レポート:フィールドモニター 岡崎敬久
茨城県鹿島旧港の義心丸さんから真鯛狙いで行ってきました。
最近は浅場で良いサイズの真鯛が上がっているので期待です。

風は南東で少し吹いている程度でしたが、前日までの低気圧低下によるウネリがまだ少し残っていて、あまり真鯛釣りに適したコンディションではありませんでした。さらに朝の出ていた船によると狙いのポイントにはまったく魚の反応が無く、蛻の殻という情報でした…
灘の大鯛ポイントを諦め、沖の水深26~29m前後の岩場~砂利場などを流して、真鯛を狙っていきます。
幸い、一投目からアタリが有り、ポイント入れ替え後は必ずと言って良いほど何かしらの魚からのコンタクトがある状況です。しかし、魚が小さいのか魚種が違うのかアタリが小さくてしかも掛かりが悪く、やっと掛かったのはハナダイでした。そのような状況で時折、小型の真鯛は顔をポツポツと見せますが、良型の真鯛は現れません。岩礁のせいか底付近ではカサゴが入れ掛かりになってしまい、パターンを少し変えて底から3m~4m付近をエビを追わせるように誘います。するとコッコッコッと真鯛らしいアタリがあり、合わせると僅かにドラグが出ます。あがってきたのは1㎏超の良型真鯛でした。今日はこのパターンかな?と思いつつ、同じパターンでトレースして来ると、今度は誘い上げからの落とし込み中にグッとロッドが入りました。掛けるとロッドが一瞬止まり、おやっ⁉っと思った瞬間に一気に斜めに走り出しました。走りのストロークが長くてロッドをグイグイと青物によくみられる引き方をするので、これは青物…と自分含めた周りの人たちも全員思っていましたw ただ不思議と一度止まると、今度はショートストロークになり、時おり鯛のような叩きも見せます?? デュライズのドラグをやや緩めにしていたこともありましたが、ゆっくりやり取りしていると、抵抗が弱くなり浮いてきて……白い魚体……2㎏超の良型真鯛でした(笑)
今日はこのパターンかもしれないとほぼ確信を得て、今度も同じパターンを試しますが…三度目はありませんでした。。。ここでポイント入れ替えして、再度試すと…やっぱり来ました!今度も1㎏半くらいの良型wただやっぱり大鯛には届きません。中鯛止まり…これも最近鯛釣りに行っていなかったので当たり前ですが…頻繁に通い続けないと大鯛には会えません(笑)

ちなみに今回新しく持ち込んで試したtailwalkの新しいスピニングリール、デュライズ3000S XGXですが、巻き心地もスムースで、ドラグの滑り出しが非常に滑らかで安定していますので、大鯛が来ても真っ向勝負できそうです。次回は新しいロッドと組み合わせて再チャレンジしたいと思います。
その後も終わりまでポツポツと外道が多数混じりながら時間となり、納竿となりました。釣りとしてはアタリが多く、テンヤ真鯛のリハビリとしては十分でしたが、やはり大物チャンスが欲しかったのが心残りです…水温も低くベイトも居るので、まだもう暫くは鹿島で大鯛を狙うチャンスがあると思いますので今後も大鯛を狙いたいと思います。真鯛の自己記録を更新したい方は今がチャンスかもしれません。

釣果:真鯛6枚、他ハナダイ、カサゴ、ホウボウ、ショウサイフグなど沢山w
【タックル】
ROD:alphatackle Kaijin テンヤマダイ 240MH/240H)
REEL:tailwalk DURIZE 3000S XGX
ライン:tailwalk Power Eye WX8 0.8号+フロロ3号
テンヤ:遊動8~10号
レポート:フィールドモニター 二上あや
9月7日、釣りジェンヌさんが開催されている、『ひとつテンヤ釣り体験』に参加してきました。
釣りジェンヌさんでは、釣り経験が少ない方でも気軽に参加出来る釣り教室を開催していて、今回は「初めてだけど、船釣りをやってみたい!」と声を掛けてくれた友人との参加です。
午前船を終えた船が戻り、船宿は人々で賑わう中、午後船チームの私達は総勢38名、2隻に分かれて船に乗ります。

