レポート:フィールドモニター 川嶋正嗣

久しぶりにマハタ狙いに行ってきました。

徐々にですが、春の到来を感じるようになってきましたが、当日は寒波の影響で寒く、やはりまだまだ防寒対策はしっかりとやらなければなりません。
今回お世話になったのは、洲崎港「第二美吉丸」さんです。房総半島では、マハタ狙いの船もぼちぼちありますが、当店のお客様の常宿という事もあり、のんびり出来るのと、あわよくば、大型のマハタが狙えるので、ここ数年利用させていただいています。

今回は釣り仲間4名、その他のお客様2名の計7名でのチャレンジです。当日は風も弱まり、ベタ凪。南房辺りは前日は出れたけどシケ気味、翌日は出船中止が既に決定済みとの事。
釣り回数が減っている私にとって、運が良いです。そんな運も味方して、釣果も、、、
3kgオーバーを釣り上げ、ゲストも色々楽しめました。

良型カンコやキントキ、マトウやほぼ本命のホウキハタなども船中上がっていました。

今回も使用タックルはシブキR231
他社にも似たロッドはあると思いますが、しなやかな穂先、穂持ち、良型の引きをしっかりと受け止めてくれるところが気に入っています。カーボンロッドやグラスソリッドロッドですと、どこかは良いが、どこかがイマイチと思い、このロッドが気に入っている理由です。

マハタ釣りは一か八かという面もありますが、根魚五目的な要素もあり、お土産は確保出来ると思います。もうすぐ終盤になりますので、お早めの釣行を計画して下さい。

レポート:フィールドスタッフ テル岡本

一郎丸での釣果。7.8kg・4.6kgのダブル。(17年12月地上波ロケ)
浮上した「魔性の紅」。船全体がヒートアップするこの釣りのクライマックスシーン。

2010年9月の初釣行以来、TVロケやビデオ撮影で度々お世話になっている神奈川県剣崎間口港「一郎丸」。現在2隻の仕立船を鈴木俊哉・元貴の親子船長が操業し浅場~超深海迄、東京湾口~相模湾の季節の釣物を楽しませてくれる宿だが、自身の釣行は専ら「究極の深海釣り」ベニアコウとなる。

一郎丸の遊漁でのポイントは「城ヶ島西沖」と称される相模湾の1,000mライン。同地ではベニアコウの釣期に厳密な取り決めはないが、潮流など状況を踏まえると11月開幕~5月一杯でクローズ、が通常と言えよう。

一郎丸はそれまで職漁として行っていたベニアコウをいち早く遊漁にも開放、某局地上波ロケでご縁が繋がり、複数TV番組のロケを経て今日に至る。更に特筆すべきは鈴木船長がここ迄プライベートを含む全釣行で自身に「型を見れば御の字」のベニアコウを釣らせてくれた“ミスターパーフェクト”である事だ。

船長の4,8kg含め一流しで3本
ラスト一投で本命キャッチ(ロッドテスト)

【一郎丸ベニアコウ釣り概要】

筆者愛用のベニアコウタックル 
アルファタックル ディープオデッセイBGX モデルRにミヤエポック コマンドZ-15キンメSP

ロッドは深海専用の2mクラス、錘負荷500~600号程度。リールは大型電動9~15番リールに高強度PE10号をフルキャパシティ。キーパーはミヤエポック「マキシマムM」使用なら船体に脚部が4基固定されており、上部のみ持参すればOKだ。

仕掛は胴突6本でハリス24号1,5m、幹糸40号4m、捨て糸16号2m。深海バケは藤井商会「フジッシャー毛鈎ムツ」28号、空鈎ならKINRYU「鋼タルメ」28号。空鈎仕掛にはヤマシタ「パニックベイトL」やNIKKO「スーパータコベイト6inch」の半割を1~2本置きに配しても良い。チモト周辺にバケorタコベイトカラーとリンクするヤマシタ「マシュマロボールL」をダブルで配す。仕掛上端にはミヤエポック「ヨリトリWベアリング」等の大型ヨリトリ器具と水中灯「フラッシュカプセルLED-S」を配す。錘は海底に残っても環境への負担が少ない鉄製のフジワラ「ワンダーⅠ」2kg。

ギミック満載の自作ベニアコウ仕掛

また本命を確信、若しくは予想されるアタリをキャッチした際には宙層~海面下での奪い喰い禍を回避すべく、巻上時にサメ被害軽減装置「海園Ver.3」の使用を推奨する。

サメ被害軽減装置「海園Ver.3」はベニアコウ巻上時の必需品

付餌は大型スルメイカ(規格最大サイズが望ましい)を開き、胴を縦方向5枚程度幅1,5cm、長さ20~25㎝程度)にカットした短冊を使用。

24年4月25日 YouTubeチャンネル動画撮影(昨シーズン最終釣行)

 「信頼度100%、いや200%の船長の船で、深紅の紅花が海面に弾ける瞬間をご覧ください。」秋にリリースのニューロッドプロモーションを兼ね、アルファタックルYouTubeチャンネルのオープニングで声高らかに宣言した「シーズン最終戦」のこの日は6時20分にスタート。2kgのワンダーⅠを使用しても着底迄15分近くを要する千尋の底。スカイツリーと東京タワーを重ねた高さから地上の的を狙うに等しい、否、それ以上にハードな条件の下で「釣れれば御の字」の究極ターゲットに挑むハイリスクにしてハイリターンのビッグギャンブルに挑むこの日のメンバーは4名。

