロッドの新作2本を、さっそく東京湾のさまざまな船宿で試釣させていただきました。その使用感をレポートします!

今回お借りしたのはライトアジFTアルファソニック ライトアジの2モデル。どちらも巷で話題の「ライン引き釣法」を強く意識したモデルとのこと。ここでざっくり「ライン引き」についてご説明しましょう。

この釣り方は、コマセカゴを海底から一定の幅でシャクり上げ、海中に帯状のコマセの煙幕を作り出し、その中を仕掛けが通過することでアジの食い気を引き出すというもの。剣崎のイサキ釣りや相模湾のウィリーシャクリでは昔からおなじみのスタイルで、LTアジの黎明期から一部の腕利きが実践して来たテクニックです。これが近年「攻めのライトアジ釣法」として注目を集めています。

まずはライトアジFT

手に取りやすい価格帯ながら、必要十分なスペックを備えたモデルです。画像は、東京湾で一般的なミンチ用40号ビシを背負わせた際の曲がり具合。

リールを装着して持ってみると、第一印象はまず「軽い」。最近人気のデジタルカウンター付きリールを装着しても穂先がスッと持ち上がり、取り回しがさらに軽快に感じられます。

「ライン引き釣法」への対応はもちろん、「底を取る」「コマセを振る」「アタリを取る」「巻き上げでバラさない」といった基本性能はどれも上々。これで希望小売価格が14,000円というのは驚きです。「最初の一本におすすめ」と言ってしまうにはもったいないほど、幅広い状況で活躍できる一本です。

また、全長170cmのショートレングスは、船上での操作性が抜群。休日などの混雑時でも、振り子の要領で仕掛けを船縁から離して投入し易く、オマツリ防止にも効果的です。センターカット2ピース仕様で、電車釣行にも嬉しいコンパクトな仕舞い寸法も見逃せません。

続いてはアルファソニック ライトアジ

こちらはメタルトップ(CTS:コンポジットチタニウムソリッドトップ)を搭載し、より高感度な釣りを可能にする一本です。写真は40号ビシ使用時の曲がり具合。

この竿の使用感は、ひと言でいえば「面白い」。

竿先が可視化する海中の様子というのは、魚の口にハリが入る“アタリ”のみならず実は様々な情報があるんですが、例えば「ビシを突っついてる魚が居るな」なんてことまで察知できるのがこのCTSという穂先なんですね。これまでは手感度で「ん、触った?」くらいの認識だった反応が、こうして目視でハッキリ読み取れると、魚がハリ掛かりしていなくても「このレンジに魚が居る」と確信を持って釣りを組み立てられる。船長が「反応あるんだけどな〜、喰わないな〜」とボヤくのがアナウンスする前に分かってしまう。じゃあどんなシャクリなら口を使うのか、と「次の次の一手」を考える事が出来るのは大きなアドバンテージになると思います。

これまでLTアジと言うと7:3と8:2の2本の竿を船に持ち込んで、魚の反応や釣り方によって持ち替えていたのですが、7.5:2.5と表記される絶妙な調子によって1本でニーズを満たしてくれているのも専用竿ならでは。波が高くてバラシがちとか風が強くて手前まつりしがち、なんて時にはクッションゴムを付けたり、コマセマダイのようなテーパー仕掛けにすることでスローな魚にも快適な釣りが出来ることを書き添えておきます。

気負わず楽しめて、なおかつ美味しいマアジが釣れる「LTアジ」。

その“手軽さ”と“奥深さ”は、この釣りの魅力そのものです。そして今回の2本のように、それぞれのスタイルに対応した専用竿があるというのは、アルファタックルの「釣り人に寄り添う姿勢」の表れだと感じます。

是非みなさんも、ご自身の釣りにフィットするタックルを見つけて、東京湾のブランドフィッシュをたっぷり楽しんでください!