30度越えの灼熱の甲板は汗だくですが、出船前のレクチャーを真剣に聞いていて、参加者の皆さんの情熱を感じました。
ポイント迄は20分。この時期の大原では、3号から5号の軽いテンヤを使う事も多いようですが「今回は初めての方も多いので最初はテンヤ8号からやってみましょう」とアナウンス。

船釣りが初めての友人にも、先生が横についてくれて、真剣な面持ちで仕掛けを落としています。すると間も無く竿が曲がり、初めての真鯛を手にしました!満面の笑みで、本当に私も嬉しい瞬間でした。

さて、初挑戦の友人に釣っていただいたので、私も釣らないと…。カジメの層を避ける為、着底後すぐリールを4回巻いてからゆっくりと誘うとアタリ!しかし上手く合わず残念。。。釣れた人の誘導テンヤの色を参考に金ピンクに変更し、仕掛けを落とすと、コンコン!明確な鯛のアタリが海人テンヤマダイ230MHから伝わってくる。ビシッと合わせが決まり、小気味よい引きです!小振りながらも本命の真鯛!!嬉しすぎる!!

船内では、時折ハタやシイラが掛かったり、楽しい雰囲気でしたが、真鯛の活性は今ひとつ。それでも皆さんアタリを感じたり、釣られて楽しまれていました。

釣りの楽しい輪が広がって行けばば良いなと思いながら帰路に着きました。
【タックル】
ロッド:海人テンヤマダイ230MH
リール:テイルウォーク スピーキー3000S XGX

釣り船:長福丸(千葉県いすみ市 大原漁港)
釣りジェンヌ
釣りジェンヌは、女性も釣りを楽しみたいをお助けするボランティア団体です。「女性のための楽しい釣りイベント」を定期的に開催しています。釣りに興味がある女性の皆さん、ぜひ釣りジェンヌのWEBサイトをのぞいてみてください!
レポート:フィールドモニター 岡崎 敬久
今年も来ました!この季節限定のイワシの大群に集まる大鯛を狙い撃つイワシ真鯛!今回も千葉県大原港のつる丸さんに行ってきました。実は前回も一度挑戦していたのですが、なぜか前日までいたイワシが行方不明で真鯛も…
ですが、今回は居ました!朝の船長からの連絡では、また不在かと冷や冷やしましたが…
朝の様子だと良い感じに釣れる反応になっているようです。午後出船すると反応のある現場にいる船からの模様で、もうすでにスイッチが入って釣れている様子…船長が船を急行させますw
水深は15~25m前後でイワシの反応に乗せて、ジグヘッドにワームを付けたり、ジグで狙っていきます。パターンは日によって多少違いますが、その状況により水面から、あるいは着底させてから巻いたり、落としたり、時にはステイさせたりしながら誘いをかけると…突然、マダイは食ってきます。この日はベイトが10㎝前後の小さなカタクチイワシだったせいか、1㎏前後~2㎏くらいの中鯛クラスが多く、大鯛ヒットは3回で1枚辛うじて取れただけでした。ばらした2枚はもっと確実に大きな手応えだっただけに無念です。3か月ぶりの真鯛釣りで完全に腕が鈍ってました…反省…
バラシの原因ですが、1枚はフックが伸ばされ、もう1枚はワームを丸呑みされて切られました。また大きな課題ができました。大鯛の場合、ほとんどは引ったくるようにアタリがでます。そしてファーストランを如何に凌ぐかが大切で、1回凌げれば捕獲率は50%、3回凌げれば80%くらいは取れるはずです。
この日は、最後までイワシがいてくれて、最初から最後まで途切れることなくチャンスはありました! 2月がピークで3月いっぱいまでイワシさえ居てくれれば狙えます。
完全にイワシ頼みの大鯛狙いですが、もしジグを使う場合、トレブルフックは使用しないほうが無難です。またワームはできれば4インチくらいのやや長めのものが良さそうです。イワシが居れば数少ないチャンスがあると信じて最後までキャストしまくりましょうw

釣果:マダイ6枚、マハタ、ヒラメ
tailwalk Tai Game TZ (’22 MODEL) S66ML/FSL
リール:スピニング 3000番
ライン:PE1号+ナイロン4号
ジグ、ジグヘッド:20~40g 赤金、ピンク、緑金
ワーム:シーバス用ホワイト