レポート:フィールドスタッフ テル岡本

下地スタッフが市販アカムツ仕掛で釣り上げた9,5kgのビッグワン。アルファタックルのスローガン「一生の歓喜を一瞬で」を体現する快挙!!
近年新規釣場の開拓もあり関東~東海のアカムツ、関東のベニアコウに希少性が無くなりつつある現在、唯一「深場の幻魚」で有り続けると言って差し支えないであろう深海ターゲットが数kg以上の、いわゆる大アラ。ルックス、釣趣、味覚と三拍子揃い「完璧な深海ターゲット」として差し支えない魅惑の魚。

そんな「大アラ」を求め、TEAMメンバーと共に足繫く通う釣場の一つが東伊豆稲取沖。今回は11月~7月がシーズンとなる同沖の釣りを、釣行記を交えて解説してゆく。

一目で極上と知れるグラマラスな1,6kg。初挑戦のアルファタックル金城スタッフ
【安貞丸 アラ五目概要】
何れ劣らぬ高級魚揃いの深海ターゲットの中で「一番美味い魚は何か」と問われた際、迷う事無く推すのが本種。稲取沖は筆者10代の昔からアラ釣場として名を馳せたポイントだが、周辺各所のご多分に漏れず周辺各所と同様の乱獲による低迷期を経てン10年、2020年新春に突如復活の爆釣で再びクローズアップ。航程10~十数分の至近ポイントで8kg超の大アラも浮上する稲取沖は正しく「東伊豆の至宝」。複数の8kg超を筆頭に3人で船中20数本など筆者若かりし頃を遥かに上回る爆釣に度肝を抜かれたが、その後も8kg、9kgと正真正銘の大アラが度々浮上し「完全復活」を思わせる。
とは言え大アラは「行けば必ず釣れる」程イージーな魚で無いのもまた事実。そう簡単には出逢えないからこそ、大本命を手にした際の喜びは格別なのだが…大アラ不在の場合は小~中サイズのアラ、アカムツ、イズカサゴ(鬼カサゴ)を筆頭にムツ、ウッカリカサゴ、ユメカサゴ等々、中深海の各種ターゲットが姿を見せ「高級魚五目」の様相を呈す。

アラと並ぶ大本命アカムツ

こちらもメインの「鬼カサゴ」ことイズカサゴ

縄切魚カゴカマス。タチウオ並みの歯に注意

「黒ムツ」ことムツ。アラポイントで混じるのは1kg前後

最も数が多いのは「喉黒カサゴ」ことユメカサゴ。小型主体だがカサゴ類トップクラスと謳われる美味魚
【稲取沖 アラ五目タックル】

筆者御用達の稲取アラタックル。ロッドはストレガ231
ロッドは中深場対応6:5~7:3調子の2,3m前後モデル。錘負荷150~250号程度。リールは電動リール3000or500番リールにPE4~5号をフルキャパシティ。仕掛は片天2本鈎のハリス10~12号。鈎は藤井商会「フジッシャーホタ18号、又はKINRYU鋼太地ホタ17号に「激臭匂い玉7φ」のコンビネーション。チモト周辺にバケカラーとリンクするヤマシタ「マシュマロボールL」を配す。バッテリーはハピソンのリチウムイオンバッテリー「YQ-101」を持参。

筆者愛用のフック。フジッシャー毛鈎をメインにサメが極端に多い際は空鈎の「鋼ホタ17号」をセレクト

バッテリーは大型電動にも対応可能なハピソン「YQ-101」を持参
【25年5月15日・7月10日の釣行より】
《5月15日》
アルファタックル&バリバススタッフ3名とチームメンバー2名に筆者の計6名で7時半スタート。この日はメーカースタッフの中深海研修釣行でアカムツとの「ダブルメイン」を想定した胴突3本鈎仕掛を使用する。スタートからこの釣りの税金的存在のツノザメが連発し暫し我慢の時間。10時前、筆者の35㎝小アラを口火にアルファタックル金城スタッフの1,6kg他、船中立て続けに中小アラが浮上。
一旦静寂が戻った11時45分、アルファタックル下地スタッフに強烈なアタリ。周囲は大型ツノザメだろうと静観も、ラスト10mでいきなりラインが艫側に走り「ボコーン!!」海面に弾けたのは正真正銘、紛う事なきビッグなアラで船内大興奮。一手ずつ噛み締める様に手繰り寄せたのは9,5kgのビッグワン。人生初アラが最大級と「持っている」下地スタッフにcongratulations!!
これを見て即座にアラ用天秤仕掛にチェンジしたメンバーが2kg級を追釣、更に中小が次々取り込まれ、この日は0,8~9,5kgが船中14本。アカムツは終ぞ姿を見せなかったが、劇的な1日となった。

