レポート:フィールドスタッフ 川添法臣

こんにちは、フィールドスタッフの川添法臣(かわぞえ・のりおみ)です。

マイミク(死語)の釣り仲間から「今年は久々に夜アナゴ、いけるみたいですよ」との情報を入手。さっそく連れ立って川崎へ向かいました。

のんびり風流に楽しむ、オトナの夜遊びを思い描いていたのですが……

2026年初釣行となった夜アナゴ釣りをレポートします!

今回持ち込んだのはアルファソニック別誂きす165H

節目まで再現した枯れ竹色のブランクスに、漆の削り出し調コスメをまとった和竿風の渋い佇まい。そこに実戦的な「高感度CTSチタントップ」「チタンフレームKガイド」「TVSリールシート」を搭載した、まさにネオ・クラシックという概念をカタチにしたような、スピニングリール仕様のシロギス竿です。

2026年新作の専用竿アナゴFT120MHは勿論お薦めですが、これからの季節に増える「午後キス&夜アナゴリレー」の乗合なら、アルファソニック別誂きす165H1本で対応可能です。

アナゴ釣りには、船下を錘でトントン叩いて誘う「小突きの釣り」と、潮先へ投げてさびきながらアタリを出す「キャストの釣り」がありますね。

「別誂きす」は、そのどちらもこなせる点が心強い。

シロギス釣りではテンビン仕掛けにも胴突き仕掛けにも適合する、まさに何でもござれのパワースピニングロッドです。実は、チョイ投げで寄せて掛ける湾フグのカットウ釣りにも好適でした。

──さて、この日の釣り。

17時30分に解纜し、30分ほどで遠くにアクアブリッジを望む釣り場へ到着。

アンカーを打って釣りを開始するも、日没まではアタリなし。アタってもすぐにバレるという、精神的にはエンスト寸前のスタートでした。

そこで船下の釣りに見切りをつけ、潮先へキャスト。高めに構えた竿先を細かく煽り、錘が海底をスキップするようなイメージの誘いに変えた途端“ココッ!”という魚信。

魚が遠いぶん強めにアワせると、ベリーに乗る確かな重み。グリグリと巻き上げると、ちょうど食べ頃サイズのアナゴが姿を見せました。

ここからは、投げてボトムバンプで誘う釣りがお気に召したのか、はたまた単にアナゴが濃いエリアに差し掛かったのか、1キャスト1ヒットの好展開。

旧友との会話も、オトナの余裕も、風雅もどこへやら。

ただ黙々と釣り続け、魚桶はみるみる満たされていきました。

この“投げて、海底に着いた錘をピョンピョンと細かく跳ねさせながら手前に引いてくる釣り”は、アルファソニック別誂きす165Hが得意とするアクションです。

胴突き仕掛けを使ったシロギス釣りでも、スピーディーに広範囲を探りながらリズミカルに釣果を重ねる釣りを実現します。さらに、テンポ良くエサを付け替えるサイクルを作ることで、常にフレッシュなエサで対象魚にアピールできる好循環を生むことも特筆です。

久々に良い雰囲気で幕を開けた、東京湾の夜アナゴ釣り。

お求めやすく、扱いやすいアルファタックルの釣具で、ぜひたくさん釣って、旬の美味しさをたっぷりお楽しみください!

▼タックルデータ

竿:アルファソニック別誂きす165H

リール:3000番台スピニングリール

道糸:PE 0.6号

先糸:エステル4号1.5m

オモリ:25号

仕掛け:ハリス6号5cm & 3cm/ウナギ鈎11号

(船宿仕掛け ハリス4号/キツネ鈎9号)

▼船宿:川崎 つり幸

レポート:フィールドモニター 川添法臣

こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ・のりおみ)です。

9月に入っても残暑は厳しいですが、朝夕にはどこか秋の気配が漂う今日この頃。そんな中、金沢八景から癒しのターゲット・カサゴ釣りに出かけてきました。今回もお気に入りのニュータックルが大活躍してくれたので、その模様をレポートします!

今回の相棒はアルファソニック LG73 190M(左)とアルファソニック別誂きす165H(右)。

デビューから5年、数々の魚種を仕留めてきたメタルトップ搭載の万能竿「LG73」。そして和竿風の渋い外観に、チタンソリッドティップやチタンフレームガイドなど最新技術を盛り込んだ「別誂きす」。

普段なら「LG73」とその兄弟竿「LG82」の2本で挑むカサゴ釣りですが、今回はあえて「別誂きす」のポテンシャルを確かめるべくスピニングタックルを投入。その結果は、想像以上の働きぶりでした。

アルファソニック LG73 190Mはチタントップがオモリの着底や魚信をしっかりと“見せて”くれる一本。竿先をゆっくり持ち上げて聞きアワセれば、自然とハリ掛かりしてくれる頼れる横綱格です。