全員の仕掛が無事投入され、第一関門はクリア。待つ事暫し、仕掛が順次着底し、ラスト投入のチームメンバーの鈴木さんが底取りを終えた直後に響く「凄いアタリ!!」の声に色めき立つ船上。正に出会い頭のスマッシュヒットにやや拍子抜けの感すらあったが…実は鈴木さん、ベニアコウ歴5年にしてここ迄本命型見ずの黒星街道。いい加減に嫌気がさしたものの、一度は筆者と同行してそれでも釣れなければベニは諦めるつもりだったと後から聞かされるが。そんな背水の陣が奏功か、いきなりのビッグヒット。途中の抵抗が派手で本人はサメ疑惑も脳裏を掠めたと言うが、最後は大量の泡に続き海面下に揺らいだ白い魚影が見る間に橙~紅色へと変わり、歓声と共に深紅の大輪が海面に弾ける。

6本鈎の天辺に飛び付いた6.8kgの見事な魚体に満面の笑みの鈴木さん、congratulation!!

鈴木さんの初ベニはグラマーな6.8kg

「初めてベニアコウが釣れました! テルさんと来て良かったです!!」の弾んだ声に自分が釣るより嬉しくなってしまう!?

 いきなりの本命登場にやや拍子抜け!?感が有りつつも、さあ次は自分だと気合を入れるが…2投目迄底潮が殆ど動かず、件の一本以外は全員エキストラのアタリすらない。

3投目も中盤まで同様の状況に流石に焦りを感じ始めたが、ここで僅かに底潮が流れた途端にソコダラらしき第一信。そのまま待つと根掛りも張り伸ばしで上手く外した直後、然程大きくはないがキレのある第2信に期待が膨らむ。

船長の合図で巻上。負荷と抵抗からサイズ的には知れているが、巻上終盤のムーブに高まる期待感。

果たして海面下に現れたのは4kgには届かぬ物の、橙フジッシャーをガッチリ咥えた紛う事なきベニアコウ。「ちょっと小さいけど、本物だから勘弁して」と微苦笑しつつカメラに収まる。下鈎には第一信の主、小型のキタノクロダラ。

小振りながら本命キャッチに安堵の溜息

取り敢えず目標は達成し安堵の溜息。同行のアルファタックルスタッフにはムネダラ&イバラヒゲの定番エキストラ。

ラスト4投目は全員にアタリが出るも「本命然」はナシ。皆がソコダラ類に苦笑しつつ納竿の声を聞く。

帰港後には「だからオープニングで必ず釣れる、って言ったでしょう。」等と軽口も出て大団円と相成った。

24年11月14日 シーズン初釣行

 冒頭で述べた通り相模湾のベニアコウには南房総や東伊豆海域と異なり厳密な釣期の取り決めは無いが、黒潮の影響などを踏まえて現状は多くの船宿が11月スタート、5月末辺りクローズのローテーションで臨む。筆者の24冬~25春シーズン初戦のこの日は一郎丸にとっても今季初出船。「仕掛を下ろしてみないと判らない」状況。船長共々期待と不安が交錯する出船前だ。

私事だが、23年春に大病を患い頸部に大きな手術痕が残っており、冬季は防寒を十二分に施しても強風時など首肩の凝りと痛み、強い頭痛目眩に辟易する昨今であり、この日も強めの北風予報を踏まえ、(舳先有利と判断しつつ)風除けのある大艫に逃げ込む始末。この時点で自ずと結果は出ていたのだろう。

この日は夏からチームOKAMOTOに加わった三浦夫妻との3人でチャーター。6時10分の一投目、着底後程なく舳先側の三浦夫妻が立て続けにアタリを捉えるが、首肩痛で今ひとつ集中できない自身はチャンスを逸したかノーヒット。

舳先のご主人が3,5kgの本命、胴の千歳夫人は惜しくもキタノクロダラとイバラヒゲ。

船宿のシーズン1号を仕留めた三浦さん

今回もいきなりの本命に残り3投にもうワンチャン位有るだろう、と体調不良ながら期待も少なからず…だったが。

2投目以降は底潮ビタ止りで全員ノーヒットの憂き目。帰港後に「テルさんのパーフェクト記録を止めてしまい申し訳ない」と船長に謝られたが、ここ迄毎回釣れていた方が奇跡に近い事だし、TEAMの仕立としては連釣記録を伸ばせたのだから御の字と言えよう。

この後の釣行では京都から遠路遥々の釣友藤川氏が一人で2本、都内某釣具店主が50kg超のアブラボウズと、今期も順調な釣果を叩き出している一郎丸。シーズン後半でのリベンジを検討中なのだ。

ディープマスターのワンポイント

本命青紫、対抗橙、大穴濃緑!? 相模湾ベニアコウの深海バケカラーセレクト

ベニアコウ用フジッシャー鉄板3色(画像はホタ鈎)

 関東圏のベニアコウ仕掛には自身のリクエストで商品化された藤井商会「フジッシャー毛鈎 ムツ28号」をメインで使用する筆者。カラーには紫系、橙、緑系、赤、ピンク、水色、白(蛍ムラ)などのバリエーションが有るが、相模湾(~駿河湾)のベニアコウに限って言えば「本命◎青紫、対抗〇橙」の傾向であり、過去20年以上の実績は青紫と橙が数では五分五分、サイズで青紫優位の傾向でTEAMには「青紫と橙だけで十分」と豪語!?するメンバーもいる程だ。

