レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル
すっかり間が空いてしまい、スミマセン。
先の韓国レポート第三弾。釣りのことではなくもろもろオマケ編です。









上は、今回の釣り大会のオープニングセレモニーの際に、日本のマルイカ釣りについて話して欲しいということで、なおちんと二人でセミナー的なことをやっているときの写真。自分が実演、なおちんがそれを見ながら解説、右にいる朴(パク)さんが通訳して韓国の皆さんに説明。
韓国では、イカの釣りは夜のみなので、日中のマルイカ釣りってどんなものなのか興味を持っている人が多いそうなのです。また、夜はイカが浮くので当然宙の釣りとなり「ゼロテンション」釣法はない。しかし、ゼロテンをやっている動画を見ている人が少なくなく、どんなものなのか知りたいとのことでご説明。ただし、夜はゼロテンの出番はほぼない、とも説明しました。





まだまだ山ほど写真はありますが、ここまでにしておきましょう。
海辺の町、麗水(ヨス)は、韓国の観光地としては日本ではメジャーとは言えないかもですが、とても良いところ。ヨスは釜山からは130㎞ほど西になりますが、高速バスで2時間半程度(バスが一番楽な移動手段らしいです)。
機会があったらぜひ訪れてみてください。
レポート:フィールドスタッフ 柳沢テル
さて、韓国レポート第二回。今回はしっかりと釣りのことを書いてみましょう。
ところで、自分として知りたかったのは「アルファソニックマルイカ158XUL」がなぜ韓国でのイカメタルで好まれているのか、という点。大人気になったきっかけは、韓国のフィールドスタッフの方が「158XUL」を使って飛び抜けた釣果を出したことだと聞いていました。それはあくまでもきっかけなのですが、周囲が平均20杯くらいで158XULを使った人がその10倍つまり200杯!も釣ったというのは尋常ではありません。その要因はロッドだけではなかったかもしれませんが、少なくともロッドもあっていなければそうはならないでしょう。そんな話もあって、韓国イカメタルの釣りにおける「158XUL」のポテンシャルを確認してみたい、と思ったのでした。

なので、特に釣りの前半はアルファソニックマルイカ158XULを使用しました。

ちなみに、韓国の夜マルイカではロッド2本出しスタイルが主流。上の写真のように、釣り座には二つのロッドキーパーがセットされています。1本は置き竿でイカメタル、もう1本はオモリグというのがここ数年のメインスタイルになっているそうです。置き竿イカメタルではベイトロッドで、アルファソニックマルイカ158XUL。オモリグは日本と同じようにスピニングロッドでキャストする人が多いようです。



韓国へ行く前から、自分となおちんは、状況を見ながら日本のマルイカ仕掛けも試してみようと話していました。自分は日本のマルイカ仕掛けを少しアレンジしたものを用意していきました。投入器はないと思っていたので、仕掛けの捌きを良くするために幹糸5号。ただ、自分は日中のマルイカでも5号です。太いと思う人がいるかもしれませんが、これまでに悪い影響を感じたことはないです。リーダー(先糸)部はガイドの通りを良くするために3号です。

自分が用意していった仕掛けの図が上のものです。基本はマルイカ直結仕掛けと同じで、スッテの数は好きなだけ増やせる。投入器無しでも、図より1本スッテを増やして全長3.6m程度までなら扱える(スッテを増やしたときに全長を短く抑えるためスッテ間の幹糸は90センチ)。中間部は直ブラ。直ブラ部は、2センチ、5センチ、10センチとブランコ部の長さを調整できるようにしました。一番上は直結。これはリーダーと仕掛けをつなげるためで、普通ならスナップスイベルで仕掛けとつなぐ人が多いと思いますが、そこをスッテでつなげてちょっとでもチャンスを増やす、という狙い。これなら全長2.7mでも4個のスッテをセットできる。イカメタル以外のスッテ3個を、それぞれ違う色合いのものにすればアタリカラーも探しやすい。中間部のスッテは、イカメタルのドロッパー用と大きめのマルイカスッテ(6~7センチ)を用意していきました。
行く前、韓国でイカメタルをやったことがある知人に話しを色々聞いたのですが、大きいサイズが3バイ掛かると巻き上げが大変なので、スッテの数は状況によって加減したほうがいいよ、とのことでした。そんな状況になればいいな・・・と思いましたが・・・

イカのサイズが期待していたより小さかったので(残念ながら・・・)、なおちんは日本で普通に使っているマルイカスッテの直結仕掛けも試していました。ただし、日本のマルイカスッテはカンナが0.5mmと細いものが多く、イカが大型の場合は身切れが多発するためNG。カンナは線径0.7mm以上のものを使ったほうがいいです。