<IMG_006.JPG>

▼タックルデータ

竿①:ライトアジFT

竿②:アルファソニック ライトアジ

リール:小型両軸リール

道糸:PE1.5号

コマセビシ:ミンチ用ライト40号

仕掛け:船宿仕掛け(ハリス1.5号/全長2m)

レポート:フィールドモニター 川野誠

爆釣した東京湾マダコからはや数年…

渋い年が暫く続いてましたがマダコってそんなもんだよね〜でもどうやら今年は湧いてるみたいよ!?と事前情報ながら開幕初日に一之瀬丸仕立てにお誘いをうけ行って来ました。

仕立て&乗合でなんとマダコ船4艘!!

しかも満員御礼!

さすがのエギタコ人気ですね〜。

テンタチ名船長のハルトくんの舵で定刻に出船し一路メジャーポイント川崎沖へ。

既に沢山の船がびっしり岸沿いにいらして見てるだけでもポロポロっと釣れてて期待は高まるばかり!!

ハルト船長は先端付近のテトラに切り替わるエリアに船を停めて『はいどうぞ〜根掛かり気をつけて』で着底すぐあの独特なムニュなお触り♫

HBエギタコを丁寧に小突き続けて優しく持ち上げれば300gほどのなんとかキープサイズ🐙

ベタ凪だったのもあって右舷左舷と巧みな操船でまんべんなく船中で嬉しい悲鳴が早々と飛び交ってました~明らかに昨年までより数は居ますね。

その後も転々と移動してくれドコでも誰かしらすぐ釣り上げながら定量の方々が増えてきたので保護の意味合いもあって大満足の早上がり♫

キロアップを含む19タコに出会えました〜おチビ達は優しくリリースして来月の富岡沖の解禁までに大きく育ってくれるの期待しながら帰路につき安定の〜刺身、唐揚げ、蛸飯で晩酌は賑わいましたよ。

アルファタックルは新作の竿やリール、タコエギと豊富なラインナップ!!

まだエギタコ未経験な方はチャンスな今年かと〜是非ともデビューして柔らかくて美味しい釣りたてマダコでタコパしてみてくださいね😊

【タックル】

ロッド:
HB(ハイパーブレード) エギタコ180MH
アルファソニック エギタコ180

リール:テイルウォーク バサルVT73L
仕掛け:PE4号、自作ダブルスナップ
オモリ:20〜30号

釣り船:一之瀬丸 神奈川県横浜市 金沢八景

レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル

今年、駿河湾と相模湾はムギイカの当たり年。沼津近郊の夜釣りでは束(100杯)超えは珍しくなく、相模湾(こちらは日中)でも竿頭60~70杯をキープしています(5月半ば現在)。
で、5月15日に私も相模湾のムギイカへ行ってきました。船は三浦半島・小網代の翔太丸さん。

あ、そうそう、ムギイカってのはスルメイカの子供で、相模湾~駿河湾あたりでの呼び方です。麦の収穫時期=初夏に獲れることからそう呼ばれます。

この日の出船は朝6時頃。濃霧なので、船はゆっくりと。

濃霧ということもあって近場(小網代沖)から釣りスタート。朝から順調。オケがだんだん茶色になっていきます。

自分の仕掛け。ムギイカ狙いなので、プラヅノ中心。この写真のツノは8センチですが、ヤリイカ用11センチでも可(注:ダブルカンナはオマツリしたときに大変なのでやめたほうがいいです&マルイカスッテ用スナップが入らない場合も多いデス。お薦めはコレかな~)。合計9本で、上の6つが直結。事前に聞いた話から、かなりブルー系に偏らせています。下はラッキーマルイカ狙いでしたが・・・あまり意味はなかったですね。ただ、下のほうにはイカが掛からないとしても、仕掛け全体を長くするためには必要です。