自身は青紫3本、橙2本、青緑1本の6本鈎が現在の基本パターン。大した実績がない青緑を1本だけ配すのは以前テレビロケの際に80kgアブラボウズを仕留めたラッキーカラーだから、に他ならないのだが。

余談ながら相模湾を筆頭とした各地のアブラボウズ釣りでも実績は圧倒的に「青紫」である事を付記しておく。

付け餌はスルメイカ縦割り短冊一択が◎

フジッシャー毛鈎+マシュマロボールのコンビネーション。付餌はスルメ短冊。

 他のターゲットでは複数種の付けエサを持参する事が多い筆者だが、関東周辺のベニアコウでは基本「スルメイカの短冊一択」。着底に10数分を要する1,000m前後の水深に於ける「エサ持ち」も然ることながら、ソコダラ類、ホラアナゴ類、深海ザメなどエキストラが多数存在する関東周辺では、所謂「魚皮エサ」、サバやソウダガツオ、サンマ等匂いが強い物はスルメイカ短冊に比べてエキストラ達のアプローチが極めて早い傾向があるから、だ。

筆者は16~20サイズと呼ばれる16杯~20杯一箱の最大規格のスルメイカを用意、開いた胴を縦方向に5~6枚にカットし、旨味調味料をタップリ塗して2~3日冷蔵して味付け&余分な水分を絞った状態に加工してストック、釣行時に必要量を持参し確実に実績を上げて来た。

そんな訳でベニには専らスルメ短冊の筆者だが問題が一つ。ここ数年の不漁続きでスルメイカの価格が高騰し、以前は一箱¥3,000程度だった16~20サイズが今や¥20,000に迫ろうか、の勢いは正直船宿共々頭の痛い問題だ。因みに一郎丸では25年2月の時点で一人分¥3,000にてこのサイズのスルメ短冊を用意してくれる。

ディープマスター タックルデータ 城ヶ島西沖ベニアコウ
※タックル詳細は品名をクリック!

ロッド:アルファタックル ディープオデッセイBGX モデルR

リール:ミヤエポック コマンドZ-15キンメSP

ロッドキーパー:ミヤエポック マキシマムM 強化タイプ  
アダプター:マキシマムM専用アダプター MB24
ライン:ゴーセン ダイバーX8 10号

仕掛:
サメ被害軽減装置: 海園Ver.3
ヨリトリ器具:ミヤエポック ヨリトリダブルベアリング
水中灯:ミヤエポック フラッシュカプセルLED/S
深海バケ:藤井商会 フジッシャー毛鈎 ムツ28号
空鈎:KINRYU 鋼タルメ28号
サルカン:フジワラ ステンレス親子サルカン3/0*2/0

集魚ギミックヤマシタ マシュマロボールL
錘:フジワラ ワンダーⅠ 2kg 

船宿紹介

一郎丸。充実の設備で快適な1日を約束。
鈴木俊哉船長(右)と長男・元貴船長(左)

一郎丸 神奈川県三浦市 剣崎間口港 ℡ 046-886-1684
ベニアコウ仕立/4名迄 ¥64,000、追加1名当たり¥16,000 エサ別・氷付
アクセスはこちら→ https://ichiroumaru.net/access.html

【アルファタックルYoutubeで、2024年5月撮影のベニアコウ動画がご覧になれます。下記タイトルをクリック!】

【ベニアコウ】ベニアコウの仕掛け~竿~リールをディープマスター・テル岡本が実釣解説!新製品ロッドに大注目!!【テル岡本】

レポート:フィールドモニター 岡崎敬久

消えていたタチウオの反応が現れたとのことで、またまたドラゴン狙いで日立久慈漁港の大貫丸さんから行ってきました。

ポイントはまたさらに近く、港から20分かからないところで、水深は35m前後です。出港より1時間程度探索したでしょうか、船速が落ちまだ真っ暗なうちからタチウオ反応が見つかり釣り開始です。

反応は底から15m前後あるようで、かなりの数がいる様です。イワシを付けてテンヤを落とすといきなりアタリがありますが、前回同様朝のうちはサイズが小さいらしく、なかなかヒットまで持ち込めません。ようやく掛けるも案の定、F3.5クラスでテンヤ釣法としてはイマイチなサイズです。その後、好調にアタリが続き、同クラスを連発できますが、5本目にしてやっと少しまともなF4超クラスが入ってその状況のまま日の出まで続きました。このままでは持ち込んだ餌のイワシ30匹が無くなってしまうかと心配しましたが…要らぬ心配でしたw

日が昇ったとたん、テンヤに好反応だったタチウオが全く反応しなくなり、急にアタリが遠のき、入れ食いの状況は僅か1時間ほどで終わってしまいました。ジグの方にはまだポツポツと掛かっているようですが。風も弱く澄み潮の影響か、明るくなったことでタチウオの警戒心が一気にレベルアップし移動も速くなった感じです。

