レポート:フィールドモニター 二上あや
冬になると美味しいお魚がいる中深場釣りが気になる私ですが、今回はクロムツオニカサゴのリレー釣りに行きました。今回の釣り船は二宮丸さんです。
3:30分に港へ集合し、用意出来次第出船となります。

暗いうちが勝負のクロムツから始めます。
用意して来た 5本針に、サバの短冊を付け仕掛けを落とします。

約100mで止まり、喰い棚を探りながらステイすると3m付近で早速アタリ!
巻き上げスイッチオン!
しかし、よく引き過ぎるし、暴れ過ぎてる…。上がって来たのはやはりサバ…。
釣れたマサバのお腹は光っていて体高もあり美味しそうなのでキープ!
アタリあってもサバばかりで本命に会えずにいましたが、ふと辺りを見回すと、空が白み始めクロムツタイムも終わりへ向かいます。段々と深場へと船長が流してくれ、やっと本命らしきアタリ!

その直後に激しめのアタリもあり、サバも付いた模様。
サバパラダイスに陥っていた私は、さっきの本命らしきアタリはクロムツかどうかも自信が持てずに巻いていたのですが、サバとクロムツのダブル!やっとの本命に喜びです!良かった〜!
しかしその後もサバ5点掛けと、元気なサバに苦戦…。
そんな時に仕掛けふわふわ作戦が良いと聞いたので、PEラインを張らずにオモリを底に付けたまま、仕掛けをふわっと弛ませる誘いにしてみました。
HBアカムツ195は扱いが良く操作しやすいので海中をイメージしてアタリを出す事が出来ました!
これは本命だよね⁈と自分に言い聞かせながら巻き上げると、クロムツダブルが上がってきました!
ふわふわ作戦成功です!!
空が明るくなり、流しが200mを過ぎた頃、オニカサゴを狙いに向かいました。

オモリを120号へ付け替えて投入し、130m付近で着底。
先程釣れた、ゴマ鯖を生エサの切り身にしてエサにします。
手持ちで底を切り、誘いを入れ待ちますが、アタリありません。
そこで底ダチを取り直し、誘いを入れてから、置竿にしてみました。
船の揺れにあわせて、底に着くとオモリが跳ねるので、オモリの跳ねないギリギリを意識して、細かく棚を調整してると、ゴンゴン!!
合わせを入れて巻き上げると、水面に上がって来たのは、期待通り赤い魚体の本命オニカサゴでした!!

釣って楽しく、食べて美味しいお魚のお土産が出来ました!
クロムツ狙いのゲストで釣れたマサバですが、40cm以上の豚サバと言われるジャンボサイズ程はありませんでしたが、とても美味しく頂きました!

サバが邪魔! と釣りをしてるときは思うかも知れませんが!
ゲストのお魚を含めて、釣りの後も楽しんで頂けたら嬉しいと思いました。
【釣行データー】
●ロッド HB(ハイパーブレード) アカムツ195
●リール 500番台電動リール
釣行日:2025年2月11日
釣り船:二宮丸(ふたみやまる) 神奈川県三浦市宮川港
レポート:フィールドモニター 二上あや
2025年初釣りは、南房へ。
美味しそうなお魚を釣りに行ってきました。
釣り船は鴨川・太海港の聡丸さん。
ここではフラッシャーサビキでクロムツ本命&他にも美味しいゲストフィッシュも狙える五目釣りをさせてくれて、さらにアマダイまでリレーする魅力的な釣りです。

深夜なのか早朝なのか・・・、AM2時には受付・出船となります。
ポイントまでは30分程度、船宿特製フラッシャーサビキ仕掛けに200号の錘を付け、指示棚160〜180mの中で、魚が喰うタナを探ります。今回使用したロッドはHB(ハイパーブレード)アカムツ195。
早々に、170メートル付近で当たり出てるよ!とアナウンス。私も175mでガグガクと竿先が震えてます!しかし巻き上げ途中で、オマツリトラブル多発、何投目かでどうにかゲストフィッシュが上がってきました!
東の空が白み始め、クロムツ狙いの150号に変更。
水深120m前後,ボトムから5mまで探ります。根掛かりもあるとの事なので、底立ちをとったらすぐオモリを海底から離し、1mずつ食い棚を探ります。底から2mのところでガガガッと竿をたたくようなアタリが!

HBアカムツ195がしなやかに曲がり、確かな魚の引きにワクワクしながら巻き上げると、本命クロムツとご対面!
やがて日も昇り切り、クロムツタイム終了。アマダイへ移動。

SHIBUKI F 221に持ち替え、オモリ80号でアマダイを狙います。
水深120m、着底後にオモリをトントン1m巻いてからゆったり誘い上げると、アタリ!
めちゃくちゃ元気に引くので、本命じゃないかな?と上がって来たのは良型キダイ!嬉しいゲストです。

船内ではアマダイがポツポツ上がりますが、小1時間でタイムアップ。
アマダイは残念でしたが、食べて美味しい魚の釣果となりました。
【タックル】
●ムツ
ロッド:HB アカムツ 195
リール:D社電動リール 500番
ライン:PE4号
仕掛け:フラッシャーサビキ
●アマダイ
ロッド:MPG SHIBUKI F221
リール:S社電動リール 400番
ライン:PE2号
釣り船:千葉県鴨川市 太海港 聡丸
レポート:フィールドモニター 二上あや
1月27日、中深海の美味しい魚、クロムツ・アカムツリレー釣りに出かけてきました。

日が登りきるまでの暗いうちは、クロムツを狙います。
天気は予報より悪いほうにぶれてしまい、北寄りの風が強過ぎて釣り辛い…。
一投目は100メーター付近。辺りも暗くまだこの深さに居るようです。サバ短冊エサを付けて、底立ちをとり、クロムツの当たり棚を探しながら誘います。
誘い上げた時にアタリを感じ、巻き上げスイッチオン!
DEEP ODYSSEYアカムツは強風やシャバシャバした水面でも柔軟にしなりながら、クロムツの引きを上手くかわしてくれます。無事本命クロムツ現れました!!!