【仕掛け説明】・・・興味がある人は、上の図と説明をじっくり見て&読んでくださいネ。
写真では下3本が直ブラでスッテにしてますが、自分のお薦め仕掛けの詳細は上図の通り。ムギイカ狙いなら直結部分はオールプラヅノでいいです。しかし、今年少ないとはいえマルイカをちょっと期待したい人は下2本の直ブラにはスッテを付けるといいですね。幹間は1.5m。ムギイカは上に高い反応が出ることが多く、仕掛けは長いほど有利。しかし、扱いやすさを考えると上のような感じが現実的です。これなら14mカバーできるわけです。ゼロテンでは、底を切れない=仕掛けの長さが底からカバーできる範囲。宙釣りなら底を切って釣りをするので、多少仕掛けが短くても巻いて上げることでなんとかなりますが、それでも仕掛けは長めが有利。9本は、扱うのがなかなか面倒くさいので、直結6本+直ブラ1本にしてもいいと思います。それでも10mほどカバーします。それより短くなるとムギイカでは不利になってきます。逆に、慣れている人ならオール直結の10本くらいまでチャレンジしましょう。自分のお薦めで下が直ブラなのは、長い直結で自分がミスしない自信がないから(笑)
どんな仕掛けでも、オモリ部分は最低1.5m~できれば2mで仕掛けを少しでも上げたほうがいいです。
あと、幹糸は全て5号。自分はマルイカでも5号です。乗りは変わらず、仕掛けは絡みにくい。ムギイカの時は、仕掛けが絡みにくいことはとても重要。5号の仕掛けが売ってなければ自作しましょう。
この日は、この長い仕掛けでもムギイカが付いたのは上から4本目までが一番多かったです(8割くらい)。前半はやはりブルー系が強く「濃いブルー」「薄いブルー」の2色が大活躍。今回の状態ならブルー系を上の7本のうち最低3本は入れるといいですね。
仕掛けが長くてツノやスッテの数が増え、イカが多点で掛かると仕掛けがヨレやすくなります。それを防ぐために、直結のスナップはスイベル付きがいいです。また、自分の直ブラ仕掛けはビーズを使い、直ブラ部はラインが1本なのですが、途中に小さなスイベルを結んで入れてヨレ対策。各所にスイベルがあることでかなりヨレ防止となります。
それと、オマツリ防止のためにオモリ号数は船長指示を必ず守ること。長い仕掛けでオモリを軽くすると落下時に仕掛けが流されやすくなり、オマツリだらけになります!

そうそう。ムギイカ釣りは、多点掛けも多く忙しい釣り。3つ4つ掛かっていたら、いちいちイカをオケに入れずに足元に落としておきます。次の一投で仕掛けを落下させているときに足元に落っことしたイカをオケに入れるのですが、何もないとイカが流れていってしまったりします。なので、自分は水が流れていく方向にタオルなどを置いて「堰き止め」とします。たったこれだけの、大したことないことでも効果大。釣りの効率アップには重要です。人によっては、立派な自作堰き止めグッズを持ってきてますネ。

出船してから3時間くらいは濃霧でしたが、9時半過ぎから晴れてきました。実はこの時点で40パイほど釣っていて「今日はかなりイケそう!」と思っていましたが・・・

途中から探索時間が長くなり、こんな写真を撮ってもらう余裕も・・・朝の状態だと、写真撮るヒマなんて無かったです。

この日の最終釣果は45杯。つまり後半は・・・。反応があっても乗らなくなり、群れの移動も早く・・・。まぁ、イカあるあるですよ。でも、ここのところあまりイカ釣りに行けていなかったので、船中3番目は自分的には「なかなか頑張りました」。

希望的観測も入れると、ムギイカはまだまだ楽しめそう。ムギイカは、やはりマルイカ釣りとは違う楽しさ・難しさがあります。アワセにしても、触り(アタリ)が出た時に瞬発的に合わせるのではなく、ちょっとゆっくりめに竿を上げるほうがいいです。また、チョコチョコピコピコとした触りが多い時、自分はそれで合わせずにタタキを入れて、一瞬止めてからロッドを上げます。多点掛けになりやすい。