底の方はかなり暗いのか、夜光タイプのテンヤで反応の下付近を狙うと稀にアタリが貰える感じでした。ただ、アタリが遠くなってからの方がサイズがやや良く、F5のドラゴンも何本か混じりつつ、いよいよ残り10分となります。ジグでもあまり活発とはいかず、テンヤ組は相変わらずアタリは遠く、最後の流しになります。テンヤを落とし底から4m付近の31mでやや鋭い振動を小刻みに与え、じっくり焦らし見せて一瞬止めると…GZ180のチタントップCTSに前アタリの震える感覚が出ます(;゜д゜)ゴクリ…そのまま止めて待つこと約2秒…ゴンとCTSが強い力で引き込まれました! ドラグ5㎏設定のヴィレイヤーDGからラインを楽々引きずりだして泳ぎます。最初はかなり抵抗が激しく巻けませんでしたが、ロッドのパワーでいなすうちに、良いサイズの魚体が浮いて見えてきました。

無事に船上に上がり、今日一のF5を余裕で超えるドラゴンでした。

この時期は風が強く海が悪い日が多々ありますので、タチウオの群れが安定して見つかる保証はありませんが、今の日立沖付近のポイントであれば余程の時化などの状況変化が無ければ少し長く滞在してくれそうですので、群れの反応のある今のうちがチャンスです。

ただ時化明けや定休日明けなどは群れが大移動していて探索に時間が掛かったり、場合によっては見つからないで終了ということもあり得ますので、クーラーボックスが空のまま帰ることもあるかもしれないと覚悟が必要です…

【タックル】

ロッド:

アルファソニック タチウオテンヤ GZ 180MH
アルファソニック タチウオテンヤ GZ 160MH

リール:tailwalk ヴィレイヤーDG 100HG-PH/R

ライン:tailwalk PowerEye WX8 1号+ナイロン10号
テンヤ:40号
カラー:ブラック、グロー等

レポート:フィールドモニター 二上あや

冬になると美味しいお魚がいる中深場釣りが気になる私ですが、今回はクロムツオニカサゴのリレー釣りに行きました。今回の釣り船は二宮丸さんです。
3:30分に港へ集合し、用意出来次第出船となります。

暗いうちが勝負のクロムツから始めます。

用意して来た 5本針に、サバの短冊を付け仕掛けを落とします。

約100mで止まり、喰い棚を探りながらステイすると3m付近で早速アタリ!

巻き上げスイッチオン!

しかし、よく引き過ぎるし、暴れ過ぎてる…。上がって来たのはやはりサバ…。
釣れたマサバのお腹は光っていて体高もあり美味しそうなのでキープ! 

アタリあってもサバばかりで本命に会えずにいましたが、ふと辺りを見回すと、空が白み始めクロムツタイムも終わりへ向かいます。段々と深場へと船長が流してくれ、やっと本命らしきアタリ!

その直後に激しめのアタリもあり、サバも付いた模様。

サバパラダイスに陥っていた私は、さっきの本命らしきアタリはクロムツかどうかも自信が持てずに巻いていたのですが、サバとクロムツのダブル!やっとの本命に喜びです!良かった〜!

しかしその後もサバ5点掛けと、元気なサバに苦戦…。

そんな時に仕掛けふわふわ作戦が良いと聞いたので、PEラインを張らずにオモリを底に付けたまま、仕掛けをふわっと弛ませる誘いにしてみました。
HBアカムツ195は扱いが良く操作しやすいので海中をイメージしてアタリを出す事が出来ました!

これは本命だよね⁈と自分に言い聞かせながら巻き上げると、クロムツダブルが上がってきました!

ふわふわ作戦成功です!!

空が明るくなり、流しが200mを過ぎた頃、オニカサゴを狙いに向かいました。

オモリを120号へ付け替えて投入し、130m付近で着底。

先程釣れた、ゴマ鯖を生エサの切り身にしてエサにします。

手持ちで底を切り、誘いを入れ待ちますが、アタリありません。

そこで底ダチを取り直し、誘いを入れてから、置竿にしてみました。

船の揺れにあわせて、底に着くとオモリが跳ねるので、オモリの跳ねないギリギリを意識して、細かく棚を調整してると、ゴンゴン!!

合わせを入れて巻き上げると、水面に上がって来たのは、期待通り赤い魚体の本命オニカサゴでした!!

釣って楽しく、食べて美味しいお魚のお土産が出来ました!

クロムツ狙いのゲストで釣れたマサバですが、40cm以上の豚サバと言われるジャンボサイズ程はありませんでしたが、とても美味しく頂きました!

サバが邪魔! と釣りをしてるときは思うかも知れませんが!
ゲストのお魚を含めて、釣りの後も楽しんで頂けたら嬉しいと思いました。

【釣行データー】
●ロッド HB(ハイパーブレード) アカムツ195
●リール 500番台電動リール

釣行日:2025年2月11日
釣り船:二宮丸(ふたみやまる) 神奈川県三浦市宮川港

レポート:フィールドモニター 岡崎敬久

鹿島沖にあったタチウオの反応ですが、大洗沖の方までかなり北上してしまったようですが、変わらず好調とのことで、日立久慈漁港の大貫丸さんからタチウオテンヤで出てきました。
今回はサイズ狙いでテンヤ一本勝負です。ただ、少し心配なのが、数日前の時化でタチウオ反応が消失してしまい、前日の後半になってようやく見つかったようですが…今日はタチウオは居てくれるでしょうか…