バリバス久保スタッフに1kg級。この日は同級を3尾キャッチ

アラ初挑戦のアルファタックル下地スタッフが「一生モノ」の9,5kg。同地でも滅多にお目にかかれない大物だ
《7月10日》
出船前に「前回はお連れさん達の面倒見が忙しくて竿先に集中してなかったですね」と安藤船長に苦笑され、今回は「ガチでいくよ」と言いつつも「日陰になるのはどの席?」と体調最優先の辺りが今ひとつガチじゃないのでは…今回は全員が片天仕掛のアラ専門仕様で6時半スタート。7時過ぎに川添アルファタックル・フィールドモニターが釣り上げたのは…アカムツ。「前回メインで狙って一尾も出なかったのにいきなりですか。」と船長が苦笑する。8時過ぎ、井口氏に小アラ。これが口火で喰い始め、筆者の1,1kgを最大に全員に次々ヒット。これにイズカサゴ、アカムツ、ウッカリカサゴ等が混じり、14時過ぎの納竿までに4人で小アラ11尾、イズカサゴ3尾、アカムツ2尾にウッカリカサゴ1尾。他には縄切魚ながら美味なカゴカマスも浮上し土産に。「5月の時とは群れが違う感じですね。サイズが皆小振りですから」と安藤船長は申し訳なさそうだが、1,1kgの小サイズでも腹腔内に脂肪塊を蓄えており、1週間熟成後の刺身で極上の味覚を堪能。と言う訳で肝心のビッグワンとの対峙は11月以降のお楽しみ…と相成った次第。