今回お世話になった翔太丸と小菅哲也船長(通称てっちゃん船長)。いつも陽気で、的確なアドバイスをくれます。
翔太丸ホームページ

おまけ。小網代からすぐのところにある「松原農園」の直売所では、美味しい野菜を売ってます。もうちょっと後になると美味しい枝豆「はねっ娘」が出てきます。

で、晩ご飯のおつまみは松原農園で買ったそら豆とサラダ玉ねぎ。そしてもちろんムギイカ。ムギイカは沖漬けにしておいたものを、ただホイルにくるんだだけの「ホイル焼き」。これが美味いんです。自分の沖漬けタレは「ダシつゆ2:酒1:ミリン1」の割合で混ぜたものを500mlペットボトルに入れ、その中に擦ったショウガを加えたもの。500mlで今回のような小さいムギイカなら50杯くらいは漬けられます。
ムギイカの沖漬けを1杯ずつラップにくるんで冷凍し、それを輪切りにしたルイベもお薦め。小さなムギイカは、たいして解凍しなくても輪切りに出来ます(逆に、解凍しすぎると輪切りにしにくい)。自分の場合は既にショウガも入っているので、何もつけずにそのまま食べちゃいます。
沖漬けのタレを作るのに良く言われるのは醤油:酒:ミリン=1:1:1。ですが、沖漬けのタレには、みんなけっこう自分なりのレシピがあって、色いろ工夫するのが楽しいです。友人はショウガではなく鷹の爪(唐辛子)を入れたりしてますね。

ムギイカは、難しいところがあるとはいえ基本的には釣りやすく、イカ釣りをほとんどやったことがないという人にもお薦めです。マルイカ釣りをやってみたかったけど、難しそう・・・などと思ってこれまでにチャレンジしてこなかった方。今年は初チャレンジにうってつけ!ぜひぜひ行ってみてください!

最後に、アルファタックルお薦めのマルイカ(ムギイカ)タックルをご紹介します。

【ロッド】
Kaijinマルイカ160L
アルファソニックマルイカGZ160UL

ご予算が厳し~、という人にはスタンダードグレードのKaijin。しかし、上級モデルのアルファソニックは穂先部にトルザイトガイドを搭載していることもあって感度が高いです。このどちらもゼロテン&宙釣りのどちらもこなすオールラウンドモデル。なので、例えば上の図の仕掛けほどではなく直結5本+直ブラ2本でも、ムギイカが上ずっているときは底をきればいいのです。その意味で、この2つはゼロテン専用モデルのアルファソニックマルイカGZ167XULより、慣れていない人のムギイカ向きと言えるのです。自分はゼロテンオンリー、と言う人にはもちろん167XULです!

【リール】
アルファソニックから出している、かなり買いやすく性能も良いリールが「ディーノ船150」です。定価は税抜1万円。このダブルハンドルモデルがお薦め。ラインキャパシティは1号300m。下巻きをして0.8号200mくらいがマルイカとしてはちょうどいいくらいです。不精せずに下巻きをして、糸を全て巻いた状態でスプールにほぼいっぱいくらいにしましょう。0.8号の場合は、リーダー3号を1.5~2mくらいFGノットやPRノットで接続します。1号ならスイベル直結でもいいのですが、結び目が切れてしまう可能性があることと、一番上のツノの上からPEラインだとイカにとても見えやすくて良くない、という面があります。