前日までと同じポイントであれば港から20分もかからない筈ですが…出船後約1時間ほど、船長が反応を広範囲に探し続けます。すると船速が落ち、「1回やってみましょう」と釣り開始です!
ポイントはほぼ同じ那珂湊~大洗の沖合でかなり灘寄りで近いです。水深は30m前後で40号のテンヤを落とします。この付近のタチウオは反応が良く入れ食いとの事でしたが…着底後、底から反応のある10m上までを狙いますが、魚からの反応がありません。そしてすぐに移動…どうやらタチウオの移動が速いようです。

まだ暗いうちから反応が見つかり一安心でしたが、どうにも今日は渋い感じで、活性が上がるタイミングが来れば良いのですが。。。続いて2流し目にしてやっとチタントップCTSを跳ね上げるアタリがありましたが、3回とも空振りで…どうやらタチウオのサイズが小さい感じです。イワシだけがボロボロにされていて、交換してすぐ落としたところやっと掛かりました!…がやはり手応えが軽くサイズはF3~3.5といった感じです。その後も立て続けにヒットしますが、やはりサイズ上がらず。テンヤには稀にヒットするような感じで時折まずまずのサイズも掛かりますが、F4止まり…周りを見るとジグでもあまり釣れていない感じでとにかくアタリが遠く渋いです。

後半になっても状況は変わらずタチウオの足が速く、反応に乗り続けられず落ち着いて釣りができません。ですが、テンヤの方には少しサイズが上がってきた感じで、F4.5~F5ドラゴンまで何とか混じるようになりました。

そしてクライマックスがここで来ました!
跳ね上げる良いアタリがあり、アルファソニックタチウオテンヤGZ180MHにタチウオの重みが掛かります。激しく暴れてロッドがバット付近から水面に刺さるように大きく曲げられてロッドを立てることができません!これはドラゴン超えてる…と確信してやり取りする間も、ヴィレイヤーDGの強ドラグ設定(5㎏)をものともせず、ラインを簡単に引き出します。それでもGZ180MHのしなりを生かしてやり取りして水面まで浮かせると、そこにはF6は優に超えているであろう幅広のスーパードラゴンが現れました。魚が落ち着いたタイミングでリーダーを持って抜き上げると・・・・・・・魚体が水面から半分上がった時に急に暴れてワイヤーとリーダーの結束部分がバチンという激しい音を立てて切れてしまい、スーパードラゴンは海にお帰りになりました。やらかしました…今日に限ってリーダーをフロロの6号にしていたことが原因です。通常は8号前後を使うのですが、今回はタチウオが肥えていて想像以上の重量があったため、それに耐えられなかったようです。完全に自分の想定ミスでした。(実はこのドラゴンの前にもF5クラスを同じように抜き上げる時に切られてバラしていました。)

その後リーダーを修正し、再度挑みますが時すでに遅く、F4クラスを1本掛けたところで風波も強まってしまい、終了時間となってしまいました。

いま時期の常磐沖のタチウオはF6クラスともなれば重量も2㎏を軽く超えてきますし、暴れると相当な負荷がかかります。その分、脂ものっていて極厚で、激ウマ間違いなしのお土産にはなりますが。挑戦される方は万全のタックルがおススメです。でも太いPEは意味がありません。歯にあたれば何号にしてても一瞬で切られますので、1~1.2号で十分です。数狙いならジグ、サイズを狙うなら圧倒的にテンヤがおススメです。ただタチウオは消えたり現れたり全く予測がつきませんので、なるべく安定して反応がある時期を狙ってリスク覚悟で行くしかありません。反応が無かったら何も釣れない釣りですので、それをご承知の上、挑戦されてみてください。

【タックル】
ロッド:
アルファソニック タチウオテンヤ GZ 180MH
アルファソニック タチウオテンヤ GZ 160MH
アルファソニック タチウオテンヤ 190

リール:tailwalk ヴィレイヤーDG 100HG-PH/R
ライン:tailwalk PowerEye WX8 1号+フロロカーボン6号
テンヤ:40号 カラー:イワシブルー、マットブラック、グロー等

レポート:フィールドモニター 柳沢テル

レポートは久しぶりとなってしまいスミマセン!
今回は実釣レポートというより、ロッドのことを語る内容になってます。

この5年ほど、自分の初釣りは東京湾・剣崎沖のイシダイ五目。
船宿によってはシャクリ五目と言ったりしていますが、本命はイシダイ。
ちなみに、この釣り2回目のとき(2021年1月)に書いたブログが下記のものです。

イシダイ五目の竿は何がいい?@剣崎

このブログでもロッドのことを書いてますね。この前の年は「アルファソニック タチウオ175H」を使っていましたが、この時は「アルファソニックLG 82-185MH」「デッキスティック82-182」「ショートアームGS82-165MH」の3つを試しました。