朝一アルファタックル川添モニターがアカムツ。今日は君じゃない!?と微苦笑

井口氏に小アラとウッカリカサゴのダブル。この日は「小」のみも5尾で竿頭

井口氏は鬼カサゴも釣り上げご満悦

終盤に金澤氏がアカムツ。他に小アラ、鬼カサゴで土産

アルファタックル川添モニターは小アラ4尾で2番手に

ストレガ231を気持ちよく絞り込んだのは…

当日最大は筆者の1,1kg。腹腔内に脂肪を蓄えた極上美味ながら「最大がそれじゃあ5月とは群れが違いますね」と安藤船長は苦笑い

終盤の鬼カサゴ2連発で何とか形に
複数持参で使い分ける。稲取沖アラのエサ

フジッシャー毛鈎+マシュマロボール+激臭匂い玉のコンビネーション。画像は「旨味加工」を施したサバとスルメイカ。

肝付ゲソの半割。鰭脚がセンターになる様に眉間を割り、鰭脚に鈎掛けする。
この日筆者が用意したエサはサバ短冊(幅1cm・長さ16~18cm)とサンマ半身斜め半割の魚2種とスルメスリット入り短冊(幅1cm・長さ16~18cm)、スルメ肝付ゲソ半割、デッドの小型ヤリイカ(全長15~16cm)のイカ3種で計5種類。(スルメ短冊はヤリイカ短冊に置き換えも良い)
サンマエサ、肝付ゲソは高いアピール力が期待されるが、ツノザメ活発の場合はそちらが早く逆効果。
またデッドのヤリイカ一杯掛けは小振りでも潮の流れが緩いと「泳ぎ」が悪く食いが悪い、目立つ分サメの餌食になり易い傾向が。
「イカエサが効く」釣場が多い傾向のアラだが、サバも実績が高い。サバとイカ短冊をベースに、状況を見ながら他を織り交ぜていくのがお勧め。
迷い過ぎは禁物だが、フジッシャー毛鈎同様に状況を見極めてテンポよく使い分ける事が釣果に繋がる。
切り札は「黒い秘密兵器」!?
稲取沖を筆頭とする関東以南の中深場全般に筆者が持参するフジッシャー毛鈎のカラーは基本的に鉄板3色(青紫・橙・濃緑)と白(蛍光紫)、赤紫、黄緑、茶色、水色、赤、ピンク、水色に黒の計11色。
多くの場合鉄板カラー3色で事足りるが、白や茶色が流れを変えたケースもあり。銚子以北の低水温域に有効な赤系はこれまで伊豆海域で効果を見せていないが、万が一を想定して若干数は持参する。そんな中で「黒」は長らくベンチウォーマー的存在だったが、21年初夏にはここ稲取沖で「この色しか喰わない」切り札的効果を見せ付け、やはり引き出しは多いに越した事は無いと再認識。但し闇雲なカラーチェンジは迷走に繋がり逆効果。過去のデータを踏まえて理論的に行うのが大前提だ(と言いつつインスピレーションだったりするが!?)
【ディープマスター タックルデータ 稲取沖アラ五目】
ロッド:アルファタックル ストレガ231
リール:3000番
ライン:ゴーセン ダイバーX8 4~5号
仕掛
ヨリトリ器具:
深海バケ:藤井商会 フジッシャー毛鈎 ホタ18号
集魚ギミック:
バッテリー:ハピソン リチウムイオンバッテリーYQ-101
【船宿紹介】

アラ以外にもアカムツ、鬼カサゴ、アマダイなど中深場メインで出船する安貞丸。600mラインのアコウダイ等も可能(要相談)

アカムツ名人の父・安藤正義の跡を継いだ「アカムツ王子」こと安藤雅基船長。物腰柔らかで懇切丁寧、初心者も安心して中深場釣りが楽しめる。
安貞丸(あんていまる) 静岡県稲取港
℡ 080-5103-2453
仕立専門
4名まで¥60,000
1名増 ¥10,000 氷付
交通 R135稲取温泉入口~稲取港。漁協直売所「こらっしぇ」横のキンメダイオブジェ前に係留
注)この記事は以前に一度旧ブログでアップしたものです。第二回以降も、月に一回程度新規アップしていく予定ですので、お楽しみに!
「岡本さんのは本物っぽいですね!」複数人のロッドが弧を描いた8時45分、確かな重量感と時折見せるキレの良い抵抗に脳裏を過る金茶色の魚体。開始後1時間足らずの幸運、水深の半分以上を巻き上げ今日はイチ抜け…そんな気の緩みを見透かす様にヨタ波一発、バランスを崩し途端にテンションが消える。油断大敵、好事魔多し、後悔先に立たず。無言で天を仰ぐ。

TEAM OKAMOTO真夏の恒例行事・新潟県間瀬港「光海丸」での沖五目仕立船。「沖五目」とは間瀬港の南北に点在する水深200m前後のポイントで超高級魚アラをメインにマゾイ、ウスメバル、アカムツ、マダラ、ムシガレイなど、何れもメインターゲット足り得る魚達が脇を固める中深場の五目釣りだ。
メンバー7名で臨んだ今回も昨年同様好天に恵まれたベタ凪の日本海。この日小林聡船長がセレクトしたのは航程2時間の佐渡沖。朝一と昼頃にヒット確率が高い事を踏まえ、ほぼ直線状に並ぶ大アラポイントの最遠部からスタート、開拓中の新ターゲット試釣を挟み、順次港寄りのポイントをチェックする段取りだ。
光海丸のアラ釣り概要
ロッドは中深場用、又は青物用2,1~2,4mの錘負荷150~250号クラス、リールは電動リール3000or500番リールにPE5~6号をフルキャパシティ。仕掛は下図のとおりナイロン18号ハリスの胴突4本、錘は親子サルカンにフックで直結、鈎はKINRYUホタ17号赤、チモトに夜光イエローのマシュマロボール。
付餌はやや細めの16~18cm冷凍マイワシがメイン。