レポート・フィールドモニター 川添法臣

こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ のりおみ)です。

ゴールデンウィーク、みなさんはどんな釣りに出かけましたか? 私は千葉県九十九里海岸の中央部、片貝港からイサキ釣りに行ってきました。

今回持ち込んだのはアルファソニック LG73 190M

この竿は非常に汎用性が高く、兄弟モデルの「LG82-185MH」とともに、東京湾のLTアジ、マゴチ、トラフグ、シロギス、テンヤやジギングのタチウオ、相模湾のアマダイやウイリー五目、外房のイサキ、ハナダイ、シマアジ、カイワリ、LTヒラメ、さらには激流や深場でのテンヤマダイまで幅広く対応できる“何でも竿”として活躍してくれました。

ただ、残念ながらこのモデルは2025年のカタログで「旧製品」となってしまいました。これまでに増して大事にメンテナンスしながら、今後は「アルファソニック ライトアジ」や「アルファソニック シマアジ」、kaijinシリーズやMPGのハイパーブレードシリーズの中から、次なる相棒を探していこうと思います。

今回お世話になった勇幸丸さんでは、道糸PE2〜3号+黄色いプラビシFL60号のノーマルタックルと、PE1.5号+プラビシ40号のライトタックル(LT)のどちらでも釣りが楽しめます。

水深が30m以浅と浅めなので、通常なら40号ビシのLTで挑むところですが、この日は前日の強風によるウネリが残っていたため、仕掛けの安定性を考えてノーマルタックルを選択しました。現場の状況に応じて判断できるよう、私は常に40号と60号のプラビシを両方持参しています。「LG73 190M」はオモリ負荷80号設定なので、どちらの釣りにも余裕を持って対応できます。

この日は海水温が低く、加えてウネリによる上下動で、決して釣りやすいコンディションではありませんでした。

それでも魚の活性は良好で、みなさん楽しそうに釣っている様子が印象的でした。ただし、釣果にはやはり差が出ており、その分かれ目は「シャクリの精度」と「手返しの効率」にありました。

<IMG_05.JPG>

タナさえ合っていればそれなりに釣れるのですが、シャクリが魚に合っている方が効率的に釣れて釣果は伸びます。

例えば、仕掛けを動かした際に竿先が跳ねるような、力任せに煽るシャクリが良い日に私は出会ったことがありません。特に「コマセをたくさん撒こう」という意識が強いと、強く煽りすぎて逆効果になることがあります。

大切なのは「アタリを出す」意識。どんなに速い動作でも、シャクリの終点ではピタッと仕掛けを静止させる。この力加減を意識するだけで、シャクリの途中で出るアタリにも、終点でのアタリにも対応でき、魚に口を使わせやすくなります。

「隣は釣れているのに、自分だけ出遅れている……」そんな時、釣座のせいにする前に、ぜひ思い出してみてください。

次に「手返し」。これは“慣れ”によることころが大きいのは事実。

私はなるべくエサの交換頻度を減らせる仕掛けや付けエサを選び、手返しを速くする工夫をしています。

また、100円ショップで購入できる「ホワイトボード用クリップ」や濡れた船縁を使って、取り込み時に仕掛けが絡まないよう、船体に貼り付けるようにしています。

これだけでコマセ詰めから再投入までの動作がスムーズになり、手前マツリのリスクも激減。お困りの方はぜひ試してみてください。

この日は難しい海況ながら、竿頭は規定数の50匹を釣り上げ、しかも7割が30cmオーバーという良型揃い。クーラーはあっという間に満タンになり、みなさん笑顔の沖あがりとなりました。

イサキは定番の塩焼きや煮付けはもちろん、なめろう、アクアパッツァ、混ぜご飯など、どんな料理にも合う万能魚。仕掛けも短く扱いやすいため、ビギナーでも気軽に楽しめる釣りです。

ぜひ、アルファタックルのニューロッドと一緒に、みなさんも旬のイサキ釣りへお出かけください!