その翌年(2022年)もブログを書いてます。この時は前年使用したモデルよりやや強い「アルファソニック タチウオ170HH」をメインで使っています。

アグレッシブなコマセ釣り イシダイ五目@剣崎

2024年もまたまた書いてます。この時はアルファソニックLG82-185MHのみを使っています。

年始恒例 イシダイ五目@剣崎

釣りのこと自体は、上記のブログでいろいろ書いているので、そちらをご覧ください。
2024年ブログに書いていますが、イシダイ五目用として、2024年発売の「アルファソニック タチウオ」シリーズがすっごく気になっていました。このブログを書いた時点では横浜釣りフェスティバルの直前で、さすがに最終サンプルを持ち出せなかったので持って行けませんでした。
ちなみに、2021~22年で出てくるアルファソニックタチウオは、現行シリーズの前作で東京湾でのテンビンタチウオ用として自分が開発テストを行ったロッドです。73くらいのアクションで、175Hは水深60~80mでの80号錘使用を想定し、170HHは真冬の下浦100~120mでの100号(場合によっては120号も)錘使用までを想定したモデルでした。
この2本は、2018~19年にかけて開発テストを行い、2020年に発売したのですが、その頃はまだ東京湾ではテンヤ釣法は行われていませんでした。当時、東京湾・三浦半島東部の下浦沖と呼ばれるポイントが1~2月の厳寒期におけるテンビンタチウオで定番ポイントの一つとなっており、使用する100~120号錘に合わせて170HHという強いモデルを作ったのでした。

そして、その後わずか3年ほどのうちに東京湾でもテンヤ釣法がとてもポピュラーになり、今の東京湾タチウオ船ではテンビンとテンヤは当たり前のように同船し、船にもよりますが状況によっては最初はテンヤでスタートしたものの途中でテンビンに変更、といったこともあります。そういった流れの中でアルファタックルのタチウオロッドも変わりました。24年モデルの「アルファソニック タチウオ」では、テンビンだけでなくテンヤでも使いやすい「二刀流」使用ができることを意識して作られています。3モデルありますが、160MHと180MHが「二刀流」です。190M/FSLはタチウオ用(テンビン)としても評価が高かったライトゲームロッドの名竿「アルバトロス」シリーズの特徴を引き継いでいるモデルで、ロッドの前部2/3くらいがフルソリッドとなっていて、気持ちよくしなり、テンビンでの誘いリズムを取りやすい調子です。190M/FSLは、個人的には水深40~60mで60号錘を使い、じゃっかん喰いが渋い時に絡めとるようなフッキングが必要となる状況でお薦めです。

と前置きが長くなりましたが・・・
この24年モデルの「アルファソニック タチウオ180MH」が剣崎沖でのイシダイ五目に最高なんですよ! 船でのイシダイ釣りは各地で人気がありますが、その場所ごとで釣り方がけっこう違います。今回は、あくまでも「剣崎沖イシダイ五目」でのお話しです。

話しはとびますが、イシダイ五目が盛んな剣崎間口港の朝焼けはとってもきれいです!


さて、この釣りで使いやすいロッドの条件は、ざっくり言えば下の3点です。

①一日中、休みなくシャクリ続けるため、ロッドは長くないほうがいい。大雑把に言えば1.6~1.9mの間。1.8mくらいがちょうど良い
②イシダイの硬い口に針をしっかり刺さないといけないことと、アタリが小さいこともあるため、82調子くらいで感度も高いこと
③80号錘を下げて、ストレスなくしっかり操作できること

東京湾の剣崎沖イシダイというとても限られたマニアックな釣り物なので、専用ロッドと言えるものはアルファタックルでは出していません。だから、上のブログでも書いているように色々なロッドを試してきたわけです。アルファソニックLG82-185MHなどはかなり良く、フィールドスタッフの入稲福さんはイシダイ五目ではこのモデルを好んで使っています。LGの他にもいろいろ試したロッドは悪くはなかったものの、ちょっとした点で「帯に短し・タスキに長し」と感じました。長さの点では170センチ以下だと波があるときや誘い幅を大きめにしたいときにちょっと辛いです。また、一日誘い続けるのでロッド重量は軽いほうがいいです。

この写真が、実際の現場でアルファソニック タチウオ180MHに80号錘を下げている状態です。

ホームページに載せているアクションカーブの画像も見てみましょう。

これがアルファソニックLG82-185MH。下が80号錘を下げているカーブ
24モデルのアルファソニックタチウオ3モデルのカーブ。3本のうち、真ん中が180MH
さらに分かりやすくするために、2つのモデルを並べてみました

上の2つの画像でロッドの角度が少し異なりますが、画像内で「穂持ち」と書いてある部分の曲がり方が違うのが分かると思います。「LG82」では穂持ちがある程度曲がりますが、「タチウオ180MH」ではあまり曲がりこんでいません。「タチウオ180MH」のほうが操作がしやすく、しっかり針掛かりさせやすいと言えます。
この点もあって、「タチウオ180MH」は先に挙げた「剣崎イシダイ五目で使いやすいロッドの条件」の3つをほぼ完全に満たしていると言えます。
しかし、LG82も良いです。両者を比較すると穂持ちが曲がっているとはいえ、この程度なら充分に操作できます。イシダイ専用ではなく例えばアマダイ釣りなどに併用するならこちらのほうがいいですね。アマダイも45センチくらいになると引き込みがかなり強いですから、穂持ちが少し曲がって引きを受けやすいほうがいいと思います。

この5年間、剣崎イシダイ五目に適したロッドをずっと考え、試してきましたが、この「アルファソニックタチウオ180MH」こそ、ほぼ専用竿と言ってもいいほどのファイナルアンサーですね! そもそも、80号錘でちょうど良い82調子のロッドって、なかなかないんですよね~~
この釣りが大好きで、ロッドについて悩んでいた方はぜひ使って欲しいです。

ところで・・・2025年の初釣り、自分に釣れたのはイサキばっかりでしたとさ・・・トホホ・・・
オチがよろしかったようで!?