自分も、大きめのマルイカスッテ(マルイカとしては大きめの68サイズ)を使ってみたりしました。68サイズのケイムラに良く反応した時間帯がありました。
自分たちは置き竿スタイルではなく、日本でマルイカを釣る時と同じ手持ちで誘っていくスタイル。従って、使用する竿も1本のみ。自分は直ブラをメインとしたので、直結でやるようなタタキだけでなく、穂先部分をゆっくりめに上下する誘いも多用しました。その誘いのときは、158XULの軟らかい穂先部分だけを曲げる感覚で「ポヨンポヨン」と上下させる感じで。158XULは30号の重さだと穂先が曲がり切らないため、イカの触りがかなり良く分かりました。穂先が曲がり切ってしまうと極端に触りが分からなくなってしまいます。その誘いをしつつ、時々強く叩くと本アタリを出せることがありました。158XULは「ポヨンポヨン誘い」「強めの叩き」ともにやりやすく、触りの分かりやすさともにこの釣り方(30号までのイカメタル)にかなり合っていると感じました。ゼロテンロッドとしては穂先を極端に軟らかくせずブレを抑えた158XULの特徴が宙釣りのイカメタルでもプラスに作用したというわけですね。


さて、ここで頭の中で「マルイカロッド」と「イカメタルロッド」の違いは???と思った人もいると思います。両者では、ロッドの違い云々の前に異なる点がある。それは何か。シンプルに言えば、マルイカではゼロテン釣法があるのに対して、イカメタルでは宙釣りが基本となること。日中のマルイカは底付近を狙うことが多く、イカメタルは基本的には夜の釣りであり、船の灯りによって浮いてきたイカを狙う。こういったことから、それぞれのロッドの違いが生まれるわけです。そして、下記のような点が「マルイカ」と「イカメタル」のロッドの違う点だと言えます。
〇マルイカロッドでは、非常に細かく激しいタタキの誘いをする為、穂持ちから下は強めに張りを持たせている。
〇マルイカでは誘いが細かい=リアグリップが長いとやりにくい=リアグリップ短め。また、ロッド自体の全長も長すぎると細かい誘いがしにくくなる。
〇イカメタルでは、リアグリップは脇挟みができる長さ。脇挟みできると大きなサイズのイカが掛かった時でも楽に巻き上げてこれる。
〇イカメタルでは、マルイカロッドと比べるとロッドの全長は長め。マルイカほど細かく叩いたりしないし、やや長めである程度以上曲がるアクションの方が大きなイカに対応しやすい。
〇日中のマルイカのほうが、イカの触りが小さい。そのためゼロテンモデルでなくとも非常に繊細な穂先としているモデルが多い。




釣果が伸び悩んだ大きな理由はタチウオ。タナによっては毎回タチウオ。掛からないようにしても掛かっちゃう。派手な誘いをするとさらに掛かる。

右は韓国のテイルウォークフィールドスタッフで人気Youtuberのナンユルさん。この日は、恥ずかしながらナンユルさんのYoutubeライブに自分も出演しました。ちなみに、ナンユルさんはこの写真で持っている黄色ボディに赤玉模様のスッテがお気に入り。実際、このカラーは良く釣れた。
今までに、日本でもイカメタルはもちろんやったことがあるし、マルイカ釣りのノウハウを試したこともありました。しかし、今回あらためて色々なことを考えたり試したりして、それがとても面白かったですね。今回試してみて、日本のマルイカ釣法をベースにしたイカメタルは有効な場面がありそうだと感じました。投入器がなくても扱える長さの中でスッテの数を増やすのは、タナを広く探りやすいことと、アタリカラーを探しやすいというメリットがあります。特に西日本の皆さんは、イカメタルをやる方も多いのではと思いますが、今回自分が色々書いたことが多少なりとも参考になれば幸いです。

最後の写真は同船した皆さんと。皆さんありがとうございました!
PS レポート第3弾(オマケ編)は来週書きますね~~~
안녕하세요. 야나기자와 텔입니다.
といきなり韓国語で始めてみました。
アルファタックル・フィールドスタッフの柳沢テルです。
今回、韓国へマルイカを釣りに行ってきました。
そのときの様子を3回に分けてレポートします!