▼タックルデータ

竿:アルファソニック LG73 190M

リール:小型両軸リール

道糸:PE2号

コマセビシ:60号

仕掛け:船宿仕掛け(ハリス1.7号/全長3m)

▼船宿:勇幸丸 (千葉県 片貝漁港)

レポート:フィールドモニター 岡崎敬久

今年は早い段階で消息不明となってしまった日立沖のタチウオですが、先週になり急に戻ってきた⁉らしく、緊急招集が掛かり日立久慈港の大貫丸さんより行ってきました。比較的、急な出船予定でしたが、到着するとお客さんは満員…ミヨシに乗せてもらいますが、これが後々不幸を招くことになるとは…

日立でも朝はだいぶ暖かくなり、気温は10℃程で我慢できないほどの寒さではありませんでした。しかし海の方は時化続きだった為か、水温が14.7℃と少し季節が逆戻りしてしまったようです。しかも数日前までは活性が非常に高かったタチウオも時化を挟んでしまってウネリも残ったせいか、反応はあるものの食いがかなり悪くなってしまいました。復活を祈りつつ5:00過ぎに出船です。

ポイントはかなり近くて港から20分前後。以前と同じポイントでした。ドラゴン級が多く混じるとのことなので、期待して今回もタチウオテンヤで挑みます。水深は27~30m前後と浅く、反応も底から5~15m上まで出ている状況でした。テンヤを落とし着底後、15m上まで様々なアクションを試しつつタチウオからの反応を探ります。タチウオは水深や反応が刻々と変化するので、常に臨機応変に対応していかないとアタリを出すことができません。

とりあえず基本のシェイクを入れつつ、微速巻き上げで試すとポイントにより18、22、26mと各所で僅かに潮が軽くなる所でアタリが出る感じでした。

すると、いきなりアルファソニックタチウオテンヤGZ160MHのチタントップ(CTS)を大きく跳ね上げるアタリで掛けて、順調に1本めからF5ドラゴン級が出ました!
その後もコンスタントにアタリを拾えますが、型が小さいせいか掛かりが悪く、サイズがF4クラスばかりで、中盤まで時折F4.5が混じる程度でした。ですが、ようやくチャンスが来ました!水深18mで掛けると、5㎏のドラグ設定のラインを易々と出しながら、長いストロークで泳ぎ続けます。重さもあり、今までのサイズとは明らかに異なる引き…大物です。浅いせいか船を嫌うように泳がれますが、徐々に距離を詰め水面に現れたのは紛れもないF6を優に超えるスーパードラゴンクラス!慎重にリーダーを持ちぬき上げますが、重くて長くてしかもミヨシでしたので水面から2m以上あったので、腕だけでは引き抜けず、体ごと後ろに下がって引き抜いたところ…船に半分入りましたが、最後に抵抗したドラゴンは手すり部分を尻尾で叩いて…この瞬間に針が外れ、空を舞いながら海に戻って行きました・・・大失態です。

しかし、ここで意気消沈するわけにもいかず、またチャンスはあると気を取り直してテンヤを誘い続けます。ですがやはりF4クラスが多く良いサイズがきません。しかもまたパターンが変化してアタリがあってもショートバイト1回で掛からなくなり、作戦を変更して群れ反応(この時の反応は底から5~6m)から少し離れた水深15~16m前後を狙います。一旦、底付近まで落としたテンヤを踊らせながら、スローに時に早めに30㎝~1m前後の間隔であげて、アタリが出ても構わずそのまま16mまで続けます。そしておそらくタチウオが誘い上がってくる限界と思われるところ巻き上げを止めて、タチウオが見ていると信じて叩き続けると、いきなり食い上げ、あるいは食い込む強烈なアタリが来ます。このパターンで浅いところでヒットするのはドラゴン級ばかりで、その中でも先ほどのF6超ほどではありませんが、かなり強く泳ぐドラゴンもヒットし、やり取りを楽しみながら、今度は無事に船上に上げることができました。ほぼF6(131㎝、1.7㎏)でしたww

