| 7)おいしい魚を釣ろう |
本当にうまい魚を食べられるのは釣人だけだ、と誰かが言っていましたが最近本当だと感じます。 チェーンの居酒屋や回転寿司では養殖や海外輸入の魚を食べる事が普通の事となりつつあります。回転寿司でエンガワを注文しながら、ヒラメのエンガワよりかなり脂が乗っているな、と感じたことはありませんか?また真鯛の味が自分で釣った真鯛と全然違うのにビックリした経験を持つのは私だけではないでしょう。釣りたてのヤリイカを食べて今まで食べたイカは何だったんだろう、と思ったことはありませんか?これからはもっとそれを感じる事が多くなると思います。 八丈島のパパ大津留さんがSALTY5月号にメジナのことを書いていました。八丈に多い尾長メジナの食味が絶品であると。八丈ではメジナは養殖の鯛やハマチよりはるかに高い値段で取引され、エースと呼ばれるほどおいしい食味で知られている事を語っていました。アオダイやオナガダイは高級魚として東京へ直送されてしまい、島ではなかなか手に入りにくく、釣人が知っているうまい魚と言えますが、先日都内の寿司屋さんで天然鯛として売っていました。うまいと評判でしたが釣りをしないお客さんからすれば、アオダイでは食べてくれないとの寿司屋さんの御主人の考えと理解しました。 わが家庭では普段から魚の旬や養殖の多い魚種などについて話していますので、愛妻はさすがに魚屋さんやスーパーで養殖か天然か、旬の味なのかそうでないのか詳しく聞くようになったそうです。もちろん養殖がすべて味が悪いわけではなく、買おうとしている夕食のおかずがどういうものか納得して買おうとする習慣が備わったと言っています。旬の味が値段に関わらずおいしかったり、比較的高い魚が旬でない為にイマイチであったり、だんだんに魚のことが分かってくるとも言っていました。そんな中で魚屋さんと仲良くなったりしてきたようですが、最近気になることは自営の魚屋さんが少なくなった事のようです。今年はまだヤリイカ釣りに行っていませんが、そろそろ旬のイカが食べたいと家族に横目で見られています。 日本の近海漁業も安定した水揚げを確保する為に、養殖漁業が増えています。技術を駆使した安全でおいしい養殖の魚の流通を祈るばかりですが、我々は釣師です。せいぜい家族に天然で旬のおいしい魚やイカを食べさせてやろうではありませんか。そして楽しく1日を過ごし、おいしい魚を家族で食べるだけ持ち帰る習慣も持つようにしたいものです。 |
(次号に続く) |
| この話に対する皆様の御意見を頂戴したいと思います。御意見を頂戴した後、機会を見て船釣りの将来にプラスになるような新しい企画・記事にしたいと思います。 |