空が白んでくると、徐々に深場へ。ポイントが210メートル程度の深さになる頃には、すっかり日も登り、クロムツは喰い気もなくなり、アカムツへポイントへ。アカムツポイントは、350〜400メーター。なかなかのアタリの遠さの中で、アカムツが来ることを信じつつ待ちます。
深場で誘いをかけてもあまり仕掛けを動かせないのか、無反応なので置竿で狙ってみます。
DEEP ODYSSEYアカムツで棚を取り直しつつ、船の揺れも吸収し自然な誘いになっているので期待しましたが、フトツノサメが掛かっただけで、無念のタイムアップ…。
美味なお魚を求め、またチャレンジしたいと思います。

【タックル】
ロッド:MPGディープオデッセイアカムツ220
リール:3000番電動リール
【釣り船】
二宮丸(ふたみやまる) 神奈川県三浦市 宮川港
レポート:フィールドモニター 二上あや
美味しそうな魚のリレー釣りに惹かれて、千葉県外房・鴨川太海の聡丸(さとしまる)さんへ行ってきました。
集合は、とても早く午前2時15分。お客さんが揃い次第出船。最初のフラッシャー釣りのポイントまでは30分程度で到着し、午前3時には竿を出してました。

ここではフラッシャー仕掛けで本命クロムツを狙いますが、7本針の長い仕掛け。私は船のヘリヘ巻かれたウレタンに一針ずつ、刺して準備オッケーです。
船長の合図で投入。聡丸スタイルは、マグネットを使わずに、オモリから一針ずつ糸を張りながら落とします。
水深130メートルくらいで着底。糸ふけを取り大きく誘い上げていきます。ショートアームはネーミングの通り短いので取り回しがとても良く、お気に入りです。
100メーターくらいまで反応出ているから、幅広く誘ってと、船長アナウンス。デッドスローで巻き上げてみると、110メートルで竿がガクガク言ってます。追い食いを狙いながら100メートル付近まできたら、中速にして巻き上げると、嬉しいゲストフィッシュの多点掛けでした!

しかしその後は投入してもサバで、ウルメが混じった程度で、クロムツはお留守でした。日が上りフラッシャー終了にて、根魚に移動します。

根魚ポイントでは、胴付きタックルか、テンヤタックルどちらでもオッケーとの事ですが、私はテンヤて狙う事にしました。エサは、先程フラッシャーで釣れたサバの切り身か、持ち込みのエビエサになります。
海人テンヤマダイで、根の周りを探り続けると、違和感があり合わせますが、あれ??根がかり…
根を外すと、魚の引きを感じます。魚が掛かって根に潜ってました。顔をフリフリしている感じの引き方が、カサゴではないな!と確信。本命のアカハタでした!!


足元の根周りはどのようになっているのか、遠投し広範囲に魚の居そうな根を探したり。
海人テンヤマダイはとても扱いやすいのでロックフィッシュにも愛用しています。
丁寧に根周りを探って良型アカハタも追加して、終了。

港に戻ったのは朝の8時半。こんなに早く戻るといつもとは違う感覚。
楽しくて美味しいこのリレー釣りに、来年もまた挑戦したいと思います。

【釣行データー】
フラッシャー ロッド:ショートアームGS 82-165H(電動リール3000番)
テンヤ ロッド:海人テンヤマダイ230MH(スピニングリール3000番)
釣り船:聡丸 千葉県鴨川市太海(ふとみ)港
レポート:フィールドモニター 二上あや
中深場の美味しいお魚を求めて、茨城・波崎へアカムツ釣りに出かけました。
波崎港の丸天丸さんは、遠征船のような体を横に出来るスペースがあり、個室を利用させて頂き、足を伸ばしてゆったり。1時間半以上かかるポイントに着くまでとても快適です。

ポイントに着くと、朝日が眩しく良い凪。アカムツ釣り日和です。

最初の一投は誰も反応なかったのでが、にわかに電動リールを巻く音が重なって聞こえ始めました。水深250メーター。着底後、誘い上げる。アカムツはベタ底より少し上も居る事もあるので、少しずつ棚を上げて探ります。
すると、HBアカムツ200にしっかりとしたアタリ!ドンドンと言う激しい重みのあるアタリが本命なのか?と、ドキドキしながら巻き上げスイッチオン。時折グイグイと竿が引き込まれて、めちゃくちゃ楽しい瞬間です。
HBアカムツのしなやかさを充分使い、時折見せるお魚の引き込みをかわします。水面に見えてきたのは良型のクロムツ!!色違いですが、嬉しい裏本命のゲストです。


船長が幾つもポイントを探してくれるのですが、中弛みの時間なのか、船中だれも反応ないようなので、底を中心に探るスタイルに変更。トントンと底をたたくとアタリを感じ、乗せた!!
引き込みがやたら強く、大きいには違いないが、何の魚だろう?途中激しく叩き、電動リールも負けない瞬間もあり、この瞬発力のある引きはサメなのか!?水面にみえたのは、本当にサメでした…
流し替えてゲストフィッシュ、メダイを追加。

ラスト30分というところで活性が上がってきて、船中では本命もチラホラ出だしました。
私も期待して頑張りましたが、時間切れ。残念ながら本命アカムツはリベンジ。
また頑張ります。

【釣行データー】
ロッド:MPG HBアカムツ200
リール:電動3000番クラス
釣り船:茨城県 波崎港 丸天丸
釣行日:2023年2月18日