更にドラゴンクラスを連発し、時折F4クラスも混じりましたが、ほぼ良型ばかりで最後まで比較的コンスタントに釣れて楽しむことができました。

またいつ消えるか分からない日立沖のタチウオですが、まだまだ肉厚でドラゴン級も多数居そうですので、挑戦される方は急ぎましょう(笑)

ロッド:
アルファソニック タチウオテンヤ GZ 180MH
アルファソニック タチウオテンヤ GZ 160MH

リール:tailwalk ヴィレイヤーDG 100HG-PH/R

ライン:tailwalk PowerEye WX8 1号+ナイロン10号
テンヤ:40号
カラー:ブラック、グロー、ゴールド等

レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル

最初に・・・今回は前半は釣りのお話しで、タイトルにあるように後半は釣りじゃないお話しですww

今シーズン初のマルイカへ行ってきました。昨年はワケあってあまり行けなかったこともあり、とっても久しぶりのマルイカです。行先は、千葉県の小湊。寿々木丸(すずきまる)さんにお世話になりました。

小湊としてはウネリも小さめの良い海況。

朝、港を出てすぐに船長からアナウンス。
「朝のうちはサバが多いかもしれないので、直結にしておいたほうがいいと思います~」
それを聞いて、5本のうち一番下だけ直ブラにしていた自分は、一番下も直結に変更。

小湊のマルイカ釣りのいいところは、港を出て10分程度の場所で投入することもある点。この日も、さほど走らないうちにイカの気配があったようです。しかし、水面でサバらしき魚のハネが・・・。鳥もかなり増えてきて、ヤバイ感じ。しかし、イカもいるようなので投入の合図。水深は60m弱で、意外と浅め。

で、幸先よく1杯めを掛け、巻いてくるとガタガタガクガクとやっぱりサバもちょっかいを出してくる。案の定、イカは外れてしまいました・・・。そしてその後もしばらくはサバの猛攻! 5回掛けて、1杯取れればマシという状況。

この日は結局9杯・・・つ抜けできず・・・。でも、つ抜けできた人は船中で2人だけ(11人くらい乗船)だったので、超久しぶりの自分としては頑張ったほうです。

後半は、水深70~80mとやや深い水深を中心に攻めましたが、イカの触りは少なく、かなり渋い感じ。実はこの日、ワケあって小湊向きとはいえない、かなり軟らかめの穂先のゼロテンロッドを使いました。外房である小湊は太平洋に直接面した釣り場なので、穏やかな日でも波長が長いウネリは入ってきます。その点が相模湾や東京湾とは異なる、小湊という場所の特徴です。

そんな小湊で使いやすいのは、ゼロテンモデルでもあまり軟らかすぎず、短すぎないロッド。現行品で言えば、アルファソニックマルイカGZの「160UL」がお薦めです。「167XUL」は、長さはあるものの、穂先の軟らかい部分が長いため、小湊のような釣り場では穂先が震えてしまいやすく、結局イカの触りが分かりにくくなります。

せっかくなので、小湊マルイカでの注意点というか、コツを少々。ゼロテン釣法前提のお話しです。

①穏やかな日でも、波長が長いウネリによる船の上下動がある=船が上がっているときはゼロテンを取りにくい⇒このタイミング(船が上がっているとき)では、無理にゼロテンを取らずに誘う。誘っているうちに、船が下がってきてゼロテンになった時に、誘いを止めてアタリを見る。また、釣りをしているときもウネリを見て、船が上がる前に誘いを止めてアタリを見るなどウネリに合わせた誘いと止めをする。

②仕掛けを落として着底する少し前からロッドを水平にしてすぐゼロテン状態を取れるようにするのは他の釣り場でも同じですが、自分は小湊の場合はロッドを水平より少しだけ上向きにします。そうすることで、着底時のゼロテン調整幅が少し大きくなるからです。ロッドがやや下向きになっていると、着底時に船が上がっているタイミングだとすぐにゼロテンがキープできなくなります。