レポート:フィールドモニター 岡崎敬久

鹿島沖にタチウオが湧いているとの情報で、風邪からの病み上がりの体に鞭打って、茨城県の鹿島へ行ってきましたw

船宿はいつもの植田丸さん。
朝は少し北風が強く吹く予報だったこともあって少し遅めの9時出船です。

事前情報によると今日も昨日まで同様に近場で朝から入れ食いとのことで期待しての出船でしたが…
30分前後で船団が居るポイントに着くと日立から鹿島まで多くの船が集まっていましたが、どの船でもタチウオが上がっている様子はありません。どうやら入れ食いだったのは朝の8時までで、それ以降は反応が消失してしまっているとの事。。。

船長が北から真沖、灘から沖まで走り回って反応を探してくれますが、どこに行っても目ぼしい反応は無く時間だけが過ぎていきます…何とか反応を見つけてジグを落としても、型を見れないうちにすぐ移動となってしまい、なかなか落ち着いて釣りができません。それでも少しタチウオの足が落ち着いてくると、触りが多くなり連発する状況に(多少テクニックを必要とされる場面もありましたが)。

しかしそれも長くは続かず…サイズも昨日より少しダウンしてしまい結果としてはF3~F4主体で32本で終了となりました。体力的に辛く、厳しい状況であったので頑張った方だと思います(笑)

タチウオのアタリは小さめでしたので、なるべく感度の良いものが良さそうです。今回はタチウオテンヤ用のアルファソニック タチウオテンヤGZ 180MHを使用しましたが、超高感度チタントップのCTSが、微かにタチウオがジグに触れながら追いかけてきている一瞬の感触もしっかり伝えてくれます。
触ったと思ったら巻きを止めて、そのレンジのままジグを動かすだけでいきなり食い込んだり、食いあげたりする事が多々ありました。ただ巻きにはあまり反応せず、フォール中にあたることも多かったので、しっかりジグをヒラヒラと弱ったイワシの様に上下に動かしてあげることがバイト率アップにつながる感じでした。

タチウオはゴーストフィッシュですから、消えたと思ったら現れたりして今後も釣れ続けるか、それともポイントが大きく変化するか、もしくは消滅するか全く予想がつきませんが、この時期のタチウオはイワシをたらふく食べていて脂ノリノリです。タチウオの模様があるうちに挑戦されるのがおススメです。それでも確実に居る保証はありませんが…

昨日までの状況では水深が20~30m、で反応の幅が狭く底付近にいることも多いので、ジグであれば少し重めの100~150g、テンヤでしたら40号で十分かと思います。数を釣りたいのであれば圧倒的にジグが圧倒的に有利です。サイズはテンヤの方が良さそうですが…今度チャンスがあれば試してみたいと思いますw

【タックル】

ロッド:アルファソニック タチウオテンヤ GZ 180MH
注)本来はタチウオテンヤ用ロッドですので、今回のようにジグを使用する場合は自己責任となります。また、穂先が非常に繊細なモデルなので、ロッドを立てた状態でアワセを入れると破損のリスクがあります。

リール:tailwalk ヴィレイヤーDG 100HG-PH/R

ライン:tailwalk PowerEye WX8 1号 + リーダー/フロロカーボン6号

ジグ:130g

レポート:フィールドモニター 二上あや

2025年初釣りは、南房へ。
美味しそうなお魚を釣りに行ってきました。

釣り船は鴨川・太海港の聡丸さん。
ここではフラッシャーサビキでクロムツ本命&他にも美味しいゲストフィッシュも狙える五目釣りをさせてくれて、さらにアマダイまでリレーする魅力的な釣りです。

深夜なのか早朝なのか・・・、AM2時には受付・出船となります。
ポイントまでは30分程度、船宿特製フラッシャーサビキ仕掛けに200号の錘を付け、指示棚160〜180mの中で、魚が喰うタナを探ります。今回使用したロッドはHB(ハイパーブレード)アカムツ195

早々に、170メートル付近で当たり出てるよ!とアナウンス。私も175mでガグガクと竿先が震えてます!しかし巻き上げ途中で、オマツリトラブル多発、何投目かでどうにかゲストフィッシュが上がってきました!

東の空が白み始め、クロムツ狙いの150号に変更。

水深120m前後,ボトムから5mまで探ります。根掛かりもあるとの事なので、底立ちをとったらすぐオモリを海底から離し、1mずつ食い棚を探ります。底から2mのところでガガガッと竿をたたくようなアタリが!

HBアカムツ195がしなやかに曲がり、確かな魚の引きにワクワクしながら巻き上げると、本命クロムツとご対面!