私が使用したロッドは、ディープインパクト・カイザーT。
真夏の青い海と、蒼いブランクス。
釣法は「棚を取ったら放置」…関東周辺のセオリーとは大きく異なる。
ともすれば異端とも思えるそれら全てには経験と実績に裏打ちされた確固たる理由が有る。
着底の速さを意識したリールサイズ。10kg超も意識したライン号数。鰓蓋縁でのカットリスクを踏まえたハリス、イワシの顎を壊さずに刺し通しながら、大アラに伸されないハリ軸径と強度のバランス。同地のアラが主食としているであろう、ニギスに準ずるサイズと形状。根掛りのほぼ無い緩やかな斜面で海底のターゲットを散らさない工夫。説明されれば一つ一つが同地の釣りで理に叶った設定であると納得させられ、「郷に入らば郷に従え」の言葉そのままに臨む間瀬沖だ。
いきなりビッグヒット!?
8時前にスタート。「一度棚を取ったらオモリが底に着かない限り触らない」釣法も相まって、両舳先のスロジギ組以外は音無しの構えで竿先を注視する。
開始5分、右舳先の佐藤氏、2番のアルファタックルスタッフ相川君とジギングとエサにほぼ同時ヒット。程なく自身のカイザーTにも派手なアタリ!
「いきなり喰ったかな!?」小林船長の弾んだ声が船上に響くが…内心「そんなに上手い事行かないんじゃあ…」と疑心暗鬼。それでも上層迄断続的な突っ込みにほのかな期待も。
巻上を終えて覗き込む海面下には白っぽい魚影。2.3kgのタラに、一文字違いだと苦笑い。
ジグの佐藤氏は小アラ、相川君は釣歴初の4.5kgマダラに破顔一笑。

開始間もなく、ミヨシのジギング、2番はエサで狙う相川君にダブルヒット
ヨタ波で急転直下
2流し目はノーヒットで船を回した8時45分。着底直後のアタリはまたも相川君。続いて左舷側二人もロッドを曲げる。カメラ片手に見守る最中、自身の置き竿にも叩き付ける様なアタリ!
釣座に戻ってロッドを手に取り、一呼吸置いてスーッと聞く様にアワセをくれればギュン!と持ち込む確かな重量感。先のマダラより確実に強く、鋭い抵抗に「今度はホンモノ」と確信のスイッチON。

強く鋭い引きに本命確信・・・だったが・・・
途中幾度もの突っ込みをいなして残り50m、ここで冒頭のアクシデントでよもやのポロリ。回収した仕掛のイワシエサは無傷。上鈎のワームへのアプローチは何としても獲りたかった一尾だけに重ね重ね残念! 左舷では小アラ、相川君が2尾目のタラを取り込む中、日に一度有るか無いかのチャンスを逸した精神的ダメージは計り知れない。
9時に佐藤氏がジグで当日最大6.5kgのマダラ、その後船中35~36cmの小アラ、ヤナギノマイ、小型マゾイなどがポツポツ。煮え切らないアタリでイワシを齧っていくのはジグに結構反応していたスルメイカや船中2尾が上がったマフグの仕業か。

佐藤氏がジグで釣ったのはマダラでは当日最大サイズとなる6.5kg

ゾイとヤナギノマイ

イワシをかじるイタズラは、マフグの仕業か
天は我を見捨てず
5流し目の9時20分、ジグからエサに切り替えた佐藤氏がいきなり2kgの大本命をキャッチし羨望の眼差しを浴びる。続く流しも複数の小アラが浮上、まだチャンスは有ると気合を入れる。
ここで下鈎に配したマシュマロボールを夜光から同地で高実績の夜光イエローに交換。合図と共に投入すれば。またも相川君に着底直後のアタリ、次はこっちにアタるぞと身構えた直後、竿先に「クンクン!」と前アタリ。すかさず手に取り送り込み、第2信を待ってリフトアップした瞬間。
「ギュギュギューン!!」一気にカイザーTをなぎ倒す強信が襲う。獲り損なった魚よりも確実に大きい。正に千載一遇、意地で引き寄せたワンチャンス。絶対に逃してはならじとグッと腰を入れ、スタンディングでのヤリトリ開始。不規則な突っ込みとウネリに細心の注意を払いつつ巻き上げる200mの何と長い事か。暫しの後、海面下に揺らめいたのは紛う事なき金茶色。最後にブクブクと泡を噴き出し、海面に横たわった62cm、3.5kgの雄アラの口元には思惑通りの下鈎がガッチリ。に拳を天に突き上げて勝利宣言。玉網を差してくれた小林船長とガッチリ握手、互いに安堵の笑顔を交す。

