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01年の「ディープインパクト」提案から7年。アルファタックルが満を持して放つ、「ディープマスター」テル岡本渾身の逸本が「ディープオデッセイ」。ディープインパクトよりも更に細いマンドレルに超厚巻き形成した、超MPG ULDPブランクシステムブランクを採用。ディープインパクトを超える「インパクト」を生み出した、超究極深海ロッド。従来モデルが基本アクションは同じで、パワー(錘負荷)のみが異なったのに対し、ディープオデッセイはモデルにより異なるアクションを設定。 キンメダイをメインターゲットに据えた「モデルG」。深海竿は先調子、が大前提だが、敢えてそれを無視。テル岡本のユニークな視点からニューアクションを提案した。太く、ストレートなトップセクションと、やや胴調子とも言えるボディー。バットパワーは充分だが、従来深海竿の感覚から逸脱したトータルテーパー設定は、従来深海竿に慣れた目には、一種異様と映るだろう。そんな「モデルG」をテル岡本はこう語る。「反応を直撃し、着底と同時、時にはそれ以前にアタリが出てしまうキンメ釣りでは、アタリで魚種を判断する楽しみは少ないと言える。ならば、アタリをより大きく、明確に“魅せる”ロッドにした方が楽しいのではないか。そして、口周りが脆く、鈎から外れると泳ぎ去るこの魚をより確実に取り込むためには、巻上時にはスムーズに胴に乗り、ウネリを吸収するアクションが不可欠である。」ストレートなトップセクション全体が大きなムーブを見せる事で、アタリは増幅される。胴に乗る事でウネリや暴れによる口切れを抑え込む。「とは言え、捨て錘式の釣場では捨て糸を切るバットパワーが要求される。当然この点は踏まえ、充分なバットパワーを有している。」しかし、現実には仕掛着底時直後に100%アタリが出る訳ではない。「着底直後に喰わなければ、底叩きのムーブは不可欠となる。この点のみを捉えると、従来先調子に分があるのは否めない。しかし、ここが釣師としての真価が問われるポイント。底ダチの設定や、底の取り直し、ウネリを見極めたロッド仰角の調整など、テクニックを駆使して喰わせる事で更にディープな楽しみが生まれる。」ライトアコウダイやマダラでは、派手なアタリが快感となろう。逆に微細なアタリのキンキなら、アタリが増幅され、より的確な仕掛操作が可能となる。これに対し、究極の深海ターゲット、ベニアコウをメインに据えた「モデルR」は従来モデル以上の先調子を設定。 600号錘を使用する南房地区も含め、1,000m下の仕掛を踊らせるアクション。本命のみならず、アナゴや小型ソコダラの悪戯までもキャッチする、研ぎ澄まされたトップ。跳ね上がらず、巨大アブラボウズのパワーと重量にもへこたれない、しなやかさとバットパワー。専用ロッドに相応しい機能を獲得した。再びテル岡本の言葉を借りよう。「従来Uアクションでベニアコウ釣りは充分可能。しかし、だからこそモデルRは、Uを凌駕すべく、この釣りをとことん楽しむための「それ以上」を探求した。東京タワー3本積み重ねた天辺から仕掛を放り込んで、アタリを取る。正に想像を絶する釣り。千尋の底から伝わるシグナルを竿先が明確に表現する事で、アタリの主が何の魚か、いま何尾仕掛に掛っているのか。ここまで知らしめる事が可能である事を追求した。」ソコダラ大1尾、ソコダラ小2尾、アナゴ1尾で計4尾。07年10月、神奈川県真鶴沖1,000mで行ったプロトタイプ試釣時。船長から巻上の合図を受けた岡本はそう告げた。半信半疑の船長と同乗者は、40分後に海面に浮かんだ魚を見て仰天する。8sのクロダラ、3s級のイバラヒゲ×2、イラコアナゴの計4尾。岡本の予告通りの魚が連なっていた。 決して誇張やフィクションではない。ディープオデッセイの真骨頂は手にした者のみが体感できる、ディープマスターの領域。 |
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