やがて日も昇り切り、クロムツタイム終了。アマダイへ移動。

SHIBUKI  F 221に持ち替え、オモリ80号でアマダイを狙います。

水深120m、着底後にオモリをトントン1m巻いてからゆったり誘い上げると、アタリ!
めちゃくちゃ元気に引くので、本命じゃないかな?と上がって来たのは良型キダイ!嬉しいゲストです。

船内ではアマダイがポツポツ上がりますが、小1時間でタイムアップ。
アマダイは残念でしたが、食べて美味しい魚の釣果となりました。

【タックル】
●ムツ 
ロッド:HB アカムツ 195
リール:D社電動リール 500番
ライン:PE4号
仕掛け:フラッシャーサビキ

●アマダイ
ロッド:MPG SHIBUKI  F221
リール:S社電動リール 400番
ライン:PE2号

釣り船:千葉県鴨川市 太海港 聡丸

レポート:フィールドモニター 川野誠

師走のドタバタと仕事の追い込みでヘロヘロな体調だし大人しく家で寝てれば良いのでしょうがストレス発散はやはり釣り糸を垂れるのが釣り人の一番の回復薬ですよね🎶

マダコフリークな方々からお声掛けもらって金沢八景『一之瀬丸』から禁漁前の年内ラストチャンスの出船が釣り納め🎣

お正月の食卓にはマダコでしょ〜🐙

ほぼ🈵満船の大人気!!

前日の出船でも3キロが出たそうで常磐まで行けなくとも期待は膨らみますよね。

この日は風もほぼなくとても穏やかな陽気で船長スパンカー畳んで激アツなポイントをちゃんと左右舷切り替えしてくれながら船中ポツポツと釣れていきます🐙

昼前あまりの陽気の良さにウトウト加減も根回りを攻めてくれたので全集中しゴリゴリを交わしたその時ヌンっと重みがあって愛竿『HBエギタコ』でフルパワーフッキング!!トルクフルな巻き上げで根の中からブワ〜っと浮いてきたのは立派な1.7kg🐙

これで無事にお正月の食卓が〜とかなりニヤケ顔になっちゃいました😏

終わってみれば食べ頃サイズも5杯獲れて大満足な釣り納めとなりました🎶

年が明け釣り始めは正月三日🎣

先月、三が日仕立てやろうよ〜と週末船長の金井ちゃんから誘われ金沢漁港『蒲谷丸』さん行ってきました。ちゃんと前日に下調べ釣行してきたと豚鼻息荒くチョット北風強めの久里浜沖を愉快な仲間と目指しました。

まさかのポイント到着すぐソニック166Lにオモリトントンのステイで教科書みたいなアタリの目感度からバタバタっと釣れちゃって船長金井ちゃん益々のドヤ顔(笑)

丁寧に流し替えてくれましたがその後はポチンポチン〜と…

前日は沖上がり1時間半前の潮変わりタイミングでバリバリ連チャンモードになったそうですがそぅ上手くは行かずに沖上がり😅

バラシが悔やまれるツ抜け出来ずも型揃いで血抜きもバッチリでまたまたお正月の食卓を彩ることが出来ちゃいました😋

さてさて、いよいよ今年もマルイカな季節の到来かな🦑
今シーズンもノリノリなの期待ですよね🎶

【タックル】
・ロッド
タコ/HBエギタコ180MH
カワハギ/アルファソニックカワハギ 166L 170MH

・リール テイルウォーク バサル73

仕掛け・自作仕掛け
オモリ・30号

レポート:フィールドスタッフ 椎名義徳

12月30日、茅ヶ崎港 ちがさき丸よりコマセキハダ狙いで釣行してきました。
水温の低下とともにキハダもほとんど旅立ってしまい、11月一杯でほとんどのコマセキハダ船が撤収。12月も半ばを過ぎると連日アタリすらないといった厳しい釣況が続き、唯一出船を続けたちがさき丸もこれが最終日。

99%はアタリすらないだろうと予想される中、それでもマグロ狂が16人も集まり、最後の一発を夢見て6時30分に出船。
時折ソナーにはチラチラとマグロの反応が映るようですが、コマセには興味がないのか、スルーされるばかり。

それでも黙々とコマセを撒き続けていると、昼近くになってトモ側でヒット!の雄叫び。サメもいないので大事にやりとりし、キャッチ成功! 奇跡の1本は42キロでした。おめでとうございます!

年内最終日ということもあり、早めの13時に揚がるよと告げられていましたが、沖揚がり間際にチラッとソナーに反応が出たということでもう少しやってみよう!となり…。

そして13時10分、またもや奇跡!なんと私のスタンディングバウト183Sが突き刺さりました!!

終了間際、奇跡のヒット!

手応え的にアベレージサイズと判断。このくらいのサイズならとファーストラン後は遊ばせることなく強気でグイグイと巻き上げていきます。

『えっ?もう上がっちゃったの!?』とのギャラリー達の声。

僅か5分ほどで勝負がつきました。このサイズであればもはやスタンディングバウト183Sの敵ではありません。

この特徴ある胸ヒレは!?

釣れ上がった魚をよく見ると、これがまたなんとビンチョウマグロ(27キロ)でした。

珍しやビンチョウマグロでした!

キハダではありませんでしたが本当に最後の最後にやりました!

目が大きく、グラマラスな体型でしたので最初はメバチかと思いました。

今シーズンは82.6キロのモンスターキハダも釣り上げましたが、最後の奇跡の1本にテンションはその時以上。

帰港後検量で27キロありました。ビンチョウマグロとしては大型のサイズです。

まるで年末ジャンボ宝くじを当てた気分です。

愛竿スタンデングバウト183S、来シーズンも頼みますよ!

【タックルデータ】
ロッド:MPGヘッドクォーター スタンディングバウト183S
リール 6000番電動リール
道糸 PE10号500m
遊動式テンビン+Lサイズプラビシ130号
ハリス フロロカーボン26号 18m
ハリ キハダ用16号

船宿:神奈川県茅ヶ崎港 ちがさき丸