精悍な顔つきの雄アラ、62cm 3.5kg

相川君にも本命。アラのダブルヒット
一頻り撮影の後に大きく移動、11時より新釣物の試釣。同地では「誰も狙った事が無い」という中深海ターゲットが群れる海底映像撮影に立ち会った小林船長の初挑戦に期待満々で臨むも底潮ビタ止りでノーアプローチ。次の機会に期待して今回は1時間程で撤収する。
今後も期待充分
アラ場に戻り第2ラウンド開始も、個人的にはセミリタイアのお気楽モード。船中小アラ、ウスメバル、ヤナギノマイ、40cm近いムシガレイなどが飽きない程度に喰い続く。12時半過ぎには1~1,3kgのマゾイがパタパタッと上がり、自身も40cm・1kgで土産を追加。
終盤には大サバの横槍もあったが、納竿の15時半までに船中3.5kg最大にアラ23尾、kg級マゾイ4尾、マダラ6.5~2.3kg6尾を筆頭にオキメバル、ムシガレイ、ホッケ他で7名全員何かしらの土産を確保。

フィールドスタッフ・互氏の良型マゾイ

アルファタックルモニターの川添氏。これも良いマゾイ。
次回の課題となった試釣含め、来夏の再会を約して間瀬漁港を後にした。
シーズン真っただ中の間瀬沖アラは期待充分。この秋、チャレンジしてみては如何か。
因みに1週間熟成のアラは特筆に値する美味だった事を付記しておきたい。
ディープマスターのワンポイント
間瀬沖アラに細めの冷凍イワシが「イチバン」の理由とは
光海丸で最も実績の高いエサは乗船前にワンパック¥400で購入できる冷凍マイワシ。アタリが少なければ4パック、高活性時は5パック持参が船長のお勧めだ。
因みにこのイワシはやや細身で全長は16~18cm程度。ビッグなアラを狙うのだから、食用に販売されている丸々太った大羽イワシなら更にアピールが強く有効では?…と思いがちだが、小林船長は「大羽イワシじゃ喰いませんよ」と事も無げに言う。
水族館や研究者の依頼で採集も引き受ける事もある小林船長はアラ場で漁獲されるニギス(下の画像)がアラのメインベイトだからでは、と考えていると言う。
かつてニギスの生体を採捕して欲しい旨の依頼が有りアラ場でサビキ仕掛けを下した際は、ハリ掛りした魚は尽く奪い喰われたのだとか。
ニギスのサイズ感とシルエットが近い細めのマイワシが間瀬沖のアラには「マッチ・ザ・ベイト」なのだろう。ならばニギスを使えば…と思えるが、底曳網で採捕した物を入手する事は可能だが、鮮度が良くてもマイワシよりも口周りが脆くホタ17号のハリ掛けとエサ持ち面に難がありNGなのだとか。
間瀬沖アラには「ビッグベイト・ビッグフィッシュ」のセオリーすらも当てはまらない様だ。
【ディープマスター タックルデータ】
ロッド: アルファタックル MPG ディープインパクト カイザーT
(製品名をクリックすると製品ページを見れます)
※カイザーTのロッドエンドに装着し使用
リール:電動3000番
ライン:ゴーセン ダイバーX8 5号
仕掛:
深海バケ:藤井商会 フジッシャー毛鈎ホタ18号
集魚ギミック
集魚灯:ルミカ 輝泡グリーン
バッテリー:ハピソンリチウムイオンバッテリーYQ-100
船宿紹介

光海丸 新潟間瀬港
℡ 080-2291-5477

小林聡船長
【詳細】
「沖五目」
乗合…1名 ¥15,000
仕立…平日¥170,000・土日祭¥180,000(12名まで可能)
氷(一袋6㎏¥600)とイワシ(一袋¥400)は乗船前に購入。
ホタルイカ1パック、サバ1尾はサービス。
交通/関越道~北陸道「巻潟東」IC~間瀬港へ。