ここで取り出したのが画像のアルファソニック別誂きす165H。新修丸さん特製の船宿仕掛けは、一般的なカサゴ仕掛けより長いハリス(40cm)のマニアック仕様。そこで、オモリが着底したら一度竿先を上げてから、ゆっくり底を取り直し、さらに3cmほど底を切ってエサが障害物の隙間にふわりと入り込むイメージを演出したところ、これがビンゴ。

シロギスの胴突き仕掛け(厳密に言うとそのハリス)を船下で踊らせるのと全く同じ作法で、海底の岩陰に潜むカサゴを丁寧に攻略することが出来ました。オモリを底に置かないことで根掛かりを防ぎつつ、アタリの明確さもキープ。アタリが出た瞬間に即アワセするか、食い込みを待って聞きアワセるか──その判断を支えてくれるのも、チタントップの反応の早さと表現力ならでは。

かくしてこの日の釣果は、暑さを避けたショート便、しかも取材の合間の釣りにも関わらず、最大26cmを頭に49匹! 東京湾のカサゴのポテンシャルと、新旧2本のアルファソニックが釣りのイメージを形にしてくれたおかげで、大満足の癒し釣行となりました。

気軽に楽しめる一方で、やり込むほど奥深い東京湾の小物釣り。アルファタックルの幅広いラインナップから、自分に合った一振りを見つけて、ぜひこの釣趣と秋の味覚をお楽しみください!

▼タックルデータ

竿:アルファソニック別誂きす165H

リール:4000番台スピニングリール

道糸:PE 1.2号

竿:アルファソニック LG73 190M

リール:小型両軸リール

道糸:PE1.5号

仕掛け:船宿仕掛け(胴突き2本針/ハリス2号/全長110cm)

オモリ:20号

▼船宿:新修丸 (神奈川県横浜市 金沢八景)

レポート:フィールドモニター 川添法臣

こんにちは、フィールドモニターの川添法臣(かわぞえ・のりおみ)です。

2025年・秋の新作タックルが発表されたばかりですが、今回は春のニュータックルの中でもひときわ存在感を放っていた一本「アルファソニック 別誂(べっちょう)きす」で、真夏の東京湾シロギスを楽しんで来ました。そのインプレッションをお届けします。

今回ご紹介するのはアルファソニック別誂きす165H

近代的な「高感度CTSチタントップ」と「チタンフレームKガイド」「TVSリールシート」を搭載しながらも、節目まで再現した枯れ竹色のブランクに、漆の削り出し調コスメをまとった渋い和竿風の佇まい。

これまで休日のお気楽釣行で愛用してきた和竿と並べてみると、その擬態ぶりに思わず笑みがこぼれるほどです。

展示会で初めて現物を触ったときには正直「竿先がちょっと柔らかいのでは…?」という印象を受けていた「別誂きす」ですが、実際ガイドに糸を通して釣りをしてみると、穂先からベリーへ向けての力の分散が心地よく、見た目より遙かに強いバットがそれを受け止める形で、お店で振ったり天井に当てただけでは解らない絶妙の調子であることに気付かされます。

テンビン仕掛けでの繊細な小突きはもちろん、15号前後のオモリを使った胴突き仕掛けでリズミカルにボトムをパンピングする際も好感触。極端な先調子のチタントップより格段に扱いやすく、竿先自体もこの調子によって金属疲労から護られているんだろうな、とお察しいたしました。

特徴的な「TVSリールシート」は、往年の小突き釣り愛好家が好む「ペンシル持ち」はもちろん、

ズル引きなどで微細なアタリを逃さない手のひらにリールフットを載せる「ブランデーグラス持ち」(※個人的な呼び名です)や、

リズミカルに仕掛けを跳ね上げてフォールで誘う「渓流竿持ち」(※これも個人的呼称です)にも自然にフィット。

しっかり握れる安心感と、手のひらに吸い付くような馴染みやすさは、実際に持てばすぐに分かっていただけるはずです。

英語に「ヘリテイジ(heritage)」という言葉があります。直訳すれば「伝統」「継承」なのですが、その奥には「品格」や「温もり」といった趣きが宿っています。

「別誂」という響きから私が受けたのは、まさにその“ヘリテイジ”な風情。同じ温故知新でも、業績を誇る「レガシー(legacy)」とは異なり、江戸前調子へのリスペクトが漂う古典への回帰──カセットテープやアナログ盤に安らぎを感じる今の時代にこそ手に取って欲しい、最先端でありながら情緒を忘れない、唯一無二の一振りでした。

▼タックルデータ

竿:アルファソニック別誂きす165H

リール:3000番台スピニングリール

道糸:PE 0.8号

オモリ:15号

仕掛け:船宿仕掛け(胴突き/ハリス1号/全長85cm)

▼船宿:長崎屋 (神奈川県横浜市 本牧)