③ロッドによっては、通常よりも穂先を少しだけ曲げた状態でゼロテンにするのも有効。ウネリによって船が下がった時に、ゼロテンよりもマイナス(つまり糸が弛む状態)になりやすく、その時に穂先が震えてアタリが出なくなる、またはラインが弛んでアタリが分からなくなってしまうのですが、それを防ぐためにほんのわずかですがいつもより穂先に掛かるテンションを強くしておく。穂先が最適な状態より曲がってしまうことも出てきますが、穂先が震えて分からないよりマシという考えです。それで意識しておくといいのは、その状態のときには「穂先が戻る」アタリが出やすいこと。実はこの日、軟らかめの竿を使っていた自分は途中からこの作戦に切り替えて、戻るアタリで掛けていきました。戻るアタリの場合は、イカが乗っているかすぐには分かりにくい時もあるので、アワセた後に乗っているかどうか判別するための巻きを長めにします。

久々のマルイカに四苦八苦しましたが、やっぱりマルイカ釣りは面白い!
なにがって、状況に合わせて工夫していき、それがうまくいったときが最高。
いよいよ4月。今シーズンのマルイカはどんな感じになるのか楽しみですね!

釣り船:寿々木丸(千葉県 小湊港)
寿々木丸ホームページ 
寿々木丸キャプテンのブログ

とここまでは釣りのことでしたが、たまにはオマケのお話しも。
実は、自分は完全にたった一人で釣りに行くことは多くはないんです。誰か一緒のほうが楽しいですから。この日は平日に突然行くことにしたので、「釣りに行かない?」と前日の午後に声をかけてOKな人もそうそういないワケです。で、今回は単独で行動が自由なので、たまには釣りの帰りも楽しんでみました。

小湊から勝浦までは、そう遠くない。そして千葉の勝浦と言えば「タンタンメン」ですよ。
勝浦のタンタンメンは一般的なものと異なり「醤油ベースにラー油」「タマネギと挽肉」などといった特徴があります(もちろん店によってちょっと違ったりもしますが)。
詳しくは「勝浦タンタンメン企業組合」のページをご覧ください。

今回、帰りに立ち寄ったのは「はらだ」というお店。人気店の一つです。

はらだのタンタンメンは、柔らかなブツ切りタマネギ。自分がこの店を好きな理由です。見た目どおり、もちろん辛い! ただし「薄め」にしてもらうこともできます。麺もスープも、ちょっとずつ食べないと辛くてムセますよ~。あと、自分のように汗かきの人は、ハンカチやタオルを持って行くといいです。辛くても、自分はスープを全部飲みます。

はらだ(勝浦タンタンメン企業組合のお店紹介ページ)
※勝浦タンタンメンのお店は火曜定休が多いです。「はらだ」も火曜定休。

美味しくタンタンメンをいただいて帰り道。最初はそのまま帰るつもりでしたが、圏央道へと向かう途中の道端には菜の花がチラホラ。場所によっては見事に群生していました。そこでふと思い出したのは、昔見た、菜の花畑の中をローカル線の電車が走る風景。たしか、それを見たのはこれから乗る圏央道の市原鶴舞インターチェンジの近くだったような・・・。

思い出して行ってみたのは、小湊鐡道(こみなとてつどう)の高滝駅近く。タイミング悪く、電車は走ってきませんでしたが、こんな風景をしばし楽しみました。
興味がある人は千葉観光ナビのこのページをご覧ください。

千葉県では、日本の道100選にも選ばれている道沿いの花を楽しめる「房総フラワーライン」とか、牛や馬、羊がいる「マザー牧場」、今回も小湊へ行く途中でその前を通った「鴨川シーワールド」などなど、釣りの帰りにちょっと立ち寄って楽しめるような場所がけっこうあります。時間と気持ちに余裕があったら、たまにはそんなのもいいと思いますよ~。