なぜ今回ヨスへ行ったのかと言いますと、当地で開催されるマルイカ釣り大会に招かれたからです。なぜ自分が?? それは、実は韓国でアルファソニックマルイカが大人気で、自分がアルファソニックマルイカの企画開発者だからなのです。韓国では、アルファソニックマルイカをイカメタル用として使用していて、船上でも多くの人がアルファソニックマルイカ158XULを使用してくれていました。








一番上にある韓国の地図をもう一度ご覧ください。今回釣りをしたのは、ヨスから約90㎞ほどの場所。有名な観光地・済州島とヨスの中間あたりになります。天気はとても良く、外海なのにこのベタ凪!



釣りが始まるまでにこんなにたくさん書いちゃいました~~~ということで前編はここまで、
さて、次は釣りについてしっかり書きます!
レポート:アルファタックルスタッフ 島浦慎吾
今回は4月恒例の「ライトアジ」!
「金沢八景 一之瀬丸」さんに行ってきました!
今回の釣行会は4月に入社した新入社員をはじめ、船釣り経験の少ない女性スタッフも参加です!
参加者の中には船釣り初心者も多く、2年目以降の若手スタッフが毎月の釣行などで培ってきた知識を伝授し、みんなでワイワイ楽しくアジ釣りを学んできました。
しかし、今回はあいにくの天気不良…
朝から雨が降り続き、先が思いやられる状況ですが東京湾の美味しいアジを求めてみんなやる気満々です!!
出船から15分ほどの八景沖のポイントに着きスタート!
仕掛けの説明やエサの付け方などを先輩社員がレクチャーし、コマセを撒いてアジを寄せます!
水深25m程で船長の指示棚は底から3m!
なんとコマセを撒いてすぐ一投目からあたりが!!

今日はかなり活性が高そうです♪
続けざまにこれまた釣行会初参戦のYさんにもヒット!

Yさんも初の船釣りでしたが早々に東京湾の黄金アジをキャッチ!
コマセが順調に効き始め、一匹、二匹と多点掛けができるように!
全スタッフが一通りアジをキャッチしたところで先輩社員より多点掛けのコツをレクチャー。
一匹かけた後にバラさない様に注意しつつ棚を探り二匹目のアタリを待ち、重くなったら巻き上げます。

初心者、経験者含めみんな着実に数を伸ばしていきます。
お土産を確保したところでサイズアップを目指して少しポイント移動!
今度は打って変わってアタリが遠のく状況に…先輩社員を含め中々うまく咬みあいません。
ここで、ずっと釣れ続けている釣行会のリーダーのスタッフKがライン引き釣法をレクチャー。
ライン釣法とは、縦方向にコマセの煙幕を作り、そこに仕掛けを同調させる新しい釣法。効率よくアジを釣ることができます。
ライン釣法のレクチャーを受けたスタッフT君も渋い時間にもキャッチ!

時合いが来たのか少しサイズのいいアジもポツポツ釣れるように!

雨が強くなり、みんな満足するまで釣ったところで早めの撤収です。
オールシーズンできて、簡単で手軽なライトアジ!🐟
船釣りデビューにはもってこいの釣り物です!
ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください!!🎣
【今回お世話になった船宿】
金沢八景:一之瀬丸さん(神奈川県横浜市)
都心からのアクセスも良く、東京湾の四季折々の釣り物を楽しませてくれます。また、初心者にも親切・丁寧に釣り方を教えてくれる船宿です。これからの時期はアジはもちろんのこと、タチウオ、キス、夜メバルなど様々な釣り物に対応してくれます。
【今回使用したタックル】
●21 SHIBUKI R200
MPG100%ブランクスを使用し、MPGならではの復元力で不意の大物にも対応出来るライトゲームロッドです。また、スパイラルガイドを搭載しロッドのねじれを防ぐと共に糸がらみ軽減にも貢献する仕様となっております。また、魚の引きにロッドがしっかり追従してくれるのでアジの口切れも少なく釣果に大きく貢献しました! シブキのF190もお薦めです。
●ライトゲームFT 64-195M、73-190ML、73-190M
優れた汎用性をもつライトゲームシリーズ。最初の1本目に相応しく、クセのないオールマイティーな7:3調子。コマセ釣りの際に海中の釣針が安定し易く、違和感少なく魚に口を使わせることが可能なオートマチック性能を目的とする6:4調子。オレンジ色の穂先を採用し、アジの繊細なアタリも取ることができるコストパフォーマンスに優れたアイテム。
●ライトアジFT 175M
40号ビシに設定される東京湾のライトアジからライトコマセ用。しっかりコマセを振ることの出来るバットセクションと、しなやかな穂先の絶妙なバランス設定。掌にフィットする扁平形状と、自由度が高いスモールトリガーを設定。テクニカルな釣りで効果を発揮するオリジナルリールシート「CS45-T」を採用。
●ディーノ船 150PH/DH(R・L)
カワハギ・カレイ・アジ・マルイカ等の船小物から、タイラバ・ボートシーバス・ライトジギング等のライトソルトルアーに至る様々な湾内の釣りを広くカバー。手中に収まる小型フォルムとマグネットブレーキによるワンランク上の安定した手返しが可能。ダブルハンドル/パワーハンドルの2タイプ。
●お薦めフィッシュグリップ!
一番下の写真をはじめ、3枚の写真でアジを挟んでいるフィッシュグリップ。テイルウォークのガブリルという製品ですが、これがイチオシ!
アジは意外とヒレが鋭く、手でつかむと刺さったりします。また、ヌメヌメとつかみにくい。そこで欲しくなるのが魚をはさむ「フィッシュグリップ」。リリースする魚には使わないほうがいいのですが、アジのように食べてしまう魚なら、フィッシュグリップでガッチリはさむほうが良いです。また、タチウオやサワラのように歯が鋭い魚を安全につかむのにも重宝します。ルアーに限らず、海の釣りでは必ず持っていたほうがいいですよ!
レポート:フィールドモニター 川野 誠
今年もまた一つ歳を取る日に有給休暇を取得することができ、今シーズン好調をキープしつづけているマルイカに剣崎間口港の喜平治丸さんから行ってきました。

この日は、なおちん先生のイベントもあり参加の方々知り合いが多くまるで仲間内仕立てみたい(笑)
朝はベタ凪も昼過ぎには南西爆風予報でもしかしたら早上がりかもと、まきお船長。
定刻出船一路城ヶ島西にフルスロットル〜。
右舷胴の間、水深70mからスタート。先月の頭の頃は90m前後の深場だったのが今後着々と浅くなってきてアタリもノリ感も分かりやすくなってくるので初心者の方もコレからなおさらオススメですね。

6本直結(一番下だけ直ブラ)。オモリは皆さん合わせて50号。
竿はお気に入り新作アルファソニック マルイカGZ167XUL(LEFT)でスタート。

投入一発目から釣れて、若干濁りな潮で水温も上昇とバリバリな予感かと期待しましたがそうはイカないのが最近の展開で…
なにせハモノが多い!!並び全員噛り取られるのなんてしょっちゅうでした。ミヨシのなおちん先生はブランコでのスタートで弁慶サイズの良型を次々と〜♫

スッテセレクトもあるかと思いますがシケでゼロテンが難しい時にはブランコもアリかもと再認識!!
10時頃に長めのクルージング中、釣友がお見事なマルイカ丼を作ってくれ、なおちん先生実食〜おいしい〜ლ(´ڡ`ლ)

まきお船長もテンポよく流しかえてくれダブルとかやれながらポツポツと拾えるも案の定お昼前に南西爆風が吹いてきてアッとの間に大シケ状態(泣)

泣く泣く若干早上がり撤収となりましたが帰港して数を告げるとなんと竿頭(≧∇≦)b
嬉しい誕生日プレゼントつきでした〜。
いよいよムギイカも混じり始めて沖漬けが楽しみなシーズンに〜益々の盛り上がり期待したいですね♫
【タックル】
ロッド:
アルファソニック マルイカGZ 167XUL/LEFT(メイン)
アルファソニック マルイカ 145UL(サブ)
リール:テイルウォーク バサルCA73L
仕掛け:自作6本スッテ(フロロ5号・枝間1m)
オモリ:50号
レポート:フィールドモニター 岡崎 敬久
約1年ぶりの千葉県勝浦市にある川津港から、タイラバ専門船のとみ丸さんに行ってきました。
新造船でとても大きく綺麗で、さらには片舷流しという贅沢なスタイルは気持ちよく釣りができますw
ポイントは港から近く、早ければ10分、長くても30分前後でポイントに到着します。少しイワシが居ることを期待しましたが、残念ながら不在でした。
最近のポイントは水深が80~130mで深場メインのようです。午前中まで吹いていた風も落ちて、ほぼ無風となり潮は少しだけ流れますが0.8ノットと緩めです。ノッコミが近くなり、良型が連日釣れている状況で期待しましたが、この日は渋めであまりアタリがありません。
最初にゴン!とやっと当たったと思った魚は予想通りのウッカリカサゴ…他でも当たっているようですが、やはりガシラなどです。
それでも少し魚の活性は上がって来ているようで、日が少し傾き始めると後方で掛けたようでやり取りが始まりました。ロッドの叩きを見る限りは真鯛と思われます。しばらくして上がってきたのは1.5㎏程のナイス中鯛でした。
深場の真鯛は割と固まっているので連発を期待して仕掛けを落とし込みます。良い感じに払い出しとなり、巻いて落としてを何回か繰り返して、着底が少しぼやけて来たのでそろそろ一旦回収しようかと考えてデッドスローで巻いてくると、トップにツ、ツ、ツ、とスカートを突っつくアタリ…恐らく鯛です!我慢して巻き続けると更にアタリは続き、大船長の「あげて下さい!」の回収の合図とほぼ同時に少し送り込んでゆっくり合わせると乗りました!1.5kg設定のドラグを少し鳴らしながらロッドを叩きます!久しぶりの真鯛⁉の引きです(笑)
さほど大きな真鯛ではありませんが、中鯛はありそうです。水深が120m前後ですが、潮が効いてラインは約180mは出てしまっているので慎重に無理せず巻き上げます。鯛が引くときは手を止めて、また鯛がこちらを向いたときに寄せてきます。大船長が船を寄せてくれたのでラインテンションが抜けないように巻きスピードを調整しながら、ようやく空気を出して浮いた魚は2㎏のナイス真鯛でした。ネットから出そうとするとハリはポロっと外れ、見るとかなり伸ばされていました。強引なやり取りをしていたら恐らくバラシていたと思われます(-_-;)

その後、夕マズメの追撃を期待しますが、小型の真鯛や根魚のアタリはあるものの掛けられず…無念のタイムアップとなりました。
真鯛は南からノッコミが始まって少しずつ浅場に来ますので、これからの真鯛は期待大です。春の大鯛爆釣を期待しましょうww
ロッド:テイルウォーク Tai Game SSD C69M/FSL
リール:両軸200HG、スピニング3000番
ライン:PE 0.8号+ナイロン4号
鯛ラバ:160〜200g グリーン、レッド
ジグ :40~100g ホワイト系、ケイムラ他
ネクタイ&スカートカラー:オレンジ、ブラック、レッド
レポート:フィールドモニター 岡崎 敬久
今年も来ました!この季節限定のイワシの大群に集まる大鯛を狙い撃つイワシ真鯛!今回も千葉県大原港のつる丸さんに行ってきました。実は前回も一度挑戦していたのですが、なぜか前日までいたイワシが行方不明で真鯛も…
ですが、今回は居ました!朝の船長からの連絡では、また不在かと冷や冷やしましたが…
朝の様子だと良い感じに釣れる反応になっているようです。午後出船すると反応のある現場にいる船からの模様で、もうすでにスイッチが入って釣れている様子…船長が船を急行させますw
水深は15~25m前後でイワシの反応に乗せて、ジグヘッドにワームを付けたり、ジグで狙っていきます。パターンは日によって多少違いますが、その状況により水面から、あるいは着底させてから巻いたり、落としたり、時にはステイさせたりしながら誘いをかけると…突然、マダイは食ってきます。この日はベイトが10㎝前後の小さなカタクチイワシだったせいか、1㎏前後~2㎏くらいの中鯛クラスが多く、大鯛ヒットは3回で1枚辛うじて取れただけでした。ばらした2枚はもっと確実に大きな手応えだっただけに無念です。3か月ぶりの真鯛釣りで完全に腕が鈍ってました…反省…
バラシの原因ですが、1枚はフックが伸ばされ、もう1枚はワームを丸呑みされて切られました。また大きな課題ができました。大鯛の場合、ほとんどは引ったくるようにアタリがでます。そしてファーストランを如何に凌ぐかが大切で、1回凌げれば捕獲率は50%、3回凌げれば80%くらいは取れるはずです。
この日は、最後までイワシがいてくれて、最初から最後まで途切れることなくチャンスはありました! 2月がピークで3月いっぱいまでイワシさえ居てくれれば狙えます。
完全にイワシ頼みの大鯛狙いですが、もしジグを使う場合、トレブルフックは使用しないほうが無難です。またワームはできれば4インチくらいのやや長めのものが良さそうです。イワシが居れば数少ないチャンスがあると信じて最後までキャストしまくりましょうw

釣果:マダイ6枚、マハタ、ヒラメ
tailwalk Tai Game TZ (’22 MODEL) S66ML/FSL
リール:スピニング 3000番
ライン:PE1号+ナイロン4号
ジグ、ジグヘッド:20~40g 赤金、ピンク、緑金
ワーム:シーバス用ホワイト